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令和6年度 総務企画委員会

 第7回委員会 (12月16日)
出席委員 櫻井茂委員長、鈴木康仁副委員長、、菱沼和幸委員、池田正文委員、谷田川泰委員、飯村一夫委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長公室】
 市長公室長(門脇孝)、市長公室次長(今橋輝雄)、市長公室政策調整監(栗山英範)、市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(井坂隆史)、秘書広聴課長(大久保和夫)、人口創出課長(小沼努)、秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長(太田貴之)
【総務部】
 総務部長(武石誠)、総務部次長兼DX推進担当(細谷和彦)、総務課長兼DX推進担当(大山美徳)、情報政策課長兼DX推進担当(山口哲史)、総務課副参事行政担当(渡辺聡)
【財務部】
 財務部長(佐谷戸美紀)、財務部次長(武川俊郎)、財政課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当(関努)、ふるさと納税・財産活用課長(峯宜久)、税務課長(野村栄貴)
【会計課】
 理事兼会計管理者(吉澤房江)、会計課長(鈴木俊彦)
【八郷総合支所】
 八郷総合支所長(萩原勇)、八郷総合支所総務課長(白田裕一)
【消防本部】
 消防次長(天野正道)、消防本部総務課長補佐(菊池輝)、消防本部総務課長補佐(竹内源光)
議会事務局 庶務議事課主幹(宮崎元嗣)

櫻井委員長)
ただいまから、総務企画委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の審査に当たり、出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日の案件の説明のために出席を求めた者のうち、消防長鈴木君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申し出がありましたので、ご報告申し上げます。
 議事に入るに先立ちまして、消防本部より発言を求められておりますので、これを許します。

消防次長)議事前の貴重なお時間をいただきましてありがとうございます。
 今回の消防職員の不祥事につきまして、消防長に代わりまして、私から謝罪を申し上げます。
 過日の全員協議会でもご説明させていただきましたが、消防本部総務課長が偽造紙幣行使の容疑により逮捕され、現在も拘留、取調べ中となっております。今回の案件は市議会をはじめ、当委員会、そして石岡市民の信頼を一方的に裏切るような行為となり、深く反省しているところでございます。
 また、当市消防本部のみの責任問題ではなく、全国の消防本部、消防団、そして消防関係者の尊厳をも地に落としてしまった事態として、深く反省しております。
 消防本部としまして、今後再発防止に本気で取り組んでまいります。全職員が一つの方向を向き、消防として、公務員として、本来のあるべき姿を求めて進んでまいります。
 しかしながら、8月にも消防職員の不祥事があり、今回も度重なる不祥事として、このような謝罪や再発防止の言葉に対して信頼をいただけるとは、こちらも思っておりません。消防として、今後態度で、姿で示していきたいと思います。一つ一つ、目の前のものを真摯に取り組んでいきます。その姿を見て、皆様、それから市民との距離を一歩ずつ、少しずつですが、着実に縮めていきたいと思います。
 このたびは大変申し訳ありませんでした。

櫻井委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について、ご発言等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 これより議事に入ります。
 初めに、議案第120号専決処分に対し承認を求めることについて(令和6年度石岡市一般会計補正予算(第5号))を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

総務課副参事行政担当)私からは、議案第120号専決処分に対し承認を求めることについて(令和6年度石岡市一般会計補正予算(第5号))につきまして、ご説明させていただきます。
 今回の補正予算につきましては、令和6年10月27日に執行されました、第50回衆議院議員総選挙に要する経費でございまして、10月9日に衆議院が解散され、10月15日公示と、解散から公示まで6日間という非常に短い期間で選挙が執行されたもので、専決処分により歳入歳出それぞれ3,905万1,000円を増額させていただいたものでございます。
 初めに、歳出からご説明させていただきます。補正予算書の10、11ページをご覧願います。歳出科目は款2総務費、項4選挙費、目3諸選挙費、歳出事業名は衆議院議員選挙費でございます。内訳につきましては、11ページ右側の説明欄に記載されております。
 主なものといたしましては、選挙管理委員会の委員、投票管理者、投票立会人の報酬としまして、委員等報酬212万7,000円。投開票に従事する職員の職員手当としまして、時間外勤務手当1,574万円及び管理職員特別勤務手当64万円。投開票に係る消耗品などとしまして、事務事業用品費150万円。入場券等の送付費用としまして、郵便料315万5,000円。選挙広報の折込や投票用紙枚数計算機の点検などの費用としまして、手数料178万9,000円。投票所入場券等作成業務委託料としまして、176万円。ポスター掲示板設置・撤去委託料としまして、293万6,000円。選挙日当日の投票事務従事者に係ります、派遣職員の費用としまして、選挙事務従事者派遣委託料168万1,000円。投票管理システムの使用料としまして、システム使用料168万1,000円。ポスター掲示板の購入経費の加工用材としまして、200万7,000円。投票箱などの選挙用備品の購入費用としまして、選挙用備品50万円など、3,905万1,000円の歳出予算を計上させていただきました。
 続きまして、歳入につきましてご説明させていただきます。補正予算書の8、9ページをご覧いただきたいと思います。歳入科目は、款16県支出金、項3委託金、目1総務費委託金、節4選挙費委託金でございます。内訳につきましては、9ページの右の説明欄に記載されているとおりでございまして、衆議院議員選挙執行委託金としまして、3,885万3,000円。衆議院議員選挙啓発推進委託金としまして、12万3,000円。衆議院議員選挙開票速報事務委託金としまして、7万5,000円。合計3,905万1,000円となりまして、歳出と同額を歳入として計上させていただきました。
 以上で私からの説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

菱沼委員)議案第120号専決処分に対し承認を求めることについてということで、ただいま衆議院議員総選挙についての費用の説明がございました。
 私から、ちょっと2点確認をさせていただきます。今回の時間外勤務手当で1,574万円ということで掲載されておりますけども、例年と比べてこの時間外勤務手当、様々ですね、機械等、また様々な備品を購入されて、かなり時間も短縮されてきてるのかなと思ってはいるんですけども、その点いかがでしょうか。お尋ねしたいと思います。

総務課副参事行政担当)ご答弁申し上げます。
 時間外勤務手当でございますが、時間外勤務手当につきましては、期日前投票の期間や、あとは開票等に要する時間によりまして、大小あるものでございまして、衆議院議員選挙につきましては、開票におきまして選挙区・比例代表・国民審査、3種類ございますので、通常の選挙よりも多くの予算を計上してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)前回の衆議院総選挙と比べていかがでしょうか。お尋ねしたいと思います。

総務課副参事行政担当)前回の衆議院議員選挙と比べてということでございますが、前回と同程度の予算を計上してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)同程度の計上ということで、じゃあほぼ同額の状況で時間短縮にはなってないという状況でよろしいでしょうか。

総務課副参事行政担当)ご答弁申し上げます。
 実際のかかった金額等につきましては……、そうですね、人件費等の上下というのもございますので、単純に金額で比較というよりは、要した時間というもので検討すべきかとは思いますが、開票にかかった時間につきましては、前回と比べて大変多くなったとか、そういうことは特にございませんでした。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そういう中で、一番危惧される部分は職員も朝から夜遅くまで、非常にやっぱりご苦労かけている部分が多々あるので、少しでも時間の短縮ができていければいいのかなと思ったので、質問させていただきました。
 次回の衆議院総……、来年は7月に参議院議員選挙がございますので、そういう意味では、少しでも職員の皆さんの過労とならないような対策が講じられればいいかなと思いますので、その点ひとつよろしくお願い申し上げます。
 それからあと1点。ポスターの掲示、設置ということで、掲示板が各地域に約300枚ほどですかね、正確な枚数をちょっと覚えてないんですけども、300か所以上が設置されてると思うんですけども、そこに今までであれば2,000円の図書券ということで、今までも地域の方ですかね、協力いただいた方に図書券として、2,000円分の図書券を出してると思うんです。今回も同じでよろしいんでしょうか。確認させていただきたいと思います。

