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令和6年度 総務企画委員会

 第4回委員会 (9月9日)
出席委員 櫻井茂委員長、鈴木康仁副委員長、菱沼和幸委員、池田正文委員、谷田川泰委員、飯村一夫委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長公室】
市長公室長(門脇孝)、市長公室次長(今橋輝雄)、市長公室政策調整監(栗山英範)、市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(井坂隆史)、秘書広聴課長(大久保和夫)、人口創出課長(小沼努)、秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長(太田貴之)
【総務部】
総務部長(武石誠)、総務部次長兼DX推進担当(細谷和彦)、法令遵守統括官兼危機管理担当(桑原充)、総務課長兼DX推進担当(大山美徳)、防災危機管理課長(小川崇晴)、契約検査課長(海東竜彦)、情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史)、総務課副参事行政担当(渡辺聡)
【財務部】
財務部長(佐谷戸美紀)、財務部次長(武川俊郎)、財政課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(関努)、ふるさと納税・財産活用課長(峯宜久)、税務課長(野村栄貴)、収納対策課長(稲葉孝)
【会計課】
理事兼会計管理者(吉澤房江)、会計課長(鈴木俊彦)
【消防本部】
消防長(鈴木淳司)、消防次長(天野正道)、総務課長(須ア隆史)、警防課長(内田圭一)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)

櫻井委員長)
ただいまから総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の審査に当たり、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、市長公室所管、総務部所管、財務部所管、会計課所管の順でお願いをいたします。

秘書広聴課長)私からは、議案第90号令和6年度一般会計補正予算(第3号)のうち、市長公室秘書広聴課の所管分についてご説明申し上げます。補正予算書の28、29ページをご覧ください。
 下段の表、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、説明欄の秘書事務費1万7,000円及びその下の段、市民相談経費4,000円でございますが、郵便料の改定のため、増額補正をするものでございます。
 説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、秘書広聴課わがまち発信室所管の予算につきましてご説明申し上げます。補正予算書の28、29ページをご覧ください。
 表の中段、款2総務費、項1総務管理費、目2文書広報費の説明欄、広報活動経費6万円でございますが、10月からの郵便料金改定に伴いまして、郵便料金に不足額が生じることが判明したため、増額補正をさせていただくものでございます。
 以上が、秘書広聴課わがまち発信室所管の補正予算となります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、政策企画課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、歳入予算の補正でございます。補正予算書の26、27ページをご覧願います。款21諸収入、項5雑入、目5雑入の雇用保険被保険者掛金2万9,000円のうち、政策企画課分として6,000円の増額でございます。詳細は歳出予算においてご説明させていただきますが、会計年度任用職員に係る雇用保険の被保険者掛金を計上するものでございます。
 続きまして、歳出予算の補正でございます。28、29ページをご覧願います。上から2段目の欄にございます、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の職員等人件費の職員共済組合納付金6万5,000円及び社会保険料11万円。併せまして、3つ下の欄にございます、目6企画費における企画事務費の一般事務補助員報酬87万9,000円、期末手当5万4,000円、勤勉手当6万1,000円、費用弁償4万3,000円でございます。こちらは、政策企画課所属職員の特別休暇取得に伴いまして、令和6年10月から新たに会計年度任用職員を雇用するための経費を計上するものでございます。
 また、同じく企画事務費における郵便料1万2,000円。総合計画管理経費における郵便料16万6,000円。公共施設等総合管理計画推進事業における郵便料7,000円。経営戦略推進事業における郵便料2,000円につきましては、10月からの郵便料の改定に伴いまして不足が見込まれることから、増額するものでございます。
 以上が、政策企画課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

人口創出課長)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、人口創出課所管分についてご説明を申し上げます。
 主な内訳は、郵便料と、会計年度任用職員の職員手当等の増額となっております。補正予算書28、29ページをお開き願います。
 下段、款2総務費、項1総務管理費、目6企画費、11役務費23万6,000円のうち、右側の説明欄、通勤・通学支援事業4万9,000円につきましては、10月より郵便料の値上げが予定されており、郵便料が不足することが見込まれるため、増額補正するものでございます。
 次に、30、31ページをお開き願います。下段の款2総務費、項5統計調査費、目2諸統計調査費、右側の説明欄、農林業センサス調査費の24万3,000円の増につきましては、統計調査に係る会計年度任用職員の人件費と、10月から予定されている郵便料の値上げのため、増額補正をするものでございます。
 人口創出課からは以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

総務課長兼DX推進担当)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、総務課人事担当の補正予算に係る職員の人件費につきましてご説明申し上げます。
 職員人件費の当初予算につきましては、令和6年1月1日現在に在籍している職員の給与などをベースに算出いたしまして、計上してございます。
 今回の職員人件費の補正につきましては、令和6年4月1日の人事異動に伴いまして、会計間及び予算科目の職員手当の補正が主なものでございまして、議会費から教育費までの職員の人件費に係る総額を、補正予算書44、45ページに給与費明細書として記載してございますので、そちらでご説明させていただきます。
 補正予算書44、45ページをご覧ください。給与費明細書の下段の表でございます。2.一般職の表中の左端、区分欄に、補正後、補正前、比較とございますが、比較の欄でご説明させていただきます。
 まず、補正額でございますが、給与費といたしまして、報酬及び職員手当を合わせまして、801万6,000円の増額。共済費が228万5,000円の増額。合計では1,030万1,000円の増額となるものでございます。
 内訳といたしまして、まず報酬の401万8,000円の増額でございますが、主なものといたしましては、産休代替等による、会計年度任用職員を任用するため、増額となるものでございます。
 次に、職員手当399万8,000円の増額の内訳でございますが、次のページの表の職員手当の内訳のとおりでございます。
 44、45ページにお戻りいただきまして、次に、共済費の228万5,000円の増額でございますが、会計間及び予算科目の職員手当の増額に伴いまして、不足となる分を見込んだものでございます。
 以上が、総務課人事担当に係る部分の補正予算の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

総務課副参事行政担当)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、総務課行政担当に係る部分につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書30、31ページをご覧願います。中段になりますが、款2総務費、項4選挙費、目3諸選挙費の市長選挙費でございます。こちらは令和6年4月21日に執行いたしました、石岡市長選挙の執行経費でございます。
 内容でございますが、実績に合わせまして減額するものでございます。時間外勤務手当につきましては500万円。選挙運動用自動車使用等公費負担金225万4,000円。選挙運動用ポスター作成公費負担金69万4,000円。選挙運動用通常ハガキ公費負担金257万6,000円。選挙運動用ビラ作成公費負担金49万5,000円を減額するものでございます。これらを合計しますと、市長選挙費全体としまして、1,101万9,000円を減額するものでございます。
 以上が、総務課行政担当に係る部分の補正予算の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

