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議会中継
  


 第1回委員会 (4月26日)
出席委員 塚谷重市委員長,菱沼和幸副委員長,山口晟委員,徳増千尋委員,磯部延久委員,関昭委員
その他の出席者 前島守雅議長,島田久雄副議長,村上泰道議員
市執行部 なし
議会事務局 局長(細井恒雄),次長(伊野忠好),議事法制課長(桜井茂),庶務議事課係長(飯田英男),庶務議事課係長(関努)



塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の議題は,1 市議会だより第24号の発行(内容確認)について,2 陳情の取り下げについて,3 その他について,以上であります。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,市議会だより第24号の発行についてを議題といたします。事務局より説明願います。

事務局次長)それでは,お手元にご配付いたしました市議会だよりについて,ページに沿ってご説明申し上げます。
 今回の市議会だよりは,平成22年第1回臨時会及び定例会の内容を広報するもので,全体で12ページでございます。
 まず,表紙でございますが,主な掲載内容の目次を掲載してございます。
 次に,2ページには第1回定例会の審議内容,平成22年度の各会計の歳入歳出予算額一覧表及び定例会日程と本会議・委員会の状況を一覧表にして掲載してございます。
 次に,3ページには第1回臨時会の審議内容及び臨時会・定例会における市長・議員提出議案の審査結果の一覧表を掲載してございます。
 次に,4ページから9ページにかけましては所管事務調査ということで開催しました,各常任委員会での平成22年度予算に関しての主な質疑応答を掲載してございます。
 4ページから5ページにかけての総務企画委員会では,市長公約と予算編成方針について,乗合いタクシーの目的に対する費用対効果の検証について,国勢調査について,石岡奨学金の予算化について,区長・協力員の経費についてなどを掲載してございます。
 5ページから7ページにかけての教育福祉委員会では,学校いきいきプランの内容について,放課後子ども教室推進事業の実施校及び参加児童について,発掘調査経費の内容について,英語指導助手の選考について,各種スポーツイベントの計画内容について,柿岡中学校の校舎建設について,石岡運動公園体育館の床改修工事期間について,生活保護受給者数及び支給金額について,敬老会の実施状況について,子ども手当の対象者数について,精神難病対策事業の内容についてなどを掲載してございます。
 8ページから9ページにかけての市民経済委員会では,駅前等に設置する防犯カメラの設置場所について,ふれあい農園の利用状況について,国民宿舎つくばねにおける地産地消の推進について,軽トラ朝市の実施状況について,テナントミックス店舗職員雇用委託料の内容について,今後の水道行政の方向性について,戸別所得補償モデル事業の農家への周知について,地籍調査の今後の見通しについてなどを掲載してございます。
 9ページの都市建設委員会では,排水路整備事業予算の減額理由について,石岡駅周辺整備事業の今後の進め方について,国道6号バイパスの進捗状況について,一般市道整備事業の箇所づけについて,老朽化した市営住宅についてなどを掲載してございます。
 また,9ページには第2回定例会の日程を掲載してございます。
 次に,10ページから11ページにかけましては,請願や陳情,意見書の審査結果等を掲載してございます。
 12ページにつきましては,各常任委員会の活動状況を掲載してございます。総務企画委員会では,特別滞納整理の取り組みについて,教育福祉委員会では,教育委員会バスの運行について,市民経済委員会では,コミュニティ施設設置に関する陳情について,都市建設委員会では,かしてつ跡地バス専用道化事業についてを掲載してございます。
 以上が,今回編集いたしました市議会だよりの内容でございます。なお,当該広報紙でございますが,6月上旬に各区長さん等に配布され,市民の皆様にお届けするという予定でございます。

塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました市議会だよりにつきまして,ご意見等はございませんか。
 
菱沼副委員長)ただ今,事務局から説明があったわけですけれども,最初のページの写真はどのような写真を掲載されるのかと,議会だよりの市議会についてのQRコードというのは市議会として持っているのかどうかをお尋ねいたします。

事務局次長)1点目の表紙でございますが,まだ現在のところ未定でございまして,6月の時期に配付するということですので,時期にあった写真を掲載していきたいという考えで現在おります。それからQRコードについては,現在のところ設定はしていない状況でございます。