総務課副参事行政担当)ご答弁申し上げます。
 ポスター掲示場につきましては、市内320か所に設置をしてございまして、ポスター設置のところでお借りいただいたところにつきましては、従来どおり2,000円の図書カードのほうを謝礼として予算計上をして執行してございます。
 以上でございます。

菱沼委員)ありがとうござました。以上です。

櫻井委員長)ほかに質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第120号専決処分に対し承認を求めることについて(令和6年度石岡市一般会計補正予算(第5号))を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、承認すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち当委員会の所管に係る部分を議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。
 なお、本案の説明の順番は、市長公室所管、総務部所管、財務部所管、会計課所管、八郷総合支所所管及び消防本部所管の順でお願いをいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、秘書広聴課わがまち発信室所管の予算につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに、補正予算書4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正のうち、4段目の令和7年度「広報いしおか」印刷製本業務でございます。この項目につきましては、広報紙の印刷製本に係る年間業務につきまして、入札を前倒しすることにより執行する案件でございます。期間につきましては、令和6年度から令和7年度まで。限度額につきましては、2,062万8,000円となっております。
 続きまして、補正予算書28、29ページをご覧ください。表の中段、款2総務費、項1総務管理費、目2文書広報費の説明欄、広報活動経費257万4,000円の減額を計上させていただいております。この項目につきましては、令和6年度の広報紙の印刷製本業務につきまして、入札により生じた契約額との差金分を減額補正するものでございます。
 以上が、秘書広聴課わがまち発信室所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、政策企画課所管の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の28、29ページをご覧願います。ページ中段にございます、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費の職員等人件費のうち、時間外勤務手当52万5,000円でございます。年度途中からの職員流動化に伴い、職員数が減となっていた期間があったこと、また、公共施設包括管理に関する業務量等が当初想定より多かったことなどから、結果として時間外勤務が大幅に増加している状況にございます。今後も時間外勤務が見込まれ、手当についても不足することから、増額するものでございます。
 続きまして、ページの下段にございます、款2総務費、項1総務管理費、目11諸費の過誤納還付金のうち、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金返還金515万5,000円でございます。令和5年度に交付いただきました物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金に係る返還金でございます。令和5年度におきましては、交付金を活用し、低所得者世帯支援として価格高騰重点支援給付金の給付、土地改良区電気料金高騰対策支援金の給付などを実施してまいりましたが、これらの事業のうち確定した事業におきまして、予算と実績額の差が生じてございます。そのため、実際の交付額と交付金充当額の差額であります515万4,596円につきまして、返還する必要が生じたことから、計上するものでございます。
 以上が、政策企画課所管の補正予算でございます。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

人口創出課長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、人口創出課分についてご説明を申し上げます。
 まず、歳出からご説明をさせていただきます。補正予算書28、29ページをお開き願います。下段の表、款2総務費、項1総務管理費、目6企画費、右側説明欄の移住推進事業242万9,000円の減額でございますが、移住コーディネーター委託料の見直しに伴う減額でございます。移住コーディネーターにつきましては、これまで委員会でもご説明させていただいたところですが、制度設計について協議研究を行っていたところでございまして、移住支援を実施していく中で、連携が取りやすい会計年度任用職員としての任用に見直しをしたいと考えております。具体的には、移住コーディネーター委託料323万4,000円を減額いたしまして、移住定住コーディネーター報酬77万2,000円の増額、移住定住コーディネーターの通勤手当として、費用弁償3万3,000円の増額をするものでございます。
 続きまして、同じ表の上段になりますが、款2総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、右側説明欄の職員等人件費のうち、職員共済組合納付金5万1,000円、社会保険料8万7,000円につきましては、移住定住コーディネーターの社会保険料でございます。
 続いて、歳入についてご説明をいたします。補正予算書26、27ページをお開き願います。款21諸収入、項5雑入、目5雑入、右側説明欄の雇用保険被保険者掛金1万4,000円のうち5,000円につきましては、移住定住コーディネーターの雇用保険の雇用者負担分の掛金でございます。
 人口創出課からは、説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

総務課長兼DX推進担当)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、総務課人事担当の補正予算に係る職員等人件費につきまして、ご説明申し上げます。
 今回の職員等人件費の補正につきましては、令和6年8月の人事院勧告に準じた補正を予定しておりましたが、さきの衆議院議員総選挙の影響により、通常国会の開催時期に変更が生じ、国の法案が成立していない状況でございますので、本定例会への上程を見送ったところでございます。それに伴いまして、人事異動に伴い、不足が見込まれる3月分までの職員給与等、また、会計年度任用職員の増員による報酬等につきまして、必要最小限の補正とさせていただいたところでございます。人事院勧告に準じた職員等人件費補正につきましては、国の状況を見極めながら、年度内の適切な時期に上程させていただきますので、その際には減額分、増額分を相殺いたしまして対応させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、内容につきまして、款議会費から教育費までの職員等人件費に係る総額を、補正予算書46、47ページに給与費明細書として記載してございますので、そちらでご説明させていただきます。
 補正予算書46、47ページをご覧ください。給与費明細書の上段の表でございます。2.一般職の表中の左端、区分欄に、補正後・補正前・比較とございますが、比較の欄でご説明させていただきます。まず補正額でございますが、給与費といたしまして、報酬、給料及び職員手当を合わせまして、6,378万2,000円の増額。共済費といたしまして、367万6,000円の増額。合計といたしまして、6,745万8,000円の増額となるものでございます。
 内訳といたしまして、まず、報酬の252万3,000円の増額でございますが、事業の見直し、産休代替及び退職補充による会計年度任用職員を任用するため、増額となるものでございます。
 次に、給料の1,552万2,000円の増額でございますが、人事異動に伴い不足が見込まれる3月分までの職員給与につきましての増額でございます。
 次に、職員手当4,573万7,000円の増額の内訳でございますが、中段の表の職員手当の内訳のとおりでございます。
 次に、共済費の367万6,000円の増額でございますが、人事異動に伴い、不足が見込まれる3月分までの職員分及び任用予定の会計年度任用職員分の増額となります。
 以上が、総務課人事担当に係る補正予算の説明でございます。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

情報政策課長兼DX推進担当)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、情報政策課所管の予算につきましてご説明申し上げます。
 初めに、補正予算書8ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正の廃止の表でございます。それではご説明申し上げます。上段の住民基本台帳ネットワーク機器借上料を、補正前の限度額2,399万2,000円で予算化しておりましたが、機器調達時期の見直しが発生したため、令和7年度に改めて予算化させていただくことにいたしました。このため、令和6年度の債務負担行為を廃止させていただくものでございます。この補正の詳細につきましては、後ほど歳出においてご説明させていただきます。
 続きまして、歳出でございますが、補正予算書の28、29ページをご覧ください。表の下段、款2総務費、項1総務管理費、目9電算費の右側の説明欄をご覧ください。住民基本台帳ネットワーク整備事業経費につきましては、節12電算業務委託料23万4,000円の増額。節13備品借上料79万2,000円の減額。
全ての補正を合わせまして、55万8,000円を減額補正させていただくものでございます。
 今回の補正につきましては、先ほど債務負担行為の際にご説明いたしましたとおり、機器調達時期の見直しにより、今年度中に当初見込んでおりました、機器の更新を完了させることが困難となりました。このため、機器の更新で見込んでいた備品借上料82万7,000円を減額。既存機器の再リースを2か月延長するため、3万5,000円を増額。合計して79万2,000円の減額となってございます。また、電算業務委託料につきましては、機器の保守委託を2か月延長することにより、23万4,000円の増額となってございます。それら全ての補正を合わせまして、55万8,000円を減額補正させていただくものでございます。
 以上が、情報政策課所管の補正予算となります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

