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令和2年度 経済建設消防委員会
高野委員長)ただいまから,経済建設消防委員会を開会いたします。 本日の議題は,お手元に配付いたしました協議案件書のとおりであります。 次に,本日の審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職・氏名は,お手元に配付いたしました説明員名簿のとおりであります。 これより議事に入ります。 初めに,所管事務の調査として,石岡市ふれあいの森リニューアル及び茨城県フラワーパーク駐車場整備についてを議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。 なお,発言は挙手によりこれを許します。 観光課長)石岡市ふれあいの森リニューアル及び茨城県フラワーパーク駐車場整備について,ご説明いたします。 初めに,石岡市ふれあいの森リニューアルについてですが,5月の第2回経済建設消防委員会において,石岡市ふれあいの森のリニューアルに関しましては,公募型プロポーザルにより設計業務委託先が決定したことについてご説明したところでございます。 8月3日現在の宿泊棟のイメージ図と平面図についてご説明いたします。お手元の資料1枚目,2枚目のイメージパース図をあわせてご覧ください。ふれあいの森リニューアル整備については,茨城県フラワーパークの大規模リニューアルにあわせ一体的な再整備を行うことから,本整備計画を令和2年3月に石岡市ふれあいの森整備計画を策定し,現在,設計を進めております。イメージパース図でお示しいたしましたとおり,360度の景色と星空を堪能できるサークルデッキを備えており,ロッジからは筑波山を一望できる配置となっております。 続きまして,資料3枚目の宿泊棟配置図をご覧ください。こちらは,8月3日時点での平面図となっております。図面でお示ししたとおり,デッキの南西側の傾斜地にグランピング用のデッキを10か所と,サークルデッキの下に管理棟と炊事場,ロッジ10部屋を作る予定となっております。また,今回お示しいたしました宿泊棟の設計とあわせて,現在,事務所棟,サイクル発着台,正面駐車場内の直売所などのリノベショーン工事に関わる設計も行っております。なお,ふれあいの森リニューアル整備事業につきましては,設計を進める中で,環境設備等の調査を行いましたところ,当初想定していた以上の電気容量の増加が見込まれることや,新たに浄化槽を設置する必要があることが明らかになったことから,その整備に必要な経費について,第3回定例会へ補正予算の上程を予定しております。今後も,設計業者と協議しながら完成を目指していくとともに,委員の皆様へ適宜,報告してまいりたいと考えております。 続きまして,茨城県フラワーパーク駐車場整備についてご説明いたします。茨城県フラワーパーク駐車場整備については,茨城県フラワーパークのリニューアルオープンに向けて,増加が予測される来園者の利便性向上と入口付近の渋滞緩和につなげるため実施する事業となっており,現在,整備に必要な設計を行っております。お手元の資料の第1駐車場区画線設置計画図をご覧ください。整備の内容につきましては,駐車場内のアスファルトの再舗装,駐車区画線・誘導線等の引き直し,新たな誘導サインの設置を行ってまいりたいと考えております。また,現在,フラワーパークの東側臨時駐車場について,誘導サインの設置と一部砕石を入れ敷き均しを予定しております。こちらの駐車場整備につきましても,工事に必要な経費について第3回定例会へ補正予算の上程を予定しております。 観光課からは以上でございます。よろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 鈴木(康)委員)2点ほど質問させていただきます。浄化槽の設置が新たに見込まれたということですが,これ給排水の箇所増えてないと思うんですけども,なぜ増えたのか理由をお願いいたします。 観光課長)計画当初におきましては,頂上付近のトイレを撤去し,そちらの既存の浄化槽を宿泊棟用に利用する予定でございましたが,実施設計するに当たりまして,ふれあいの森としてトイレを残したほうがいいだろうという結論に至りまして,今回トイレとは別に浄化槽を設置するものでございます。 鈴木(康)委員)そうするとグリストラップも……,それはいいです。もう1点のほうをお伺いします。フラワーパークのほうの白線の駐車場の件なんですけれども,身障用のこのマークが上と下で2か所分かれてあると思うんですけれども,これはやはりここの場所がベストなんでしょうか。