平成19年第1回定例会では,次の決議を可決しました。
「石岡市行政経営システム」の確立を求める決議
石岡市におけるまちづくりの指針として「第1次石岡市総合計画」が策定され,一方には財源不足の解消と将来にわたる健全な財政運営の指針としての「石岡市財政健全化プラン」がある。
また,市民本位の行政を目指す行財政システム改革のための「石岡市行財政改革大綱」があり,これらを総合的かつ計画的に推し進める「行政経営システム」の確立が必要である。
今後,石岡市の総合計画に基づくまちづくりの実施に当たり,「総花的」なものから「選択と集中」といった「戦略的行政経営」への変革と,職員全体が「目指すべき目標」を明確にするとともに「最少の経費で最大の効果」といったコストと成果のバランス意識を持つことにより,市民本位の行政経営が可能となる。
今回策定された目標管理型の総合計画を着実に実行するためには,総合計画と行政のビジョンを実現するために戦略を策定し,それを実施計画へ展開させ,その成果を確認する仕組みづくりも必要である。
そのためには,限られた資源をまちづくりに有効活用するため,行政評価を核とした「行政経営システム」を早期に確立し,併せて複式簿記・発生主義による「新しい財務会計システム」の導入を図ることにより,政策形成過程における透明性や説明責任の向上,効率的な資源配分による質の高い施策の実現が可能となり,もって市民と行政がまちづくりビジョンを共有し,当事者意識を持ち,地域の課題に取り組む「協働のまちづくり」が達成されるものである。
それらの実行によって,市民満足度を高め,市民一人ひとりが「本当に住んでよかった」と感じられるまちづくりを行っていかれることを強く要望する。
以上決議する。
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