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令和6年度 総務企画委員会
櫻井委員長)ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 次に、本日の案件の審査に当たり、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。 これより議事に入ります。 初めに、陳情第7石岡市八郷総合支所の夜間警備業務委託の改善に係る陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)陳情第7石岡市八郷総合支所の夜間警備業務委託の改善に係る陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。 まず、受理の経緯でございますが、8月20日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は石岡市柿岡の○○○○様でございます。 次に、陳情の概要でございますが、八郷総合支所では夜間警備員を1名常駐させていますが、警備内容は合併当時と全く変わっておらず、何が原因で、たった3年間で高額な警備委託料金になったのか分かっていないため、桜川市のような機械警備方式に変更し、コスト意識を持った行政運営を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情の審査に当たり、八郷総合支所の夜間警備業務委託の現状等について、執行部から説明を求めます。 八郷総合支所総務課長)私から、陳情第7石岡市八郷総合支所の夜間警備業務委託の改善に係る陳情について、八郷総合支所の夜間警備業務委託の現状等についてご説明をさせていただきます。資料のほうをご覧ください。 まず施設の概要でございますが、八郷総合支所は地上5階、地下1階、延床面積は8,102.17平米、敷地面積は4万204.53平米で、これは駐車場や中央公民館の敷地を含んでいるものでございます。 続きまして、近年の契約状況でございますが、人件費の高騰などの影響により契約額が年々増えている状況にございます。特に令和5年から6年にかけて倍以上の増額となっておりますが、この要因としましては、法改正、いわゆる働き方改革なども考慮し、警備勤務中の交代を可としました2人体制としたため、契約額が大きく増となったところでございます。 次に、夜間警備の内容でございますが、警備配置は常駐で1名。警備業務内容としては閉庁時の不法侵入、挙動不審者の取締り、玄関等出入口の施錠、開錠、庁舎内外の巡回、点検等でございます。 次に、近隣5市における庁舎の夜間警備状況でございますが、桜川市におきましては対象施設が3庁舎で、分庁方式を採っております。警備方式については機械警備での対応でございます。 次に小美玉市でございますが、対象施設が3庁舎で本庁舎方式を採っております。市役所本庁舎のほかに2つの支所がございまして、警備方式については本庁舎が常駐警備、支所は機械警備での対応でございます。 かすみがうら市の対象施設は2庁舎で分庁舎方式を採っております。警備方式については常駐警備での対応でございます。 土浦市の対象施設は5庁舎で本庁舎方式を採っておりまして、市役所本庁舎のほかに4つの支所がございます。警備方式については本庁舎が常駐警備、支所は機械警備での対応でございます。 続いて笠間市でございますが、笠間市の対象施設は3庁舎で本庁舎方式を採っております。市役所本庁舎のほかに2つの支所がございまして、警備方式については本庁舎が常駐警備、支所は機械警備とのことでございます。 次に、常駐警備と機械警備のメリット・デメリットでございますが、常駐警備のメリットとしましては、警備巡回中に異常を確認した際、即座に対応ができるというのが大きなメリットでございます。また、警備中におきまして、一般市民からの問合せについても対応し、場合によりましては、所管課へ取り次ぐといったことも業務の一つとして対応していただいているところでございます。このほかに、夜間における戸籍関係の届出、婚姻届や出生届等の受領も担っているところでございます。デメリットとしては人件費の上昇が続いており、その影響で委託料の上昇を避けられない状況にあるところでございます。 続いて、機械警備のメリットとしましては、委託料が低く抑えられるというのがメリットでございます。デメリットとしては、警備の範囲については不法侵入や盗難、火災などに対応というところがありまして、庁舎内と限定的にならざるを得ないところがございます。駐車場等の敷地内の警備については別途対応が必要となってくるところでございます。警備機器についても防犯カメラや電気錠などの新設、設置が必要と考えられます。また、機械警備の場合、閉庁後の施錠、開庁前の開錠は職員が対応する必要がございます。これ以外に緊急時、異常時における即時対応は難しい面がどうしてもございます。 私からの説明は以上になります。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 次に、本件についてご意見等がございましたらお願いをいたします。 飯村委員)この案件については、金額の差が大分出てるような説明ですが、何でこのように違うのか、執行部のお考えをお聞きしたいと思います。 八郷総合支所総務課長)委託料の増額の部分でございますが、人件費の高騰というのが一番大きな影響もございまして、令和3年度の夜間警備の勤務は1人で午後5時から翌朝8時半まで行われていたところでございます。令和6年度から働き方改革なども考慮しまして、交代制を取り入れたことにより、委託料の増額となったところでございます。 以上です。 飯村委員)そうすれば、比較されている桜川市でございますが、金額として132万、そのようになってるかなと思うんですが、はるかに大分違うわけです。警備会社に委託して内容的には同じかなと思うんですけど、単価が大分違うわけです、石岡市と桜川市では。そういう中で何が違うのかということは執行部のほうで今人件費だとおっしゃられましたが、1年間365日、そういうような計算でいくのかなと思いますが、入札時に石岡市の予算、それに見合った入札、落札金額等についてちょっとお聞きしたいと思います。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 入札、応札の状況でございますが、資料の中でありますように、令和6年に関しましては4社の応札がございました。令和5年に関しては4社。4年に関しては3社。令和3年に関しましては、1社の応札で2社が辞退をしたところでございます。令和2年に関しましては、2社の応札で1社の辞退。平成31年になりますけども、2社の応札で1社が辞退をしているところでございます。 以上です。 飯村委員)応札する業者が少ないというようなことですが、業者が少ないということは非常に応札するほうは金額が合わないとか、そういう形で応札する業者が少ないのか、また、執行部のほうで指名をかけているわけではないですよね、これね。どのような形で入札選定に当たっているのか、お聞きします。