それとも配置的にここしか無理だったのか,教えていただきたいと思います。 観光課長)身障者用の駐車場につきましても,現在そちらに位置していることも配慮しまして,またスロープ的な階段がない場所に近いということから,そちらの場所を想定してございます。 〔「了解しました。ありがとうございます」と呼ぶ者あり〕 川井委員)ただいまふれあいの森のリニューアルイメージ図を拝見いたしまして,大分宿泊施設が私の想像よりも簡易にできておりますけれども。以前もお伺いしたかと思いますけれども,宿泊料の部分でちょっとお聞きいたします。今の段階でわかっていればお答えいただきたいと思います。 観光課長)宿泊施設の料金設定につきましては,昨年度策定いたしました整備計画で収益シミュレーションを基に,現在行っている設計業務の内容を踏まえながら,施設維持に係る人件費や修繕費などを勘案し,官民含め,他の事例を参考にしながら決定していきたいと考えております。 川井委員)それではほかの部分でお聞きいたします。見ますと,シャワー,トイレも別でありますし,炊飯所という部分があるということは,基本的に食事は自分たちで自炊するということでしょうか。 観光課長)食事につきましては,フラワーパーク内に建設……,失礼しました。改修して新たにオープンとなりますレストラン等で下準備をしたものをふれあいの森に運びまして,そちらのものを各施設内のバーベキューの道具の上で焼いていただいたり,ある程度下処理をしたものを提供してキャンプの醍醐味を味わっていただきたいというふうに考えてございます。 川井委員)であれば,朝食等もそういった感じで提供できるということですよね。それに関連して,私は今お話ししましたように,シャワー等でお風呂がないということで,近くにゆりの郷がございます。そういった部分も宿泊しながら利用できる,そういった部分での利便性をぜひここに加味していただいて,要するに行く手順ね。簡単に行き,お風呂も入って来られますよという部分もさらにプラスすれば,利用度が上がるということも考えられますので,ぜひそこはご検討いただきたいと思います。 高野委員長)よろしいですか。 〔「はい」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ほかにございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路についてを議題といたします。 本件について,執行部より説明を求めます。 道路建設課長)私からは石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業の説明会について,ご報告させていただきます。お手元の資料1,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業説明資料をご覧ください。平成30年度より石岡市とかすみがうら市の両市で進めております,(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業の説明会を,当該計画路線に係る地権者及び地区住民の方々を対象に,7月31日金曜日19時からかすみがうら市新治にあります,わかぐり運動公園体育館にて,石岡市とかすみがうら市の両市の主催で開催いたしました。石岡市側では地権者31名と三村大原地区の住民の方々が対象で,当日は15名の方に出席していただきました。かすみがうら市では地権者57名と,新治,下稲吉,稲吉東の3地区の住民の方々が対象で15名の方に出席していただき,両市で合計30名の出席で説明会となりました。説明会ですが,お手元の資料にて事業の説明をさせていただきました。 資料の2ページをお開きください。説明内容ですが事業説明目次の1,事業目的,2,事業概要,3,事業スケジュール,4,現在の道路状況について説明をし,最後に質疑応答をさせていただきました。今年度は両市において詳細測量設計の業務を行うこととなっており,7月に入札を行いまして,測量業者と契約を交わし,年度内の完了を目指します。 以上が(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業の説明会についてのご報告でございます。 よろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの件について,ご質問等がございましたら挙手によりこれを許します。 ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として経済部より発言を求められておりますのでこれを許します。 農政課長)私からは,6月に実施しました有害鳥獣捕獲の実績及び豚コレラ対策としての経口ワクチン散布実績,次期定例会に提出予定の議案につきましてご説明させていただきます。 初めに,6月に実施しました有害鳥獣の捕獲実績でございますが,お手元にございます資料の1ページ,有害鳥獣対策期間6月の実績についてをご覧ください。今年度は5月30日から6月28日に実施しまして,幼獣8頭,成獣85頭,合計93頭の捕獲実績となってございます。令和元年度と比較しまして25頭の増となってございます。 次に,豚コレラ感染防止対策の一環として県が6月に実施しました,野生イノシシへの経口ワクチン入り餌の散布の実績でございますが,資料2ページをご覧ください。回収地点ナンバーが30地点表記してございますが,これは同じものを1月,3月に実施したことにより,このようになっております。今回は猟友会及び県と協議した結果,市内27か所を選定しまして,ワクチンを538個散布したところ,イノシシの接触可能性があったと思われるワクチン数が392個,接触率は72.86パーセントと高い数字になってございます。 最後に,第3回石岡市議会定例会におきまして,上程予定の石岡市一般会計補正予算のうち,農政課所管の補正予算について,ご説明させていただきます。農政課の補正予算の案件は4件ございます。初めに,高収益畑作モデル基盤整備事業負担金でございますが,事業主体となる茨城県から県内での事業候補地が複数ある中で,石岡市をモデル地区としたい旨の要請が7月にありまして,負担金が伴うため補正するものでございます。負担割合としまして,国が50パーセント,県が40パーセント,市が10パーセントとなっております。 次に,豚熱ワクチン接種支援補助金でございますが,養豚農家に対しまして,豚熱ワクチン接種が義務化されたことから,接種が必要となり,初回は県が負担しましたが,令和2年4月以降の接種は養豚農家の負担となっています。接種期間につきましても,豚熱が沈静化するまでとなり,以前に流行したときは,平成4年から平成18年と長期になっていることや,各農家から負担が大きいとのことから,養豚農家の費用軽減のための補助金でございます。 次に,森林環境譲与税活用事業でございますが,平成31年度から森林整備の促進を目的に,森林経営管理制度が開始されました。この制度は,森林所有者に代わり市町村が森林の経営管理を行う制度で,制度の実施に当たり,森林所有者の今後の経営管理の考えを調査することが必要となります。来年度以降,この調査を行うために,調査対象となる森林の抽出作業,所有者リストの作成を実施する作業が必要となることから,補正するものでございます。 最後に,林道橋点検委託でございますが,林道に架かる5橋の点検・診断業務でございます。この点検・診断でございますが,県より数年前から作業を要請されておりましたが未実施であり,今年5月に再度県から今年度中の調査完了を強く要請されたことから補正するものでございます。 農政課からは,以上となります。 よろしくお願いいたします。 経済部参事兼商工課長)私からは,3点ほどご報告申し上げます。経済部資料の3ページをご覧願います。 初めに,1点目の石岡セレクト認証品の募集についてでございますが,地域経済の活性化と市の魅力発信を目的としまして,市の特産物,土産品,伝統工芸品の中から石岡セレクト認証品を募集します。募集期間は令和2年9月1日から10月30日まで,募集産品は,市内で生産または製造されるもの,申請要件は市内に事業所を有する法人または個人事業者,申請方法は石岡セレクト認証申請書等を商工課に,提出認証方法は石岡セレクト認証審査会を開催し,認証基準等に適合するか審査いたします。認証期間は,認証した日から3年を経過した日の属する年度の末日までとなります。認証特典は,石岡セレクト認証マークの使用,認証品リーフレット等への掲載,市内外へ認証品をPRいたします。 次に,2点目の第2弾プレミアム付き商品券の発行についてでございますが,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け,激減している需要を喚起するとともに,市内での消費拡大と地域経済の活性化を図るため,第2弾プレミアム付き商品券を発行します。販売総額は1億円で,プレミアム分が1,000万円となります。特別販売は,令和2年9月1日の午前9時から午後3時にかけまして,石岡運動公園体育館で販売いたします。