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令和2年度 経済建設消防委員会

 第3回委員会 (6月16日)
出席委員 高野要委員長,岡野孝雄副委員長,鈴木行雄委員,山本進委員,川井幸一委員,飯村一夫委員,鈴木康仁委員
市執行部 【経済部】
 経済部長(額賀 均),経済部次長(長井正毅),経済部参事兼商工課長(塩畑浩行),観光課長(萩原正晴)
【都市建設部】
 都市建設部長(鶴井重則),都市建設部理事兼駅周辺整備担当(宮澤哲也),都市建設部次長(瀧 清教),下水道課長(柴山伊佐夫),道路建設課長(箕輪栄治),道路建設課副参事道路建設担当(小野瀬 崇)
【消防本部】
 消防長(岡野 勉),消防次長(小吹光博),総務課長(鈴木淳司)
議会事務局 庶務議事課主任(比企信太郎)


高野委員長)ただいまから,経済建設消防委員会を開会いたします。
 本日の議題は,お手元に配布した協議案件書のとおりであります。
 次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。
 次に,議事に入るに先立ち,消防本部より発言を求められておりますので,これを許します。

消防長)私からは,お時間をいただきまして,消防職員の不祥事の報告と謝罪を申し上げます。この度は消防職員の不祥事により,議会そして常任委員会へ多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。新聞報道等でご承知のこととは思いますが,先月5月20日に石岡消防署愛郷橋出張所に勤務しておりました,消防士25歳が大麻取締法違反所持で現行犯逮捕されました。逮捕された職員は20日間の拘留と取調べの末,6月9日に起訴が確定され,令和2年6月11日付で処分がなされましたことをご報告申し上げます。処分の内容でございますが,逮捕された職員につきましては行政に携わる職員として,市行政の信用を著しく失墜させたことから,地方公務員法第29条第1項第3号の規定により,懲戒免職の処分を行いました。
 また,私を含めて5名の幹部職員が指揮監督不行き届きであるとして,今後の再発防止のため,職員の指揮監督を徹底するようにと口頭による注意を受けましたことを報告させていただきます。野委員長をはじめ,経済建設消防委員の皆様には,日頃から消防行政に対し深いご理解とご協力をいただいているにも関わらず,このような不祥事案を出してしまったことを深くお詫び申し上げます。また,現在石岡市を挙げて新型コロナウイルス感染症対策を進め,市民に自粛要請をしている大変な時期において,市民の期待を大きく損ねるという不祥事案を出してしまったことは,社会的影響も大きく,私消防長として深く責任を感じているところでございます。消防本部といたしましては,この事実と処分内容をしっかりと受け止めまして,失ってしまった信頼を回復し,再発防止に向け職員一丸となり,全力で取り組んでまいります。またこの機に組織の体質改善を図り,危機管理意識を徹底し,消防職員の管理監督を確実に進めてまいります。
 この度は誠に申し訳ございませんでした。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,ご発言等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 ご発言はございませんか。

川井委員)警察等でも調べ等はあったでしょうけれども,関連した職員はいなかったということですか。ほかには。

消防次長)職員から聞き取りを行いまして,そういう課員はございませんでした。

川井委員)ちょっと関連というか,以前の話になります。予算委員会の中で一委員がですね,消防署員の行動等に疑問があるという中で,私生活についても指導するべきだという意見がありました。それに対する対応はなされたのか。なされたのであればどういったことをしたのかお聞きいたします。

消防長)ご指摘があった点につきまして,消防本部といたしまして職員に対し,全体の奉仕者である公務員としての自覚を保つよう,指示徹底して教育を図ったところでございます。

川井委員)今お話ありましたように,口頭では注意されたという部分,私も聞いております。ただ消防長のお話もありましたように,今後という部分も含めて,やはりそういったマニュアル的なものを作った中で,私生活については非常に難しい部分もございますけれども,今回の事件を機会に,やはり公務員としての立場,あり方を見直すためにもそこらへんまでご注意いただいて,指導していただきたいと。お願いいたします。わかりました。
消防長)委員ご指摘のとおり,今後マニュアル等を作成しまして,徹底して職員管理を努めてまいりたいと思います。

〔「よろしくお願いいたします。」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)よろしいですか。ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 これより議事に入ります。
 初めに,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分及び議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)並びに議案第62号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会の所管に係る部分の計3件を一括して議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。
 なお,本案の説明の順番は,経済部所管,都市建設部所管の順でお願いいたします。