菱沼副委員長)そういうなかで,今現在はQRコードがないということでありますが,今後の考え方としてはどうなんでしょうか。

庶務議事課長)QRコードでございますが,携帯電話等で写真撮影をすれば,住所や名前やホームページのアドレスが自動的に反映できるという仕組みのものだと思いますけれども。これにつきましては,作成は簡単でございますので,もしそのようなご要望があれば今後掲載していく方向で検討したいと思います。

菱沼副委員長)私は議会だよりの部分において,ホームページに入っていただくということが大事だと思いますので,石岡市議会としましてQRコードをきちんと市議会だよりに載せて,広報していくべきであると思いますので,よろしくお願いします。

関委員)私は全く違うことを考えておりまして,このQ&Aなんですけれども,これだとさも常任委員会で審査が行われたというふうに誤解を与えるんではないかと,私思うんですけれども。この前のQ&Aというのはあくまでも議員の勉強会なんですよね。本来常任委員会というのは,提案された議案であるとか陳情・請願等の審査そして所掌事務の調査というのが本来の目的でありまして,これはあくまでも議員の勉強会だったはずではなかったのかなと。そうすると,ここにこういうふうに載ると,さも常任委員会は審査をしたように受け取られかねないというふうに私は思うんで,これは全部削除すべきではないかと。ただ,こういうことが行われたということについて出す分には一向に構いませんけれども,このように具体的に書くとさも審査をしたように見えるんですよね。これは,おかしいんではないのかなというふうに私は感じました。

事務局次長)ただ今関委員の方からご質問がございましたけれども,今回3月の定例会につきましは,先ほど委員が仰いましたように予算特別委員会は設置できなかったということで,各常任委員会での調査研究というようなことになったわけでございます。そういう中で実際的には各常任委員会の中で質疑応答がされておりますので,その内容も掲載しなくてはならないのかなということで今回載せてございます。それの説明書きとしましては,2ページの4段目のところに「今期定例会は,下記に示すとおり,本会議を開催するための定足数を欠いたことで,実質的な開催が18日のみとなりましたが,各議案については常任委員会での調査などを活用し,十分に内容を確認しました。」というようなことで,ここで特別委員会に代わって常任委員会で調査をしたということを掲載してございます。これを見てわかりにくいということであれば,4ページの新年度予算Q&Aの右側の括弧の中に,またそこの中で特別委員会に代わって各常任委員会でこうした質疑が行われましたというような補足の説明書きを入れればいいのかなというふうに考えております。

関委員)それも一案かもしれませんけれども,それならば一般質問も実際にはやられているわけですよね。そっちはどうすんだと。そっちはさておいてこの常任委員会のほうだけやること自体が,全体のバランスの上でおかしな話になるんではないのかなというふうに私は思うんですけれども。

庶務議事課長)ただ今の一般質問の広報紙掲載の件につきましては,以前に議会運営委員会のときに私どものほうで議会の最終日に一般質問・議案質疑を予定どおり行いますと,1日の審議時間の中で終わりませんのでいかがいたしますかという問いかけの中で,最終的にはお1人10分というご了解をいただきまして,実行したと。その際にご質問をいただきまして,通常であれば一般質問・議案質疑については広報紙のほうに掲載しているが,今回そのような特段の流れの中でどうするのかというお問い合わせがあったことと思います。その際に今回議会運営委員会の中で,なるべくお取り下げを願いたいというご協力を求めた経緯もございますので,このたびの広報紙の掲載記事の中では,そのようなことであれば一般質問・議案質疑をされていたとしても,なるべくそういうことで掲載はせずに別な記事に差し替えていくということは申し上げた経緯がございます。

関委員)それはそのとおりなんですよ。では常任委員会の内容については,議会だよりに出すとか出さないとかということは,そのときは決めてないわけよね。本来ならば一般質問をやめたんですから,当然そういうことまで本来議論されてしかるべきだったわけでしょう。そっちは何も議論されていないから載せましたという話は,筋が通らんだろうと思うんですよ。