通常販売は令和2年9月2日から,午前10時から午後4時にかけまして,石岡商工会議所,石岡市八郷商工会で販売を開始いたしまして,売切れ次第終了となります。使用期間は,令和2年9月1日から令和3年1月31日までとなります。なお,第1弾プレミアム付き商品券につきましては,7月20日に完売しております。 次に,3点目の商工イベントの中止についてでございますが,新型コロナウイルス感染症拡大のため各商工イベントが中止となりました。石岡サマーフェスタ,いしおか商工祭,なお,こちら資料のまつりの字,こざとへんが入っている「際」になってございます。大変失礼いたしました。それから,柿岡城まつりが中止することといたしました。 私からの報告は以上でございます。 観光課長)観光課からは,国民宿舎つくばねについてと,第3回定例会へ上程を予定しております補正予算についてご説明いたします。 初めに,国民宿舎つくばねにつきましてご説明いたします。当施設におきましては,第2回議会定例会において,施設の条例廃止と施設の指定管理者の指定管理期間の変更についてご審議いただいたところです。 お手元の資料4ページをご覧ください。当施設につきましては,新型コロナウイルス感染症対策のため,4月9日から5月31日までの期間休館し,国の緊急事態解除宣言により6月1日から営業を再開いたしました。しかしながら,新型コロナウイルス感染症対策等の影響により,宿泊利用者のキャンセルが相次ぐなど,施設運営が厳しい状況となっております。また,9月末の国民宿舎つくばねの閉館を目の前にして,新たな設備機器の不具合や雨漏り等が発生しており,事業の継続が非常に難しい状況となっております。そのような中,休館も含めどのような対応が適切か,引き続き産業文化事業団との協議・検討をして参りたいと考えております。 続きまして,補正予算につきましては,国民宿舎つくばねが令和2年9月30日をもって閉館するため,県道に設置してあります道路案内標識の表示を変更する必要があることから,その経費について第3回議会定例会において補正予算の上程を予定しております。 観光課からは以上でございます。 高野委員長)以上で報告は終わりました。 ただいまの件について,質問等がございましたら挙手によりお願いいたします。 川井委員)今,お聞きしましたつくばねについて,お聞きいたします。概要も……,概要というか写真も見させていただきましたし,この概要についても今お聞きしました。どうなんですか。一般的に考えて,お客様を迎える施設として適切かどうか。もちろんその第三者機関に相談するのも必要でしょうけれども,顧客の立場となって考えた場合の宿泊施設のあり方。これ市でもちろん運営しているわけで,市が関わることでもあります。そこら辺の判断も必要ではないかと感じます。是非その辺の内容,また迎える立場において適切かどうかを注意しながら,継続か休館かを決めていただきたい。よろしくお願いします。何か一言あればお願いします 観光課長)今,委員おっしゃるとおり,宿泊者に対するサービス提供として適切かどうかということも含めまして,文化事業団と協議して休館するのか続けるのか,決定していきたいと考えてございます。 鈴木(康)委員)川井委員と被ってしまう質問なんですけれども。私の記憶が定かではないんですけれども,つくばねに関しては耐震の強度もかなり低かったようですが,その辺もう一度確認の意味で聞かせていただきたいと思います。 高野委員長)暫時休憩します。 −休憩− 高野委員長)再開します。 観光課長)大変失礼しました。大会議室が耐震で0.04という数値が出てございますので,施設的には問題があるというふうに考えてございます。 鈴木(康)委員)9月閉館ということが決まる中で,これ写真見ていても,ジプトーンの補修履歴を見るとこれ,雨漏りがあるところを抜けたところ,1回直したところがまた抜けたっていうような,僕はイメージがあるんですけれども。何とかその9月閉館まで持たせようという考えだと思うんですけれども,やはりその耐震の面も含めまして,料金を取るお客様を迎える施設では私はないと思いますので,その耐震の面も含めて,協会のほうとよく審議の上ですね,あくまで9月にこだわることなく,判断していただければなと思います。こちらご意見は結構ですので,よろしくお願いいたします。 岡野副委員長)有害鳥獣について,今イノシシについてはわかっているんですが,最近農家の方によるとハクビシンが大分増えてきているということで。市のほうでも捕獲のやつがあって,それの貸し出しはしているみたいですが。