財政課長(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、財政課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書の24、25ページをお開き願います。歳入でございます。下から2段目にございます、款19繰入金、項2基金繰入金、目3公共施設整備基金繰入金の公共施設整備基金繰入金81万8,000円の減額でございます。こちらは当初、この基金を財源として充当する予定でございました、民生費のふれあいの里費、施設維持管理経費の実施設計委託料につきまして、委託契約が確定したことに伴い、歳出予算を減額いたしますので、それに合わせて、同額を減額するものでございます。
 次に、一番下の欄から次のページにございます、款20繰越金、項1繰越金、目1繰越金の繰越金4億722万2,000円の増額でございます。第6号の補正予算の財源となります歳入でございますが、国庫支出金、県支出金、寄附金及び諸収入が増となりますが、不足分を一般財源で対応いたします。この財源といたしまして、繰越金により財源調整を行うものでございます。
 以上が、財政課所管の補正予算でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

ふるさと納税・財産活用課長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、ふるさと納税・財産活用課所管分についてご説明申し上げます。
 補正予算書の4ページをご覧いただければと思います。下段の表、第3表の債務負担行為補正でございます。上から5段目の清掃業務委託料(市役所本庁舎)以下、9段目の令和7年度公用バス運転業務委託料までが、ふるさと納税・財産活用課所管の債務負担行為補正でございます。こちらは、令和6年度から本格導入となりました、年間業務委託契約等の入札・契約事務の見直しに伴いまして、入札を前倒しして実施するため、債務負担行為を設定するものでございます。
 初めに、上から5段目、清掃業務委託料(市役所本庁舎)でございます。こちらは、市役所本庁舎における施設清掃業務委託を予定しているものでございます。債務負担行為の設定期間は、発注者及び受注者の事務負担軽減及び受注者の雇用及び経営の安定を目的としまして、複数年契約を予定しているもので、令和6年度から令和9年度までの4年間となります。令和6年度は入札及び契約手続を行い、令和7年度から令和9年度までの3年間を履行期間とするもので、限度額は1億1,150万5,000円でございます。
 次に、その下の設備管理業務委託料(市役所本庁舎)でございます。こちらは、市役所本庁舎における設備管理業務委託を予定してるものでございます。先ほどの清掃業務委託料(市役所本庁舎)と同じく、令和6年度から令和9年度までの4年間の債務負担行為を設定するものでございます。令和6年度は入札及び契約手続を行い、令和7年度から令和9年度までの3年間を履行期間とするもので、限度額は1億3,744万9,000円でございます。
 次に、7段目の令和7年度電話交換業務委託料(市役所本庁舎)につきましては、市役所本庁舎の電話交換業務委託を予定してるもので、期間は令和6年度から令和7年度までで、限度額は2,880万1,000円でございます。
 次に、8段目の令和7年度公用自動車任意保険料につきましては、主に遠方の利用が見込まれ、万が一の車両トラブルに備え、ロードサービス特約を附帯する必要のある公用自動車20台を、民間保険会社の任意保険に加入を予定し、入札により保険会社を選定するものでございます。期間は令和6年度から令和7年度までで、限度額は125万8,000円でございます。
 次に、9段目の令和7年度公用バス運転業務委託料につきましては、市が所有する公用バス1台の運転業務委託を予定してるもので、期間は令和6年度から令和7年度までで、限度額は535万7,000円でございます。
 以上が、ふるさと納税・財産活用課所管の議案として提出しております補正予算の内容でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

税務課長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、税務課所管の補正予算についてご説明申し上げます。
 補正予算書の28、29ページをご覧ください。款2総務費、項1総務管理費の一番下の目11諸費、過誤納還付金2億7,496万円のうち、22市税過誤納還付金700万円の増額についてご説明申し上げます。
 主な内容でございますが、今年度の法人市民税の確定申告に伴い、確定申告の税額が昨年度の中間申告時に納付された税額より大きく下回った法人がいたことや、個人市民税で、所得控除等の追加による申告の修正が多かったことなどに伴いまして、今後不足が見込まれます、過誤納還付金700万円の増額補正をお願いするものでございます。
 私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

会計課長)私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、会計課が所管する予算についてご説明いたします。
 補正予算書の28、29ページをご覧ください。表の下段にございます、款2総務費、項1総務管理費、目4会計管理費、説明欄の出納事務費1万6,000円でございまして、内訳はシステム使用料となってございます。
 内容につきましては、会計課が使用してございます振込データの送信システム、こちらに係る通信料の月額が令和6年11月1日より改定となりまして、システム使用料の当初予算額39万5,000円から、不足が見込まれます1万6,000円を増額させていただくものとなってございます。
 私からの説明は以上でございます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

八郷総合支所総務課長)私から、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、八郷総合支所総務課所管に係る部分についてご説明いたします。
 補正予算書の4ページをご覧ください。第3表債務負担行為補正の一番下、清掃業務委託料(八郷総合支所複合施設)でございます。清掃業務委託につきまして、年間業務委託契約の入札・契約事務の見直しとしまして、前年度に引き続き債務負担行為を設定するものでございます。令和6年度中に契約の準備を進め、令和7年4月1日から開始できるようにするもので、債務負担行為期間は令和6年度から令和9年度の4年間で、限度額は4,694万7,000円でございます。
 続いて、5ページをご覧ください。一番上の段でございます。設備管理業務委託料(八郷総合支所複合施設)でございます。こちらも清掃業務委託と同様の理由で、債務負担行為を設定するものでございます。期間は令和6年度から令和9年度までで、限度額は6,888万6,000円でございます。
 次に、その下の冷暖房用設備管理業務委託料(八郷総合支所複合施設)でございます。こちらにつきましても、清掃業務委託と同様の理由で債務負担行為を設定するものでございます。期間は令和6年度から令和9年度までで、限度額は2,236万8,000円でございます。
 さらに、その下の令和7年度夜間警備業務委託料(八郷総合支所複合施設)でございます。こちら、年間業務委託契約の入札・契約事務の見直しとして、債務負担行為を設定するもので、期間は令和6年度から令和7年度までで、限度額は1,995万4,000円でございます。
 次に、補正予算書28ページ、29ページをご覧ください。款2総務費、項1総務管理費、目5財産管理費、説明欄の総合支所複合施設維持管理経費、節10需用費、電気料338万2,000円でございます。これは今期夏場の酷暑により、冷房にかかる使用電力量が当初の見込みより増加しまして、今後電気料不足が懸念されるため、増額の補正をするものでございます。
 私からの説明は以上です。よろしくご審議賜りますようお願いいたします。

消防本部総務課長補佐(菊))私からは、議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち、消防本部総務課所管の補正予算につきましてご説明いたします。
 補正予算書第6号、6ページ、第3表債務負担行為補正中段をご覧ください。清掃業務委託料(消防本部)927万7,000円。清掃業務委託料(柏原分署・愛郷橋出張所)353万6,000円。清掃業務委託料(八郷消防署・山崎出張所)320万2,000円。令和7年度消防吏員仮眠用寝具借上料210万1,000円でございます。清掃業務委託料については、令和7年4月1日から履行を行うため、債務負担行為期間を令和6年度から令和9年度まで、契約期間を3年間とするものでございます。消防吏員仮眠用寝具借上料については、令和7年4月1日から履行を行うため、債務負担行為期間を令和6年度から令和7年度まで、契約期間を1年間とするものでございます。
 私からのご説明は以上となります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑を行います。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第121号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第6号)のうち当委員会の所管に係る部分を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管に係る部分及び議案第138号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計2件は関連する議案でありますので、一括して議題といたします。
 本案について、執行部から説明を求めます。