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 令和元年から令和3年につきましては、指名競争入札で行っておりましたが、令和4年から令和6年に関しましては、条件付きでありますが一般競争入札ということでの契約の仕方をしております。 以上です。 飯村委員)分かりました。 櫻井委員長)ほかにご意見、ご質問等はございませんか。 池田委員)確認の意味で何点かお伺いをいたします。 令和5年から令和6年で契約額が倍増している状況で、これは理由としては、働き方改革に伴って交代勤務を可とする、2人体制としたとございますけども、どのようなシフトになってるのかお伺いいたします。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 勤務時間に関しましては8時間勤務ということで、うち1時間、休憩を挟みまして、17時から2時も多い方のほうは、23時30分から翌朝8時30分までの勤務ということで、シフトを組んでいるところでございます。 以上です。 池田委員)それと業務内容についてお伺いいたしますが、@からDまで様々な取締りであるとか、確認であるとか巡回であるとかの業務がございます。 直近の数字で構いませんので、こういったものの、要は八郷庁舎において何か問題点があったのかなかったのか。あったとすればどういうことがあったのか、お伺いをいたします。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 直近の報告の中なんですけども、駐車場のほうに夜中ですね、車の駐車が何日か続けてあったというような報告を受けております。 特段その後の車両につきましては、所有者のほうで移動といいますか、運行されて、今はそういった車はないんですけども、駐車場の巡回、そういったときにそういった車両の確認を何日か続けて、同じ車があったというような報告があったというような報告はございました。 以上です。 池田委員)大きな問題はないにしてもそういった効果は認められるということで、了解いたしました。 それと最後に、Eのその他、石岡市と受注者が協議して定める業務とございますが、一体具体にどういったことがあるのかお伺いをいたします。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 こちらのその他の部分でございますが、いわゆる戸籍関係の届出、婚姻届出であったりとか出生届、そういった受領に関しても担っていただいているところでございます。 以上です。 池田委員)それでは来年の予算編成に向けて、内部で協議でありますとかあるいは財政当局とのヒアリング等があると思います。令和7年度の予算は後ほど審議なされると思いますけども、執行部としては従来どおりの方法をお考えなのか、あるいはこういった陳情の趣旨を含めまして、何らかの協議がなされるのか。その辺予算の関係もありますので、言える範囲で結構ですので、お答えをいただければと思います。 私が言いたいのは、漫然とといいますと、非常に言葉、言いすぎるかもしれませんけども、こういった市民の方の陳情によって、今の在り方を一歩見直すというのも必要な観点かと思いますので、それらも含めまして、これは課長よりも……。ちょっと政策的な部分もありますので、お答えいただければと思います。 八郷総合支所長)今の件にお答えさせていただきます。 確かに、今回の陳情での夜間警備の見直しにつきましては、ここ近年の人件費の高騰ですかね、それによって今回お示しした表でも分かるとおり、4倍ぐらいの金額に跳ね上がっているような状況でございます。この辺を踏まえまして、部内でも今後の進め方について協議を行ったところではございます。 今後につきましては、現在資料のほうにもお示ししたとおり、メリットとデメリット等を考慮しまして、今後の推移も検討しながら適正な対応を取っていきたいと思います。 あとは本庁との警備体制の絡みもありますので、その辺も踏まえて協議を進めていきたいと思います。 よろしくお願いいたします。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 菱沼委員)この陳情第7、様々な委員さんからもご意見がありましたし、また、執行部からもきちんとした答弁があったと思います。 私から2点、ちょっと確認させていただきます。この状況で、先ほど池田委員からも話がありましたけども、機械警備にしたときに大体概算的にどのぐらいの費用がかかるのか、お尋ねをしたいと思います。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 他市町村の状況ですとか、そういったところを踏まえまして、概算ではございますが、百五十、八十万円程度の委託料になろうかと思います。 ただ、先ほどありましたように、防犯カメラですとかそういった初期投資といったものもかかってくるかなと思いますので、今後取り入れる場合に関しましては精査をしていくような形になろうかと思います。 以上です。 菱沼委員)そこら辺をしっかりと精査をしていただきたいなと。 確かにほかの自治体がどうのこうのじゃなく、最終的には市民の福祉の向上、これがやっぱり第一優先だと思います。そういう中で夜間のときに機械警備にして、状況がちょっと、例えば不審者の部分とか、例えば緊急でどうしても申請書を出さなくちゃなんないときの対応ができなかったりとか、それがあってはちょっと私はまずいと思うので、そこら辺はしっかりと精査した上で対応していただきたいと思います。 それから日々の報告書を毎日出してると思うんですけども、報告書のチェックはどのようにされてますか。 お尋ねしたいと思います。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 当日、その日の巡回状況であるとか、何時に巡回をしたと、そういったような報告書が毎日提出されているところでございます。 以上です。 菱沼委員)先ほど池田委員からもありましたけど、何か事件とか事故があったときの部分においては、誰にまずは……、その警備員の方から総務課長に行くのか、まずは職員の人に行くのか。そこら辺の報告書の提出先、それから提出後もチェックをして、最終的に支所長まできちんとチェックをされているのか、その確認をしたいと思います。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 夜間警備の契約の中で、業務の実施要領でございまして、例えば火災などの発見時には八郷消防署のほうに連絡。そのほか不審者への対応という場合には八郷地区交番のほうに連絡をした上で、こちらのほうを支所の施設所管課のほうの所長と総務課長のほうに連絡というような体制を取っているところでございます。 以上です。 菱沼委員)そうしますと、最終的に全て総合支所長は理解してるということでよろしいですか。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 委員おっしゃるとおりでございます。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 鈴木委員)ご説明ありがとうございます。 1点だけ確認させてもらいます。