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令和６年度 全員協議会
関口議長）ただいまから、全員協議会を開会いたします。 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。 本件説明のため、市長・谷島君、副市長・田所君、市長公室長・門脇君、総務部長・武石君、財務部長・佐谷戸君が出席しております。 なお、本日の議題のうち新年度予算関係はいずれも説明のみにとどめ、質疑がある議員におかれましては、本会議または今後設置されます予算特別委員会等においてなされますよう、お願いいたします。 それでは、初めに令和７年度リーディングプロジェクトについてを議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。 市長）本日は大変お忙しいところ、お集まりいただきましてありがとうございます。 初めに、第４回定例会におきまして、私自身への辞職勧告や100条委員会の設置が可決されました。これまでの市政運営に関して、議員の皆様のご意見を真摯に受けとめるとともに、反省すべきところは反省し、議会に真摯に向き合ってまいります。 事業実施にあたっては、各事業の趣旨や内容について、議会の皆様により丁寧な説明を行い、説明責任を果たしてまいります。また、職員の不祥事が続いており、より一層の綱紀粛正と再発防止の徹底を図り、信頼回復に努めてまいります。 議会と市長は二元代表制であり、車の両輪にたとえられます。議員の皆様からご意見を伺うとともに、市政発展に向け、私自身、誠心誠意努力してまいる所存でございます。令和７年第１回定例会の開催に向け、議員各位のご理解とご協力をいただきたく、お願い申し上げる次第でございます。 次に、令和７年度リーディングプロジェクトについてご説明させていただきます。リーディングプロジェクトにつきましては、総合計画をより実効性の高いものとするため、政策目標である、輝く「魅力向上」・輝く「まち」・輝く「ひと」・輝く「暮らし」・チャレンジする市役所の５つの分野に本市の喫緊の課題解決に向けた人口減少対策を加え、各分野の施策展開をリードする事業をリーディングプロジェクトとして位置付けしたものでございます。令和７年度予算における主な実施事業について、各プロジェクトを展開し、将来像の実現に向け、共生、共育、共働の理念のもと、迅速かつ効果的に取り組んでまいります。 なお、令和７年度リーディングプロジェクトの詳細につきましては、担当からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 市長公室長）私から、令和７年度リーディングプロジェクトについてご説明させていただきます。 初めに、表紙の次のページとなります。１ページ目をご覧ください。令和４年度からスタートした石岡市総合計画では、将来像である「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」を実現するため、３つの基本理念「安全・安心」「魅力・発信」「対話・学び」を定めております。また、市長任期に合わせ、令和６年度から令和９年度を計画期間とする第２期基本計画では、市の方針である共生、共育、共働の考えに基づき、各施策展開を図ってまいります。 ２ページ目をご覧ください。総合計画をより実効性の高いものとするため、輝く「魅力向上」、輝く「まち」、輝く「ひと」、輝く「暮らし」、チャレンジする市役所の５つのプロジェクトに加え、本市の喫緊の課題解決に向けて、人口減少対策プロジェクトをリーディングプロジェクトに位置付け、令和７年度予算案における主な実施事業について、本プロジェクトにより迅速かつ効果的に施策展開を行ってまいります。 次に、３ページをご覧ください。これ以降につきましては、個別のリーディングプロジェクトの説明となります。初めに、人口減少対策プロジェクトでございます。若い世代が結婚、出産、子育ての希望をかなえられる魅力あるまちづくりを進めるため、出生率の向上と移住推進の２本柱を人口減少対策として政策をパッケージ化したものでございまして、結婚から子育て、就職等のライフステージごとに各種支援事業をまとめることにより、より本市の支援策をわかりやすくしたものでございます。 最初にステージ１、結婚・新婚世帯支援でございます。いばらき出会いサポートセンターの登録料や民間マッチングアプリの利用等について補助をする結婚支援事業。