情報政策課長兼DX推進担当)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、情報政策課所管の予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、補正予算書4ページをご覧ください。第2表債務負担行為補正の変更の表でございます。この項目につきましては、入札により事業費が確定しましたので、限度額を減額させていただくものでございます。情報政策課所管の予算は1段目と3段目の2事項でございます。
 それでは、1段目からご説明申し上げます。翌年度以降の債務負担行為限度額につきましては、ペーパーレス会議システム更新・運用業務委託料が、補正前の限度額942万1,000円が713万8,000円となり、この予算を議会事務局と当課が折半しているため、当課分だけになりますと、474万3,000円を361万4,000円に変更させていただくものでございます。
 続きまして、3段目をご説明申し上げます。中間サーバ接続端末機器借上料が、補正前の限度額144万6,000円を102万1,000円に変更させていただくものでございます。この補正に関しましては、後ほど歳出においてもご説明させていただきます。
 続きまして、歳出でございますが、補正予算書の28、29ページをご覧ください。表の下段、款2総務費、項1総務管理費、目9電算費の右側の説明欄をご覧ください。電算業務経費につきましては、節13備品借上料8万5,000円の減額。節13システム使用料43万1,000円の減額。全ての補正を合わせまして、51万6,000円を減額補正させていただくものでございます。事業費確定に伴う減額で、この中の備品借上料が先ほどの債務負担行為、変更、中間サーバ接続端末機器借上料の要因となってございます。
 次に、システム導入推進経費につきましては、節12電算業務委託料333万2,000円の減額を計上させていただいております。こちらも事業費確定に伴う減額で、この中の電算業務委託料の一部が、先ほどの債務負担行為、変更、ペーパーレス会議システム更新・運用業務委託料の要因となってございます。
 以上が、情報政策課所管の補正予算となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

財政課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、財政課所管の補正予算につきまして、ご説明いたします。
 補正予算書の5ページをお開き願います。第3表の地方債補正でございます。変更の表の最後にございます、臨時財政対策債でございます。
 臨時財政対策債でございますが、限度額を7,550万円から140万円増額し、7,690万円とするものでございます。こちらにつきましては、国から交付されます普通交付税の額の確定に伴いまして、臨時財政対策債の額が示されたことによるものでございます。
 続きまして、補正予算書26ページ、27ページをお開き願います。歳入でございます。中段にございます款20繰越金、項1繰越金、目1繰越金の繰越金9,576万6,000円の増額でございます。
 第3号の補正予算の財源となります歳入でございますが、国庫支出金、県支出金、繰入金、諸収入、市債が増となりますが、不足分を一般財源で対応いたします。この財源といたしまして、繰越金により財源調整を行うものでございます。
 続きまして、一番下の段になります。款22市債、項1市債、目6臨時財政対策債の臨時財政対策債140万円の増額でございます。こちらは、先ほど第3表地方債補正でご説明いたしましたとおり、普通交付税の額の確定に伴いまして、140万円を増額するものでございます。
 以上が、財政課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

ふるさと納税・財産活用課長)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、財務部ふるさと納税・財産活用課所管分についてご説明申し上げます。
 歳出予算の補正でございます。補正予算書28、29ページをご覧いただければと思います。上から2段目にございます、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費のふるさと応援寄附経費のシステム使用料19万9,000円の増額補正でございます。こちらは、ふるさと納税の寄附金控除申請におけるオンラインでのワンストップ特例申請を行うための、自治体マイページという機能を使用するためのシステム使用料でございます。
 これまで無償で提供されていましたサービスでございますが、本年10月より有償サービスに切り替わることから、新たに補正予算を計上させていただくものでございます。
 内訳でございますが、基本使用料、月額2万円の6か月分に、消費税を加えました13万2,000円と、オンラインワンストップ特例申請受付1件当たりの単価150円に、これまでの実績値を想定件数とした406件を乗じた額に、消費税を加えました6万6,990円の合計額を計上させていただいたものでございます。
 以上が、ふるさと納税・財産活用課所管の議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

税務課長)私からは、議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち、税務課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書30、31ページをご覧ください。1段目、款2総務費、項2徴税費、目2賦課徴収費の右側の説明欄、市県民税賦課事務費の郵便料72万3,000円でございます。
 郵便料金が令和6年10月1日より値上げ改正されることにより、10月以降に発送を予定しています、転勤や退職等に伴う特別徴収税額通知書や住民税申告書などの送付に伴う郵便料に不足が見込まれることから、増額するものでございます。
 以上が、税務課所管の補正予算の説明でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

会計課長)私からは、会計課が所管いたします予算の説明をさせていただきます。
 補正予算書28、29ページをご覧いただきたいと思います。該当箇所につきましては、下段にあります、款2総務費、項1総務管理費、目4会計管理費、説明欄の出納事務費18万7,000円でございまして、内訳は郵便料となってございます。
 内容につきましては、会計課が発送いたします源泉徴収票等の件数、こちらが当初より増加する見込みでございます。それに加えまして、令和6年10月からの郵便料改定に伴いまして、当初予算額から不足が見込まれております。その分の郵便料18万7,000円を増額補正させていただくこととなってございます。
 私からの説明は以上でございます。よろしくご審議いただきますようお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)補正予算について、何点かお尋ねをしたいと思います。
 まず4ページ。ちょっと確認ですけども、先ほどペーパーレス会議システム更新・運用業務委託料、それから中間サーバ接続端末機器借上料ということで減額されてるわけですけど、ちょっと確認ですけど、これは入札差金での変更なのか、お尋ねしたいと思います。

情報政策課長兼DX推進担当)ペーパーレス会議システムのほうにつきましては、一般競争入札でございます。
 中間サーバのほうにつきましても、こちらのほうにつきましては随意契約のほうになってございます。
 以上でございます。

菱沼委員)そうしますと、一般競争と随意契約ということでありますけども、あくまでも入札差金でいいんですよね。

情報政策課長兼DX推進担当)お答えいたします。
 委員ご指摘のとおりでございます。

菱沼委員)続きまして、29ページのふるさと応援寄附経費19万9,000円ということで、先ほどご説明ございました。そういう中で、今までは無償で約半年間利用できたということでありますけども、10月からマイページってことで、オンライン化するってことで、19万9,000円が使用料として発生するという状況ですけど、今まで無償だったってのはどういう理由で無償だったのか。また、10月から有料になるということは、どのような契約でそういうふうになってるのか、お尋ねしたいと思います。

ふるさと納税・財産活用課長)お答えいたします。
 これまではトライアル期間、試行期間といたしまして、無償で利用することができていたものでございます。この利用状況を鑑みまして、自治体として必要であれば有料ということで、そういう契約というか、お話になってましたので、今年度ですね、改めて有料というお話をいただきまして、今までの利用状況等を鑑みまして正式に利用することと判断したものでございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、当市としてのメリットとしてはどうでしょうか。お尋ねしたいと思います。

ふるさと納税・財産活用課長)お答えいたします。
 このシステムですが、寄附される方の利便性を向上させることですね、こちらを目的としてございます。
 石岡市を寄附先として選んでいただける可能性を高めることができるため、システムとして使用することが必要なものということで認識してございます。また、このシステムですが、利用自治体も多くございまして、全自治体の66.8パーセントが利用されてるシステムということでございます。
 以上のことから、寄附される方の利便性が向上するものということで、石岡市に対してもメリットのあるものと思っております。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そういう中で、しっかり19万9,000円をかけて利便性を向上できるように、しっかりと担当としてよろしくお願いしたいと思います。
 また、実績も来年にある程度、3月の段階で分かると思いますけども、しっかりとその分の報告をいただきたいなと思います。
 それから明年ですね、令和7年の部分において、今回システム使用料を計上していくわけですけども、来年の部分においては1年間という部分での費用が発生するのか、そこら辺をちょっとお尋ねしたいと思います。