経済部参事兼商工課長)私からは初めに,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,商工課所管の商工振興事業の補正予算につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書の10ページから11ページの一番下の段をご覧いただきたいと思います。款7商工費,項1商工費,目2商工振興費,節18負担金補助及び交付金の説明欄,商工振興事業6,266万円の増につきましてご説明申し上げます。初めに,プレミアム付商品券発行事業補助金1,375万円の増でございますが,新型コロナウイルス感染症によって影響を受けている地域経済や家庭を支援するため,第1弾と同様に第2弾のプレミアム付商品券を発行し,市内商工業の消費喚起を促すことにより,消費低迷の改善と市内経済の活性化を図るものでございます。販売総額は1億円でプレミアム分は10パーセント,1,000万円とする考えでおります。
 次に,12ページから13ページの一番上の段をご覧いただきたいと思います。中小企業緊急支援事業補助金4,891万円の増でございますが,中小企業者または個人事業者で,新型コロナウイルス感染症の影響により令和2年1月から6月までの期間のうち,一月の売上高が,前年の同月と比較して50パーセント以上減少しながらも,新型コロナウイルス感染症対策に取り組んだ事業に対しまして,補助率4分の3以内で補助をいたします。さらに,80パーセント以上減少している場合は,補助率5分の4以内の補助といたしたいと考えております。なお,補助金額の上限額を設けさせていただき,その上限額は30万円とする考えでおります。補助対象となります事業の取組の期間も,令和2年1月から6月までとする考えでおります。
 次に,議案第62号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,商工課所管の商工振興事業の補正予算につきましてご説明申し上げます。補正予算書の10ページから11ページの一番下の段をご覧いただきたいと思います。款7商工費,項1商工費,目2商工振興費,節10需用費9万円,節11役務費7万9,000円,節18負担金補助及び交付金7,830万円の説明欄,商工振興事業7,846万9,000円の増につきましてご説明申し上げます。新型コロナウイルス感染症により,売上が減少しているものの,国の持続化給付金の要件を満たさず給付対象とならなかった,事業収入を得ている法人,個人の事業者に対して事業の継続を支え,再起の糧となるよう事業全般に使える資金として中小企業等事業継続給付金として給付金を支給したいと考えております。市内に主たる事業所を有する中小企業者または個人事業者で,業種は国と同じで,新型コロナウイルス感染症の影響により,令和2年1月から同年6月までの期間のうち,一月の売上高が,前年の同月と比較して30パーセント以上50パーセント未満減少している場合が,給付金の支給対象者となり,中小企業者には20万円を給付し,個人事業者には10万円を給付したいと考えております。
 商工課からの説明は以上となります。
 ご審議のほど,よろしくお願い申し上げます。

観光課長)
観光課からは,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,観光課所管につきましてご説明申し上げます。
 補正予算書12,13ページをご覧下さい。一段目の表,款7商工費,項1商工費,目4観光事業費,観光対策費115万5,000円の増額につきましてご説明申し上げます。今年度に県が実施する,県道土浦笠間線整備事業に伴い市の観光案内看板が支障となることから,移設工事を行うための経費を補正するものでございます。
 次に下の行,目5観光施設費,ふれあいの森管理運営費2,273万8,000円の増額につきましてご説明申し上げます。ふれあいの森リニューアル整備事業に伴い,必要となる開業準備費や人件費等に充てる経費について補正するものでございます。
 観光課からは以上でございます。
 ご審議のほど,よろしくお願い申し上げます。