消防本部総務課長補佐(菊))私からは、議案第138号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてと、それに関連いたします議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)につきまして、ご説明いたします。
 初めに、議案第138号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、ご説明させていただきます。議案第138号の資料をご覧ください。市が払う損害賠償額につきましては、10万5,577円でございます。内訳については、板塀修理費10万5,577円でございます。
 和解の内容につきましては、市が相手方に損害賠償額を支払うものでございます。
 提案理由といたしまして、第5回総務企画委員会でご報告させていただきました、令和6年10月2日16時15分頃、石岡市上青柳地内において、消防本部の職員が公用車を運転中に発生した物損事故について、損害賠償額を決定し、和解するものでございます。
 続きまして、議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち、議案第138号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解について、関連する部分のご説明をさせていただきます。
 補正予算書第7号、8ページと9ページをご覧ください。歳入でございます、款21諸収入、項5雑入、目5雑入、補正額25万6,000円のうち、消防本部所管として、自動車損害保険金10万6,000円でございます。
 次に、歳出でございますが、補正予算書第7号、10ページと11ページをご覧ください。款9消防費、項1消防費、目1常備消防費、補償補填及び賠償金10万6,000円でございます。これらの歳入歳出につきましては、消防自動車操縦訓練中に発生した物損事故ということで、全国自治協会、茨城県町村会により補填されるものでございます。
 私からのご説明は以上となります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で質疑を終結いたします。
 これより討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第135号令和6年度石岡市一般会計補正予算(第7号)のうち当委員会の所管に係る部分及び議案第138号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についての計2件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、いずれも原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 次に、陳情第11石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業の取りやめに係る陳情を議題といたします。
 本件につきましては、令和6年第3回定例会において当委員会に付託され、11月14日に審査を行ったところでございますが、さらなる調査・検討が必要であることから、継続審査といたしたところでございます。
 改めまして、本件の審査に当たり、通勤・通学支援事業における補助金交付の現状について、執行部から説明を求めます。

人口創出課長)それでは私のほうから、石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業について、ご説明をさせていただきます。
 まず一番上の購入費補助金、平成29年度から令和5年度までの実績でございますが、先日開催されました、11月14日に開催された本委員会においてご説明をさせていただいたところです。それで、まず1番、令和6年度実績をご覧ください。
 本委員会において上半期実績ということでご質問をいただいてますが、その際に取りまとめができておりませんでしたので、答弁ができませんでした。取りまとめができましたので、記載をさせていただいております。上半期(9月報告分)実績としまして、69名、268万3,000円のご利用がございました。また、令和5年度同期実績と比較しますと、13名、70万1,000円の増であったことを報告させていただきます。
 次に、今後の方針案でございます。本委員会でいただいたご意見について、検討の進捗報告をさせていただきたいと思います。まず@番、所得制限を設けることについてでございますが、利用者からいただいております誓約書兼同意書、こちら様式第2号となりますが、納税状況のみの同意となっていることから、所得制限を設けた場合に、対象外となってしまう方などの有無等確認が現状行えませんので、この誓約書等に所得状況等の調査というところを加えまして、今後調査をさせていただければと考えているところです。また、A番、特に土日祝日と通勤通学以外への利用制限方法の検討というところでございますが、まず1つ目として、こちらも誓約書兼同意書のほうに、確認方法というのは現状とは変わらないんですが、通勤通学以外の用途への利用はしないといったものを追記させていただく。また、2つ目として、通勤者について、現状事業者さん、通勤している会社から作成していただいて、通勤証明書というのをいただいております。こちらに土日祝日等の出勤の有無という部分を記載いただいて、利用をしているかどうかというのを確認するというのを加えて進めていきたいと考えているところです。B番でございますが、前述を含めまして、石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付要綱の改定について検討させていただきたいと考えております。これまでアンケートの実績から、本制度の利用ができない場合に、転出を検討すると回答した方というのが、回答数のうち3分の1程度いらっしゃいました。そういったことから、人口減少対策、税収の確保等に一定の効果も認められるというふうに考えておりますので、慎重に判断をしながら進めてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 次に、本件についてご意見等がございましたらお願いをいたします。ご意見等はございませんか。

池田委員)ただいまご説明をいただきまして、陳情第11に係る調査ということでございます。
 この陳情の願意ですね、趣旨は最下段に出てます、「補助事業を実施して8年間を経過して大きな成果を上げていない補助事業なので、令和6年度で取りやめるよう陳情いたします。」これが陳情の趣旨だと思いますね。
 先ほどの説明の中にも人口減少対策、税収の確保等に一定の効果も認められるっておっしゃってましたが、今までこの成果につきまして、どのような検討がなされ、どのようなことを確認しているのかお伺いをいたします。この実績につきましては、補助金の交付事業の件数や金額ではなく、この事業に対する成果として、どのように捉えているのかお伺いをいたします。

人口創出課長)お答えいたします。
 池田委員ご指摘のとおり、実績という部分で、この金額の増減というところをまず一義的に考えてしまっているところでございますが、どうしても通学者に関しては、就職をしてどちらに行かれるかというところまでが確認できていなかったりというところがございまして、アンケートなどでも事業を受けていただいたタイミングで、この制度についての考えを述べていただくというところにとどまっているのが現状でございます。
 今後、特に通勤者の方については、これまでも継続して利用されているのかどうかとか、そういったところについて確認をするような形で、実績……、転出しないでいただいているというような実績というものを確認していけたらというふうに考えております。

池田委員)この成果につきましては、なかなか数字で表れてくるものではないと思いますが、事業を実施してる以上は、やはりその成果を求めなければ、行政としてはまずいのかなと思いますので、これにつきましては、今後もより調査研究を重ねていただいて、少しでも成果が出るような形にしていただければと思います。
 それとあと、さきの委員会におきまして、通学者につきましては別でございますけども、通勤者については所得制限を設けることを検討してはいかがかということを申し上げました。これにつきましては、ご説明の中で3月と6月に実績の報告と交付を行っているということでございますので、令和7年度に関しましては、令和6年度中の3月に交付したものが、令和7年の6月にならないと、その所得等については把握できないということになれば、最低1年は通勤者の所得については把握できない状況が生まれると思いますので、令和7年度の1年間をかけまして、その通勤者の所得の状況の把握と、それに合わせて……、その所得制限をどこで切るかっていうのは一番問題になろうかと思います。明確な基準で利用者が納得するようなところの……、それも先ほど調査研究と申しましたが、やっていただければと思います。
 私からは以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。

菱沼委員)今、池田委員からも話がございましたけども、実際この陳情第11は平成29年度からスタートいたしまして、8年を迎えるわけでございます。
 様々なご説明がございました。今後の方針ということで、先ほど担当課として3つのことを述べられました。そういう部分においては、私も全く同感でございまして、今の状況をしっかりと分析する、これがやっぱり重要かなと思ってますので、この所得制限……、先ほど池田委員も言っておりましたけども、所得制限をしっかり設けてもらう。その上限については、先ほどから話がありますけども、しっかりとその状況、どこで切るのかってのが非常に難しいことだと思うんですけども、そこはしっかり内部で協議していただいて決めてもらいたいなと。
 あと土日の部分で、出勤ですね、あくまでも通勤者に対してですけども、通勤の土日祝日ですかね、その部分をしっかりと明確にしてもらう。
 それから、要綱の見直しっていうことですかね、この部分をやってもらうには、やっぱり時間もかかると思うんです。そういう部分においては、先ほど池田委員から話がありましたけども、1年間をかけてしっかりと練り上げて、我々総務企画委員会のほうに、また随時分かり次第上げていただきたいと思います。
 それからあと1点は、この通勤者と通学者、これを分けてもらってもいいのかなと思ってますので、そこら辺もちょっと併せて調査研究していただければと思います。その点で何か答弁がありましたら、お願いしたいと思います。

人口創出課長)ありがとうございます。
 委員おっしゃるとおり、やはり分析をしっかりしていって、適宜皆様にご報告して、ご意見をいただきながら、もちろん委員の皆様、市民の皆さん、利用者の皆さんに理解していただけるような制度にしていけたらと考えております。

菱沼委員)ありがとうございます。
 そうしますと、この部分は1年かけて行っていくという状況でございますので、この陳情第11に対して、私としては不採択とすべきかなと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上です。

櫻井委員長)ほかにご意見等はございませんか。よろしいですかね。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、これより討論に入ります。
 討論は挙手によりこれを許します。討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。陳情第11石岡市通勤者通学者特急券購入費補助金交付事業の取りやめに係る陳情を採決いたします。
 本件は、起立により採決いたします。
 お諮りいたします。
 本件は、採択とすべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