また、一定の条件を満たした子育て世帯の方及び新婚世帯の方に家賃などの補助を行う新婚世帯・子育て世帯新生活支援事業を実施してまいります。 次に４ページをご覧ください。ステージ２に妊娠期・出産支援でございます。出産や育児等に関する伴走型支援と経済的な支援を行う出産・子育て応援給付金の給付。経済的な支援により妊娠を希望する方へのサポート体制の充実を図る不妊・不育症治療費の助成。また、妊産婦のタクシー利用補助、妊産婦健康診査の助成等をしてまいります。 次にステージ３、乳幼児期の支援でございます。おむつだけでなく、子育て用品と引き換えできるクーポンを交付するすくすく赤ちゃんクーポン事業。 母親の身体的回復と心理的な安定を促進するための産後ケア事業。また、マル福の拡充、こども休日診療などを実施してまいります。 次に５ページをご覧ください。ステージ４、小学生・中学生への支援でございます。国交付金を活用して保護者の負担軽減を行う令和７年度の学校給食費の無償化。また、同じく保護者負担軽減のためのスクールバス・路線バス利用者への支援。さらに、新入学祝記念品ランドセルの贈呈、教育相談機能の充実などを実施してまいります。 次にステージ５、高校生・大学生・社会人への支援でございます。就学困難な生徒に対する高校生への給付型奨学金。市内企業等への人材確保を図るため、奨学金返還費用の一部を補助する奨学金返還支援事業。また、通学者・通勤者の定期券・特急券購入補助などに取り組んでまいります。 次に、６ページをご覧ください。ステージ６、移住・定住支援でございます。移住者、移住希望者からの相談や個別ニーズに対応するため、移住定住コーディネーターの設置、市外からの転入者に対する建築費用の補助に加え、Ｕターン移住者にさらなる上乗せを行う住まいに関する助成事業。さらに、創業支援事業費補助金や、住宅店舗等リフォーム支援事業補助金などを実施してまいります。 次に、７ページをご覧ください。続きまして、輝く「魅力向上」プロジェクトでございます。令和７年10月１日に市政施行20周年を迎える中、関係人口や交流人口の創出に向けて、シティプロモーションをはじめとする様々な取組を行うとともに、本市の強みである歴史・文化財の保存や活用、観光資源の磨き上げなどを通しまして、魅力向上を図ってまいります。 １点目としまして、石岡市市制施行20周年記念事業を掲げてございます。市制施行20周年記念式典の開催や、市の各種ＰＲのための公式マスコットキャラクター着ぐるみを作成するとともに、つくばねハーフマラソン大会や上曽トンネル開通記念式典の開催など、８ページ中段に記載をいたしました20周年記念を冠した数多くの事業を実施してまいります。これら事業の実施により、ふるさとへの愛着や誇りの醸成を図るとともに、ふるさと石岡の魅力再発見となるよう進めてまいります。 次に、８ページ中段をご覧ください。２点目といたしまして、歴史・文化財の保存・活用でございます。舟塚山古墳周濠部の公有地化を進める国指定史跡等の公有地化事業。常陸國總社宮祭礼の獅子・山車などの調査を実施する民俗文化財等調査事業に取り組んでまいります。 続きまして、３点目といたしまして、観光振興の強化でございます。国内外からの観光客を誘致するため、ＳＮＳや動画によるＰＲなど誘客促進に向けた情報発信の強化や、渋滞緩和対策とともに他の観光拠点との連携により本市の魅力が伝わる観光拠点づくりに努める、いばらきフラワーパーク駐車場整備事業に取り組んでまいります。 次に、９ページをご覧ください。輝く「まち」プロジェクトでございます。 子育て世帯や若者をはじめ様々な世代の方が、住みたい、住み続けたいと思えるまちづくりを推進してまいります。また、災害の発生や犯罪などに対して安心して暮らせる環境整備、ゼロカーボンシティに向けた取組などを進め、市民が日々生活する基盤であるまちづくりに磨きをかけてまいります。 １点目としまして、住みよいまちづくりの推進を掲げてございます。地域間道路交通のネットワーク強化や広域的な地域活性化を目指して、上曽トンネル整備を進めるとともに、文化芸術の拠点であるとともに交流の拠点である市民ホールの整備に引き続き取り組んでまいります。 次に、２点目といたしまして、安心して暮らせる環境整備でございます。浸水想定区域における訓練や防災士資格取得に対する補助などにより、災害リスクに備えた防災体制の充実を図るほか、空家の発生抑制や荒廃化の未然防止、さらに空家・空地バンクを活用した多様な利活用を推進する空家等対策事業に取り組んでまいります。また、買物支援実証事業やゼロカーボンシティに向けた取組としてプラスチックごみの再資源化事業。