そのハクビシン対策でその捕獲の罠とか檻ですか。どれくらい確保しているのか。あと何日間,そのあれを貸し出しするか。その対策についてお伺いいたします。 農政課長)ハクビシンなどの対策としまして,箱わなを貸し出しております。一応,貸出期間は2週間となっております。4月から7月までの令和元年の実績としましては133件。今年は266件と倍になっております。その中で捕獲されたのが令和元年は61頭,今年が107頭……,ハクビシンがですね。ハクビシンが61頭,去年が61頭,今年が107頭。アライグマが令和元年が29頭,今年度が40頭となって,いずれも増えております。 岡野副委員長)これ貸し出している檻というのは,前は2つくらい……,今は何個くらいあるんですか。 農政課長)農政課で持っている箱わなの数は80ございます。 岡野副委員長)わかりました。今,大分ハクビシンが多いということで,農家の人から大分相談をされていることがありますので。このやっぱり,私も果樹を作っているんですが,梨農家で今,大分果物をいたずらされているということで。部会53人いるんですが,皆さんが困っちゃっているということで。相談受けているもんで。ハクビシンについても農政課で対策をよろしくお願いいたします。 鈴木(行)委員)ただいまの関連でちょっとお伺いします。今,箱わなが80いくつですか,所有しているね。その箱わなを各農家に2週間貸すわけですが,現在,農家ではとても役所の箱わなは待ってたんではどうしようもないっていうことで,個人で買い取っている人が多いんですよ。それでその買い取った箱わなで捕獲をした時に,市のほうでは,市で貸し出した箱わな以外には引き取らないと。そういう話が前にあったわけですが,現在もそういうような状況が続いているのか。それとも貸し出した箱わな以外で捕獲したものについても,役所のほうでは受け取っているのか。その辺についてちょっとお伺いしたいんですが。 農政課長)以前は委員がおっしゃるとおり,市が貸し出したものしか引き取って来ないということでありましたけれども,今年4月以降はそういうことはございませんので,自宅で獲れたものも市のほうで引き取りに伺っている状況でございます。 〔「はい。了解しました」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ほかに質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,都市建設部から発言を求められておりますので,これを許します。 都市建設部参事兼都市計画課長)私からは3点ご報告,説明をさせていただきます。1点目でございますが,石岡駅東西自由通路通行量調査の結果報告をさせていただきます。資料2,石岡駅東西自由通路通行量調査報告書の1ページをお開き願います。石岡駅東西自由通路の通行量調査を6月26日金曜日,6月27日土曜日,6月28日日曜日の3日間,午前4時45分から終電までの時間帯で行いました。調査結果といたしまして,6月26日金曜日,西口通行量4,960人,東口通行量5,047人,合計で1万7人。6月27日土曜日,西口2,911人,東口通行量2,628人,合計で通行量5,539人。6月28日日曜日,西口通行量1,807人,東口通行量1,700人,合計で通行量3,507人となっております。参考といたしまして,2ページをお開き願います。令和元年10月4日金曜日,10月5日土曜日,10月6日日曜日の3日間,同じく午前4時45分から終電までの時間帯で行ったものでございます。調査結果といたしましては記載のとおりとなってございます。 続きまして3ページをお開き願います。令和元年6月28日金曜日と29日土曜日,9月30日日曜日の3日間,同じく午後午前4時45分から終電までの時間帯で調査を行ったものの結果でございます。記載のとおりの通行量となってございます。 今回の調査は,新型コロナの影響で昨年同時期と比較はできませんが,毎年と同時期に調査を行うことでデータ収集及び分析につながると考え,実施を行いました。また,新型コロナが収束したあと,以前と同じように石岡駅が利用されるかの指標にもなると思いますので,今後も定期的に石岡駅東西自由通路の通行量調査を行い,利用者の把握に努めてまいりたいと考えてございます。 続きまして2点目でございます。都市計画図のホームページ掲載に伴う閲覧対応について報告させていただきます。資料3をご覧ください。令和2年7月8日水曜日から,石岡市ホームページ上において,石岡都市計画図,八郷都市計画図の閲覧ができるようにいたしました。