−起立なし−

櫻井委員長)起立なしであります。
 よって本件は、不採択とすべきものと決しました。
 以上で、本委員会に付託されました案件の審査は全て終了したわけでありますが、これらに係る委員長報告の取扱いについては、委員長にご一任願いたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

  −休憩−

櫻井委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 次に、所管事務の調査といたしまして、石岡市市制施行20周年記念事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

秘書広聴課長)私からは、石岡市市制施行20周年記念事業についてご説明させていただきます。
 お手元の市長公室資料1ページをご覧ください。初めに1、記念式典でございます。こちらは石岡市市制施行20周年記念事業の中心となるイベントでございます。記念式典につきましては、石岡市市制施行20周年記念事業の実施方針に基づきまして、「ふるさとへの愛着や誇りの醸成」「石岡市の発展の契機」とするべく、市民の皆様にご参加いただきまして、「ふるさと石岡の魅力再発見」となるよう、記念式典を行いたいと考えております。
 次に、記念式典内容(案)でございます。記念式典の開催日としまして、令和7年10月4日土曜日を予定してございます。開催時間は13時30分から、終了時間は16時までを予定しております。開催場所につきましては、ホール機能、収容人数、駐車場等を考慮し、中央公民館の大講堂を予定しております。
 式典の内容でございますが、前半部分では市の発展に貢献いただきました方々への表彰等を行う予定でございます。後半部分では、石岡市ならではの特徴を生かして、伝統芸能であるお囃子の披露、ふるさと学習発表、石岡の未来を担う児童生徒による合唱等を検討しております。こちらの内容につきましては、現在教育委員会と調整中でございます。
 記念式典では、来賓、招待客の皆様に、石岡の魅力に触れていただきたいと考え、式典における前半部分と後半部分の時間を、それほど空けずに開催する予定でございます。なお、事業内容に変更等が生じました場合は、随時ご報告させていただきます。
 議員各位におかれましては、ご参加のほどよろしくお願い申し上げます。
 令和7年10月に開催する記念式典に向け、さらなる積極的なPRにより、気運醸成を図ってまいります。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。
 
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
 
櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、シティプロモーションの推進についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)私からは、シティプロモーションの推進に関しまして、秘書広聴課わがまち発信室で進めております、公共サインガイドライン策定事業、着ぐるみ作成事業及び令和7年版石岡市暮らしの便利帳発行の3点の各中間報告につきまして、ご説明させていただきます。お手元の市長公室資料2ページをお開き願います。
 初めに、公共サインガイドライン策定事業の中間報告につきまして、ご説明させていただきます。概要でございますが、石岡市総合計画や石岡市シティプロモーション指針におきまして、「統一的なコンセプトを基にしたサイン標示、案内板の設置」や「視覚的な効果を狙った統一的な案内板等の整備」が位置付けられており、これらを踏まえまして、市の様々な特徴を活かした石岡市ならではのまちなみや自然環境に適した公共サインの統一化、整備等の効率化を促進するガイドラインの策定を行うものでございます。
 次に、契約状況でございますが、株式会社千代田コンサルタントと契約金額462万円で、令和7年2月28日までを履行期間といたしまして、契約を行ったものでございます。
 次に、ガイドラインの構成(案)でございますが、記載のとおりガイドラインの位置付け、公共サインの整備方針、サインデザインの原則、サインの標準デザイン、歓迎看板などを含みます、その他デザインマニュアル、管理運用などを想定してございます。このうち、3、サインデザインの原則の色彩基準につきましては、公共サインの大部分を占めるとともに、視認性や地域性を示す役割を担っていることから、複数案を作成した上で、庁内課長級で構成される石岡市シティプロモーション推進委員会で協議を行い、記載のとおり基準を選定したところでございます。
 ベースカラーにつきましては、市章に用いられている群青色を採用し、アクセントカラーとして青と対比となる黄色を使用することで、他の交通系サインなどとの差別化や石岡市らしさと視認性が確保された色彩基準としており、こちらの図中の白抜きの部分に関しましては、それぞれの施設に応じたピクトグラムで施設を表現する予定でございます。
 また、色彩以外にも、各種サインの標準デザインや管理方法などを作成する予定でございますので、今後各部局におきましてサインを整備する際は、本ガイドラインに基づいた整備などを求めるものでございます。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、令和7年2月末を目途に策定し、令和7年4月より運用開始の予定でございます。
 公共サインガイドライン策定の中間報告についての説明は以上でございます。
 続きまして、着ぐるみ作成事業の中間報告についてご説明させていただきます。資料3ページ目をお開き願います。
 概要でございますが、令和7年10月1日に市制施行20周年を迎えることを一つの契機といたしまして、市の公式マスコットキャラクターである「ししまる君」の着ぐるみを作成するものでございます。着ぐるみにつきましては、各種イベントへの参加などを行うことで、特に子育て世代などに対し、市の認知度向上や交流人口・関係人口の拡大、市民によるふるさとへの愛着や誇りの更なる醸成に繋げてまいりたいと考えております。
 次に、これまでの経過についてでございますが、既存の市公認マスコットキャラクター3種類4体から公式マスコットキャラクター1体を決定するため、5月20日から6月15日までの期間で、オンライン投票を実施した結果、最も得票数の多かった「ししまる君」が、市の公式マスコットキャラクターとして決定したものでございます。
 次に、契約状況でございます。作成に期間を要することから、令和6年度、7年度の2か年での債務負担行為として、株式会社イトピックと契約金額280万5,000円にて契約を行ってございます。主な仕様につきましては、記載のとおりですが、繁忙期のイベントの重複や今後の貸出しなどを想定し、2体作成することとしてございます。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、令和7年8月を目途に着ぐるみを作成し、先ほどご説明させていただきました、令和7年10月4日に予定しております市制施行20周年記念式典におきまして、市民など一般にお披露目する予定でございます。その後は、各種イベントへの参加、SNSやメディア展開などを行うことで、対外的な市の認知度向上につなげていきたいと考えてございます。
 着ぐるみ作成事業の中間報告につきましての説明は以上でございます。
 続きまして、令和7年版石岡市暮らしの便利帳発行の中間報告についてご説明させていただきます。資料4ページ目をお開き願います。
 まず概要でございますが、現在、株式会社サイネックスとの『石岡市「暮らしの便利帳」の共同発行に関する協定書』に基づきまして、市内居住者及び転入者などに、「令和3年版石岡市暮らしの便利帳」を発行、配布してございます。発行より約3年が経過し、その間に発生した市内部の組織機構改革や各種制度改正などに対応するため、また、これまでも概ね3年毎に更新していたことなどを踏まえ、令和7年2月を目途に発行・配布するものでございます。
 次に、現在改訂作業中の令和7年版の概要でございますが、A4、フルカラー120ページ程度といたしまして、3万3,500部の発行を予定しております。
 配布に関しましては、市内全世帯にポスティングにより配布するほか、市民課、市民窓口課などの窓口におきまして、転入世帯などに向けて配布する予定となってございます。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、令和7年1月まで庁内などで校閲を行いまして、2月に校了・印刷製本・発行し、3月以降に順次配布するというスケジュールを想定してございます。
 私からの説明は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)シティプロモーション推進についてお伺いします。先ほど空白の四角いところにピクトグラムということでしたけども、そこに入れる図のカラーは、もう統一しちゃうのかをお伺いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 こちら今の現時点では白抜きとなってございますが、本番の際につきましては、同じ群青色になりますので、白抜きを想定してございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)これ文字と色ということですけども、この石岡……、例えばこの例で言うと、石岡市役所とか矢印に関してなんですけども、これ白色を基準なしで設けるのか、ホワイトで設けるのか。
 結局夜の視認性を取ったときに、今から蛍光のものとか、そういったものも考えられるんですけども、そこまで指定を入れていくのかお伺いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 夜間の視認性を考慮しまして、蛍光の白色にしたいと考えてございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)了解しました。
 続きまして、同じくシティプロモーションの推進についての中の着ぐるみについてお伺いいたします。もう落札というか業者が決まっているようですけども、業者との事前打合せで、このデザインについて何か特に留意点とか、こうしたほうがいいという意見が出ていれば、お聞かせ願えればと思います。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 入札時の質疑において、手はありますかっていう質問をいただいてございます。
 手はマントといいますか、中にありますという回答をしてございます。こちらからの指示事項としましては、現在の体のバランスをあまり崩さないようにお願いしたいという話をしてございます。
 以上でございます。