ふるさと納税・財産活用課長)お答えいたします。
 今年度10月からということで有料になる予定でございますが、来年度は年度当初から1年間ということで、契約のほうをまた再度する予定でございます。
 以上でございます。

菱沼委員)了解しました。
 最後にですね、31ページの市長選挙費ということで、ここに時間外勤務手当ということで今回500万が減額されるわけですけども、そういう中で明確に500万円っていう部分で端数がないのか。ちょっと明確に500万という数字で割り切れているのか実際どうなのか、お尋ねしたいと思います。

総務課副参事行政担当)市長選挙費の時間外手当の減額500万円でございますが、こちらは予算額と執行額の間で予算を取りまして計上したものでございますので、時間外手当の一人一人の積み上げの合計額とは異なる数字でございます。

菱沼委員)そうすると、おおよそっていう状況でしょうか。お尋ねしたいと思います。

総務課副参事行政担当)お答えいたします。
 時間外勤務手当につきましては、補正前の執行残額のうち、残額が518万9,412円になりまして、補正予算としましては500万円の補正減で計上しているところでございます。
 以上です。

菱沼委員)了解しました。以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第90号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第3号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第112号茨城租税債権管理機構規約の一部変更に関する協議についてを議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

収納対策課長)私から、議案第112号茨城租税債権管理機構規約の一部変更に関する協議につきまして、ご説明申し上げます。
 提案理由といたしましては、森林環境税及び森林環境譲与税に関する法律の施行により、森林環境税は令和6年度から、個人住民税均等割の賦課徴収と併せて1人年額1,000円を市町村が賦課徴収することになったことに伴い、茨城租税債権管理機構規約の一部を変更することについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 規約の一部変更につきましては、令和6年度から、国税である森林環境税を市町村が個人住民税と併せて賦課徴収することから、茨城租税債権管理機構の共同処理する事務に、森林環境税の滞納処分等を加えるため、第3条第1項のうち、「地方税に係る」を「地方税及び国税に係る」に改めまして、令和7年4月1日から施行するものでございます。
 申し訳ございません。先ほど第3条第1号というところの説明を誤ってしまいました。第3条第1号に訂正させていただきます。
 説明につきましては以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第112号茨城租税債権管理機構規約の一部変更に関する協議についてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、所管事務の調査といたしまして、茨城大学からのプレコーオプ実習受け入れについてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)それでは、茨城大学からのプレコーオプ実習受け入れにつきまして、ご報告申し上げます。市長公室資料の1ページをご覧願います。
 初めに、1、概要でございます。茨城大学では、今年の4月に地域未来共創学環を新設し、これまでの学部とは異なる、分野・文理横断の学びと、企業・自治体などにおける実習との住環教育に取り組んでおります。
 地域未来共創学環では、カリキュラムの一つとしてコーオプ実習を取り入れており、当市では茨城大学と地域連携協定を締結していることから、コーオプ実習の前段として、2年次に実習するプレコーオプ実習のみを受ける予定でございます。
 コーオプ実習につきましては、資料に記載のとおりでございますが、大学と企業等とが協力して実習内容を設計・実施し、単位認定させるものでございます。実習期間が長時間となり、有給となる場合も多いものです。
 なお、プレコーオプ実習はコーオプ実習に比べて、短期間で無給での実習となります。
 次に、2の受入内容でございます。実際に学生を受け入れるのは、来年度の8月から9月にかけて、2名程度の受入れを予定してございます。
 実習内容につきましては、「働くことは何か」について理解を深めることを目的とした業務体験を行う予定でございまして、具体的な内容につきましては、大学側と協議して決定してまいります。詳細な勤務条件や実習内容などにつきましては、総務課と連携して庁内調整を進めてまいります。
 最後に、3、今後のスケジュールでございます。令和6年9月末までに、茨城大学地域未来共創学環と「コーオプ実習の実施に関する覚書」を締結し、来年度の実習受入に向けて調整を行ってまいります。令和7年度になりましたら、当市へ実習に来る学生が決定となり、8月から受入れを開始する流れとなっております。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施につきまして、ご報告申し上げます。市長公室資料の2ページをご覧願います。
 初めに1.調査の目的でございます。本調査につきましては、令和6年3月に閉校となりました、高浜小学校をはじめとする3校の今後の利活用につきまして、市場性の有無や民間事業者からの自由な利活用アイデアなどを調査することを目的として実施するものでございます。
 次に、2.サウンディング型市場調査実施要領(案)についてでございます。今回のサウンディング型市場調査につきましては、別添の実施要領(案)に基づきまして実施してまいりますが、基本的な考え方としまして、資料中段のサウンディング型の類型にありますとおり、主に事業発案を目的としてございます。
 また、同じく資料中段にございます4つの基本要件、新たな財政支出または維持経費の増加を伴わないこと。資金調達の手段、金額を具体的に明記すること。「行政経営の効率化」または「住民サービスの向上」のいずれかに具体的な効果があること。各種法令等を遵守することと各種諸条件を教育総務課等の関係部局と整理しつつ、事業者からの幅広い提案を期待するものとしております。
 最後に、3.今後のスケジュールをご覧ください。サウンディング調査の期間といたしましては、実施要領の公表から結果の公表まで約2か月程度を想定しております。本委員会での報告の後、9月中旬以降を目途に実施要領を公表し、現地見学会や事業者からの聞き取り等を実施した後、11月下旬に結果を公表してまいりたいと考えております。
 なお、募集に当たりましては、市ホームページへの掲載のほか、資料にもありますとおり、各種ウェブサイトをはじめとする媒体での情報発信を予定しております。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、移住支援事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