閲覧に至る経緯,経過でございますが,従来,当市はホームページ上での都市計画図の公開は,誤解や支障が生じることが懸念されるため,行っておりませんでした。しかしながら,市民並びに業者の方々から都市計画図をホームページにおいて閲覧できないかとの問い合わせや要望が多く寄せられておりました。今回,閲覧に関する要望等を受けまして,県南地域のホームページ公開状況を確認したところ,大半の市,町が行っておりました。また,公開に伴う法的な問題など部内において整理をいたしました。その結果,資料にございますように,閲覧希望者には閲覧に伴う利用条件に同意をいただくことを前提といたしまして,ホームページ上において都市計画図を閲覧していただくようにいたしました。 続きまして3点目でございます。令和2年第3回定例会に都市計画課が提出予定の一般会計補正予算についてご説明いたします。石岡駅周辺整備事業の補償補填及び賠償金を増額補正する予定でございます。補償補填及び賠償金の内容といたしましては,工事に必要な土地の補償物件を補償するものでございます。 以上となります。よろしくお願いいたします 下水道課長)令和2年度第3回定例会に提出予定法案についてご説明いたします。 初めに,下水道事業会計の補正予算に関する議案の概要についてご説明いたします。まず下水道事業会計に計上した科目と予算において,特別会計によって事業を運営していた令和元年度分の決算額が算出されたことに伴い,地方公営企業会計で編成した令和2年度予算の補正及び4月の人事異動に伴う職員等人件費の補正を予定してございます。また国庫補助内示額の増額に伴い,資本的収入及び資本的支出についても増額補正を予定しております。 次に,農業集落排水事業会計の補正予算に関する議案の概要についてご説明いたします。農業集落排水事業会計におきましても,農業集落排水事業会計に計上した科目と予算において,特別会計によって事業を運営していた令和元年度分の決算額が算出されたことに伴い,地方公営企業会計で編成した令和2年度予算の補正及び4月の人事異動に伴う,職員等人件費の補正を予定しております。 以上が議案の概要でございます。よろしくお願いいたします。 道路建設課長)私からは,令和2年第3回定例会に提出予定の一般会計補正予算についてご説明いたします。一般市道整備事業の測量・設計委託料を増額補正する予定でございます。内容といたしましては,一般市道の整備を進めるに当たり,測量・設計を行う必要があり,委託料を増額補正するものでございます。 よろしくお願いいたします。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,消防本部から発言を求められておりますので,これを許します。 総務課長)私からは,次期定例会に上程予定の消防本部総務課所管5件の提出議案について,ご説明申し上げます。 初めに,1件目でございますが,令和2年度消防機械整備事業備品購入費として,消防団消防ポンプ自動車2台の購入でございます。消防ポンプ自動車2台購入につきましては,2台あわせて2,000万円以上の備品購入であることから,議会の議決を求めるものでございます。購入の目的でございますが,消防車両更新計画に基づいた更新配備でございます。配備先ですが小幡地区の第13分団車両及び東成井地区の第22分団車両でございます。契約につきましては,令和2年7月30日に条件付き一般競争入札を執行し,結果,株式会社モリタ東京支店が予定価格3,339万5,000円のところ,落札価格3,235万円で落札し,本件の落札率96.8パーセントでございました。次期定例会の議決までの間は,一旦仮契約の締結を行います。その後,本契約を締結するため,石岡市議会に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により,議会の議決を求める予定でございますので,どうぞよろしくお願いいたします。 次に,2点目でございます。令和2年度消防費,非常備消防費のうち,消防団訓練経費,県南北部地区操法大会訓練補助金の減額補正でございます。減額補正の内容でございますが,今年度開催予定でありました,石岡市ポンプ操法大会が新型コロナウイルスの影響により中止となり,本来であれば優勝した分団2チームが,5つの市で構成する県南北部地区操法大会へ出場するための訓練補助金でございましたが,この大会についても中止となったため,ポンプ車の部20万円,小型ポンプの部15万円の合計35万円を減額補正する予定でございますので,どうぞよろしくお願いいたします。 次に,3点目でございます。