平成19年第4回定例会では,次の決議を可決しました。
中心市街地の活性化の推進を求める決議
中心市街地と呼ばれる地域は,さまざまな都市機能が集積し,長い歴史の中で文化や伝統を育み,各種の機能を培ってきた「まちの顔」である。
しかしながら,近年のモータリゼーションの進展,消費者のライフスタイルの変化等を背景として,中心部の居住人口の減少,空き店舗や大型店の閉鎖をはじめとする商業環境の変化等などによって「まちの顔」ともいうべき中心市街地の空洞化が一層進んでおり,深刻な状況にある。
そのような状況を踏まえ,2006年8月施行された改正中心市街地活性化法は,少子高齢化時代にあって,中心市街地に買物や医療機関等の都市機能の集積を目的としたコンパクトなまちづくりを目指すものである。
さらに,本年11月30日から施行された改正都市計画法は,中心市街地活性化法を補完し,大型店の郊外出店を制限する内容となっている。
当市においては,各種の計画が策定され,また,本年策定した第1次総合計画において「産業の輝くまち」を基本政策に位置付け,駅周辺整備やバリアフリー化を進め,市の玄関口としてふさわしい空間づくりを行い,まちの活性化の促進を謳っているものの,その進捗は遅々として進まないのが現状である。
このことは,本年実施した市民満足度調査においても,産業の振興に対する満足度が著しく低いことが証明をしている。
さらに,鹿島鉄道跡地については,駅周辺整備を含めた石岡市の中心市街地活性化の核となるものである。その利活用について,早急に市としての方向を定めていく必要がある。
よって,石岡市議会は「石岡市の顔」として,駅周辺整備を含めた中心市街地の活性化施策の推進を強く要望する。
以上,決議する。
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