下水道課長)私から,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,下水道課所管の部分について及び議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)についてご説明申し上げます。
 初めに,令和2年度石岡市補正予算書の21ページをご覧ください。議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)の4,令和2年度石岡市公共下水道事業会計予算明細書の下段の表,収益的支出からご説明申し上げます。款1下水道事業費,項1営業費用,目1管渠費の工事請負費のうち,機械器具点検整備工事費につきまして,八郷地区の柿岡地内で発生したマンホールポンプ故障に伴い1,127万円の増額補正をお願いするものでございます。
 次に,上段の表,収益的収入についてご説明申し上げます。款1下水道事業収益,項2営業外収益,目1他会計負担金につきましては,先ほどの収益的支出における増額補正の説明で申し上げました理由により,他会計負担金について1,127万円の増額補正をお願いするものでございます。
 以上が,議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)の説明でございます。
 続きまして,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち,下水道課所管の部分についてご説明申し上げます。令和2年度石岡市補正予算書の12,13ページをご覧ください。上から二段目の表でございます。款8土木費,項5下水道費,目1公共下水道費における負担金補助及び交付金につきましては,先ほどの,議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)でご説明申し上げた理由により,下水道事業負担金について1,127万円の増額補正をお願いするものでございます。
 以上が,議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)の説明でございます。
 ご審議のほど,よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第50号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第4号)のうち当委員会の所管に係る部分及び議案第51号令和2年度石岡市公共下水道事業会計補正予算(第1号)並びに議案第62号令和2年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち当委員会の所管に係る部分の計3件を一括して採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案はいずれも,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第56号石岡市国民宿舎つくばね条例を廃止する条例を制定することについて及び議案第59号「指定管理者の指定について」の一部変更について(石岡市国民宿舎つくばね)の計2件を一括して議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

観光課長)観光課からは,議案第56号石岡市国民宿舎つくばね条例を廃止する条例を制定することについて及び議案第59号指定管理者の指定についての一部変更についてご説明申し上げます。
 初めに,議案第56号石岡市国民宿舎つくばね条例を廃止する条例を制定することについてご説明申し上げます。提案理由でございますが,施設の老朽化による雨漏りや,宿泊施設が現在のニーズにマッチしないことから,利用者が年々減少しています。そのような現状を踏まえ,令和2年10月31日をもって,国民宿舎つくばねを廃止するものでございます。なお,国民宿舎つくばね閉館に向けたスケジュールについてのご説明につきましては,先の経済建設消防委員会で申し上げたところでございます。
 次に,議案第59号指定管理者の指定についての一部変更についてご説明申し上げます。指定管理者の指定期間につきましても,議案第56号の条例廃止と同様の理由により,平成28年4月1日から令和3年3月31日までの5年間の指定期間を,平成28年4月1日から令和2年10月31日までの指定管理者の指定期間とするものでございます。
 観光課からは以上でございます。
 ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第56号石岡市国民宿舎つくばね条例を廃止する条例を制定することについて及び議案第59号「指定管理者の指定について」の一部変更について(石岡市国民宿舎つくばね)の計2件を一括して議題といたします。
 お諮りいたします。
 本案はいずれも,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第57号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

下水道課長)私から,議案第57号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてをご説明申し上げます。
 石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて,地方自治法第96条第1項第1号の規定により,議会の議決を求めるものでございます。提案理由は,地方自治法の一部改正に伴い,条例中の引用条項を改正するためでございます。
 具体的な改正につきましては,石岡市下水道事業等の設置等に関する条例第5条中の,第243条の2第8項を第243条の2の2第8項に改めるものでございます。
 説明は以上でございます。
 ご審議のほど,よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第57号石岡市下水道事業等の設置等に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第60号工事委託契約の締結について(令和2年度市道B3760号線道路整備事業)を議題といたします。
 本案について執行部から説明を求めます。

道路建設課副参事道路建設担当)議案第60号工事委託契約の締結について(令和2年度市道B3760号線道路整備事業)をご説明いたします。お手元の議案第60号の資料をご覧願います。提案理由でございますが,令和2年度市道B3760号線道路整備事業につきまして,委託契約を締結するため,石岡市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により議会の議決を求めるものでございます。
 契約の方法は随意契約による契約,契約金額は10億円,契約の相手方は茨城県でございます。令和2年5月14日に茨城県と仮契約を締結しております。本年度の整備内容につきましては,トンネル本体工事,掘削,支保工,覆工コンクリート,水質検査等でございます。
 説明は以上でございます。
 よろしくお願いしたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
 これより採決に入ります。
 議案第60号工事委託契約の締結について(令和2年度市道B3760号線道路整備事業)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,議案第61号工事請負契約の締結について(石岡消防署愛郷橋出張所新築工事)を議題といたします。
 本案について,執行部から説明を求めます。