令和2年度消防費,常備消防費,職員等人件費のうち,特殊勤務手当であります消防職員が災害出動した際に支給しております,特殊勤務手当を増額補正するものでございます。特殊勤務手当の増額補正に関連し,市総務部において職員に係る特殊勤務に関する条例の一部改正を次期定例会に提出する予定でございます。増額補正の内容につきましては,現在も全国的に新型コロナウイルス感染症の増加が見られ,救急隊員等においても感染リスクが非常に高く,厳しい環境条件の中での活動が強いられている状況であることから,令和2年4月に総務省が示しました,新型コロナウイルス感染症により生じた事態に対処するための防疫等作業手当の特例の運用及び業務体制の確保が通知され,このことから疑いを含みます,新型コロナウイルス感染症患者との接触がある救急活動については,1日につき4,000円,保健所からの移送業務,患者移送後の車内消毒業務については1日3,000円を支給する予定でございます。これまでの新型コロナウイルス対応事案の出動件数の実績を勘案し,補正額133万2,000円を増額する予定でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 次に,4件目でございますが,今年度を進めております,愛郷橋出張所整備事業費用の財源の切り替えについての補正でございます。当初の建設費用につきましては工事契約額2億3,518万円を,公共施設整備基金繰入金を財源として進める予定でおりましたが,令和2年度から緊急防災・減災事業債の対象事業が拡充され,本事業の対象となったため,現在の愛郷橋出張所庁舎の面積から算出いたしました,緊急防災・減災事業債の1億2,540万円を活用し,充てることで公共施設整備基金繰入金の一部を減額し,財源の切り替えを行う予定でございます。この緊急防災・減災事業債の拡充の内容でございますが,令和元年度までは,これまで津波浸水区域からの消防庁舎の移転が対象とされておりましたが,全国的にも大雨による洪水被害,浸水被害が多発し,消防庁舎も水没したこともあり,洪水浸水想定区域,雨水出水浸水想定区域,土砂災害警戒区域内にある消防庁舎が追加され,現在の愛郷橋出張所についても,茨城県水防計画,重要水防箇所及び石岡市霞ヶ浦浸水区域に指定されている地域からの移転整備であることから,拡充対象事業となったところでございます。当初予算要求時では津波対策となっており,令和2年度4月から対象事業が拡充されたこと,また地方債の充当率が100パーセント,そのうち,交付税算入率が70パーセントであり,ほかの事業債と比較して,財源的に非常に有効な制度でございます。愛郷橋出張所整備事業費用の財源切り替え補正については以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。 次に,5件目でございます。令和2年度歳入,諸収入のうち,雑入にあります防火水槽移設負担金の減額補正についてでございます。現在,消防本部茨城県土木事務所において,半田地内,主要地方道土浦笠間線の拡幅工事に伴いまして,既設の防火水槽48立法メートルが拡幅工事にかかることから,今年度,茨城県の移設補償を受けて,新たに同容量の防火水槽設置を進めているところでございます。当初,茨城県土木事務所との協議において,防火水槽設置費用の補償率が確定していなかったことから,100パーセントでの補償で,今年度当初予算を計上いたしましたが,今年度に入り茨城県から補償が決定し,防火水槽の経過年数を考慮した減耗率67.2パーセントの補償率となったため,歳入の防火水槽施設負担金200万円を減額補正するものでございます。また防火水槽移設負担金の減額分につきましては,緊急防災・減災事業債を当てますので,起債の消防債のうち,消防施設整備事業債200万円を増額補正する予定でございます。 以上が次期定例会に上程予定の消防本部総務課所管5件について,ご報告申し上げます。どうぞよろしくお願いいたします。 警防課長)私からは,令和2年7月25日土曜日,16時57分ころ,朝日トンネル内で発生しました交通事故事案についてご報告いたします。 お手元の交通事故事案についての資料をご覧ください。現場は朝日トンネル石岡市側から進入し,約1.2キロ進行した地点,土浦市消防本部管内で土浦市小野地内において発生いたしました。事故概要につきましては,2トントラックと普通乗用車との正面衝突事故により,車両から煙が出ているとの通報により車両火災として出場し,石岡市消防本部5隊,土浦市消防本部8隊が同時に出場しました。