機械警備をしたときに、デメリットとして警備範囲が庁舎内に限定されるということで、八郷総合支所、先ほど先輩委員の質問でも答弁があったとおり、駐車場も大分広いですし、八郷のほうで電気、街灯も少ない状況で、不法駐車等も多分おそらく、今も事例であったということなんですけれども、機械警備を導入している他市の庁舎は、駐車場については常時開放されてるのか、それとも駐車場も施錠しているのか。その点を分かればお答えいただきたいんですけれども。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 聞き取りをした中で笠間市さんのほうなんですけども、笠間市におきましては機械警備ということで、駐車場に関しましては午後7時、19時ですかね、その時間になると車両止めを設置して、駐車場内には入れないような対応を取っているというふうに聞いております。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 飯村委員)聞くのを忘れたんですが、庁舎管理に対しては委託しているわけですが、その委託先の下請けか第3の下請けになるかちょっと分からないんですが、労働基準局のほうから支払いがいろいろあると思うんですが、賃金について、執行部のほうで幾らか支払ってるとか、そういうのは調査したことはありますか。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 実際警備に就かれてる方への賃金に関しては、特段聞いてはおりません。 以上です。 飯村委員)調査する必要があるのかなと思われるんですが、もしそういう機会がありましたら、ちょっと労働基準局のほうと相談するなりして、調査していただきたいと思います。 以上です。 櫻井委員長)暫時休憩いたします。 −休憩− 櫻井委員長)再開いたします。 休憩中にいろんな意見が出まして、これについて補足の答弁があれば求めたいと思います。 八郷総合支所総務課長)補足説明のほうをさせていただきたいと思います。 夜間警備のほうで、例えば水道等の漏水であったりとか、そういった連絡……、水が濁っているとか、そういった連絡も支所の警備のほうで受けておりまして、後日、水道課で対応もしくは即時対応というようなことで連絡を取った経緯もございます。そのほかに災害といいますか、事前に分かっているものに関しては職員のほうが待機がするんですけども、大風による倒木であったり、道路のほうにいろんなものが落ちているですとか、ちょっと危ないですとか、そういった連絡も支所の警備のほうで閉庁後の問合せ等を受けて、そういった対応も警備のほうでしているところでございます。 以上です。 財務部長)財務部のほうから、予算に関係します部分で若干述べさせていただきます。 今回の夜間警備業務の委託料でございますが、7年度分につきましては、4月1日の部分からなんですけども、6年度中に契約をする必要がございますので、その契約については支所に限らずなのですが、本庁も含めて12月の補正で債務負担行為を組んで、6年度中に契約をして、7年度から業務に当たるという形で今調整しておりますが、12月の補正で予算の計上を今考えているところでございます。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第7石岡市八郷総合支所の夜間警備業務委託の改善に係る陳情を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 お諮りいたします。本件は採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −賛成者起立− 櫻井委員長)起立なしであります。 よって本件は、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第8平成29年3月に策定された石岡市公共施設等総合管理計画をスピード感をもって着実に推進することを求める陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)陳情第8平成29年3月に策定された石岡市公共施設等総合管理計画をスピード感をもって着実に推進することを求める陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。 まず、受理の経緯でございますが、8月20日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は石岡市柿岡の○○○○様でございます。 次に、陳情の概要でございますが、本県44市町村の中で一番早い時期に策定された石岡市公共施設等総合管理計画を、先送りすることなくコスト削減を図り、危機管理意識とスピード感をもって計画を推進することを求めるものでございます。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情の審査に当たり、石岡市公共施設等総合管理計画の現状について、執行部から説明を求めます。 市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)石岡市公共施設等総合管理計画の現状についてご説明いたします。 初めに、石岡市公共施設等総合管理計画の概要でございますが、公共施設等の更新、統合・再編、長寿命化等を計画的に行い、良質かつ持続可能な公共施設サービスを実現することを目的とし、平成29年3月に令和38年度までの40年間を計画期間として策定したものでございます。 計画では、長期的な視点で計画的に公共施設等の更新等を実現していくため、予防保全や複合、集約化等の5つの基本方針を定め、良質かつ持続可能な公共施設サービスの実現と、コスト縮減の両立を前提としつつ、40年間で施設総量、面積20パーセント削減の数値目標を掲げております。 また、公共施設等総合管理計画に基づく実行計画としまして、各施設ごとに個別施設計画を令和元年度までに策定をしてございます。 次に、計画の進捗状況でございますが、公共施設等総合管理計画策定時点における、行政財産及び普通財産の施設保有面積の総量は、27万1,022.81平米となってございまして、個別施設計画では40年間で6万4,619平米で23.84パーセントを削減することとしております。令和6年度現在における面積につきましては、25万2,152.57平米でございまして、策定時点より1万8,870.24平米で6.96パーセントの減となっております。なお、計画上における削減とは、機能廃止により未使用となった施設等を定義してございます。 このような数値となっている要因でございますが、市民会館の廃止や小学校の統合、小幡地区公民館、八郷南中学校等の売却などによるものでございます。 計画の進捗につきましては、一定程度進んでいるものの、学校施設につきましては、一部統廃合が遅れているものもあるなど、施設単位では計画通りに進捗していないものもあると考えております。 公共施設等総合管理計画につきましては、策定後10年を迎えようとしていることから、各施設の現状を踏まえ見直しをしてまいりたいと考えておりますが、計画策定の目的である良質かつ持続可能な公共施設サービスの実現を大前提に、計画に掲げた施設総量20パーセント削減に取り組んでまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 次に、本件についてご意見等がございましたらお願いをいたします。