鈴木副委員長)私もバランスを見て、手がちょっと心配だったものであれなんですけども、石岡市でこれまでに着ぐるみを……、ちょっと過去にも聞いたかもしれない。何体か作成っていうのは、実例としてあるのかお伺いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 市としての作成はございません。
 以上でございます。

鈴木副委員長)了解いたしました。
 最後に確認……、最後でもないです。確認なんですけども、やはり着ぐるみで一番こすれるのが頭と足なんですけども、足の部分っていうのは、この図柄ではちょっとよく理解しないんですけども、普通に足袋と雪駄のように行くのか。もうすぽっとはまるような、簡単に言うと縫いぐるみ素材というか、着ぐるみ素材でいくのかお聞かせください。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 ただいま形……、3Dのモデリングを作成中でございますので、今後とはなりますが、今のところ靴のような……、先ほど委員おっしゃられた縫いぐるみ素材になろうかと思います。
 以上でございます。

鈴木副委員長)2体そろえて今後貸し出していくこともあるということだったんですけども、貸出しとなるとやはり誰が着るかというか。皆さんこれだけの金額がかかっていることは分からないので、結構乱雑に使ったり、イベントごとによっては、多少お酒が入った状態で着たりする方もいらっしゃるので、やはりメンテナンスを考えると、足回りだけはもう一度、作成段階で業者さんに。必ずこすれるんで、多分一番早くもたなくなると。素材によっては外で2、3回履かれたらもう……、何ていうんですかね、こすれが目立つようになるので、できれば簡単なもののほうがいいのかなと思いますので、その辺も打合せで考慮していただければと思います。
 以上です。ありがとうございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

池田委員)今現在契約がなされてると思いますが、一般競争入札で何者が応札されたのか。入札の状況について、確認をしておきたいと思います。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 ガイドラインの策定事業に関しましては1者、着ぐるみ作成に対しましては2者応札がございました。
 以上でございます。

池田委員)あと細かい話なんですが、8月末までには多分着ぐるみが完成して出来上がってくることかと思います。
 お披露目と言われてますのが、10月4日の市制20周年記念式典。この間1か月あるわけですけども、中のキャストといいますか、中に入る方々も若干着ぐるみのキャラクターに合わせたような立ち振る舞い等の……、何ていうんすかね、練習といいますか、訓練といいますか分かりませんが、当然必要になってくると思います。
 着ぐるみ……、私デザインをイラストでしか確認できないのであれですが、身長で言いますと何センチぐらいの方までが入れるのかですとか、その体型もあると思いますので、その辺、ある程度想定あるいはされてると思いますので、お伺いしておきたいと思います。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 委員のご質問に関しましてなんですが、中に入るキャストの身長でございますが、限度が175センチとなってございます。
 先ほどご意見いただきました、中のキャストの動きに関しましても、ちょっとこちらでコミカルな、なじみがいい動きを考えて、指導してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

池田委員)具体に今想定される、中に入るキャストの人選あるいは指導の方法ですか、どのように考えてらっしゃるのか、今一度お伺いいたします。

秘書広聴課副参事秘書広聴担当兼わがまち発信室長)お答えいたします。
 現在ですと、わがまち発信室で中のキャストに関しましては、務めようと考えてございます。
 動きに関しましては、ししまる君ということで、少し獅子の動きを模したような動きを想定してございます。例えば身を低くしたりですとか、そういうのをちょっと考えてございます。
 以上でございます。

池田委員)仏作って魂入れずでも困りますし、あと、この時期は暑い時期が想定されますので、その点も留意されながら進めていただければと思います。
 以上でございます。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

市長公室参事兼政策企画課長兼つくばエクスプレス延伸推進担当(併任)市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課副参事イベント広場利活用担当)市長公室資料の5ページをご覧いただければと思います。
 廃校跡地の利活用サウンディング調査の実施につきましてご報告いたします。先月の総務企画委員会においてもご報告させていただいたところでございますが、改めまして事業者にご提案をいただいた内容の詳細について、ご報告をさせていただくものでございます。
 初めに、1.調査の目的でございます。本調査につきましては、令和6年3月に閉校となりました、高浜小学校をはじめとする3校の今後の利活用について、市場性の有無や民間事業者からの自由な利活用アイデアなどを調査することを目的として実施したものでございます。
 次に、2.調査結果でございます。サウンディング調査に対し、3社からご提案をいただいておりまして、概要を取りまとめたものが以下の表となっております。また、提案内容を事業者ごとにワンペーパーの形でまとめたものを、6ページ以降に添付してございますので、そちらもご覧いただければと存じます。
 なお、こちらのワンペーパーの資料でございますが、議会及び庁内への説明のために事業者に用意をいただいたものでございます。あくまでも内部用のものであり、結果の公表の際にも、こちらの資料につきましては公開はいたしませんので、取扱いにはご留意いただきますようお願いいたします。
 それでは内容でございますが、初めにa社でございます。公共施設を活用した宿泊施設ETOWAを展開している事業者で、高浜小学校を活用し、宿泊施設へリノベーションをするものでございます。校庭にトレーラーハウス型の宿泊施設を設置。校舎は宿泊施設の共有部分などに改装するもので、同様に校舎を改装して運営しております、ETOWA木更津の画像が掲載されておりますので、ご参考にしていただければと思います。
 運営につきましてはA社自身が運営し、資金面については独立採算制となっております。改修などのイニシャルコスト、また、ランニングコストについても自身で対応していくとのことです。
 建物については無償貸与、土地については賃貸借を希望しており、建物について無償での貸与であれば、修繕については事業者が実施するとのことです。
 高浜小学校を希望する理由としまして、駅に近いため、公共交通機関のみでのアクセスが可能であることから、会社などの団体での利用が見込まれるとのことでございます。
 なお、a社は年度に1か所の廃校舎を利活用したリノベーション事業を進めておりまして、現状では令和7年度中に、賃貸借の契約を結べれば令和7年度に改修、令和9年度のオープンを想定しているとのことでございます。
 次にb社でございます。こちらも同様に高浜小学校を対象として、宿泊施設にリノベーションするものでございまして、おじいちゃんと孫をターゲットとするコンセプトとなっております。
 運営につきましては、b社自身が行うのではなく、アイデア・ノウハウのみの提供となっており、地元企業や団体などを募り、運営していただくことを想定しております。また、事業が成立した際には、成功報酬を期待しているとのことでございます。
 なお、b社の代表は、民間企業などの経営や再生などに実績があり、各種自治体のまちづくりにも参画しておりますが、今回の事例のような実績はございません。
 資金面につきましては独立採算制となっており、収支計画は資料のとおりとなっております。イニシャルコストについては低く抑えた上で、十分運営をできるものとしておりますが、先ほど申しましたとおり、こちらはご自身が運営するのではなく、別の企業、地元企業等に運営していただきたいとなっておりますので、こちらの運営する事業者による部分もございます。
 土地、建物については賃貸借を希望となっております。
 次に、c社でございます。三村小学校を対象とした事業として、ザリガニを核とした観光資源開発・環境科学教育機能、コミュニティ型子どもの第3の居場所、自転車による観光推進事業の3つの機能を有したものとして提案をいただいております。提案をいただきました事業者は、一昨年設立された団体でございまして、事業実績等はございません。ただ、東京農業大学の教授とのコネクションから、ザリガニの利活用に関するノウハウの提供を受け、ミュージアムや養殖などを行っていくとしております。
 運営についてはc社自身が行い、資金計画につきましても、独立採算制としておりますが、石岡市以外の日本財団や関係財団からの助成を前提としている面もございます。
 施設などの改修、また、事業内容につきましては、助成の程度により順次実施をしていきたいとのことでございます。
 また、土地建物につきましては、無償に近い額での貸与を希望しております。このことにつきましては、本定例会の一般質問においてもご答弁しておりますが、この場合、議会の議決をいただかなければならない可能性もあることから、精査をする必要がございます。
 対話内容としましては、ただいまご説明した内容のほかに資料にも記載しているとおりでございますが、地元の方の雇用や食材等について、地元企業などからの購入等の提案も多くいただいております。
 また、その他としまして、いずれの提案につきましても、都市計画法や建築基準法などにおける各種制限についての確認、対応をする必要がございます。特に、市街化調整区域につきましては、様々な基準に適合させることや、茨城県の開発審査会に承諾を得る必要もございます。
 最後に、3.今後のスケジュールでございます。本委員会での報告後、市ホームページにて調査結果を公表してまいります。その後、必要に応じまして地元説明会を開催し、意見をお伺いしたいと考えております。
 また、関係機関との協議・相談を行ってまいりますが、特に、先ほども申しましたとおり、いずれの提案につきましても、法令等への適合について確認を行う必要がございます。
 私どもとしましても、事業が成立するかを確認するため、早期に県へ確認をしてまいりたいと考えております。その上で提案事業者と個別協議へ進み、候補者を特定するか、改めて条件整理の上、再度提案募集をするかといったような方向性が考えられますが、こういった流れを踏まえまして、利活用について協議検討をしてまいります。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、地域おこし協力隊についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