家庭用蓄電システム導入促進補助金などに取り組んでまいります。 次に、10ページをご覧ください。続きまして、輝く「ひと」プロジェクトでございます。妊娠・出産・子育て・教育に対して切れ目のない支援を行うことで、総合的な子育て支援、教育環境の充実を図ってまいります。また、本市に必要な保健・医療体制の強化を図ることや、生涯現役社会を目指すことで、それぞれのライフステージの活躍を支援してまいります。 １点目として、子育て・教育環境の充実を掲げております。不登校支援や特別支援教育、日本語指導などを一体的に行う教育支援センターを設置するほか、ＧＩＧＡスクール構想の推進のため、児童生徒の端末を更新するとともに適切な端末の活用と教員による個別学習の支援を進めてまいります。さらに、福祉支援ツールとして母子健康手帳機能を含んだ子育て支援アプリを配信してまいります。 ２点目として、保健・医療体制の充実でございます。老朽化している石岡保健センターと八郷保健センターを統合し、ふれあいの里周辺に新しく総合保健センター（仮称）を整備してまいります。また、地域医療対策事業では、病院群輪番制や、小児科休日診療、緊急診療などに引き続き取り組むほか、産科の設置などに向け協議検討してまいります。さらに、輝く「ひと」プロジェクトでは、保育所等の体制強化推進。子宮頸がんワクチン接種の助成対象の拡大などに取り組んでまいります。 次に、11ページをご覧ください。続きまして、輝く「暮らし」プロジェクトでございます。企業誘致をはじめとした各取組を推進し、持続可能な商工業や農業の振興を図ってまいります。また、市民が主体となり行う文化芸術活動や地域コミュニティの活性化に向けた取組の支援などによりまして、様々な人が活躍できる共生社会の構築を目指してまいります。 １点目として、持続可能な産業振興を掲げてございます。生産者団体等と協力し学校給食への有機農産物の提供やイベントの開催など、地域ぐるみで有機農業を推進してまいります。また、産業用地の確保と企業誘致の推進に向け企業ニーズや地域の意向を踏まえながら必要な手続を進めるとともに、引き続き市内未利用地への企業誘致などに取り組んでまいります。 ２点目として、文化芸術の推進でございます。海外のプロ演奏家による中学生の実技指導とコンサートの開催により市民が音楽などの芸術文化に親しむ取組を推進してまいります。また、市民が主体となった文化芸術活動を推進するため、市民がつくるコンサート開催に対する補助を行ってまいります。 さらに、輝く「暮らし」プロジェクトでは、農業経営のリスクに備える収入保険加入支援、男女共同参画の推進などに取り組んでまいります。 次に、12ページをご覧ください。すべての分野を下支えする行財政改革として、チャレンジする市役所プロジェクトを設けてございます。こちらでは組織・人材マネジメントの充実と経済マネジメントの充実の２大テーマを掲げて、チャレンジする市役所自体を１つのリーディングプロジェクトとして位置付けました。 １点目としまして、組織・人材、経営・財務マネジメントの充実でございます。自庁内で実施をしてまいりました職員採用１次試験について、テストセンター方式及び管理システムを導入することによりまして、試験の受け付けから受験者管理などを一元管理してまいります。また、公共施設管理への包括的な民間委託の導入により、施設管理水準の向上と業務効率化による市民サービスの向上などを図ってまいります。 次に、２点目といたしまして、デジタル技術を活用した取組でございます。 住居表示台帳のデジタル化により、市民からの登録や問い合わせなどに迅速に対応し市民サービスの向上を目指します。また、インターネット上で市と事業者が電子データにより契約を締結する電子契約システムを導入してまいります。 以上、令和７年度リーディングプロジェクトについて、ご説明をさせてきました。よろしくお願い申し上げます。 関口議長）以上で説明は終わりました。 次に、令和７年度石岡市予算（案）についてを議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。 市長）次に、令和７年度石岡市予算（案）がまとまりましたので、ご説明させていただきます。 昨今の物価の高騰など、行財政を取り巻く環境は厳しいものがございますが、人口減少等への対応や、複雑化、多様化する課題に対して柔軟に対応しながら、持続可能な社会を作り上げていくことが重要と考えております。 限られた財源を効果的、効率的に活用し、総合計画の将来像でございます、 「誰もが輝く未来へ共に創る石岡市」を実現していくため、令和７年度予算を編成いたしたものでございます。 