ご意見等はございませんか。 休憩いたします。 −休憩− 櫻井委員長)再開します。 菱沼委員)ただいま陳情第8についてのご説明がございました。そういう中で、石岡市の総合管理計画が平成29年3月に策定されまして、7年が経過という状況でございます。今担当課のほうから説明がございまして、様々な要因はありますけども、40年の間に20パーセント削減をするという状況で報告をいただいています。先ほど見直しっていうことで話がございましたけど、見直しについての進捗として、また、今後の方向性としてはどのように考えているのか、お尋ねしたいと思います。 市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)ご答弁申し上げます。 先ほどもご答弁しましたとおり、計画につきましては、間もなく10年というところを迎えようとしてるところでございます。 そういった状況も踏まえまして、現状の状況の確認、そして今後の見込み等も踏まえまして、令和7年度及び8年度の2か年度にかけて、計画の見直しを進めてまいりたいと考えております。 ただ、計画の目標である20パーセントというところに関しましては、先ほど申しましたとおり、公共施設サービスの維持と、あと財政運営の両立を踏まえてというところで設定した目標でございます。こちらの20パーセント削減という目標のほうは基本的に維持しつつ、現状に即した形での見直しをしてまいりたいと考えております。 以上でございます。 菱沼委員)ありがとうございます。 そうしますと、現状とすると個別施設計画も令和元年度に策定されていますし、私としては着実に一歩一歩進んでるのかなと。ただ、時代の変化という部分をいろいろこう……、あと社会情勢を見据えながら進行されてると思います。また、見直しも令和7年から8年に行っていくという状況でございますので、この部分においては、私としてはしっかりとこの部分を見据えていきたいなと思ってるところであります。 そういう中で陳情第8においては、この部分において、私としては不採択すべきかなと思ってるところでございます。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第8平成29年3月に策定された石岡市公共施設等総合管理計画をスピード感をもって着実に推進することを求める陳情を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −賛成者起立− 櫻井委員長)起立なしであります。 よって本件は、不採択とすべきものと決しました。 次に、陳情第10石岡市本庁舎及び八郷総合支所を敷地内全面禁煙にすることを求める陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)陳情第10石岡市本庁舎及び八郷総合支所を敷地内全面禁煙にすることを求める陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。 まず、受理の経緯でございますが、8月26日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は、石岡市柿岡の○○○○様でございます。 次に、陳情の概要でございますが、健康増進法が令和2年に学校敷地内で全面禁煙となり、違反者には罰金最高30万円を科すという内容となった状況の中、県内各自治体では健康増進法の趣旨を理解し全面禁煙を実施しているため、当市役所職員のさらなる意識改革を求め、市役所敷地内全面禁煙を求めるものでございます。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情の審査に当たり、本庁舎及び八郷総合支所の喫煙所の現状について、執行部から説明を求めます。 ふるさと納税・財産活用課長)私からは、本庁舎における喫煙所の状況につきまして、ご説明させていただきます。 本庁舎では、平成31年1月の新庁舎の使用開始にあわせまして、敷地内に2か所、新たに喫煙所を設置してございます。 設置に当たりましては、平成30年7月に改正されました健康増進法の規定において、多数の者が利用する庁舎等の施設は、原則敷地内全面禁煙となってございますが、特例として、特定屋外喫煙所を設置することで、喫煙が可能となるというルールが設けられたことから、本庁舎におきましては、受動喫煙を防止するために必要な措置を講じた、特定屋外喫煙所を設置したものでございます。 喫煙所の概要でございますが、本庁舎の東側正面玄関付近に、主に来庁者向けの喫煙所を1か所。西側公用車駐車場付近に、主に職員向けの喫煙所を1か所の計2か所を設けてございます。 設置に当たり、受動喫煙を防止するための必要な措置でございますが、望まない受動喫煙が生じないよう、1つ目としまして、喫煙する場所を区画すること。2つ目としまして、喫煙できる場所である旨を記載した標識を掲示すること。3つ目としまして、庁舎利用者が通常立ち入らない場所に設置することなどの対応を行い、喫煙所を設置したところでございます。 次に、参考としての情報となりますが、県ホームページに掲載されております、令和6年4月1日現在の県内各自治体の本庁舎での受動喫煙防止対策状況についてご説明させていただきます。 土浦市、結城市、下妻市、常総市などを含む14自治体については、敷地内全面禁煙となってございます。また、水戸市、日立市、古河市、龍ケ崎市などを含む30自治体が、本市と同じく特定屋外喫煙所を設け、特定の場所での喫煙が可能となっている状況でございます。 私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 八郷総合支所総務課長)私から、八郷総合支所における喫煙所の現状についてご説明させていただきます。 健康増進法の施行、改正に伴い、受動喫煙による健康影響を防ぐため、八郷総合支所におきましても屋外に喫煙所を設けて分煙化を図っているところでございます。 現在、支所のほうには喫煙所は敷地内に平成30年から2か所の設置をしてございます。1つは支所の地下公用車駐車場東側。もう1つは中央公民館西側に設置をしてございます。 喫煙所の構造はプレハブ式のユニットハウスを利用しておりまして、施設の仕様は外壁が金属サイディング、内装が化粧ベニヤ板で、床は耐水塗装コンパネというような形でございます。出入口が1か所、窓が対面で2か所ございます。施設の寸法としましては、縦2.3メートル、横4.5メートル、高さ2.6メートル、床面積が約10.4平米となってございます。空調設備として、エアコンと換気扇の設置がございます。 私からの説明は以上です。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 次に、本件についてご意見等がございましたらお願いをいたします。 ご意見等はございませんか。 菱沼委員)ちょっと確認でお聞きしたいと思います。2点確認したいと思います。 まず1点は、本庁舎、また、八郷総合支所の喫煙に対して、市民の方からの意見というか、何かありますか。こういうふうな部分では困るとか。 