人口創出課長)それでは私から、令和7年度地域おこし協力隊の公募についてご説明をいたします。
 市長公室資料9ページをご覧いただければと思います。地域おこし協力隊につきましては、都市区域から人口減少や高齢化等の進行が著しい地域に移住して、地域おこし支援、また、農林水産業への従事、住民支援などの「地域協力活動」を行いながら、地域への定住・定着を図っていただくという取組でございまして、令和7年度に向けて3名の公募を行ってまいりたいと考えております。なお、こちらにつきましては、令和7年度上程予定の予算が確保された場合に任命を行うこととなります。
 項番1をご覧ください。令和6年11月1日現在、本市では3名の隊員が活動をしております。令和6年度中においても公募をしたところでございますが、問合せという部分については数件いただいたものの、活動開始のタイミングというところの調整がうまくできず、委嘱にまでは至りませんでした。
 項番2.採用(募集)分野(案)をご覧ください。ご覧の継続事業が4つ、新規事業が3つで公募をしていくことを想定してございます。
 項番3.今後のスケジュール(案)をご覧ください。本日、総務企画委員会説明後、市公式ホームページや日本移住交流ナビで公開するほか、いばらき暮らしサポートセンター、いばらき移住・就職相談センター、移住・交流情報ガーデンなどで公募を開始したいと考えております。それ以降、随時書類選考や面接を行いまして、令和7年4月に委嘱後、活動を開始していただけるようにというふうに考えているところです。
 巻末のほうに募集要項(案)を添付してございますので、後ほどご覧いただければと思います。
 また、年明けまして令和7年3月20日木曜日、春分の日でございますが、10時から現在の地域おこし協力隊の活動報告会を、本庁メロディアスホールにて開催を予定しておりますので、お時間がある際には、ぜひご来場いただければと思います。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、台湾台中市石岡区との交流促進についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

人口創出課長)それでは、次に台湾台中市石岡区との交流促進についてをご説明いたします。市長公室資料10ページをご覧ください。
 初めに、台湾台中市及び同市石岡区との交流推進につきましては、協定締結に向けて一体的に進めるものとしてこれまで説明をしてまいりましたが、それぞれを切り離して進めてまいります。
 また、台湾台中市石岡区との交流につきましては、本委員会でも様々なご意見をいただいております。真摯に受け止めまして、国際交流事業の一環として、交流につきましては継続してまいりたいと考えているところです。
 次に、1.台湾の自治イメージについてをご覧ください。本委員会でご質問をいただきましたが、認識、調査不足から明確に答弁しきれていませんでした、台湾の行政区、自治の考え方についてご説明をさせていただければと思います。
 まず@番でございますが、台湾では自治の考え方が三層構造となっておりまして、第一層として直轄市や県が設置されてございます。台中市に関しては、第一層となってございます。
 次に2つ目、第二層でございますが、省轄市、鎮、郷等設置されておりまして、第三層として、区、里、村、隣が設置されております。石岡区に関しては、第三層となってございます。
 次に、3つ目でございますが、この区、石岡区につきましては、市長が区長を任命しまして、自治権は有していないものの、市政府の派出機関でございまして、行政事務を執行している行政弁事単位となっております。
 日本の地方自治については、二層構造でございまして、一層目を都道府県、茨城県。第二層以下というところを、市町村、石岡市もこちらに入りますが設置されておりまして、台湾と日本というところでは成り立ち、構造も異なるため、単純に類比はできないものの、この第一層、台湾台中市を日本の都道府県、第二、第三層を含むものとして、市町村、石岡市等に当たると表現されることもあるとのことでございます。
 次に、2.今後の方針(案)をご覧ください。まず、@番でございますが、台湾台中市石岡区についての情報発信というところでございますが、市民への周知啓発、あと説明というところも含めまして、これまでの経緯などを含めて、台湾につきまして、地域や交流という部分を本市公式ホームページでお知らせをしてまいります。こちらに関しては、担当各課で協力をして作成していきたいと思います。
 次に、A番でございます。協定締結につきまして、いただいたご意見等を受け止めまして、協定名や計画、条例化、ガイドライン等、そういうことに対して協議を深めていきたいと考えております。
 最後にBでございますが、ウェブを利用し交流を行いたいと考えております。国際交流事業の一環として、ウェブを利用した交流イベントの実施などを検討していきたいと考えているところです。
 説明は以上でございます。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、在宅勤務の実施目的等の変更についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

総務課長兼DX推進担当)私からは、在宅勤務の実施目的等の変更につきまして、ご説明申し上げます。
 資料09の在宅勤務の実施目的等の変更についてをご覧ください。在宅勤務につきましては、これまで新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から実施してきたところでございます。令和5年5月から新型コロナウイルス感染症が5類感染症に変更されたことに伴いまして、在宅勤務の実施目的及び対象者等についての検討を行ってきたところでございます。職員の働き方改革、ワークライフバランスの推進を図る上で、在宅勤務を選択肢の一つとして取り入れることができるよう、在宅勤務の実施目的及び対象者を変更してまいります。
 1.変更点の実施目的でございますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的としたものから、職員の働き方改革、ワークライフバランスの推進に変更してまいります。
 続きまして、2の対象者でございますが、これまで新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、対象者を3歳未満の子を持つ職員及び疾病等により配慮が必要な職員、または感染リスクが高い職員で、総務部長が認める職員に限定してございました。
 今後につきましては、正規職員のうち、1つ目といたしまして、家族等の育児や介護を行う職員。2つ目といたしまして、妊娠中又は家族が妊娠中の職員。3つ目といたしまして、自身のけがや病気により通勤が困難な職員。4つ目といたしまして、業務内容や所属内の状況に応じ、在宅勤務が可能な職員。いずれの場合も、課長級である所属長が認めた場合に変更するものでございます。また、5つ目といたしまして、派遣職員及び実務研修中の職員を在宅勤務の対象者としておりますのは、在宅勤務用端末の貸出し及び使用により、職員派遣及び実務研修中の職員につきましても、市からの情報の迅速な取得等を可能とし、業務の円滑化を図るためでございます。
 今般の変更に伴い、新型コロナウイルス感染拡大防止に伴う、石岡市在宅勤務実施要領を廃止いたしまして、在宅勤務実施要領を新たに策定予定としてございます。
 今後のスケジュールでございますが、令和7年1月よりテスト運用を開始し、課題の集約、改善等、検証を行った後、改めて委員の皆様にご報告した上で、庁内周知を図り、令和7年4月より本格運用を開始したいと考えてございます。
 以上が、在宅勤務の実施目的等の変更についてのご報告でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 続きまして、自動販売機設置に係る行政財産の貸付けに関する取扱いについてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