総務課長)私からは,議案第61号工事請負契約の締結についてご説明申し上げます。
 議案第61号工事請負契約の締結につきましては,予定価格1億5,000万円以上の請負工事であることから,石岡市議会の議決を求めるものでございます。石岡消防署愛郷橋出張所新築工事でございますが,令和2年4月14日付けの条件付き一般競争入札として告示を開始し,令和2年5月20日に入札を執行いたしました。開札の結果,石岡市内にございます株式会社松永工務店が,税抜き予定価格2億4,798万円のところ,税抜き入札価格2億1,380万,落札率86.2パーセント,第1位順位の入札価格結果でありましたが,入札価格が調査基準価格を下回りましたので,石岡市低入札価格調査制度実施要綱に基づき,石岡市低入札価格調査委員会が開催され,過去の施工した公共工事等の実績や,工事等に関する書類について審議いたしました。審議の結果,総合的に適合したことから,株式会社松永工務店を落札者として決定し,令和2年5月29日付けで税込み価格2億3,518万円で,現在仮契約を締結しており,第2回定例議会により議決をいただき,本契約となる予定でございます。
 今後の事業予定でございますが,工期については,本契約の翌日から令和3年2月28日までの約8か月を予定してございますが,工事等の進捗につきましては,随時常任委員会へ報告をしながら,事業を進めてまいります。
 以上が議案第61号工事請負契約,石岡消防署愛郷橋出張所新築工事に関する説明となります。
 ご審議のほど,よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 これより質疑に入ります。質疑は挙手によりこれを許します。
 質疑はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。
 次に討論に入ります。討論は挙手によりこれを許します。
 討論はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
 議案第61号工事請負契約の締結について(石岡消防署愛郷橋出張所新築工事)を採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,所管事務の調査として,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路についてを議題といたします。
 本件について,執行部より説明を求めます。

道路建設課長)私からは,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路についてご説明いたします。
 お手元の資料1,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路の路線計画図をご覧ください。平成30年度より,石岡市とかすみがうら市の両市で,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路の整備事業を進めております。この広域幹線道路は,かすみがうら市の千代田庁舎から国道6号を横断し,千代田大橋を通る道路の延伸となる路線でございます。新たな整備区間は,かすみがうら市新治地区の,わかぐり運動公園北側の交差点から,かすみがうら市下稲吉地区までの全体延長約1,800メートルでございます。そのうち,石岡の区間におきましては,三村大原地区を約700メートルで横断する整備計画をしております。この道路は三村大原地区を通りまして,土浦市おおつ野地区にあります土浦協同病院へのアクセス道路となります。時間短縮が見込まれます。また,三村大原地区を通る市道A0122号線から,国道6号のほうにも接続となる道路でもありまして,渋滞緩和にも期待できるものでございます。
 続きまして,資料2事業スケジュール(案)をご覧ください。事業といたしましては,昨年度両市において,道路の概略設計委託をいたしました。令和2年度につきましては,両市において地権者説明会等を開催しまして,詳細設計委託を発注していく予定でございます。
 また,令和3年度より用地測量や補償算定を行いながら,令和7年度までの工事完成を目指して進めてまいります。
 以上,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路についてご報告させていただきます。
 よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として経済部より発言を求められておりますので,これを許します。

経済部参事兼商工課長)私からは,石岡ふれあいまつりの中止についてご報告申し上げます。
 毎年10月に開催をしておりました,石岡ふれあいまつりにつきましては,先に開催されました,石岡ふれあいまつり実行委員会の正副会長会議におきまして,今後の新型コロナウイルス感染症の拡大を考慮し,来場者及び関係者の安全面を最優先に考え,やむなく本年度の開催は中止をすることとし,開催場所や開催内容は変えずに,来年度に延期をすることといたしました。
 報告は以上でございます。