実際の健康増進法の観点からも様々な市民の方からの要望というか、ご意見というか、それが具体にあればお尋ねしたいなと思います。 ふるさと納税・財産活用課長)お答えいたします。 私の知る限りは市民の方からの苦情というのは、現在のところはないというふうに認識してございます。 以前は職員のほう……、たばこを吸わない職員がたばこの臭いがするといったお話もございましたが、現在はきちんとした、たばこを吸う場所が設けられておりますので、そういった職員からの苦情も、今のところはないというような状況と認識してございます。 以上でございます。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 支所のほうにおきましても、一般来庁者の方からの苦情等、そういったお話は知る限り認識はしてございません。 職員のほうに関しましても、特段そういった情報といいますか、認識も総務、施設管理所管課のほうには来てない状況でございます。 以上です。 菱沼委員)ありがとうございます。 あと最後に、利用状況なんですけど、実際利用状況としてはどのように把握されてるか、お尋ねしたいと思います。 ふるさと納税・財産活用課長)利用状況でございますが、実際にカウントしたことはございませんので、実際の利用状況というのは把握はしてございませんが、新聞報道でほかの自治体、関西のほうのある自治体ですが、新聞では8割方が、職員が利用されてるというような情報がございましたので、私の見る限り、石岡市におきましても、同程度の利用が職員であるのかなというふうに認識してございます。 以上でございます。 八郷総合支所総務課長)お答えいたします。 支所のほうにおきましても、喫煙所の利用に関しましては、一般の方はそれほど長居をするような状況もございませんので、職員のほうの利用が多く目立っているかなというふうに感じております。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。よろしいですか。 休憩します。 −休憩− 櫻井委員長)それでは会議を再開いたします。 池田委員)今回この陳情の趣旨にうたわれています健康増進法でございますが、これはもとより国民みんなが元気で長生きということを目指して制定されているものと私も承知をしております。 健康増進法第25条の中で、学校でありますとか官公庁施設あるいは多数の者が利用する施設を管理する者は、これらを利用する者について、受動喫煙を防止するため、必要な措置を講ずるよう努めなければならないとうたわれております。 今回の陳情でございます、石岡市本庁舎並びに八郷総合支所の喫煙所につきましては、分煙を徹底されておりまして、この受動喫煙については確保されてるというようなことが先ほど説明でございました。 ただし、この健康増進法の趣旨からのっとりますと、今後ですね、ほかの県の機関あるいはほかの市町村の例などを参考に検討されることも必要であると付け加えておきます。 私といたしましては、先ほど申し上げましたように、受動喫煙のための分煙がしっかりできているということが確認されましたので、本陳情につきましては、不採択が妥当ではないかと思う次第でございます。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。 討論はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。 これより採決に入ります。陳情第10石岡市本庁舎及び八郷総合支所を敷地内全面禁煙にすることを求める陳情を採決いたします。 本件は、起立により採決いたします。 お諮りいたします。 本件は、採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。 −賛成者起立− 櫻井委員長)起立なしであります。 よって本件は、不採択とすべきものと決しました。 暫時休憩いたします。10分程度といたします。 −休憩− 櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。 次に、陳情第11石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業の取りやめに係る陳情を議題といたします。 本件について、事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)陳情第11石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業の取りやめに係る陳情における、受理の経緯及び概要等の説明を申し上げます。 まず、受理の経緯でございますが、8月26日に提出され、同日付で受理いたしております。提出者は、石岡市柿岡の○○○○様でございます。 次に、陳情の概要でございますが、特急券購入費補助金交付事業が当市の人口減少の歯止めになっていると思われず、それよりも市民の収入を得られる就労の場を市内に確保することが先決であると考えるため、実施してから8年経過し、大きな成果を上げていない補助事業を令和6年度で取りやめることを求めるものでございます。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)ただいま事務局から、受理の経緯等について説明がありました。 次に、本陳情の審査に当たり、通勤・通学支援事業における補助金交付の現状について、執行部から説明を求めます。 人口創出課長)それでは私のほうから、石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業についてご説明を申し上げます。 まず、陳情第11にございました、平成29年度からの累計受益者数について319名と記載がございますが、正しくは347名となっておりますので、訂正をさせていただきたいと思います。 この通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業につきましては、大学進学等を機に転出をしてしまう若者や、生産年齢人口の減少に対する転出抑制、また、移住促進、さらには子育て環境の充実と負担軽減を図ることを目的として、平成29年度から開始をしておりまして、現在8年目を迎えているところでございます。 制度開始後、令和元年度までは微増、増加傾向にございましたが、令和2年、令和3年度については、新型コロナウイルス感染症対策としての通勤通学が自粛されたという影響によりまして、件数、金額ともに減少いたしております。令和4年度、令和5年度には、影響の収まりとともに増加傾向、元の数字に戻ってきた、回復してきたというふうに思います。 また、通勤・通学支援事業では、毎年度利用者にアンケートをお願いをしてございます。アンケート結果の中では、本制度があること、それが転出しない理由であるとお答えいただいているのは、3分の1弱、4分の1から3分の1の間となってございますが、経済的な負担軽減と時間的な余裕が生まれて、有意義に暮らせるなどの意見もございまして、補助金を交付させていただいている方からは好評を得ております。そういった事情から担当課としては、人口減少対策の一つとして、本事業を継続していきたいというふうに考えているところです。