人口創出課長)5月及び6月の本委員会にてご説明をさせていただいております、移住支援事業について、進捗がございましたのでご報告をいたします。
 市長公室資料9ページをご覧いただきたいと思います。
 まず、(1)移住支援事業委託料についてでございます。Bのプレサウンディング型市場調査結果までをこれまで報告したところでございます。今回は、その後の進捗としてご報告を申し上げます。
 まず、Cサウンディング型市場調査結果をご覧ください。令和6年7月26日金曜日に、5つの事業者と情報発信、イベント企画、地域人材の発掘・育成、民間とのネットワーク構築、空き家の利活用、移住体験などにつきまして対話を行ってございます。
 また、D民間事業提案及び審査でございますが、令和6年8月7日水曜日に3つの事業者から事業提案を受けまして、8月14日水曜日までに書類審査、23日金曜日にプレゼンテーション審査を行いまして、優先交渉権者等を選定いたしました。
 なお、8月30日金曜日に結果を公表してございます。優先交渉権者は、株式会社Coelacanth様。茨城県大洗町の事業者様でございます。提案内容としましては、@移住体験ツアー、A空き家活用講座となっております。
 @の移住体験ツアーにつきましては、既に本市に移住をしている先輩移住者、3組程度を訪ねていただきまして、暮らしや体験を通してそういった先輩移住者と接点、つながりを先に創出していただくと。そういったことで、移住のハードルを下げまして、その後の定住率の向上まで目指していくものでございます。
 Aの空き家活用講座につきましては、空き家の活用について、空き家のオーナー、また場づくりに興味がある方を対象にしまして、全6回の講座を通して学んでいただきます。空き家のオーナーと空き家を使って何かをしたいと考える方、双方のマッチングという観点から、空き家問題にアプローチをしていきまして、同時にコミュニティーの形成を目指していくものでございます。
 次に、次点の事業者は、株式会社キッチハイク様。東京都台東区の事業者様でございます。提案内容としましては、提案事業者が商標登録をしております保育園留学となっております。こちらにつきましては、1週間から3週間程度、お子さんを本市の保育園に通っていただきまして、家族は地域に滞在をして、暮らしを体験するという提案でございます。保育園入学を通して関係人口を創出し、その関わりから移住への移行を目指していこうというものでございます。
 Eスケジュール(案)でございますが、現在優先交渉権者と契約に向けて交渉を進めておりまして、契約後、事業を実施したいと考えております。また、次点以降の事業者とも、継続して対話をしていきたいと考えております。
 続いて、10ページをご覧ください。(2)移住コーディネーター委託料でございます。移住コーディネーター委託料につきましては、制度設計について協議研究を行いまして、再構築を目指しているものでございます。
 B人口減少対策プロジェクトチームをご覧ください。令和6年6月25日火曜日に第1回会議を開催いたしまして、ご覧の5点、雇用や勤務形態、支払い方法、リスク分担、シティプロモーションの推進についてを課題として抽出しております。また、8月21日水曜日には第2回会議を開催しまして、本日の報告内容について情報共有と意見交換を行いました。
 次に、C先進地視察及びアンケートの実施をご覧ください。令和6年7月中に3回、9日と16日、30日、この3日間でご覧の6市町を訪問し、視察を行ったほか、27市町に対してアンケートを依頼しまして、24市町からの回答をいただきまして、下にある表のように取りまとめを行っております。
 概要としましては、会計年度任用職員を雇用している市町につきましては、年額では、ほかの形態により運営している市町よりも、100万円程度上回ってしまっているものの、結果的に電話や現地での移住対応者への対応、また、実際に移住につながった方に対するコストパフォーマンスとしては、安価となっている傾向が見受けられたと考えております。
 その下、水色の枠中、視察及びアンケートまとめをご覧ください。各自治体において、雇用形態は様々でございましたが、雇用時に人柄やコミュニケーション能力、また、情報発信力を重視している点が共通しておりまして、さらに、様々な知識、経験を持つ地域におけるキーマンとの繋がりがある方、キーマンとなり得る方からの協力が得られるか、これを重視すべきであるとの意見を多くいただきました。
 11ページ、D本市における移住コーディネーターについてをご覧ください。前述の視察やアンケートを通しまして、本市においては、1)雇用形態及び勤務形態として、常勤が期待できる会計年度任用職員や地域おこし協力隊の活用を検討してまいりたいと考えております。
 また、2)雇用の際には、人柄、コミュニケーション能力、情報発信力を重視しまして、書類及び面接により選考したいと考えております。さらに、各分野における知識、経験、理解を持つ方や、地域のキーマンとの繋がりというものを重視していきたいと考えております。
 具体的にはE石岡市移住定住コーディネーター(案)をご覧ください。1)移住定住コーディネーターにつきましては、駅周辺市街地や農村地域から各1名、合計2名を雇用しまして、2)でございますが、各分野・地域のメンターという者を複数名協力を依頼しまして、下記【連携イメージ】をご覧いただきます。『すまい、しごと、くらし、まなび、あそびの繋がり』、こちらをサポートして、移住をしていただくだけではなくて、定住したいと思ってもらえるように進めていきたいと考えているところです。
 F今後でございますが、本案については本委員会を含め、各所からご意見をいただきまして、さらなる検討を進め、事業実施につなげてまいりたいと考えております。
 説明は以上です。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員)人口減少対策についてということで、ご説明ありがとうございます。
 そういう中で、ちょっと1点だけ確認したいんですけども、もう今回ですね、結果公表が令和6年8月30日金曜日に行われたわけですけども、優先交渉権者ってことで株式会社Coelacanth様ということで、茨城県東茨城郡大洗町の方っていうことになってるわけですけども、実績としてはどのような実績があって今回応募されて、優先交渉権者になったのかお尋ねしたいと思います。

人口創出課長)お答えいたします。
 このCoelacanth様ですが、代表の方がまず市、茨城県主催のつながる茨城のチャレンジフィールドプロジェクトというものがございまして、その中で地域の魅力的なプレーヤーを創出したり、関係人口、移住を推進するという実績をお持ちの方でございまして、かつ、この会社様の主な業務内容としまして、宅地宅建取引だったりとか空き家活用事業、リノベーション事業などを進めている事業者様でございます。
 また、空き家活用講座の部分につきましては、昨年度になりますが、茨城県の潮来市で同じ講義をしまして、講座には出席は10名程度、発表会の来場には40名程度お越しいただいたそうですが、その中で、空き家のオーナーと利用したいという希望者の間でマッチングが行われるなど、具体的なアクションにもつながっていると聞いております。
 以上です。

菱沼委員)ありがとうございます。
 今現在ですね、契約に向けて交渉中ということでありますけども、そういう中で、しっかりと契約できるように交渉していただきたいと思いますし、また、Coelacanth様と契約を結んだ後、やっぱりしっかりと石岡市の人口減少対策に貢献していただけるように、しっかりと担当課としてバックアップしていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 それからこの2つですね、移住体験ツアー、それから空き家活用講座ということで、その部分においても今後、契約後ですね、こういう提案の内容が行われていくと思うんですけども、そういう中で、各常任委員会のほうにも今実際こういうふうに進んでますっていうことでご報告いただければ幸いでございます。
 私のほうからは要望とさせていただきます。よろしくお願いします。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

鈴木委員)ご説明ありがとうございました。
 私からはですね、(2)の移住コーディネーター委託料をお尋ねしたいと思います。E番の移住コーディネーター案ということでお示しいただいてます。これ、下の図で見ると非常に分かりやすくて、とてもいい案じゃないかなと思うんですけれども、確認させてもらいたいのは、各分野・地域のメンターさんですね、複数名お願いするという形になってますけれども、これらメンターについては、勤務体系はどのようなものを想定しているのか、まずお伺いします。

人口創出課長)ご質問ありがとうございます。お答えいたします。
 各分野・地域のメンターについては、勤務という形ではなく、当初は協力をいただくようなことを想定しています。
 以上です。

鈴木委員)要はつまりボランティアみたいな形という認識でいいんですかね。

人口創出課長)お答えします。
 内容によってはボランティアという言葉に合ってくるかなと思いますが、例えば、遊びとか仲間とかという部分でいうと、ご紹介するという部分も含まれていくかなと思っておりますので、今回例えば報酬であったりとか、勤務という考え方を外させていただいております。

鈴木委員)ありがとうございます。
 とてもすばらしいのかなと私自身は思いますので、このメンターについては本当に全市民にお願いするぐらいの勢いで、一人でも多くの方にお願いをするよう、担当課としても努力していただければと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