お手元の資料、令和７年度石岡市予算（案）をご覧いただきたいと思います。１ページの第１表総括表は各会計の予算規模でございます。一般会計は348億3,000万円となり、昨年度と比較いたしますと10億2,000万円、3.0パーセントの増でございます。特別会計の合計は221億6,971万円となります。昨年度と比較いたしますと3,665万円、0.2パーセントの減でございます。一般会計と特別会計の合計は569億9,971万円となり、昨年度と比較いたしますと９億8,335万円、1.8パーセントの増でございます。 以上が新年度の一般会計と特別会計の予算案でございます。なお、新年度予算案の詳細につきましては、担当からご説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。 財務部長）私からは、新年度の予算案につきまして、お手元の資料、令和７年度石岡市予算（案）により概要をご説明させていただきます。 それでは、お手元の資料の１ページをご覧願います。まず、第１表総括につきましては、各会計の予算額をお示ししてございます。一般会計の予算額は348億3,000万円で、昨年度と比較いたしますと10億2,000万円、3.0パーセントの増となってございます。これは、総務費で包括施設管理事業の増、システム導入推進経費の増などにより１億9,400万円余りの増。衛生費で清掃一般事務費の増などにより３億4,600万円ほどの増。消防費で消防機械整備事業の増などにより２億4,600万円ほどの増となったことなどによるものでございます。 続きまして、特別会計の予算額でございます。特別会計９会計の予算額の合計は221億6,971万円で、前年度と比較いたしますと3,665万円、0.2パーセントの減となりました。これは、介護保険特別会計で介護サービス給付費の増などにより１億600万円ほどの増。水道事業会計で工事費の増などにより、１億8,700万円余りの増となっておりますが、国民健康保険特別会計で保険給付費の減などにより３億2,800万円余りの減。公共下水道事業会計で工事費の減などにより3,000万円ほどの減になったことなどによるものでございます。この結果、一般会計と特別会計の総合計は569億9,971万円となり、前年度と比較いたしまして９億8,335万円、1.8パーセントの増となりました。 続きまして、２ページをご覧願います。第２表一般会計における歳入の款別予算額でございます。主なものについてご説明させていただきます。 まず、１市税でございますが100億8,588万4,000円で、３億5,673万円、3.7パーセントの増となってございます。こちらは個人市民税におきまして定額減税の終了に伴い影響分の収入が見込まれることなどにより増額となったものでございます。内訳でございますが、個人市民税が４億7,200万円ほどの増。法人市民税が２億400万円ほどの減。固定資産税が7,600万円ほどの増。軽自動車税が600万円余りの増。市町村たばこ税が300万円ほどの減。入湯税が300万円ほどの増。都市計画税が700万円ほどの増となってございます。 次に、10地方特例交付金でございますが5,080万円で、３億1,160万円、86.0パーセントの減となってございます。こちらは、個人市民税の定額減税に係るもので、特例交付金による減収補填が終了したことにより減となったことなどによるものでございます。 次に、11地方交付税でございますが73億1,000円で、２億5,500万1,000円、3.6パーセントの増となってございます。こちらは、普通交付税基準財政需要額の増加等により２億500万円の増となったことなどによるものでございます。 次に、15国庫支出金でございますが56億8,653万7,000円で、２億1,433万9,000円、3.9パーセントの増となっております。こちらは、子どものための教育・保育給付費交付金が１億4,700万円余りの減となったものの、児童手当負担金が２億9,700万円余りの増。物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金が２億1,800万円余りの増となったことなどによるものでございます。 次に、16県支出金でございますが26億7,054万9,000円で、１億7,122万5,000円、6.9パーセントの増となってございます。こちらは、児童手当負担金が4,000万円余りの減。