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議会中継
  


第2回定例会 請願・陳情の概要と審査結果

平成21年第1回定例会では,次の請願・陳情を議決しました。


 通学道路の拡幅・整備についての陳情

【付託】 平成20年第4回定例会

要旨 
 当地区内の下記道路は通学路として利用されているが,狭隘で整備も不十分である。これまでもU字溝設置などの要望をし,部分的には改善されてきたが,今なお未整備の状態となっているところがある。そこで,子ども達や利用者の通行の安全をはかり,地域住民の生活基盤の整備のために,通学路の拡幅・整備,U字溝の設置など改善を要望する。議会において,以下の要望について決議され,早急に実現されるよう切にお願いする。

1 要望地域    
石岡市杉並4丁目地区内

2 陳情内容
 1)道路幅の拡幅と舗装
 2)U字溝の設置

【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】
 
審査に先立ち,陳情箇所の状況を調査したところ,当路線は通行に支障をきたすほどの,非常に狭あいな路線であるとの認識をした。
 質疑において,「車1台分の幅員で,子どもたちが歩いていたら危険な状態になるので,こういう箇所は整備する必要があると思う。」といった意見や,「確かに狭あいな道路であり,優先順位はともかく,通学路の整備ということでもあるので,採択すべきではないか。」等の意見が出され,続く討論において発言は無く,採決を行った結果,全会一致をもって採択すべきものと決した


【審査結果】 採択



 排水路整備に関する請願


【付託】 平成21年第1回定例会

要旨
 石岡市柿岡5699番1地先から同所柿岡5731番地先までの排水路は,石岡台地土地改良区内にあり,これまで受益者が維持管理を行ってきたが,この排水路は,柿岡地区の県道や市道の流末排水路としても利用され,大雨の際には増水し農業用排水路としての機能を果たせない状況になっている。
 また,上流部では宅地開発が進みますます水量が増えてくるものと危惧している。ついては,地域住民の安全と財産を守るためにも排水路を整備していただきたく,関係地権者の同意書を添えて請願する。

【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】
 
審査に先立ち,請願箇所におもむき調査をしたところ,上流部分が新設のU字溝で整備されているのに対し,請願箇所は以前のままであることを確認した。
 質疑において,「下流から整備しなければ,水があふれるのは当然であり,上流から整備をしたことに疑問を感じる。」といった意見や,「排水路の増水は,開発に伴う雨水や家庭からの排水が原因であり,地域の住民のためにも採択をして整備を進めていくべきではないか。」といった意見が出された。
 続く討論において委員からの発言は無く,採決を行った結果,全会一致をもって「採択すべきもの」と決した。

【審査結果】 採択



 道路の拡幅改良に関する請願


【付託】 平成21年第1回定例会

要旨
 石岡市宇治会2090−1番地先から,同所宇治会3094番地先までの市道B102号線を車道を5.0メートル歩道1.5メートルと拡幅改良していただきたく,関係地権者の同意書を添えて請願する。


【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】
 
審査に先立ち,現地を確認したところ,非常に狭あいであり,車がすれ違うことができないような箇所があること,また,地域を横断していることからも,住民にとって非常に重要な路線であることを認識した。
 質疑において,「一部区間においては,道幅が狭くすれ違いができない。本路線は整備すべき区間も長く,一度にはできないと思うが,通学路ということもあり,特に狭あいな箇所からでも整備すべきではないか。」といった意見が出され,それに対し,執行部から「検討していきたい」との回答があった。
 続く討論において委員からの発言は無く,採決を行った結果,全会一致をもって「採択すべきもの」と決した。

【審査結果】 採択



 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書に関する陳情


【付託】 平成21年第1回定例会

要旨
 「協同労働の協同組合」は,組合に参加する人すべてが,協同で出資し,協同で経営するという協同で働く形をとっており,「働くこと」を通じて,「人と人のつながりを取り戻し,コミュニティの再生をめざす」活動を続けている。
 介護・福祉サービスや子育て支援,清掃請負・オフィスビルの総合管理など幅広く,企業で正規に雇用されない若者や退職した高齢者が集まり,働きやすい職場を自分たちで作り,フリーターや「ワーキングプア」の受け皿としても期待されており,日本でもこのような働き方や法人を認めるための「協同労働の協同組合」の法制度を求める取り組みが広がり,国会では160名を超える超党派の議員連盟が立ち上がるなど法制化の検討が始まった。
 この法制化の流れを推し進めるため,国会でのしっかりとした議論と速やかな制定を強く要望する。石岡市議会においても,政府および,関係行政官庁あてに意見書を提出していただきたい。


【委員長報告の要旨(市民経済委員会)】
 
審査において委員からは,現在の社会情勢において労働者の立場から考え,陳情趣旨に賛同する意見があり,質疑終了後,討論する者はなく,本陳情について採決行った結果,本陳情については,全会一致で採択すべきものと決した。

【審査結果】 採択



 道路拡幅ついての陳情


【付託】 平成21年第1回定例会

要旨
 ,山崎新谷地区 山崎2074-1番地から山崎2116番地までの道路は道幅が狭いため乗用車同士がすれ違うことも出来ず,また,歩行者や自転車の通行者にとっては危険な状態となっている。通学児童にとってもこの上なく危険な状態である。万が一火災などが起きたときは,消防自動車が入れず消火に対処することが出来ない。安全に通行が出来又対処できるように道路の拡幅を要望する。


【委員長報告の要旨(都市建設委員会)】
 
審査に先立ち,現地へおもむき陳情箇所の状況を調査し,それを踏まえ質疑を行った。委員から「園部地区について,以前から舗装や拡幅などの要望があり,今回の箇所についても必要性は認めることから,本陳情は採択すべきでは。」といった意見が出された。
 続く討論において委員からの発言は無く,採決を行った結果,全会一致をもって「採択すべきもの」と決した。

【審査結果】 採択



 現行保育制度の堅持・拡充と保育・学童保育・子育て支援予算の大幅増額を求める意見書提出を求める陳情

【付託】 
平成21年第1回定例会

要旨
 
急激な少子化の進行のもとで,次世代育成支援に対する国と自治体の責任はこれまでにも増して大きくなっており,なかでも保育・学童保育・子育て支援施策の整備・施策の拡充に対する国民の期待が高まっている。「保育・学童保育・子育て支援施策の拡充と予算の大幅増額を求める請願」が,2006年以来,毎年,衆参両院において全会派一致で採択されていることは,こうした国民の声の反映に他ならない。しかし,この間,経済財政諮問会議,地方分権改革推進委員会や規制改革会議などで行われている保育制度改革論議は,国会で採択された請願内容と逆行しているものと言わざるを得ない。
 国家的な基準(最低基準)の底上げと,財政の後押しが必要不可欠であり,真に少子化対策を進めるのであれば,国としてこの分野における予算枠を大幅に増やすことが急務である。
 ついては,国に対して意見書を提出していただきたく陳情する。

【委員長報告の要旨(教育福祉委員会)】
 
当委員会でも,陳情者が述べている通り,市町村が保育・子育て支援施策拡充のための努力をすることは当然であるが,国全体として,さらに保育の維持向上が必要であり,この分野における国の予算枠の大幅増額を求める意見書を提出することについては,願意妥当との認識を持った。
 以上を踏まえ,質疑,討論はともになかったが,採決を行った結果,全会一致をもって「採択すべきもの」と決した。

【審査結果】 採択





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