人口創出課長)続いて、台湾台中市及び同市石岡区との交流促進についてご報告を申し上げます。資料12ページをご覧いただきたいと思います。
 交流促進の機運の高まりから進めておりました、台中市石岡区との姉妹都市及び台中市政府観光旅遊局との友好交流の促進に関する協定の締結につきまして、台中市石岡区及び台中市政府観光旅遊局との調整が整いましたので、令和6年11月1日金曜日に姉妹都市及びサイクルツーリズム及び観光友好交流の促進に関する協定書の締結を目指してまいりたいと考えております。
 なお、協定書の案につきまして、13、14ページに資料として添付しておりますので、後ほどご覧いただければと思います。
 項番3、スケジュール案をご覧ください。令和6年9月、本委員会に含めまして各常任委員会にて同様の内容を報告しまして、10月に記者会見にて記者発表を行い、11月1日の締結に向けて進めてまいりたいと思います。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

池田委員)台中市石岡区との交流については、熱心に取り組んでることだなとは思いましたけども、最終的な目的が何だったか、私もよく皆目分からない状況の中進んでたように思います。
 これが交流の最終形なのかどうか、あるいはこれより先に何かをまたさらに求めているのかどうか、確認をしたいと思います。

人口創出課長)ご質問ありがとうございます。お答えいたします。
 この締結というのは、一つの公のものとしては最終形なのかもしれませんが、今後その締結後に具体的にどのような取組、相互に交流を推進していくのかというところを、相手方、事務方等と協議をして、活発にやり取りができるようにしていきたいというふうに考えています。

池田委員)それでは交流としての公の部分の最終形として、今回締結を結ぶに当たって、言わんや、これは今後、親戚付き合いをするわけでございまして、地方自治法の96条の第1項に伴う議決事件には当たらないのかどうか、あるいは、これを締結することによって新たな相互の条例案を持つのかどうか、その辺をちょっと確認しておきたいと思います。

櫻井委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。

人口創出課長)お答えいたします。
 今後ですね、ちょっと他市の状況を確認させていただいて、ご報告をさせていただければと思います。

池田委員)せっかくのご縁をいただいたわけでございますので、明るい将来に向かって交流が重ねられればいいと思いますので、その辺のリーガルチェックを含めた対応をお願いしたいと思います。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。
 よろしいですか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、台風7号等豪雨災害についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

防災危機管理課長)私からは、台風7号と4つの豪雨災害の対応状況等につきまして、ご説明申し上げます。
 資料06番、台風7号等豪雨災害についての1ページをご覧ください。なお、台風・豪雨災害の説明につきましては、これまで発生の都度、議員各位に報告書にて報告させていただいておりますので、要点をまとめてご説明させていただきます。
 初めに、1、台風7号の対応状況等についてでございます。台風7号は8月13日ごろ発生し、非常に強い勢力を保ち日本列島に接近した後、8月19日9時ごろには温帯低気圧に変わりました。当市では、気象予報から暴風雨などによる災害発生が予想されることから、自主避難所を開設し、災害対応を行いました。
 台風7号は勢力が大きかったものの、日本列島太平洋側をやや東寄りに進んだため、警戒レベル発表にございますように、8月16日10時11分の大雨・暴風警報の発表にとどまりました。そのため、今回は災害対策本部につきましては、その前段となります災害対策連絡会議を設置しまして、暴風・大雨における対策を協議し、関係部署とその対応を行ったところでございます。
 避難所につきましては、自主避難所として2箇所、石岡運動公園、八郷総合運動公園を開設しまして、避難者は最終的に合計10名の方が避難されました。なお、石岡運動公園につきましては、電気設備の故障による停電のため、東地区公民館へ変更となってございます。
 被害報告につきましては、倒木が5件発生しております。また、停電につきましては、各地区で発生しているんですが、合計1,000軒程度の発生となっております。
 続きまして、2ページをご覧ください。2、8月17日発生のゲリラ豪雨の対応状況等についてご説明申し上げます。
 概況でございますが、台風7号が過ぎた後も、茨城県では暖かく湿った空気の流れ込みの影響で、8月17日夕方など雷を伴った激しい雨が降ったことにより、大雨・洪水警報及び土砂災害警戒情報等が発表されました。当市では災害発生が予想されたことから、柿岡小学校など、避難所を6箇所開設するなど、連日の災害対応に当たりました。
 次に、警戒レベルの発表でございますが、20時10分に大雨(土砂災害)警報、21時10分には土砂災害警戒情報が発表されたため、災害対策本部を設置するとともに、土砂災害の危険区域付近の避難所となります、柿岡小学校など6箇所の避難所を開設し、結果的には避難者はおりませんでしたが、住民の安全な避難に備えまして、避難所の運営を行いました。
 次に、被害報告につきましては、冠水が15箇所、交通規制4箇所、水没車両3台、土砂流出等6件、倒木4件、法面崩れ24箇所などの被害がございまして、道路など担当部署におきまして、復旧処置を実施いたしました。
 停電につきましては、瞬間的な停電はございましたが、大規模な長時間に及ぶ停電はございませんでした。
 続きまして、3ページ目の3、8月19日発生のゲリラ豪雨の対応状況等についてでございます。
 概況でございますが、17日同様に茨城県内の大気が不安定な状況が続きまして、8月19日の夕方など、雷を伴った激しい雨が降りまして、土砂災害警戒情報が発表されましたため、災害対策本部を設置しまして、災害対応を行ったものでございます。19日は、20時から21時にかけまして雨が強まりまして、恋瀬地区周辺におきまして、まとまった雨によりまして、土砂災害警戒レベル4が示されました。21時10分に該当地区の住民に、避難指示と避難所の開設が行われました。その後、雨は小康状態となりまして、22時20分に土砂災害警戒情報は解除となりました。
 避難所につきましても、気象状況などから判断しまして避難者もいなかったことから、22時45分に閉鎖をいたしました。
 被害報告につきましては、冠水が1箇所、法面崩れが1箇所、機械破損、こちら下水道の機械となりますが、3件の報告が上がっております。
 停電情報につきましては、川又地区のほか、合計400軒程度の停電が発生しました。また、停電の影響で一時常磐線で運転見合わせがございましたが、当日中に復旧したとのことでございました。
 続きまして、4ページ、台風10号の対応状況等についてをご覧ください。非常に強い勢力を持った台風10号は、九州地方や四国、紀伊半島などを進みまして、各地で被害を出しましたが、9月1日には熱帯低気圧に変わっております。石岡市におきましては、台風からの湿った空気の流れ込みにより、局地的に激しい雨が降りました。8月30日においては、河川水位情報の表にありますとおり、朝からの豪雨の影響により、8時頃から下川橋周辺の恋瀬川の水位が急激に上昇しまして、警戒水位となります2.6メーターに達したため、災害対策本部を設置しまして、警戒体制を整えました。
 河川の水位のほか、警報以上の気象発表もなかったため、災害対策本部設置後、河川水位を確認してまいりましたが、上流で大雨になる予報も当分の間なかったことや、大きな被害報告もなかったことから、16時47分に災害対策本部を解散いたしました。
 豪雨災害対応の説明は以上となります。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問はございませんか。

飯村委員)ただいま説明の中に指定避難所、また、冠水したところが15か所というようなことでありましたが、この冠水についてちょっとお聞きしたいんですけど、冠水する場所が想定されていた場所なのか、その辺ちょっとお聞きしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 主に冠水の場所につきましては、被害報告で上がっているものにつきましては、主に道路関係の冠水の報告がございます。
 報告が上がってる場所につきましては、これまでに被害があったところが主な場所となっている状況です。
 以上でございます。