観光課長)観光課からは,5点ほどご報告がございます。1点目は,石岡のおまつりの延期について,2点目は,柿岡のおまつりの中止について,3点目は,「筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会」の中止について,4点目は,石岡市体験型イベント用山車製作について,5点目は,新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金活用予定事業についてご説明させていただきます。
 初めに,例年夏から秋にかけて開催しております観光イベントについて,昨今の新型コロナウイルス感染症の影響により中止となった3つのイベントについてご報告いたします。1点目としまして,毎年9月15日と敬老の日を最終日とする3日間で行われる石岡のおまつりですが,9月15日の例祭のみ実施し,神賑行事,みこしや山車,幌獅子の巡行など,こちらについては翌年度の例大祭まで延期となり,令和2年度の年番町の中町については,令和3年度に持ち越され,翌年以降の年番は1年ずつ先に延期されるとの報告が石岡のおまつり振興協議会からありましたのでご報告いたします。
 次に2点目としまして,本年7月25日から26日に開催を予定しておりました,柿岡のおまつりについては,中止になるとの報告が柿岡まつり振興協議会からありましたので報告いたします。
 次に3点目といたしまして,本年8月30日に開催を予定しておりました,「第7回筑波連山天空ロード&トレイルランinいしおか大会」につきましては,石岡トレイルランクラブの会長をはじめ,関係者と協議した結果,中止といたしましたのでご報告いたします。
 次に4点目の,石岡市体験型イベント用山車製作につきましてご説明いたします。お手元の資料をご覧ください。石岡市体験型イベント用山車製作につきましては,先月の5月15日に開催されました経済建設消防委員会において,当事業について報告したところでございますが,特定業者として選定しました「お祭りの高橋」と5月19日に契約金2,474万7,800円で契約を締結しましたのでご報告いたします。また,石岡市体験型イベント用山車(案)についての図面の報告がありましたので,石岡市体験型イベント用山車製作業務について記載内容のとおりとなってございます。今後も,本委員会へ報告をしながら,完成を目指し,取り組んでまいりたいと考えてございます。よろしくお願い申し上げます。
 次に,5点目の,本定例会開会日の6月2日に開かれました全員協議会において説明がありました,新型コロナウイルス感染症対策地方創生臨時交付金について,あらためてご報告いたします。全員協議会で提出された資料の中で,官民を挙げた経済活動の回復分野にあります,石岡特産品応援クーポン事業と石岡魅力発信オンラインツアー事業については,今回の交付金の目的である,地域の経済を立て直す,継続・回復段階における事業として取り組むため,現在協議を行っているところです。まず,石岡特産品応援クーポン事業については,新型コロナウイルス感染症収束にあわせ,全国で展開される「GoToキャンペーン」と連携し,市及び農協が運営する直売所等で利用できる購入補助クーポン券を発行し,農産物やお酒,工芸品など,市の特産品の購買と誘客促進につなげることを目的としております。
 次に,石岡魅力発信オンラインツアー事業につきましては,ビデオ会議システムを用い,オンラインで当市の特産品や観光スポットを巡る市内の観光ツアーに参加していただくことで,新型コロナウイルス感染症収束後の誘客につなげることを目的としています。
 なお,この2つの事業については,今後も引き続き事業化に向けて検討してまいりたいと考えております。
 観光課からは以上でございます。よろしくお願い申し上げます。

高野委員長)以上で報告は終わりました。
 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。
 次に,その他として発言はございませんか。

鈴木(康)委員)先ほど審議されました,中小企業の緊急支援事業のことでちょっと補足で聞きたいんですけれども。よろしいですか。

高野委員長)はい。ご発言ください。

鈴木(康)委員)これ前年度の売上が下がっているとか,条件があると思うんですけれども。今の段階でもう申請の様式とか申請のフォーマットなんかはもうできているんですか。お伺いします。

経済部参事兼商工課長)申請様式につきましては,今内部ですぐに。予算をお認めいただきましたらば,受付ができるように内部で調整をしているところでございます。

鈴木(康)委員)先の政府の助成金とか支援金についても,なかなかその申請の書面が難しかったり,面倒だったり,また実際の内容が合っているのか,申請内容と合っているのかとか,すごく複雑な面があったと思います。またこれを市単独でやっていくには,その提出物ですね,それと本来の整合性が取れているのかとか,その辺も大変重要になってくると思うので。せっかくやるからには,使ってもらう方にはわかりやすく,そして管理する行政側としては間違いがないよう,適正な判断ができるよう,今のうちに模索をして,試行錯誤していただいて,本番を迎えるスタイルにしていただきたいなと思います。やはり職員の方がすごく大変になってしまっても,なかなか現実味がなくなって遅れてしまうので。その辺をしっかりと考えて,行っていただきたいと思います。