現場の状況ですが,現場到着時,車両火災の事実はなく両車両ともフロント部分が大破しており,2トントラックの搭乗者が脱出できない状況であったため,救急救助事案として活動をいたしました。土浦市消防本部と協力し2トントラックの傷病者2名を救出,土浦救急隊が土浦協同病院へ搬送,普通乗用車の傷病者2名を石岡柏原救急隊が筑波メディカルセンター病院へ搬送しました。令和24年11月12日に朝日トンネルが開通し,これまでに7年8か月が経過した中で,令和元年12月2日に2トントラックが路側帯の壁体に衝突した事故事案が発生し,救急出動しましたが,けがはなく救急搬送には至りませんでした。今回が初めての交通救助事案であり,火災による多数の傷病者が発生しなかったことは,本当に幸いでした。この活動を踏まえ,土浦市境合地域であるため,土浦市消防本部との合同訓練を計画し,さらなる連携・協力体制を図り,最悪な状況を想定し,特殊災害対応に万全を期してまいります。 私からの報告は以上でございます。 高野委員長)以上で説明は終わりました。 ただいまの報告につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 質問等はございませんか。 川井委員)今の事故についてちょっとお伺いいたします。状況からしてあそこで正面衝突というのは,ちょっと考えにくいんですけれども。原因等がわかればお聞きしたいのと,以前にあの副委員長が質問されました,消防小屋の新設に当たっての費用等はいくらぐらいかかるのかという質問等のお答えをまだいただいていませんけれども。それがわかればお伺いいたします。 警防課長)ただいま,委員からの事故概要の原因についてのご質問ですが,そちらに関しては消防の所管と言いますか,原因についてはやはり警察署のほうの担当となりますので,そちらの原因については消防のほうでは把握しているところではございませんので,以上で報告をさせていただきます。 高野委員長)よろしいですか。 〔「あともう1点」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)暫時休憩いたします。 −休憩− 高野委員長)再開します。 総務課長)ただいま川井委員からございました,消防団詰所の費用というところなんですが,現在は設計関係の,来年度予算に向けて設計等の見積りを徴収している段階ですので,まだ具体的な金額っていうものはまだ出ていない状況ではございますが,近隣の消防団詰所を建設する際の費用として,約2,000万円,建物で2,000万円と伺っている状況でございます。 以上でございます 川井委員)現在進行形ではなく,以前の建物も含めての概要の費用を聞きたかったわけですけれども。おおよそそのぐらいの値段はかかっているということですね。であれば,前回も説明しましたけれども,私の消防団,私もやっておりまして,私の分団でも新たに建て替えさせていただいた経緯がある中で,説明しましたように,やっぱりそこの消防団の用途も含めまして,無駄のないと言うか,その立派な建物よりも,その消防団で使える用途に応じた,簡単に言うと質素なものでも結構かなと。その部分の費用が例えば浮くんであれば,回せるかどうかわかりませんけれども,そういった部分はほかに回しても,やはり使われない部分を,贅沢なものはいらないんじゃないかという部分です。地域によって消防が十分に使う地域もあれば,私たちの分団のように,まったく,せっかく造っていただいたにも関わらず,使ってない現状があったのを見ますと,やはり無駄なく使えるための事前の消防団との調整を図ったうえで,やはり同じ一律の2,000万の建物を造るんではなく,そこで費用を浮かしていただいたその部分は,よそに使っていただいて充実した予算配分をしていただければという意味での質問であります。わかりました。よろしくお願いいたします。 高野委員長)暫時休憩します。 −休憩− 高野委員長)再開します。 消防長)訂正でございますが,先ほど警防課長のほうから,朝日トンネルの開通が令和24年とお伝えしたと思うんですが,平成24年の誤りでございます。訂正してお詫び申し上げます。よろしくお願いします。 高野委員長)ほかに質問はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本件については終結いたします。 次に,その他として何かご発言はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 高野委員長)ないようですので,以上で本日の経済建設消防委員会を閉会いたします。 |