飯村委員)冠水の中で、内水氾濫という言葉が最近ありますが、石岡市としても下川橋ですか、今2.6メーターというところで報告があるわけでございますが、2.6で内水氾濫は起こらなかったということなんですかね、これ。そういうことで内水氾濫と。
 下川橋の付近は新道が通るということもありますんで、防災課のほうでどのように考えているか、ちょっとお聞きしたいなと思って。お伺いします。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 内水の関係でございますが、これまでも内水氾濫といいますか、そういった状況が発生してございます。
 今後内水ハザードマップ等を整備しながら、その状況把握について引き続き努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

飯村委員)また話はちょっと変わりますが、地域防災をやられていると思うんですが、防災に対しては市のほうでも予算を見ているわけでございますが、自主防災に対しての活動、それについてはどのように考えているか、ちょっとお聞きしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 ちょっと今回の被害報告とずれてしまう部分があるかもしれませんが、自主防災組織につきましては補助金を市で設けております。
 自主防災組織の活動の活性化、あとは新規の結成に向けましても、そういった補助金を広く活用いただければと思いますんで、今後そういった啓発にも努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。

飯村委員)新規については予算を見ているようなお話でございますが、活動を始めてそれからずっと続いてる防災倉庫の点検、また、地区である防災の備品等についての点検で不具合があれば、市のほうに対応してもらうか、何らかの形をしなきゃいけないと思うんで、その辺のとこの防災の備品についての市としての考えですか、地区に対しての。そのようなことを点検すれば当然、不具合が出てるエンジン等とか、そういう発電機ですか。もうずっと1年間丸々使ってないとか、そういうことであると思うんで、エンジン系統、飲料水も当然あるかなと思うんですけど、期限が。そういうふうに対して、地区の防災に対しての指導ですか、その点は石岡市としても、ちゃんとやられているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 定期的に自主防災組織の方の備蓄されてるものについて、意見するってのはなかなかちょっと機会を設けられてはいないんですけども、先日飯村委員にもご同席いただきました、林地区の防災会のようにですね、ご依頼があればそういった備蓄倉庫なども一緒に点検させていただくような機会があればと考えております。
 以上でございます。

飯村委員)市のほうとしても一斉に点検するような形を取るような体制で、ひとつ臨んでいただきたいと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、地域防災訓練の実施についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

防災危機管理課長)続きまして、私から地域防災訓練の実施につきまして、ご説明申し上げます。資料07番、地域防災訓練の実施についてをご覧ください。
 地域防災訓練につきましては、地域住民や地域防災組織と市が連携しまして、自助、共助の観点から、地域の実情に応じた、実践的な訓練を行うことで、地域住民の防災意識の高揚と啓発を図ることを目的とし実施するものでございます。総合防災訓練が地域住民だけでなく、各関係機関との連携など、総合的で広範囲な組織との訓練に対し、地域防災訓練は、公助を受けるまでの間、自らの命は自分でまず守る自助、自らの地域は自分たちで守る共助を主として、各地域の状況に応じ、住民と地域防災組織等とが協力しまして、避難経路の確認など、主体的な避難行動を行えるなど、防災意識の啓発等を図る訓練となってございます。
 今年度の地域防災訓練につきましては、既に6月におきまして、恋瀬川流域の洪水浸水想定区域内に位置します、柿岡地区・高浜地区の2地区におきまして、浸水害を想定した訓練を実施しております。
 今回東小学校におきまして、こちら大地震を想定した訓練を地区住民の方々と実施することから、報告させていただくものでございます。
 日時につきましては、令和6年11月17日日曜日、午前9時から11時30分。
 場所は、東小学校体育館校庭で実施する予定でございます。
 訓練内容につきましては、詳細は地区の方々と今後協議して決めていくところでございますが、資料の訓練内容にございますように、あくまでこちら予定になりますけども、避難行動としての防災無線放送、避難行動訓練を行うとともに、防災意識の啓発のための防災講話、防災体験などを行っていくものと考えております。
 訓練実施までのスケジュールでございますが、第1回目の説明会を既に先週9月5日に実施しておりまして、訓練内容の確認、関係団体・関係者確認等につきまして、協議いたしました。
 第2回の説明会は、今月の9月26日木曜日に実施する予定となっており、会場図の確認、協力団体参加者報告依頼等について協議を行ってまいります。
 今後、関係団体と各地区とほぼ毎週、協議を進めるとともに、第3回の説明会を経ながら、防災無線やチラシ等による周知を行い、11月17日の訓練実施をしてまいります。
 なお、前段で触れました、3年に一度実施します総合防災訓練につきましては、来年度、令和7年度に実施予定でございますので、来年度、改めて委員の皆様にはご案内させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 説明は以上です。よろしくお願いします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。
 
菱沼委員)地域防災訓練の実施についてということで、ご説明ありがとうございます。ちょっと確認で質問させていただきます。
 目的の部分なんですけども、確かに自助、共助っていう部分はやっぱり重要だと思うんですけども、以前から私も一般質問で常に話してますけども、やっぱり近助が大事なんですね。
 市長も最近は近助っていうことで、やっぱり常に言われてます。そういう部分において、身近な部分っていうのは、共助ってのは確かにその地域かも分かりません。やっぱり隣の家の状況を知るってことが重要だと思ってますので、今後においては、近助という部分を付け加えていただけるとありがたいなと思ってますけども、その点いかがでしょうか。お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 今、委員ご説明のありましたとおり、近助という考えは非常に大事なことと思っております。
 今後訓練を進めるに当たりましてもそういった考えも説明会の中に入れていきながら進めてまいりたいと思います。
 ありがとうございます。以上です。

菱沼委員)ありがとうございます。よろしくお願いします。
 それと地域防災訓練の部分においては、年に3か所を地域で行っていく。先ほどご説明がありましたけど、3年に1回、大型の防災訓練が行われるという状況でありますけど、まず来年の話になって大変恐縮ですけども、来年は大型で進んでいくわけですけども、年次計画で地域の防災訓練は、次はどこっていうのも大体決まってるんでしょうか。もし決まってるんであれば、大体の方向性だけを出していただければありがたいなと思ってます。
 それと併せて、来年の大型の防災訓練、一応予定ではいつ頃を考えているのか、お尋ねしたいと思います。

防災危機管理課長)ご答弁申し上げます。
 地域防災訓練につきまして、ご答弁させていただきます。地域防災訓練につきましては、今年度、先ほどご説明した6月の訓練につきましては、水災害の訓練ということで、これまで地震だけの訓練だったところを、県等の要請もありまして、6月には水災害の訓練を実施しました。
 来年度におきましても、八郷地区もしくは石岡地区どちらかにおきまして、恋瀬川流域の浸水想定区域内の訓練実施を予定してございます。
 ちょっと地区については、どこっていうのはちょっと具体的にまだ申し上げられない部分がありまして、今年度中に決めて、来年度に実施してまいります。
 来年度の総合防災訓練につきましては、時期については前回は2月頃、ちょっと寒い時期に訓練を実施させていただきましたが、来年度につきましては11月ぐらいに実施できればと考えてございます。
 場所につきましては、確定ではないんですが、本庁舎辺りを見込んで進めたいと思っております。
 以上でございます。