子どものための教育・保育給付費交付金が3,600万円余りの減となったものの、地域医療介護総合確保基金事業補助金が6,400万円余りの増。公立学校情報機器整備事業費補助金が6,500万円余りの増となったことなどによるものでございます。 最後に、19繰入金でございますが29億4,514万2,000円で、３億8,662万8,000円、15.1パーセントの増となってございます。こちらは、財政調整基金繰入金、減債基金からの繰入金が増額となったことなどによるものでございます。 続きまして、３ページをご覧願います。第３表一般会計の歳出の款別の予算額でございます。 初めに、２総務費でございますが36億9,103万3,000円で、包括施設管理事業、システム導入推進経費の増などにより１億9,411万6,000円、5.6パーセントの増。 次に、３民生費でございますが134億898万8,000円で、児童手当経費の増などにより１億6,998万2,000円、1.3パーセントの増。 次に、４衛生費でございますが23億3,521万1,000円で、清掃一般事務費の増などにより３億4,594万5,000円、17.4パーセントの増。 次に、５労働費でございますが413万円で、就職支援事業の減などにより161万4,000円、28.1パーセントの減。 次に、６農林水産業費でございますが10億5,543万9,000円で、地籍調査事業の減などにより5,605万9,000円、5.0パーセントの減。 次に、７商工費でございますが６億4,918万4,000円で、ふれあいの森管理運営費の減などにより4,015万3,000円、5.8パーセントの減。 次に、８土木費でございますが38億179万3,000円で、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業の増などにより１億8,191万4,000円、5.0パーセントの増。 次に、９消防費でございますが17億2,217万7,000円で、消防機械整備事業の増などにより２億4,555万5,000円、16.6パーセントの増。 次に、10教育費でございますが42億83万円で、南小学校長寿命化改良事業や小学校及び中学校における学校維持管理経費の減などにより、１億5,824万3,000円、3.6パーセントの減。 次に、12公債費でございますが32億5,664万6,000円で、借換債元金の増などにより１億2,916万3,000円、4.1パーセントの増。 最後に、13諸支出金でございますが４億14万7,000円で、観光施設整備等基金費が増となったことなどにより898万7,000円、2.3パーセントの増となっております。 続きまして、４ページをご覧願います。第４表令和７年度における主要事業施策概要でございます。丸印が付されております事業が新規事業でございます。左側から事業名、事業概要、予算額を記載しております。後ほどご確認いただければと存じます。これらのうち、特に重点的に実施する事業につきましては、先ほど説明のございました別刷りのリーディングプロジェクトに記載されているところでございます。 次に、恐れ入りますが大きくページをおめくりいただきまして32ページでございます。32ページは、第５表令和７年度当初予算（案）における性質別の内訳でございます。こちらの表でございますが、第３表でご説明いたしました歳出の款別の予算を性質別に分類した表でございます。表の上段が性質別の区分、左側が款別の区分となっております。款別の区分の14予備費の１つ下に計Ａの行がございまして、こちらがそれぞれの性質別の予算額となっております。また、この２つ下の行が令和６年度の性質別の予算額Ｂ。下から２つ目の行が増減額の行。一番下が増減率の行となっております。 それでは、主なものを中心にご説明させていただきます。初めに、人件費でございますが67億8,601万8,000円で、５億3,025万1,000円、8.5パーセントの増でございます。 次に、物件費でございますが60億5,775万6,000円で、５億8,378万5,000円、10.7パーセントの増でございます。 次に、維持補修費でございますが２億8,701万8,000円で、3,797万8,000円、11.7パーセントの減でございます。 次に、扶助費でございますが80億4,399万7,000円で、１億4,052万円、1.8パーセントの増でございます。 次に、補助費等でございますが54億4,663万2,000円で、３億650万1,000円、6.0パーセントの増でございます。 