高野委員長)ほかに発言はございませんか。
 それでは私,一言伺いたいことがございますので,本席を副委員長に代わります。

岡野副委員長)委員長が委員として質疑をする際,副委員長の私のほうで議事を進行させていただきますので,よろしくお願いいたします。

高野委員)私ですね,1つ,建設部のほうにお伺いをしてみたいと思います。私どもの建設委員,ここに7名ございますけれども,7名の中で飯村委員がですね,一生懸命今,上林・上曽線についてなんとか早く工事してもらいたいと。私の所へも来ております。しかしながら私の知り得ている中では,合併特例債とかそういったこともあって,なかなか思うように進まないのが現状かなと,思ってきたわけでございます。委員会でも議会でもですね,飯村委員,一生懸命皆さんに質問してまいりました。なかなか委員と執行部とのですね,疎通と言うか,話し合い,またその説明が果たされてないんではないかなと。まあ委員のほうとしてみれば,市民の声として一生懸命,とにかく1日でも早く造ってもらいたいと。私の所へも飯村委員,話に来まして,とにかくトンネルができた時には,上林・上曽線も完成してもらいたいんだよと。そういうことでね,私も令和7年には完成するというようなことを申しておりましたので,トンネルと同時にできるんではないかと。でもできるんではないかではなくて,委員長できねえと困んだと。そういったお話もございましてね。何度も何度も熱心にこの件に関しては質問してきてございます。今日も今ちょっとお話ししてたんですが,この件については私が間に入ってどうのということではないんですが,委員長の立場としてきちっとした見解をですね,執行部にも求めたいということで,質問の場に立っておりますので,この件に関しましてその努力しますとか,そういったことじゃなくてね。何年には完成する……,予定にはなっちゃうんでしょうけども,その間の進め方とか,そういったことについてですね,ご説明をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

都市建設部長)それでは私のほうから進め方につきましてご答弁をさせていただきたいと思います。上林・上曽線におきましては,全体路線延長としまして,4.2キロ。現在,第1期整備区間としまして合併特例債事業等を使いながら,2.5キロの優先区間を現在進めているところでございます。これまでに飯村議員からのご質問もありましたように,2期整備区間1.7キロメートル,こちらにおきましては,今年度合併特例債が活用できるか,また国の補助金,交付金等採用できるかどうか調整を図りながら来年度以降に事業化できるように進めさせていただきたいと思います。また完成時期につきましては,令和7年度の完成に向けて鋭意努力してまいりたいと考えてございます。よろしくご理解のほどよろしくお願いいたします

高野委員)今,ご説明を聞いたわけでございますが,これから合併特例債の事業化についてですね,色々,申請等々もありまして,やっていくかと思うんですが,この事業に関してですね,結局当の上林・上曽線が2年,3年で本当に完成するのかというような疑念も持たれているところでございます。まあそういった中で,これから来年度ですか,それに向けて今事業計画,進められるわけでありますけれども,そういった中で今,何度も説明を聞いておりますのは,とにかく突き当りと言うか,第1期工事ですか,そこまでは早急に完成させなくちゃならないということでありますけれども。その後,合併特例債が利用できるというようなことの中で,事業計画が進めば,最終的に事業を追いつける意味でも,同時並行にですね一部工事等々が進めることができるのか。それと1期工事,2期工事ときちっと分けた中で,進められていくのかですね。一番心配しているのは,結局ああいった大型事業でとにかくトンネルができる。物珍しさにたくさんの方々が来る。そういった時にアクセスがきちっとしてなくて,道路体系ができない中での開通を迎えるとなると,危険性もあるのではないかと。そしてまた,学校もございまして,通学路等々にもなっているというようなことを,委員も懸念されておりますので,できれば,最終的な年度。これは令和7年ということはわかるわけでありますが,同時並行に工事を重ねてできるのかどうかね。そのへんのところもですね,また検討してないかと思うんですけれども1次2次と分かれているんでね。その辺のところもちょっとお聞きいただければと思います。計画がなければ結構でございます。よろしくお願いいたします。

都市建設部長)ただいま,委員長の同時施工も可能なのかということでございます。現在におきましては,きちんとした整備計画が樹立されているわけではございませんけれども,令和7年の早期完成に向けては,そういったことできる可能性もあるものと考えてございますので,全線開通に向けた取組としては,鋭意努力できることは実施していきたいと考えているところです。以上でございます。

高野委員)ありがとうございます。やはり地域の方々もね,どういう工事でも,工事に入ってもらえると安堵感と言うかね,本当にやってくれるんだみたいなね,感じにもなってくるかと思いますので。事業でございますからね,なかなか,計画の中で行くんでしょうから,外部からの声があったからそれが云々ということではないんでしょうが。なるべくですね,同時並行でできれば,少しでも進めて行っていただいて,令和7年には完成を見るという形の中で,ひとつ努力をお願いいたします。