菱沼委員)この防災訓練、やっぱり私は非常に重要だと思ってますし、ただ、いつも思うのは常に日曜日にやってる。実際に震災、また、様々な有事の部分においては、いつ起こるか分からないという状況の中で、実際日曜日の決まった時間でいいのかどうか。実際参加者の状況もあったりとか、あとそこに参画する警察、それから自衛隊、医療機関とか、それからNTT、東電と様々ありますけども、そういう中で連絡調整もしなくちゃいけないのも非常に大変な状況だと思うんですけど、実際私としては先々のことを考えて、いつ起こるか分からない……。この前も南海トラフという状況で、危機対策が報道されたわけですけども、そういう中で本当にいつ起こるか分からない状況の中で、いつも日曜日の午前中でいいのかっていう部分もやっぱりいろいろあると思うんですね。そこら辺はしっかり内部で協議していただいて、今後の部分においては、確かに人数を集めればいいっていう問題じゃなく、やっぱりそこのトップリーダーである、例えば防災士とか、様々な方がやっぱり地域にいると思うんですよね。そういう方を中心として、自分たちの身は自分たちで守るっていうことも、市としながら本当に今後の防災訓練の在り方っていう部分も、総合的に見直さなくちゃなんない部分にもきてるのかなと思いますので、そこら辺はすぐにどうのこうのではありませんけども、よく内部で協議していただいて進めてもらいたいと。
 私は非常にこの防災訓練を重要だと思ってますので、一人でも多くの方の人命を守っていく。様々な家屋にしても、また、様々なものを守っていくってことは、安全安心の観点から重要だと思ってますので、ひとつよろしくお願いをいたします。
 この部分において、総務部長に見解をお尋ねしたいなと思います。

総務部長)総合防災訓練の在り方について、ご提言いただきましてありがとうございます。
 私も今お話を伺いながらですね、平日に、仮に訓練を行った場合、市役所の体制ですとか、または協力機関の勤務の中での働きっていうのは、どういうことになるのかなっていうのを、今の時点ではちょっと想定ができませんけれども、確かに、地震災害はいつ襲ってくるか分からないものでございますので、今後に向けて検討させていただきたいと思います。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、入札・契約制度についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

契約検査課長)私からは、入札・契約制度につきまして、ご説明させていただきます。本日お配りしております資料の08、入札・契約制度についての1ページをご覧ください。
 今回ご説明させていただきます内容は、年間業務委託の複数年契約、完全週休2日制モデル工事の拡大の2つでございます。年間業務委託の複数年契約につきましては、業務の効率化と経営の安定、建設工事における完全週休2日制モデル工事の拡大につきましては、労働環境改善による建設業界における担い手確保の取組によりまして、市内事業者を支えてまいりたいと考えてございます。
 まず初めに、グレーの網かけ表示1、年間業務委託の複数年契約をご覧ください。
 (1)複数年契約の目的でございますが、発注者及び受注者の事務負担軽減及び受注者の雇用及び経営の安定でございます。
 次に、(2)導入のメリットでございますが、まず発注者のメリットといたしまして、起工、入札、契約などにかかる事務処理の軽減などがございます。また、受注者のメリットといたしまして、業務従事者の雇用安定、事業者の投資的経費に対する見通しが立てやすくなるなどがございます。
 次に、(3)対象案件につきましては、年間業務委託のうち清掃・設備管理業務委託35件程度を想定してございます。資料3ページに、想定しております案件の一覧を添付しておりますので、後ほどご覧ください。また、履行期間は3年を基本としたいと考えてございます。
 資料2ページをご覧ください。次に、(4)今後のスケジュールでございますが、予算要求に向けた見積の徴取及び予算要求資料の作成を行い、第4回定例会に補正予算の議案を上程させていただく予定でございます。予算のご承認をいただいた後に、業者選考委員会での審議を経て、2月に入札を実施して、4月の業務開始に向けた準備を進めてまいります。
 続きまして、資料4ページのグレーの網かけ表示2、完全週休2日制モデル工事の適用拡大をご覧ください。まず、(1)完全週休2日制モデル工事適用拡大の目的でございますが、労働環境改善により建設業界における担い手確保をするものでございます。
 次に、(2)これまでの取り組みでございますが、令和3年4月に完全週休2日制モデル工事を受注者希望型により開始してございます。さらに、令和6年4月には、予定価格3,000万円以上の建設工事を発注者指定型へ適用拡大を図ってございます。
 次に、(3)対象工事につきましては、令和5年度までが対象金額、予定価格5,000万円以上1億5,000万円未満。実施方法が受注者希望型で実施しておりましたが、茨城県県内自治体の事例を踏まえまして、令和6年度より予定価格3,000万円以上の建設工事へ適用拡大し、発注者指定型により発注をしてございます。
 次に、(4)県内自治体の動向でございますが、石岡市と同基準の自治体が行方市。茨城県と同基準の予定価格130万円を超える工事の自治体がつくば市と日立市。予定価格4,000万円以上の自治体が水戸市、牛久市でございます。また、笠間市につきましては、3,000万円以上の建設工事につきましては、石岡市と同基準の発注者指定型。3,000万円未満の工事につきましては、受注者希望型により運用してございます。
 県内自治体の動向を踏まえまして、令和6年4月から適用された建設業への時間外労働の上限規制に対しまして、市内事業者をさらに支援するため、完全週休2日制モデル工事の対象工事を拡大してまいります。
 資料5ページをご覧ください。対象工事の拡大につきましては、現在完全週休2日制モデル工事を適用していない、3,000万円未満の建設工事を受注されている事業者の方々からも、適用拡大のご要望をいただいております。
 しかし、塗装工事など専門業種につきましては、建築工事の工程に施工時期が左右されるなど、週休2日制の取組が困難であるとのご意見もいただいております。
 それらを踏まえまして、先ほどご説明いたしました笠間市の運用基準を、令和7年度から適用したいと考えてございます。現行から改正される部分につきましては、表の黄色で塗りつぶした箇所になってございます。
 参考といたしまして、令和5年度の建設工事発注件数で、予定価格3,000万円未満の建設工事につきましては、128件でございます。令和7年度につきましては、この半数程度が週休2日の取組をしていただけるのではないかと考えてございます。
 最後に、(6)今後の進め方でございますが、令和7年度予算に必要経費を計上したものを、事業主管課から要求していただきます。契約検査課におきましては、完全週休2日モデル工事、実施要領の改正・公表を、令和7年1月を目標に作業を進めまして、4月からの運用開始に向けた準備を進めてまいります。
 以上が、入札・契約制度についてのご説明となります。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

菱沼委員)ご説明ありがとうございます。
 入札・契約制度について、1点だけお尋ねしたいと思います。今回の導入のメリットということを記載されておりますけども、導入についてのデメリットっていうのは何かありますでしょうか。お尋ねしたいと思います。

契約検査課長)お答えいたします。
 複数年契約のデメリットにつきましては、新規参入の機会減少などが想定されてございます。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

飯村委員)最後のページでございますが、3,000万円以上は発注者指定型ということでございますが、詳しくご説明願えればと思いますが、何者ぐらい指定するのか、ご説明願いたいと思います。

契約検査課長)お答え申し上げます。
 今年度の実施工事につきましては、ちょっと今手元に資料がございませんので、後ほどお答えさせていただきます。
 以上でございます。