ふるさと納税・財産活用課長)私からは、自動販売機設置に係る行政財産の貸付けに関する取扱いにつきまして、ご説明させていただきます。
 お手元の10財務部資料の1ページをお開き願います。
 初めに概要でございます。これまで各公共施設において、民間事業者等が設置する自動販売機の設置については、地方自治法第238条の4第7項の規定による行政財産の目的外使用許可として設置をされており、その使用料につきましては、石岡市行政財産の使用料徴収条例に基づき徴収を行ってまいりました。
 次年度以降、各公共施設における自主財源確保の観点から、この設置方法について見直しを行い、地方自治法第238条の4第2項第4号の規定による行政財産の貸付けとし、その貸付方法について入札方式として実施するものでございます。
 続きまして、1項目目の対象となる自動販売機でございます。今回、貸付方法に見直しを行う施設につきましては、地方自治法第238条の4第2項第4号に該当する施設でございまして、本庁・支所・消防などの庁舎、公民館などの施設でございまして、そこに設置される自動販売機が対象となるものでございます。
 なお、道路法や都市公園法などの個別法に基づき設置された施設につきましては、貸付けではなく設置許可、占用許可と、いわゆる許可行為となりますので、今回の行政財産の貸付けによる取扱いの対象外となります。
 これら対象外の施設につきましては、条例等の改正も必要となりますことから、今後、今回の見直しに準じて、入札方式の導入ができるよう、所管課におきまして順次進めていくこととなります。
 次に、2項目目の実施時期でございますが、行政財産の貸付けの変更につきましては、令和7年4月1日からの実施を目指し、準備等を行ってまいりたいと考えております。なお、既に自動販売機を設置している施設によっては、自動販売機の撤去などを設置事業者等との調整を要する場合もあるかと思いますので、そのような事情があり、即時に入札方法に移行できないものにつきましては、1年間の猶予期間を設けまして、所管課において調整を行っていただく予定でございます。
 次に、3項目目としまして、指定管理者導入施設に設置する場合の取扱いについてでございます。指定管理者の選定時において、自動販売機の設置を、指定管理者の自主事業として提案による公募も可能としたいと思います。
 次に、4項目目の貸付料についてでございます。貸付料の額は、石岡市行政財産の使用料徴収条例に準じて算定した額に相当する額を下限としまして、一般競争入札において、最高額を提示した額を貸付料といたします。
 次に、5項目目の貸付期間についてでございます。これまで行政財産の目的外使用許可による設置の場合、1年間を超えない範囲で許可をしていたところですが、貸付けによる設置の場合には、3年、5年といった複数年での貸付けが可能となるため、各施設の管理状況等を勘案した期間で設定することができます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

鈴木副委員長)1点だけ。
 これをやることで、担当課として年間の徴収額というか、現在とどのぐらいのプラマイが出るのか、想定してるのか。

ふるさと納税・財産活用課長)お答えいたします。
 現在の貸付料につきまして、行政財産の使用料徴収条例に基づきまして、使用料というか、そういったものを徴収しておりますので、ちょっと金額的には入札によって……、最高額を示した額となりますので、金額の見込みはできておりませんが、今よりも多い額が入ってくるものというふうに思っております。
 以上でございます。

櫻井委員長)いいですか。ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、納税通知書等送付用封筒への広告掲載についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

税務課長)私からは、納税通知書等送付用封筒への広告掲載についてご説明させていただきます。
 本日お配りしております財務部資料2ページ、納税通知書等送付用封筒への広告掲載についてをご覧ください。
 初めに目的でございますが、市の新たな財源確保策の一つとしまして、令和7年度に税務課より発送を予定しております、納税通知書に使用する封筒を広告媒体として活用し、民間企業などの広告掲載に向けた募集をしてまいりたいと考えております。
 同様の取組としましては、現在、茨城県をはじめ、県内18市町村で窓口用封筒や納税通知書などの封筒に広告掲載を行っている状況にございまして、今後、税務課が発送する納税通知書につきましても、取り組んでまいりたいと考えております。
 2点目の作成枚数及び価格設定(案)についてでございます。広告掲載を行う納税通知書でございますが、固定資産税・都市計画税、軽自動車税、市・県民税の3税の納税通知書の封筒、約7万枚分に掲載を予定し、石岡市公共物等広告掲載取扱要綱に基づき、最低価格を設定し、入札等により決定してまいりたいと存じます。価格設定につきましては、納税通知書用封筒の作成費、枚数を基に、他自治体の単価設定を参考に検討させていただいてございます。
 他自治体ですと、平均2円程度となっております中で、本市における納税通知書用封筒の令和6年度の作成単価6.5円には届きませんが、現時点では3円から3.5円程度を最低価格と想定し、広告2枠で42万円から49万円の広告収入を見込んでいるところでございます。
 なお、価格設定につきましては、今後さらに精査等をしてまいりたいと考えてございます。
 次に、3点目の広告掲載箇所及び規格でございますが、資料の図にあるとおり、封筒1枚当たり裏面に二つの広告を予定してございます。
 次に、4点目の広告掲載の募集でございますが、市の公式ホームページ等を通じまして公募してまいりたいと考えてございます。
 次に、5点目の決定方法でございますが、石岡市公共物等広告掲載取扱要綱により審査した上で、広告掲載申込額の高いものから上位2者を決定してまいります。
 最後に、今後のスケジュールでございますが、本委員会への報告後、来年1月中旬に募集を開始し、その後、入札・落札者を決定した後に、令和7年度納税通知書封筒への広告掲載を行ってまいりたいと考えてございます。
 以上が、納税通知書等送付用封筒への広告掲載についてのご説明となります。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

菱沼委員)今納税通知書等の送付用封筒への広告掲載についてということでご説明いただきました。そういう中で、墨一色で多分掲載されるのかなと思ってるんですけども、実際金額的に3円から3.5円なので、カラーでは到底無理かなと思っているんですけども、実際確認で、墨一色なのかお尋ねしたいと思います。

税務課長)委員お見込みのとおりでございます。
 単色での色となります。

櫻井委員長)ほかにご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結をいたします。
 続きまして、令和7年石岡市消防出初式についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

消防本部総務課長補佐(竹))私からは、令和7年石岡市消防出初式についてご説明申し上げます。資料ナンバー11をご覧ください。
 令和7年石岡市消防出初式につきましては、昨年同様、来年1月1日から茨城電設スポーツアリーナ石岡へ名称が変更となる、石岡運動公園体育館及び駐車場にて開催いたします。
 資料の1及び2の日時と場所につきましては、令和7年1月11日土曜日午前9時から、石岡市運動公園駐車場におきまして、出場人員報告・人員服装点検を実施いたします。その後、運動公園体育館内へ移動し、9時30分から式典を予定してございます。また、式典終了後、11時30分から石岡駅前御幸通りにおきまして、消防パレードを実施予定でございます。パレード終了後は、消防車両、消防資機材の展示スペースを設けまして、記念撮影なども行える催しを予定してございます。
 次に、3の人員でございますが、出場人員報告、式典におきましては、消防団員のほか、女性防火クラブ員を含め、約300名を予定してございます。ご来賓及び招待者は約90名。消防パレード参加者は約300名を予定してございます。
 ご来賓並びにご招待者へのご案内につきましては、担当事務局より発送させていただいたところでございますので、よろしくお願い申し上げます。
 以上が、令和7年石岡市消防出初式の説明でございます。よろしくお願いいたします。

櫻井委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について、ご質問等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件といたしまして、何かご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ないようですので、その他の件を終結いたします。
 次に、閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 当委員会において、閉会中もなお継続して調査を行うため、石岡市議会委員会条例第36条の規定により、お手元に配布いたしました案文に示す事件・事由について、閉会中の継続調査を申し出たいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

櫻井委員長)ご異議なしと認め、さよう決しました。
 以上で本日の総務企画委員会を閉会いたします。





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