次に、普通建設事業でございますが22億8,393万4,000円で、６億4,222万3,000円、21.9パーセントの減でございます。 続きまして、33ページをご覧願います。公債費でございますが32億5,664万6,000円で、１億2,916万3,000円、4.1パーセントの増でございます。 最後に、表の右から２列目繰出金でございますが22億1,198万1,000円で、2,667万7,000円、1.2パーセントの増でございます。 続きまして、35ページ、36ページでございます。第６表普通建設事業の内訳でございまして、先ほどご説明申し上げました、第５表性質別内訳の普通建設事業の詳細となっております。後ほどご確認いただければと存じます。 次に、38ページは、第８表市町村交付金（社会保障財源化分）が充てられる社会保障４経費その他社会保障施策に要する主な経費でございます。地方消費税交付金の充当先を示すものでございます。地方消費税交付金のうち、社会保障財源化分10億655万2,000円の充当先でございますが、社会福祉及び社会保険関係の繰出金と保健衛生関係の扶助費としております。 以上が、令和７年度石岡市予算（案）の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。 関口議長）以上で説明は終わりました。 次に、組織体制の見直しについてを議題といたします。本件について、執行部に説明を求めます。 市長）次に、組織体制の見直しについてご説明させていただきます。 令和７年４月に向け、組織体制の見直しを行いたいと考えております。今回の見直しにつきましては３点でございます。 １点目でございますが、鳥獣被害に対する業務推進体制が農政課として確保可能なことから、農政課里山保全室を廃止するものでございます。 ２点目でございますが、特別支援教育や不登校支援などにつきまして一体的にサポートできる体制を構築し、支援が必要な児童生徒や保護者などが安心できる学びの環境を整備するため、学校教育課内に教育支援センターを設置するものでございます。 ３点目でございますが、令和３年10月１日に株式会社カスミと締結した協定に基づき実施している買物支援実証業務につきまして、公共交通政策から福祉政策に位置づけるものでございます。 今後、令和７年４月１日に向け、関係規則の改正を進めていく予定でございまして、詳細は総務部長のほうから説明いたしますので、よろしくお願い申し上げます。 総務部長）それでは、私から組織体制の見直しにつきまして、ご説明をさせていただきます。 組織体制の見直しにつきましては、本市がその都度直面している行政課題に対応するため、毎年度見直しを実施しているところでございます。６年度におきましても、７年度の組織体制を検討してきたところでございますが、その結果、先ほど市長からご説明のありました、鳥獣被害対策における業務推進体制の見直しが１つ。学校教育における一体的な教育支援体制の確保が２つ目。買物支援実証業務の推進が３つ目の３点につきまして、見直しを行いたいと思ってございます。 資料でございますけれども、見直し事項の（１）としてお示ししてございます農政課里山保全室の廃止の項をご覧いただきたいと思います。廃止の目的でございますけれども、令和２年度におきましては、鳥獣被害対策の強化及び森林環境譲与税の活用などを目的といたしまして室を設置したところでございますが、農政課全体で当該業務を推進する体制が確保できることから、今般、室を廃止するものでございます。 里山保全室の所掌事務につきましては、森林の保全・整備に関すること。緑の募金に関すること。以下記載のとおりでございますが、これらの所掌事務は新年度以降、農政課へ引き継ぐものというふうにしてございます。 続きまして、（２）をご覧いただければと思います。学校教育課内に教育支援センターを設置の項をご覧いただきたいと思います。設置の目的でございますが、昨年、第４回定例会で同センター条例を議会の皆様にご審議いただきましたとおり、令和６年９月に教育相談室あすなろ及び幼児教育相談室ひまわりも旧北小学校に移転いたしまして、特別支援教育や不登校支援などを一体的にサポートできる体制の構築をすることにより、支援が必要な児童生徒、それから保護者などが安心できる学びの環境を整備するため見直しを行ったものでございます。 所掌事務といたしましては、不登校児童生徒に係る相談及び支援に関すること。以下記載させていただいているとおりでございまして、組織配置といたしましては、学校教育課内に教育支援センターを設置するものでございます。 続きまして、（３）買物支援実証業務の所管替えについてをご覧いただきたいと思います。