飯村委員)検討するというようなことですが、指定型であれば業者何者……、地域型といろいろあると思うんですが、その辺のところをひとつよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

鈴木副委員長)何点かさせていただきます。
 複数年契約になるということですけども、特に清掃業とか維持管理について、業者が3年間同じになるわけですから、年間ごとの評価というか、そういった視点はどのようにされていくのかなと。お聞きします。

契約検査課長)お答えいたします。
 検査の方法ですが、単年と3年の部分では変更はございません。今までどおり、各月であれば月ごとの検査を行い、その都度評価をさせていただきたいと思っております。
 以上でございます。

鈴木副委員長)理解しました。
 次に、完全週休2日制になっていくのは世の流れというか、あれなんですけども、どうしても建設業って、外の現場だと雨、天候にも左右されがちなところがあります。これは致し方ないことなんですけども、中には設計が現場でやっていて、施工する上で、なかなか施工が難しい既存埋設物があったり、設計変更をお願いして止まってしまう期間があったりするわけですよ。なおかつ、これに週休2日制を完全に導入していくとなると、結構業者の負担が大きくなるので、ぜひ契約検査課としては、担当課にこれを遂行するに当たって、これからこういう契約になるので、ぜひ技術面でも対応を……、今度ASPとかも入るでしょうから、敏速に変更とかそういうものを変えていかないと、週に正直2日しか働けない日が出てしまいますので、ぜひその辺も、これの導入に当たっては、内部の技師さん、担当課のほうには徹底して指導していただきたいと思います。
 何かあれば。

契約検査課長)ご意見ありがとうございます。
 週休2日によりまして、現場の作業が週5日程度と制限が出てくるものと想定されてございます。
 少ない時間の中で担当者と現場の代理人さんのほうのやり取りを行う中で、先ほど委員のほうがおっしゃいましたASP、情報共有システムのほうなどを活用しまして、円滑に現場が進められますよう進めていきたいと思っております。
 現場の一時入れないような対応としましては、一時中止の期間を設けて、現場の管理の経費が必要であれば、その部分を割り増した変更の契約をするなど、そういった対応をさせていただきたいと思っております。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

飯村委員)鈴木副委員長からちょっとお話がありましたが、この入札制度に関して、清掃業務、その他あると思うんですが、清掃業務について、ここ1年契約の条件で変わったことについてお聞きしたいと思います。
 前年度に比べて契約条件ですか、変わったことがあればちょっと教えていただきたいと思います。

櫻井委員長)休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開します。

飯村委員)条件が、入札に関して変わったことがあればお聞きしたいと思います。

契約検査課長)お答え申し上げます。
 個別の案件の条件設定につきましては把握はしてございませんけど、それぞれの業務の条件におきまして、個別に条件を設定させていただいてるものと考えております。
 以上でございます。

飯村委員)じゃあ変わったことはないということなんですよね。ちょっと変わって入札参加ができないというようなお話を聞いたもんですから。そういうことでちょっと今質問させていただきました。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、公用車物損事故の経過についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

消防本部総務課長)私からは、令和6年6月の本委員会にご報告をさせていただきました、令和5年5月18日木曜日に発生した、公用車における物損事故事案についての経過をご報告させていただきます。
 資料09をご覧ください。事故概要につきましては資料のとおりでございます。毎月定期的に保険会社との連絡を重ねてきたところ、令和6年8月26日月曜日に、保険会社から9月初旬から見積もりを取るための解体工事を始めるという旨の回答を受けたところでございます。それに伴って、9月6日金曜日、再度保険会社に確認をしたところ、見積もりに伴う工事は開始してないとの回答を受け、6月委員会報告からの進展はないところでございます。
 今後も、保険会社とは定期的に連絡を取り、示談に向けて調整を進めてまいりたいと考えてございます。
 ご報告は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。

飯村委員)ただいまの物損事故でございますが、見積依頼をしている……、せんだっての委員会で見積もりが出されないというような報告を聞いたと思ったんですが、材料が高騰化、材料が上がってますんで、その辺のとこの見積もりの兼ね合いと、保険会社のほうでどういうふうに依頼しているか分からないんですが、1年以上たって直されていないということでは非常に困ると思うんで、保険者のほうに施工業者から再度見積もりをもらって、材料の値段が上がってるとかそういうことがあれば、早急にこれ対応していただきたいと思います。対応できないんであれば、相手方の事業者さんですか、その方にお話をしてやっていただきたいと思います。
 もう1年以上たちますんで。ひとつよろしくお願いしたいと思います。
 以上です。

櫻井委員長)要望でよろしいですか。

飯村委員)いや、結構です。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)飯村委員の質問とちょっと被るんですけども、保険会社のほうでちょっと施工が当家さんのほうで遅れてるということで、もう見積もりも出ているんであれば、金銭賠償という形を取られるような案は、保険会社のほうからの提案はないんでしょうか、確認します。

消防本部総務課長)現時点で保険会社のほうからそのようなご報告、お話等はないところでございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)先ほども出てましたけども、今物価高騰、人件費の高騰がありますので、見積もりに伴うということの同額の金銭賠償の案も、例があるかないかも含めて、保険会社に問い合わせていただければよろしいかと思います。
 以上です。

櫻井委員長)要望で。ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

契約検査課長)先ほど、飯村委員からのご質問で、保留にさせていただいた部分のご答弁をさせていただきます。
 今年度発注されてる工事で発注者指定型、発注しているものにつきましては9件で、現在告示している2件も含めますと11件ということになります。
 以上でございます。

櫻井委員長)よろしいですか。その他の件といたしまして、発言はございませんか。

飯村委員)本年度3月頃に多分入札やられたかと思うんですが、備品の納品、これについてちょっとお聞きしたいと思います。
 建設課のほうでは、材料として生コン、砕石、その他あるかなと思うんですが、この砕石について、石岡市で各地区に支給しているわけでございますが、この砕石についての入札、多分4件ぐらいあったかなと思うんです。三、四件、その中の入札でございますが、1者が取ったというようなことで契約されているわけでございますが、その1者が取ったことによって、その地区に採石が運ばれない、納品されないと、履行されないということがありますんで、その辺のところ、入札の担当者は契約する前に事業者等について精査したのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

櫻井委員長)休憩いたします。

−休憩−

櫻井委員長)再開いたします。
 ただいまの案件につきましては、所管外ですので、執行部側としましては、委員のほうの意見の確認をしていただければと思います。
 何かあればまたご報告、総務企画委員会所管であればご報告いただければと思いますので、よろしくお願いします。
 ほかにその他の件としまして、発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、この際、委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。
 7月29日から31日にかけて実施した、宮城県名取市、山形県山形市及び米沢市での視察では、皆様のご協力によりまして、大変有意義な視察ができたものと思います。
 お手元に配布したとおり、報告書を作成いたしましたので、ご覧おき願いたいと思います。
 それでは、さきの視察を振り返りまして、ご意見等がございましたらよろしくお願いしたいと思います。ご意見等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)特にないようでございますので。
 今回視察いたしました調査項目は、当市においても行政の運営等に十分に参考となり、また、役に立つ内容であったかと思います。
 これらを今後の委員会活動の参考としてまいりますので、よろしくお願いをいたします。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で、その他の件を終結いたします。
 以上で、本日の総務企画委員会を閉会いたします。





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