事務局次長)そういうご意見もありますけれども,一応事務局として前回議運の中での話がございましたので,事務局の中で案を作ってそれについて委員の皆様に内容を確認していただくということでございます。これについて今お示しをして,これで出すということではありませんので,まだ間に合いますので,これをたたき台として議論していただければと考えております。

塚谷委員長)ただ今,事務局からの説明でございますけれども,これに関してご意見ございますか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)それでは,お手元の市議会だよりのとおり,発行することでご異議ございませんか。
 
 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に陳情の取り下げを議題といたします。事務局からこの案件につきまして説明願います。

事務局次長)現在,都市建設委員会に審査付託されております陳情第42「工事車両の通過による振動被害を低減するための道路改修についての陳情」でございますが,お手元にご配付してありますように平成22年4月8日付で,陳情者であります貝地町自治会東3部部長の○○○○様及び地域代表の○○○○様から,本陳情の趣旨である当地域の道路改修について,3月に舗装工事が行われ,振動被害の軽減が図られたことから,本陳情の願意が達成されたためという理由で本陳情の取り下げの申し出が提出され,同日付で受理しております。
 この取り扱いでございますが,まず都市建設委員会において,取り下げの承認をいただいた後,議会運営委員会及び本会議においてご承認をいただくことになります。
 なお,4月22日に開催いたしました都市建設委員会において,本陳情の取り下げが承認されましたことをご報告いたします。 

塚谷委員長)ただ今,事務局から陳情第42「工事車両の通過による振動被害を低減するための道路改修についての陳情」の取り下げについて,過日開催されました都市建設委員会において,取り下げが承認されたという報告がありました。
お諮りいたします。当委員会としても陳情書の取り下げについては,承認いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,この取り扱いでございますが,請願・陳情において会議の議題となったものについては,議会の承認を得なければならないことになっておりますので,6月定例会の本会議においてご承認をいただくことになりますので,よろしくお願いいたします。
 次に,その他で,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)さきほど市議会だより第24号の発行について,ご承認をいただいたわけですが,今後の市議会だよりの編集につきまして,委員の皆様のご意見をお聞かせいただければと思っております。
 市議会だよりの編集につきましては,平成20年度から現行の方式で編集をしております。具体的には定例会・臨時会の審議内容,審査結果,一般質問・議案質疑の内容,請願・陳情の概要と審査結果,常任委員会の活動状況等を事務局で編集しております。その中で一般質問及び議案質疑につきましては,掲載する質問項目を各議員さんに選んでいただきまして,事務局において質問と答弁を勘案したなかで掲載文を作成させていただいております。そして,出来上がった原稿を議会運営委員会で内容を確認していただき,発行について承認をいただいているところであります。
 市議会だよりの編集につきましては,以前議運の中でも見直しの意見をいただいておりまして,そうしたことから1月に実施しました行政視察におきましても,市議会だよりの編集について調査いたしたところです。
 参考までに視察してきました八代市の市議会だよりの編集に関する資料をお配りしております。
 八代市議会においては,一般質問等の質疑について,各議員さんに140文字以内での原稿作成をお願いし,全体のレイアウトは事務局で作成し,全体原稿を広報編集委員会で確認をしております。
 市議会だよりの編集については,各議会によって様々な方法をとっているかとは思いますが,今後の当市の市議会だよりの編集につきまして,現行のままでいいのかそれとも見直しをしていくかにつきまして,委員の皆様のご意見をいただければと思っております。

塚谷委員長)ただ今,事務局から今後の市議会だよりの編集につきまして,委員の皆さんのご意見をいただきたいということであります。この件に関しましては,全議員にも関係してくる案件でもありますので,最終的には会派へ持ち帰っていただいて意見を聴取していただきたいと思いますが,議運の委員さんからご意見があればお聞きしたいと思います。