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 次に、本件についてご意見等がございましたらお願いをいたします。 菱沼委員)今回ですね、陳情第11石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業の取りやめに係る陳情ということで、今担当課から説明がございました。 そういう中でちょっと確認なんですけども、令和5年まで行う、実績として載っておりますけども、令和6年の状況はどうでしょうか。お尋ねしたいと思います。 人口創出課長)お答えいたします。 特急券につきましては、実績として報告をいただくのが9月末と3月末の数字について取りまとめを行って、お支払いをしていく中での実績が出てくるというところで、現在取りまとめ中というところになりますので、正確な数字がお答えできず申し訳ございませんが、件数としては同等程度上がってきているというふうに認識してます。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 休憩いたします。 −休憩− 櫻井委員長)では再開いたします。 谷田川委員)通勤者の特急券購入、通学者も一緒なんですけれども、平成29年度から令和5年度までの推移を見てみますと、だんだん増えているのも事実だというふうに私は認識をいたしております。 ただその中で、先ほども委員の皆さんから話が出たとおり、この通学者というのはまだ対象の中にも入れていいのかなというふうに思います。しかし、その中においても、やはり所得制限、これがあっても別に問題はないのかなと。また、そういう規制も多少はないと無尽蔵に、通学者だからどこまでいっても通勤の対象に、通学の対象にはなりますよということにはならないんではないかと、そう思います。 それと同時に、通勤なんですけども、先ほどもお話が出たとおり、土日を利用するという場合には、通勤ということではないと。これは誰もが理解できる部分であると思いますけれども、その辺のところも、例えば通勤という目的は自分の収入を得るための通勤なんで、例えば会社が遠くにあろうと近くにあろうと、ある程度の収入が得られる、また、待遇がいい、そういう目的で会社を選んでると思いますので、それが遠くだから、通勤手当が出ますよというような話ではないんではないかと私は思うんですね。 そういう面からしても、通勤者に対する補助金というのも、もう1回見直しをしていただきたいという部分と、通勤・通学者に対しての所得制限も含めて、改めてもう一回検討する必要があるんではないかというふうに私は思っております。 その件について、答弁があればお願いしたいと思います。 人口創出課長)ただいまいただいたご意見、所得制限であったりとか、例えば土日の利用の部分について、どのように確認していくかなど、補助金交付要綱の精査という部分については、継続的にちょっと内部で協議をしていけたらと考えております。 谷田川委員)基本的な目的は、人口減少対策というのが大きな柱になってるとは分かるんですけども、実際問題これをすることによって、石岡から転出者がいなくなったかということもあまり見受けられませんし、逆に石岡市は転出の面では、地域では最も多くなってるという部分もありますんで、改めてこの辺は見直しの対象として、新たな助成金、補助金の構築をしたほうがいいんではないかというふうに私は思っております。 以上です。 この部分に関しては、先ほど申しましたように継続という部分で、新たな対策を講じていただきたいというふうに思います。 櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。 ただいま谷田川委員のほうから継続というお話もございました。継続審査ということであれば、それから諮りたいと思いますがよろしいですかね。 この際、お諮りしたいと思います。 本件については、さらに調査検討をする必要があることから、継続審査といたしたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。 次に、所管事務の調査といたしまして、石岡市市制施行20周年記念事業についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 秘書広聴課長)私からは、石岡市市制施行20周年記念事業についてご説明させていただきます。お手元の市長公室資料1ページをご覧ください。 8月9日開催の総務企画委員会におきまして、石岡市市制施行20周年記念ロゴマークの募集及び選考方法について、ご報告させていただいたところでございますが、このたび記念ロゴマークが決定いたしましたので、ご報告申し上げます。 職員投票と実行委員会による1次選考を実施しまして、応募のありました18作品の中から5作品を選考いたしました。その後、1次選考を通過した5作品の中から一般投票による最終選考を行いました。 最終選考期間は9月13日から10月7日までの3週間でございました。 選考方法は、市民等によるオンラインでの一般投票で行い、総投票数は1,390票でございました。最も票を集めました作品は得票数673票で、全体の48パーセントとなってございます。 過日開催いたしました石岡市市制施行20周年記念事業実行委員会において、得票数が最も多かった作品を石岡市市制施行20周年記念ロゴマークに正式に決定したところでございます。今後、市ホームページや市報等において、石岡市市制施行20周年記念ロゴマークを公表してまいります。 今回決定いたしました記念ロゴマークの入ったのぼり旗を、市内の各施設に設置し、また、市の封筒に記念ロゴマークを入れて使用するなどにより、石岡市市制施行20周年への機運醸成を図ってまいります。 2ページをご覧ください。石岡市市制施行20周年記念事業(案)でございます。各部局から、石岡市市制施行20周年記念事業としまして、事業化の見込みのある事業を募集しまして、現在、実行委員会及び所管において検討しているところでございます。 記念式典につきましては、来年度の10月4日を予定しており、表彰式や記念イベント等を計画しているところでございます。毎年、市が後援しているイベント等の事業につきましては、今後、事業者に対しまして、石岡市市制施行20周年記念事業の冠称をつけての事業実施を依頼する予定でございます。 また、市が実施する事業においては、冠事業としまして、各部局から提案をいただいております。事業内容が決まりましたら報告させていただきます。なお、資料に記載されている事業につきましては、現時点の掲載となっております。 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。 菱沼委員)20周年記念事業が10月4日に開催されると。非常に喜ばしいことだなと思っているところであります。そういう中で、また今回のロゴマークが明確に、デザイン主旨ってことで書いてありますけども、明確にその部分が48パーセントの得票率で第1位になられた、とてもすばらしいデザインだと私は思います。 それで今回の製作に当たって、のぼり旗を製作するという状況でありますけども、のぼり旗の作成枚数とか、のぼり旗をどのように使用していくのか。 やっぱりこの20周年って大きなイベントだと思うんですね。それをただ単にぽつぽつとやるのか。