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議会中継
  


 第5回委員会 (8月9日)
出席委員 塚谷重市委員長,菱沼和幸副委員長,山口晟委員,徳増千尋委員,磯部延久委員,関口忠男委員
その他の出席者 前島守雅議長,島田久雄副議長,小松美代子議員,村上泰道議員
市執行部 市長(久保田健一郎),副市長(田口賢寿),総務部長(大野静夫),企画部長(荻沼雅光)
議会事務局 局長(細井恒雄),次長(伊野忠好),議事法制課長(桜井茂),庶務議事課係長(関努)



塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。本日の議題は,お手元に配付しております協議案件書のとおりでございます。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,第3回定例会についてを議題といたします。
本案説明のため,委員長において出席を求めた者の職・氏名は,市長 久保田君,副市長  田口君,総務部長 大野君,企画部長 荻沼君,以上であります。
 第3回定例会につきましては,8月17日告示,8月24日招集ということで,先の委員会において確認されているところであります。
 それでは,第3回定例会に提出を予定されております議案等について,執行部より説明を求めます。

久保田市長)平成22年第3回石岡市議会定例会に提出いたします,議案についてご説明いたします。
 今期定例会に提出予定の議案は,議案第48号ないし,議案第73号の計26件でございます。
 内訳としましては,補正予算案が9件,決算認定が14件,条例の一部改正が2件,市道の変更が1件でございます。
 なお,補正予算案のうち1件につきましては,去る7月25日・26日の雷を伴う集中豪雨による災害復旧費で,大変恐縮ではございますが7月27日に専決処分をいたしておりますので,その承認を求めるものでございます。
 以上,26件の議案を提出する予定でございまして,その概要につきましては,担当部長の方からご説明させていただきます。

総務部長)それでは,私から補正予算を除く提出議案17件について,各議案ごとにご説明申し上げます。
 まず,平成21年度各会計の決算認定についての議案が13件ございます。
 議案第57号平成21年度石岡市一般会計歳入歳出決算認定についてでありますが,その収支内容は,歳入決算額が302億9,022万5,711円,歳出決算額が291億5,970万469円で,歳入歳出差引残額は11億3,052万5,242円となります。
 議案第58号平成21年度石岡市授産所特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,521万4,034円,歳出決算額が2,470万7,586円で,歳入歳出差引残額は50万6,448円となります。
 議案第59号平成21年度石岡市国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が86億596万6,691円,歳出決算額が85億210万4,591円で歳入歳出差引残額は1億386万2,100円となります。
 議案第60号平成21年度石岡市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,794万7,965円,歳出決算額が2,764万4,411円で,歳入歳出差引残額は30万3,554円となります。
 議案第61号平成21年度石岡市下水道事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては歳入決算額が25億6,593万2,395円,歳出決算額が25億4,219万6,939円で,歳入歳出差引残額は2,373万5,456円となります。
 議案第62号平成21年度石岡市駐車場特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が2,284万328円,歳出決算額が1,933万9,940円で,歳入歳出差引残額は350万388円となります。
 議案第63号平成21年度石岡市老人保健特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が1,730万8,994円,歳出決算額が1,343万448円で,歳入歳出差引残額は387万8,546円となります。
 議案第64号平成21年度石岡市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が3億4,319万1,784円,歳出決算額が3億4,185万939円で,歳入歳出差引残額は134万845円となります。
 議案第65号平成21年度石岡市霊園事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が3,469万8,358円,歳出決算額が3,407万4,130円で,歳入歳出差引残額は62万4,228円となります。
 議案第66号平成21年度石岡市介護保険特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が49億8,259万2,078円,歳出決算額が49億5,767万1,588円で歳入歳出差引残額は2,492万490円となります。
 議案第67号平成21年度石岡市介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額及び歳出決算額ともに2億4,419万729円で,歳入歳出差引残額は0円となります。
 議案第68号平成21年度石岡市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定につきましては,歳入決算額が5億8,931万3,419円,歳出決算額が5億8,787万2,819円で,歳入歳出差引残額は144万600円となります。
 以上の12議案につきましては,地方自治法第233条第1項の規定に基づき会計管理者から各会計の歳入歳出決算が提出されましたので,同条第3項により監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものでございます。
 議案第69号平成21年度石岡市水道事業会計決算認定につきましては,地方公営企業法第30条第4項の規定に基づき監査委員の審査意見書を添えて議会の認定を求めるものでございます。以上が市各会計の決算認定議案でございます。
 次に,議案第70号平成21年度土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合歳入歳出決算認定につきましては,地方自治法第292条及び地方自治法施行令第5条第2項の規定により,平成22年3月31日をもって解散いたしました,土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合の旧管理者から決算が提出されましたので,地方自治法施行令第5条第3項の規定により監査委員の審査意見書を添えて構成市町村の議会の認定を求めるものでございます。
 次に,条例の改正でございますが,議案第71号石岡市学童保育事業条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,現在,小学校第3学年まで実施している学童保育の対象学年を第6学年まで拡大することに伴う条例改正でございます。
 議案第72号石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては総務省令の改正により,平成22年12月1日から,新たに「固定酸化物型燃料電池」を市火災予防条例に基づく対象火気設備等とするものでございます。
 また,条例中の総務省令の引用条項の一部に改正がありましたので,あわせて改正をするものでございます。
 議案第73号市道の変更についてにつきましては,石岡市正上内地内の市道5路線につきまして,(仮称)石岡・小美玉スマートインターチェンジ整備事業に伴い,市道の区域を変更するものでございます。当該5路線の総延長は,変更前は,2,220.46メートルでしたが,変更後は,1,351.27メートルとなり,869.19メートル減となるものでございます。
 以上が,予算を除く,第3回定例会への提出議案の内容でございます。
 よろしくお願い申し上げまして,説明を終わります。

