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平成21年第3回定例会では,次の決議を可決しました。
川又地区不法盛土対策の推進を求める決議
本市議会は,平成19年6月「石岡市の自然・環境の保全を求める決議」を議会の総意として決議し,川又地区における農地改良に伴う土砂の埋立ての件について,地域住民の不安の払拭に向け早急な対応を求めた。さらに地域住民からも,市に対して土砂の搬入阻止や撤去等の度重なる要請があった。しかし土砂の搬入は続き,結果として不法盛土行為として,地区住民に多大な不安と損害を与えることとなった。
以来,議会での一般質問等においても埋め立てられた土砂による環境への影響,隣接被害地への対応,土砂の撤去等について言及してきたところである。
この間,市では,地域住民への説明,周辺の環境保全のための土壌及び水質検査,県と協力しての行政指導等の措置を継続し,平成21年3月に施工業者を刑事告発するに至っている。しかし発生から2年余を経過した今日においても,埋め立てられた土砂は当時のまま放置され,地域住民の不安も未だ解消されていない現状にある。
そのような中,当時の農業委員がこの件に関わる収賄容疑で逮捕され,続いて当時の農業委員会事務局職員による文書の変造が明らかとなった。この文書の変造は,農地改良届の日付を遡って改ざんしたものであり,この行為は,未届けで行われていた不法な土砂の埋め立てを正当化し,さらにはその不法な埋め立てに対する適正な行政指導の機会を奪うこととなったと思料するものである。
これらの状況を踏まえ,今後,市としてもその責任を明確にし,問題解決へ向け積極的に対応していく必要がある。
よって石岡市議会は,石岡市不法盛土等対策本部を中心として,土壌及び水質検査による周辺環境の保全,隣接被害地への対応,埋め立てられた土砂の取り扱い等を含め,この不法盛土問題の解決のための方針を早急に示し,地域住民が安心して暮らせる生活環境を取り戻すための施策の推進を強く求めるものである。併せて今回の農業委員会職員の不祥事について原因を究明すると共に,このようなことが再び繰り返されることのないよう公務員倫理の一層の徹底を図ることはもちろん,農業委員会組織におけるチェック体制の強化及び適正な事務執行の徹底等の防止策を講じることを強く求めるものである。
以上,決議する。
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