関委員)これは前からいろいろやってきて,今の形になったんですよね。今の形で特にここが具合悪いよということがあれば,よそのやつを参考にしてやるのはやぶさかではないだろうと思うんですが,あまりそういう意見を私は聞いていないんですが事務局のほうはどうなんですか。何か特別な理由があるなら,それはそれで検討する必要があるだろうと思うんですが。我々としてはもう3年前から何回か議論してきて今の形になっているわけであってね。これを変えなくてはならないという理由は,ないのかなという感じは持っているんですけれども。

事務局次長)以前に開催した議運の中で,一部編集というか内容的な問題で一般質問等について質問があってその答弁のほうで答ということしかないので,誰々部長の答弁であるとか市長の答弁であるとか具体的に記載したほうがいいのではないかということ。それからページ数を増やして,もっと充実させたほうがいいのではないかといった意見が以前の議運の中でいただいているところであります。

磯部委員)先ほどの説明で質問の原稿を事務局が作成するということでしたよね。これは質問される方の内容を聞きますと,素晴らしい質問をされているわけでございますので,私は質問の原稿も本人が決められた字数の中で提出すべきではないかなと。事務局にそこまでご苦労かけることはいかがなものかなと。もし,その質問が事務局の方で答弁との整合性をもって質問を変えるということであるならば,事実が伝わらないことになるわけでございます。また同時に各人に書かせたときに,答弁の関係があって何か弊害があるのかどうか,そのへんをちょっとお聞きしたいと思うんですが。

事務局次長)現在一般質問等につきまして各議員さんに質問項目を選んでいただきまして,それに基づいて事務局の方で会議録を基に編集をしてございます。さらにそれを議員さん方に確認していただいて,一部こういうところを修正してほしいというようなことがあればそこの部分を直して,再度確認をいただくということでやっております。特段今のところ支障的なものはございません。

磯部委員)国会とは違いますけれども,国会の場合には質問したものを全部提出するんですよね。私は議員が一般質問するときに,いろいろな角度で検討した結果こういう改善こういう方法そういうものを執行部に訴えて,いわゆる行政のスリム化であるとか効率性であるとかを訴えるための一般質問であると思うんですよね。事務局が編集をして,ここがまずいとかいいとかという問題は別問題であって,質問した方が何々について,こうこうこうだというこということは私は出すべきじゃないかと思うんですよね。そういう表現をすることによって議員も勉強になるし,後で原稿を読んだときにですね。私なんかも何回か過去に質問したときに,事務局で素晴らしい組み立てでやっていただけるんでね。あれを見たときには素晴らしい質問になっていて,答弁もそれに合っているというケースなんですが,私は議員個人が質問書の原稿を作るべきなんじゃないかなと思うんですが。これは皆さんの意見もありますから,それで支障があるんであるならば別なんですが,ないのであるならば,出したほうがいいんじゃないかということで,今発言をしただけのことですので。

前島議長)前に一般質問の原稿については,各個人が文責という形で出した経緯もありますよね。それは事務局でいつ頃まででこういう形で文責ではなく事務局が変更していったのか。私は自分の責任において原稿を書くというのは大事だと思うんですよ。例えば200字なら200字以内に書くと。なにも200字ではなくて150字でもいいわけですから。少なくてもいいわけですよ。そいう形で自分が一般質問したことに対しては自分の考えをそこに書くということが大事だと思いますので,できれば前やっていたように文責という形でやってもらいたいと思います。

事務局次長)現行のスタイルは先ほど言いましたように,平成20年度から今のスタイルになってございます。その前はページ数でいいますと,1人1ページの質問と答弁というような形でかなり枚数も多かったようでございます。そういった中で予算的な関係もございまして,いろいろな経常経費が削減する中で市報との関係もございますけれども,そういった中で,できるだけ簡素化という形で項目を絞った中で,編集していったらいいのではないかというご意見がありまして,20年度前までは各自書いていただいていたんですが,今度3分の1ということになりますと,かなりスペース的に短くなってくるので,編集が大変難しいということで,多分事務局のほうに編集が依頼されたのかなというふうに思っております。

