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議会中継
  



令和7年第3回定例会 議員提出議案の概要

議案番号 議案名とその概要 審議結果
議員提出議案2号  石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の臨時特例に関する条例を制定する事について
原案可決
(7.9.4)












市長より再議に付され、表決の結果、さきの議決のとおり決定
(7.9.11)
 
 市有公共用地貸借に関する調査特別委員会において調査した2つの事業「Food Food Food 2023」及び「Otomeshi Festival 2024」については、非常に多くの不適切な事務処理が確認された。これは事務を行う職員のミスから起因するものだとしても、その原因は、庁議において市長が発した言葉を忠実に実行しようとするあまり、結果的に条例・規制から逸脱してしまったことにあると考えられる。
 特別委員会では提出された資料を確認し、証人尋問を行った結果をまとめ、報告書として提出したにもかかわらず、市長が下した判断は事務を行った職員の処分であり、今回行われた処分のうち、最も重い処分は担当職員に課せられた。
 原因は市長の言動に端を発しているにもかかわらず、命令された職員のみが処分されることは、職員の士気や意欲を低下させることは目に見えている、たとえ上司からの命令であれ、法令に従うことは原理原則であることに間違いはないが、今回の処分を受けて、職員が命令に拒否感や抵抗感を持つ可能性があり、ひいては石岡市としての士気が低下し、行政サービスに多大な影響を与える恐れがある。
 そのような状況を招く恐れのある処分をした市長の判断は、多くの職員を抱える市役所のトップには相応しいものではない。自らの言動に端を発していることを理解し、自らの責任を厳しく受け止めるべきである。
 谷島市政においては、議会から複数回にわたり辞職勧告決議を提出され、百条委員会も設置された。その上、今回担当職員のみを処分する判断をしたことは、まさに自己保身のためといわざるを得ない。
 さらに、教育長自ら「事務処理に不備があった事については、すべて事前相談を受け許可した」「手続き上の不備を指摘できなかった責任は重い」「市政及び教育行政への信頼を損ねた責任は大変重い」と答弁しているとおり、今回の問題について重大な責任を有している。
 よって、市長及び教育長には自らの責任を示すため、その給与を減額するものである。


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