所管替えの目的でございますが、令和３年10月１日に株式会社カスミと締結いたしました協定に基づいて実施してございます買物支援実証業務につきまして、都市計画課が所管する市内公共交通網の維持促進を目的とする公共交通政策から福祉政策へと位置付けを見直しましたことに伴いまして、所管についても併せて見直しをしたものでございます。 所掌事務といたしましては、その他高齢福祉施策に関することに包含をさせていただくことといたしまして、組織配置といたしましては、これまでの都市計画課から高齢福祉課へ移管するものでございます。 資料の２ページ目をご覧いただきたいと思います。見直し後の機構図の抜粋でございまして、ただいまご説明をいたしました見直しについて、表の左側が現行、現在の形。真ん中が改正後となってございます。なお、買物支援実証業務につきましては、組織体制における変更等はございません。 資料の３ページ目をご覧いただきたいと思います。ただいまご説明しております見直しに伴う事務分掌の案でございます。４ページ目に記載しております教育委員会の件につきましては、教育委員会事務局組織規則に基づくものとなってございます。また、買物支援実証業務につきましては、先ほどご説明いたしました組織体制と併せまして、事務分掌においての変更等はございません。 詳細な事務分掌または予算等につきましては、今後担当レベルで調整をさせていただきまして、令和７年４月１日に向け、遺漏無いよう関係規則の改正を進めてまいりたいと考えてございます。 以上が、組織体制の見直しについてのご説明でございます。よろしくお願いいたします。 関口議長）以上で説明は終わりました。 本件に関しましては、ご質問等がございましたらお願いいたします。なお、質問にあたっては、従前の申し合わせのとおり、質問のみ１人５分までとさせていただきますので、よろしくお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口議長）ないようですので、本件については以上で終結いたします。 執行部におかれましては、ご退席いただいて結構でございます。 －執行部退席－ 関口議長）次に、令和７年度石岡市一般会計予算（案）の議会費について、事務局から説明願います。 庶務議事課長）お手元に、令和７年度一般会計予算（案）のうち、議会費を予算書ベースで表記いたしました資料を配布させていただいておりますので、ご覧いただきたいと思います。 昨年度当初予算と比較しておりまして、主なものについてご説明させていただきます。初めに、職員等人件費でございます。令和７年度の議会事務局職員の人件費にかかる経費総額として7,641万7,000円を計上いたしております。前年度比630万7,000円の増額となっております。こちらは、令和７年１月１日現在の職員数で積算しておりまして、地域手当の新設や人事院勧告に伴う手当率の増等の理由で増額となっております。 次に、議員活動運営経費でございます。令和７年度予算額は１億9,472万1,000円を計上いたしております。前年度比524万1,000円の減額となっております。主なものとしまして、初めに、議員報酬458万1,000円の減額は、議員数の減によるものでございます。以下、議員期末手当、議員共済負担金等につきましても、同様の理由で減額となっております。 次に、その他施設修繕403万円の増額は、議場等無線アクセスポイント更新費用の増によるものでございます。 次に、電話料53万6,000円の減額は端末レンタル代を含むタブレット通信料の実績による減額でございます。 次に、システム使用料117万6,000円の増額は、ネット中継費用やタブレットシステム使用料の増によるものでございます。 次に、事務局経費でございます。令和７年度予算額は327万8,000円でございます。前年度より65万9,000円の減額となっております。主なものは議長車及びハイエースの車検費用の減額のほか、ハイエースのリースアップに伴い車両を購入したことに伴う公用自動車借上料の皆減などでございます。 以上、令和７年度の議会費の予算につきまして、主なものをご説明いたしました。説明は以上となります。 関口議長）以上で説明は終わりました。ご質問等がございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 関口議長）ないようですので、今後質問等がある場合は、直接事務局へ問い合わせ願います。 以上を持ちまして、全員協議会を閉会いたします。 | ||||||||||||