磯部委員)事務局も大変だと思うし,議員各位の意見があると思うので会派に持ち帰って是非聞いていただいて,結論はそれからでいいと思うんですがね。

関委員)今,一般質問のことで議論していますが,本来はもう少し全体的なことを考えて改善をするならばね。一般質問も含めてこれをどうするのかということを繰り返してやるのであれば,例えばそういう委員会みたいなものを作ってね,広報委員会なら広報委員会でいいんですけれどもね。真剣に検討されないとあんまり成果はないんではないのかなという感じがしますけれども。

山口委員)私は今まで20年度までやっていた議会報というのは,素晴らしかったんですよね。今までどおりのやり方にしたほうが,いいのではないかと私は思うんです。どういう質問をしたか,どういう答弁をしたかというのがよくわかったのが,今は短く簡単になってしまって,そんな感じがすんですよね。

前島議長)今,山口委員が言っていることも分るんですが,結局諸般の事情でスペースは削減したわけですよね。これに対しては,ある程度は理解するほかないと思うんですよね。今言っているのは質問者が自分たちが責任を持って文責という形で200字とか150字とかで書いてほしいということですから,それを前と同じようにもっていくことは難しいと思うんですが。実際に委員長にお願いしたいのは,各会派に持ち帰ったときに何と何を検討して集約するのかなんですが。

徳増委員)自分で書くか,事務局にお願いするかを検討することと,それから何字以内,例えば200字とか150字とか。それから前には第1回目の質問の内容だけについて自分で書いたんですよね。質問の3回目までされる中まで書いてしまうのか,1回目だけを書くのか。以前は1回目のだけを自分で書いたんですよ。そのへんのところも,答弁をまとめる方が困ると思うんですよね。1回目の質問についてだけだったら,1回目の質問について質問をした人は原稿を書くと。答弁も1回目の答弁のところをまとめていただくと。以前は1回目のだけだったので,今度はどうするのか。会派に持ち帰って話す場合に,どのように持ち帰るのか,それくらいはここで決めていただきたいと思います。

 〔「これ持ち帰りなんでしょう。一般質問のことだけではなくて,全般の話を各会派の中でされてもいいんじゃないですか。」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)暫時休憩します。
 
 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。各委員から貴重な意見をいただいたところですが,この件に関しましては先ほども申し上げましたように,全議員に関係してくる案件でもありますので,各会派に持ち帰っていただいて一般質問の原稿の件で自分で書くのか事務局で書くのか,何字以内で書くのかあるいは何回目の質問を書くのか。今までどおりでいいのではないかという意見もありますので,そういうものを含めまして会派に持ち帰りまして次回の議会運営委員会で各会派からご報告いただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

前島議長)今,委員長が言ったのでは漠然としていて,会派に持ち帰っても多分集約するのが難しいと思うんですね。ですからもうちょっと決めていただきたいんですよ。何と何ということをはっきり具体的に言わないと。