大々的にのぼり旗を前面に出して、石岡市のPRをしっかりしていくのか。そこら辺の今後の展開をちょっとお尋ねしたいなと思います。 秘書広聴課長)お答えいたします。 のぼり旗につきましては、100本程度製作を予定しております。そちらの設置箇所でございますが、本庁舎、八郷総合支所、中央公民館、保健センター、各公民館、それから運動公園、ひまわりの館、商工会議所、商工会ですね、あと各JA等、そのほか郵便局等にのぼり旗を設置したいと考えております。こういったのぼり旗を設置しまして、市民の皆さんの機運醸成を図ってまいりたいと考えてございます。 そのほかに、市で使っている封筒等にこちらのロゴマークを印刷して、作成しましたら、そちらのほうも使用して機運醸成を図ってまいりたいと考えております。 以上でございます。 菱沼委員)機運の醸成という部分においては、私としては100本ののぼり旗では到底足りないんじゃないかと私は思います。 やっぱり各施設は確かに公共施設の出先機関、それは重要だと思います。しかしながら、これはちょっと、各企業さんとか様々なところにも協力をいただいて大々的に……、この20周年記念式典、これは私は重要だと思っているんですね。平成17年に八郷町と合併してはや20年が経過。やっぱり大きなイベントだと思うので、中途半端なイベントじゃなく、大々的にやるんであれば、100本ののぼり旗だと到底、私は少ないと思ってますし、それをもっと予算をつけて、しっかりやってもらいたいと思うんですけど。 そこら辺は、市長公室長としてはどう考えているでしょうか。お尋ねしたいと思います。 市長公室長)お答えいたします。 今年度ですね、ロゴマークなどを作成しまして、当初予算で認めていただいた範囲内で、まず100本とかというお話になるかと思いますけども、さらに必要であれば、来年度予算のほうで検討させていただきたいと思います。 以上です。 櫻井委員長)ほかにご意見、ご質問等はございませんか。 よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 続きまして、包括施設管理業務委託についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)それでは、市長公室資料の3ページをご覧いただければと存じます。包括施設管理業務委託についてご説明いたします。 1.はじめに(基本的な考え方)でございます。包括施設管理業務委託につきましては、現在部署ごとや施設ごとに契約をしております、施設の維持管理や修繕に関する業務につきまして、資料の導入イメージにあるように、一括して民間事業者に委託することにより、管理の適正化や業務の効率化を図り、市民サービスの向上を目指すものでございます。 本市では、小学校及び中学校、保育所等の計51施設に対し、導入するものとして、現在包括管理事業者、こちらマネジメント会社のほうの選定を進めておりました。 次に、2のこれまでの経過でございます。本年6月の第2回定例会におきまして、包括施設管理業務委託に関する補正予算をお認めいただいた後、7月よりプロポーザル方式により、包括管理事業者の募集を開始いたしました。8月に現地見学会を実施、9月12日の提案書締切りまでに2者の応募をいただいてございます。9月17日までに第1次審査として書類による審査を行い、9月24日にプレゼンテーションによる第2次審査を実施し、そのうち業者選考委員会による協議の後、優先交渉権者として日本管財株式会社が選定されました。日本管財株式会社は全国25自治体において、包括施設管理業務を受託している事業所であり、資料の概要にもありますとおり、サポート体制の充実やコールセンターの設置、施設管理システムの導入等が評価されたポイントでございます。 次に、3の今後のスケジュールでございます。11月29日に優先交渉権者とともに、事業者向けの説明会を開催いたします。これは現在、これまで対象となる施設の維持管理や修繕等の業務を受注している、もしくは入札に参加した事業者等を中心として実施するもので、包括施設管理業務委託の詳細、今後の流れ等について説明を行うものでございます。 その後、12月に優先交渉権者が維持管理事業者と個別面談を実施してまいります。これは個別の維持管理業務について説明を行うとともに、事業者としての登録、見積りの依頼、ヒアリング等を実施していくものでございます。この後、見積りなどを基に、優先交渉権者において各事業の業務委託先を決定してまいります。 最終的に包括管理業務委託の仕様と委託額を協議後、決定した後に、令和7年3月を目途に、優先交渉権者と委託契約を目指してまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 続きまして、廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)市長公室資料の4ページをご覧いただければと思います。 廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施につきまして、ご報告いたします。廃校となりました高浜小学校をはじめとする、3校に関する利活用サウンディング調査につきましては、9月9日に開催されました第4回総務企画委員会において報告をさせていただいたところでございますが、先日提案をいただいた事業者とヒアリングを実施いたしましたので、改めて報告をさせていただくものでございます。 初めに、1の調査の目的でございます。本調査につきましては、令和6年3月に閉校となりました、高浜小学校をはじめとする3校の今後の利活用につきまして、市場性の有無や民間事業者からの自由な利活用アイデア等を調査することを目的として、実施したものでございます。 次に、2のサウンディング型市場調査についてでございます。今回のサウンディング型市場調査につきましては、基本的な考え方としまして、資料中段のサウンディング型の類型にありますとおり、主に事業発案を目的としてございます。また、同じく資料中段にございます、4つの基本要件と各種諸条件を教育総務課等の関係部局と整理しつつ、事業者からの幅広い提案を期待するものとしております。 次に、3のスケジュールでございます。9月17日にサウンディング調査の実施要領を公表し、9月24日から10月25日までを現地見学会の実施期間としてございました。10月31日までをサウンディング調査の参加受付期間としておりましたが、3者からの申込みがあり、11月5日と6日にヒアリングを実施したところでございます。今後、提案内容について精査を行い、11月下旬に結果を公表してまいりたいと考えております。また、12月以降、状況に応じまして、地元説明会の開催、提案事業者との個別協議、さらに条件整理の上での再度提案募集など、そういったものを行ってまいりたいと考えております。 次のページをご覧いただければと存じます。4のこれまでの経過でございます。こちらは3者から提案をいただきました内容について、概要をまとめたものでございます。詳細につきましては11月下旬を予定しております、結果公表後にご報告をさせていただきたいと考えておりますが、取り急ぎ概要のみを報告をさせていただきます。 提案の特徴といたしましては、2者が宿泊施設、1者がザリガニを核とした観光資源開発等、3つの機能を持った施設ということとなってございます。