岡野副委員長)それでは委員長と交代いたします。

高野委員長)ほかにその他として発言はございませんか。

飯村委員)ただいま委員長のほうからご説明,いろいろありまして本当にありがとうございます。そういう中のちょっと詳細にわたる質疑ではございますが,2.5キロについての計画性。用地の買収等について,どの辺まで進んでいるのかお聞きしたいと思います。

都市建設部長)それでは私のほうから現在の優先整備区間,上林・上曽線の2.5キロメートルの進捗についてご答弁させていただきたいと思います。現在,県道土浦笠間線からフルーツラインまでの区間2,500メートルにおきましては,現在までに約1,780メートル,こちらが完成いたしまして,供用開始しているところでございます。整備率は71.2パーセント,残区間が720メートルとなってございます。また,今年度におきましてはご承認いただきました繰越金額,また本年度の当初予算,こちらによりまして延長約400メートルの歩道整備を,今年度実施をする計画でございます。また用地につきましては,若干残っていると。担当の者は鋭意努力して買えるように交渉は進めているという段階でございます。

飯村委員)ただいま,そういう段階であるとお聞きしましたが,県道笠間線から中学校入口に関しての用地買収等々については,現地もしくは地権者との説明会等はどのように行われているか。ちょっとお聞きしたいと思います。

都市建設部長)県道土浦笠間線から八郷中学校入口までの田んぼの区間かと思いますけれども。そこの,その用地交渉につきましては,説明会は多分前にやったきりかなと。そういうふうに聞いております。また,用地の交渉におきましては,進めておりますので,契約ができ,工事に着手できるよう進めていきたいと考えております。

飯村委員)進めているような話でありますが,計画を持って,何月とか,逆に予定のほうの関係上,それだけは,地権者との説明会は,四半期,もう終わりますんで。早々にお願いしたいと思います。この地権者との説明会が一番大事なんですよね。土地購入に当たっては。地権者が了承しないとできない,そういう中の交渉にあるわけなんで,担当の方も大変でしょうけど,説明会を早々にやるようにひとつお願いしたいと思います。2.5キロ区間については。そしてまた1.7キロの区間についても,説明会の予定等々,説明ができるように,委員会等に説明ができるように,ひとつ考慮していただきたいと思います。その辺のとこは,担当部署としてはどのようにお考えですか。

都市建設部長)2.5キロ,現在進めております,優先整備区間の工事。地権者のほうへ説明会……,個人的な対応にはなってしまうかと思うんですけれども。協力いただけるように担当のほうも進めておりますので,事業が完成するまで鋭意努力していきたいと思っております。また第2期で予定しております1,700メートルの整備区間の説明会,こちらにおきましても,説明ができる段階の資料等を早々,担当のほうもご用意させていただいている段取りも図っているところでございますので,委員会等に早い段階で説明できるよう進めていきたいと思っております。

飯村委員)一応そのような形でできるんであれば,早々に対応していただきたいと思います。次いで,1か所,駅前・東ノ辻線をちょっとお聞きしたいと思います。駅前・東ノ辻線については,変更等があって,2021年1月27日ですか,変更があるようなお話で,37億と予算が付いておりますが,その中の経緯等について,変更等についてお聞きしたいと思います。
 当初予算は9億いくらで発注してたわけなんですけれども,特例債事業として。それが現在は多分三十何億で見てるかなと思うんですけど。その辺とこの議会とのやり取り等についてわかれば。なぜ進まないのか。その辺とこもひとつお答え願えればいいかなと思います。

高野委員長)ただいまご質問がありました件について,飯村委員に申し上げます。飯村委員も重要な施策と認識し,お聞きしたものと推察いたします。しかし,執行部も正確な答弁をするために,事前の準備等が必要だと思います。本日の質疑はこの程度に止めていただき,次回以降,本件について,所管事務として調査するか正副委員長で協議していきたいと思います。よろしくご了解願います。
 よろしいですか。そのほかございませんか。

〔「いやいや,今の案件でちょっと。」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)正副委員長で協議していきたいと思います。

〔「ちょっと。最近の案件なんで。ソントンの空地,ソントンの敷地等を石岡で宅地として整備したようなお話があったんですけど,それは代替地としてやるようなお話かなと思っておるんですけれども。そのへんとこの詳細わかれば。まあどこまで宅地の転移先ですか。代替え地としての,進んでいるのかちょっとお聞きしたいと思います。」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)暫時休憩いたします。

−休憩−

高野委員長)再開いたします。
 ほかに発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので,この際,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。
 本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。




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