塚谷委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。各会派に持ち帰っていただいて,次回の議会運営委員会で各会派からのご報告をいただきたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
さらに,その他で,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)事務局のほうから2点ほどご報告いたします。
 1点目は,平成22年度政務調査費交付金ですが,これにつきましては,4月23日に各会派代表者名義の通帳に入金いたしましたので,ご報告いたします。
 2点目は,毎月の議員報酬・費用弁償の明細書の件ですが,今までは毎月,各会派に設置してあります議員各位の連絡袋の中に明細書だけを入れておきましたが,今年度からこのような封筒の中に毎月明細書を入れておきますので,明細書だけを取っていただいて封筒は連絡袋に残しておいていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 次に,お手元にご配付してございます議会改革度の資料についてご説明させていただきます。
 この資料は日本経済新聞社産業地域研究所が議会の改革の現状を把握するため,全国807市区議会の議長にアンケート調査したものでございます。
 この調査によりますと,議会の役割や責務を体系的に規定する議会基本条例を制定した自治体は49で,制定予定または検討中を含めますと3割強となっております。また,一問一答方式を導入している議会は過半数に達しています。また,情報公開ではインターネットによる議事録の公開が2割に満たない状況となっております。
 この調査では,京都府の京丹後市,三重県の伊賀市,長野県の松本市が最高のスリーAの格付けとなっており,地方の中小都市が比較的上位にランクされております。
 次のページには116位までがランキングされており,茨城県では39位に取手市,85位に土浦市が入っております。
 次のページは,茨城県内の市議会の状況を掲載してございます。神栖市が無回答のため31市となっております。当市は県内で9番目となっております。
 この調査は,制度的な取り組みを対象としまして,「議会の公開」,「議会の住民参加」,「議会の運営」の3分野を中心に45項目の設問を設け,それらを重要度に応じて点数化し,偏差値をつけたものです。
 この表の見方ですが,この一覧表の下のほうに注釈を記載してございますが,格付けにつきましては,偏差値90以上を最高の{AAA}としまして,以下7ポイントごとに,「AA」・「A」・「BBB」・「BB」・「B」・「CCC」・「CC」・「C」の9段階評価となっております。
 一覧表の中ほどの議会基本条例の欄は,◎が制定済み,○が2011年までに制定予定,△が検討中,×が計画なしとなっております。
 本会議公開の欄は,aがインターネット中継,bがインターネット録画,イが有線テレビ中継,ロが有線テレビ録画となっております。
 議事録のネット公開欄は,◎が本会議と委員会すべての公開,○が本会議と一部の委員会のみの公開,△が本会議のみの公開,×が非公開となっております。
 賛否公開の欄は,Aがすべての議案の議員個人の賛否公開,Bがすべての議案の会派単位の賛否公開,Cが重要議案の議員個人の賛否公開,Dが,重要議案の会派単位の賛否公開,Eが非公開となっております。
 1人当たり政務調査費の欄は,平成21年の政務調査費の予算総額を議員実数で割った金額となっております。
 政務調査費の領収書義務の欄は,○が1円から領収書を義務付け,×が領収書の義務付けなし,−が政務調査費なしとなっております。
 政務調査費の使途公開の欄は,◎がインターネットと議会報で公開,○がインターネットのみで公開,△は議会報のみで公開,×は非公開となっております。
 傍聴欄の全員協議会の欄は,○が原則自由公開,△が許可制,×が非公開となっております。
 最後に一般質問一問一答の欄は,○は一回目の質問から導入,△は再質問から導入,×は導入していないとなっております。
 当市の場合,公開度については議事録をインターネットで本会議と委員会すべてを公開していることから,公開度が66.8となっており,取手市に次いで2番目となっております。本会議のインターネット中継を導入しますと,公開度は県内でもトップになるのではないかと思います。
 この調査は一民間機関による調査でありまして,調査方法によりましては挌付けも代わってくる可能性もありますので,あくまでも参考ということでとらえていただきたいと思います。

塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました件につきまして,ご質問等がありましたらお願いいたします。

関委員)総合偏差値というのがよくわからないんですが。これはどういうものですか。

事務局次長)総合偏差値でございますが,先ほど申しましたように,アンケート項目がそれぞれ公開度であるとか住民参加度とか議会運営に関して45項目あります。その回答によりまして,それぞれ点数化しましてそれを割り振りまして偏差値を求めているということでございます。それぞれ議会の公開度,住民参加度,議会運営度につきましても,それぞれその点数によりまして偏差値をつけておりまして,その3つを合わせた総合の偏差値ということで出しているものでございます。

関委員)これは相対偏差値なんですかね。絶対偏差値なんですかね,そこのへんのところがよくわからないんですね。

事務局次長)絶対評価だと思います。

塚谷委員長)その他ございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)それでは再開いたします。私のほうから平成22年度の議会運営委員会の行政視察に関しまして,日程及び視察地につきまして委員の皆様のご意見をお伺いしたいと思います。なお,議運の委員さん方は常任委員会にも所属しておりますので,各常任委員会の行政視察の日程等につきまして現在ところ把握しております日程等につきまして事務局から報告を願います。
事務局次長)議会運営委員会の行政視察につきまして,ご説明させていただきます。
 「平成22年度議会運営委員会行政視察について」という資料をご覧いただきたいと思います。
 各常任委員会の行政視察の日程でございますが,まだ確定ではございませんが,総務企画委員会については7月下旬,教育福祉委員会については,7月12日の週,市民経済委員会については,6月30日から7月2日,都市建設委員会については,7月上旬となっております。
 なお,これも確定ではございませんが,7月11日あたりが参議院の選挙が予定されるようです。
 また,視察地につきましては,参考までに過去の議会運営委員会の視察地を挙げておきました。