こちら表の上にございます、aというところでございますが、こちらにつきましては、実際に廃校等を活用した事業展開の実績があり、実施運営による事業展開がなされるほか、賃借料についても市に納入する計画となっております。表の上、bと書いてあるところでございますが、こちらにつきましては、民間企業等の経営や再生、自治体等と連携したまちづくりの実績があるところでございます。石岡市内等の事業者が事業主体となり、提案者はアドバイス等を行う流れとなりますので、地元企業等の協賛をいただくことが不可欠となっております。表のcのところでございますが、こちらは強みとして、大学等との連携や経験を生かし、各種教育機能の充実が期待できるとの提案となっておりますが、事業化に向けまして、各種団体からの助成や公有財産に関する貸付などに対し、当面は無償化、無償に近い対応を希望されているところでございます。それぞれの対象地としましては、2者が高浜小学校、1者が三村小学校を希望してございます。土地・建物の取り扱いにつきましては、3者とも賃貸借を希望しておりますが、その額につきましては、先ほど申しましたとおり3者それぞれとなっており、場合によりましては、議会の議決をいただく必要があるものと考えております。 なお、いずれの提案につきましても、都市計画法や建築基準法等における各種制限についての確認、対応をしていく必要がございます。特に、市街化調整区域につきましては、様々な基準に適合させることや、茨城県の開発審査会に承諾を得る必要もございます。 最後に、参考として記載しております、5の財産貸付の場合の標準フローでございます。普通財産の貸付を行う場合の標準的な流れについて記載をしたものでございますが、今回のサウンディング調査につきましては、図の左から3番目に位置しております。今後、サウンディング内容について精査をし、方向性について協議をしていくこととなりますが、想定されるパターンとしまして、サウンディング調査結果を基に候補者を特定する、改めて詳細条件を設定し、再公募するの2つがございます。こういった流れを踏まえ、利活用について協議検討をしてまいりたいと考えております。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 続きまして、移住支援事業についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 人口創出課長)それでは、私からは移住支援事業についてのご説明を申し上げます。市長公室資料6ページをご覧いただければと思います。 この移住支援事業につきましては、5月、6月、9月に開催されました、本委員会でも進捗状況をご報告してまいりました。その中で、Bに記載させていただいたように、プレサウンディング型市場調査、サウンディング型市場調査、民間事業者からの提案と審査を経まして、優先交渉権者及び次点事業者を選定したところでございます。 C契約及び事業進捗状況をご覧ください。選定いたしました株式会社Coelacanth様と、令和6年10月11日金曜日に契約金額299万3,400円、税込で契約を締結しております。また、契約に伴いまして事業を開始したところでございまして、まず事業内容、1)移住体験ツアーにつきましては、ツアー参加者が本市に居住する先輩移住者の元を訪ねまして、たき火や薪割り、そういった体験を通して交流を楽しみながら、個人間の接点を創出していきまして、石岡市に触れていただくことで、関係人口、交流人口となっていただきまして、移住、また、2拠点居住へのハードルを下げるもの、そういった中から、将来的な移住に結び付けるものを目指してございます。 本日、令和6年11月14日木曜日から告知を開始しまして、オンラインによる説明会を経た後に、令和7年1月18日土曜日と26日日曜日の2回ですね、1回のツアーにつき10名程度というのを定員として、実施をしていく予定でございます。 次に、11月1日から受講生の募集というのを開始してございます、2)空き家活用講座でございます。石岡市内の空き家、これはテナントや店舗、倉庫なども含んでおります。そういったものを活用して、事業、場づくりなどを行いたい方というのを10名程度募集してございまして、全6回の講座を通して、受講者に自らの考えた事業、プロジェクトを作成していただきます。 また、空き家のオーナーなどにも声かけを行いまして、第6回の第6講で予定している発表会・交流会において、そういった方とマッチングという部分も目指してまいりたいと考えております。 ご参加いただいた方に、本市で実際に事業化をしていただきまして、関係、交流人口の創出はもちろん、移住、2拠点居住につなげていただきたいと、そういったことを目指してまいります。第6講の受講生によるプロジェクトの発表会・交流会では、空き家オーナーを含む受講生以外の方にも再度お知らせをしてまいりますので、委員の皆様もお時間が許す際にはご参加いただければ幸いだと考えております。 次のページ、7ページ以降に、移住体験ツアー、また、空き家活用講座の募集、告知のチラシを添付させていただいておりますので、後ほどご覧いただければと思います。事業実施後には、実施の状況、ツアー参加者や受講者へのアンケート内容などについて、再度本委員会で報告をさせていただきたいと思います。 説明は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。 続きまして、公用車物損事故についてを議題といたします。 本件について、執行部より説明を求めます。 消防本部総務課長)消防本部総務課から、令和6年10月2日水曜日に発生した、公用車における物損事故事案についてご報告をさせていただきます。資料ナンバー08をご覧ください。 発生日時ですが、令和6年10月2日水曜日、16時15分頃でございます。 発生場所ですが、石岡市上青柳地内の市道上になります。 事故概要ですが、八郷消防署当直隊で、消防自動車の機関員養成訓練を実施中、資料1枚目の位置図のとおり、消防車両が右折するも曲がりきれず、進入位置修正のため、車両の前後に誘導員を配置し、後退はしたものの、誘導員の停止の声が届かず、同民家の木製板塀に車両左テールランプ部が接触し、木塀の一部を破損させた事案になります。破損させた塀及び消防車両の破損状況は、資料2枚目の添付写真ナンバー1からナンバー4をご覧ください。 事故発生直後、同日17時35分から、警察及び相手方立会いの下、事故処理を実施し、相手方からは、破損した部分のみの修繕との回答を得ており、現在示談案について協議中であり、まとまり次第ご報告をさせていただきます。 今後の再発防止を含めた事故防止の徹底を図ってまいります。このたびは大変申し訳ありませんでした。 消防本部総務課からの報告は以上でございます。 櫻井委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。よろしいですか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 櫻井委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。 以上で、本日の総務企画委員会を閉会いたします。 |