塚谷委員長)ただ今,事務局から説明があったわけですが,日程及び視察地につきまして,ご意見がございましたらお願いいたします。

磯部委員)質問ではないんですが,当市の場合には来年4月に選挙がありますね。一部事務組合の情報を事務局のほうで大変でもしっかりと把握していただきたいと思うんですよね。また会派もありますので,かち合わないように状況把握をお願いしたいと思います。

塚谷委員長)事務局から今説明があった中で,7月の第3週が空いている状況です。
視察地につきまして,事務局で案がありましたらお願いいたします・

 〔「委員長一任」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)事務局から提案があるようですので,お願いいたします。

事務局次長)多賀城市との交流についてということですが,石岡市と似たような文化的な背景をもっていまして,今までも各種団体等で行き来をしていた経過はございますけれども,平成16年11月に当時の石岡市の50周年記念事業で市民号ということでバス2台で史跡めぐりをしてございます。当時の横田市長と久保田議長が一緒に随行しているというような事業を実施してまいりました。昨年3月24日に多賀城市議会の会派研修,共産党議員さんの会派で,訪問いただきまして文化財の保護保存と活用ということで訪問していただいております。その年の9月の定例会で視察されました佐藤恵子議員さんが定例会において「茨城県石岡市との交流について」ということで一般質問を行っております。そのときの市長の答弁では,このとき多賀城市では奈良市との友好都市の協定を進めている段階なので,とりあえずは奈良市との友好都市を締結した後に考えていきたいという答弁をされているようです。その後昨年11月に議会運営委員会の委員7人と正副議長が議運の視察で参りまして,研修する前に久保田市長とも面談してございます。調査事項は議会運営についてなんですが,メインは石岡市の史跡を見たいというようなことで,主に国分寺跡,国衙跡,風土記の丘そういったところを視察して,当市の学芸員のほうから説明を受けたところです。その後12月の多賀城市の定例会におきまして,議運の委員長さん森長一郎議員さんのほうから「友好都市について」ということで一般質問を行っているようでございます。奈良市と2月6日に友好都市を締結しておりますけれども,それをきっかけに石岡市との交流を深め,ゆくゆくは国府サミット等を開催し経済の活性交流に結び付けたらどうかというようなことでございます。このときの多賀城市の市長の答弁は奈良市と締結したばかりであるので,ゆくゆくは友好都市ということで,とりあえずは市民レベルあるいは議員レベルでの交流を先行していっていただきたい,というような答弁がなされているようです。そういった経過から当市の議運でも,一度多賀城市のほうに行政視察したほうがいいのかなということでご提案した次第でございます。

塚谷委員長)ただ今,事務局のほうから視察地を多賀城市という話がありました。視察先につきましてはどうですか。

磯部委員)8年位前から多賀城市との交流は石岡市議会でもやってきているんですね。多賀城でやったときには石岡の鹿の子から出た漆古文書を出品して,当時市長もかなり乗り気だったんですけれども,前市長さんが積極的に一声掛ければパッと決まったんですよね。それと8万超えている市で友好都市,姉妹都市がないというのは石岡くらいで,ほとんど珍しいんで議会運営委員会のほうからもそういう形で,相手さんがありますから一気に姉妹都市というのも難しいんであるならば,今事務局から言われたように,あるいは向こうの市長さんが言われるように友好都市ということで,いろいろな形で人事交流をやったりそういうことがいいんじゃないかというようなことがありますので,私は多賀城に対しては異論はありません。

塚谷委員長)それでは,平成22年度の議会運営委員会の行政視察の日程につきましては,  7月の第3週,視察地につきましては,多賀城市にいたしたいと思います。なお,相手方の都合もございますので,変更になる場合もあるということをお含みおき願いたいと思います。
他に,何かございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようでしたら,以上をもちまして,議会運営委員会を閉会いたします。
 なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。




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