企画部長)続きまして,補正予算関係についてご説明を申し上げます。
 今期定例会に提案いたします補正予算は,議案第48号から第56号までの合計9件でございます。
 今回の補正については,国や県の補助事業の変更に伴う経費,並びに緊急特別な理由による事業に対する経費,そして緊急雇用創出事業に対応する経費,これらを基本的な考え方としています。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。
 最初に,議案第48号専決処分に対し承認を求めることについてでございます。
 平成22年度石岡市一般会計補正予算(第2号)でございます。補正予算額は,8,552万5,000円を増額いたしまして,歳入歳出予算の総額をそれぞれ278億2,947万2,000円といたすものでございます。
 この専決処分の内容ですが,去る7月25日と26日の2日間にわたり,雷を伴う集中豪雨により,市内随所に様々な被害が生じました。直ちに災害復旧に当たるため,7月27日に関連予算を専決処分とさせていただきました。
 その歳出の主な内容を申し上げますと,農林水産関係では,雷による電気設備障害により,農業者トレーニングセンターの修繕費が116万6,000円。道路橋梁関係では,必要箇所への案内板設置や緊急な測量設計,土砂崩れ・倒木・陥没・路肩崩落など復旧工事が生板池やBRT専用道ほか125か所,砕石などを要する地域が30か所,などの合計が7,731万6,000円でございます。学校施設関係では,雷による電気設備障害などにより,恋瀬小学校ほか3校の修繕費が210万円です。社会教育関係では,雷による電気設備障害により,農村資料館などの修繕費が35万円,また保健体育関係では,雷による電気設備障害により,八郷運動公園の修繕費が459万3,000円となってございます。
 続きまして,議案第49号平成22年度石岡市一般会計補正予算(第3号)でございます。
 補正予算額は,1億1,718万1,000円を減額いたしまして,歳入歳出の総額をそれぞれ277億1,229万1,000円といたすものです。
 増額となるものは,分担金及び負担金,県支出金,諸収入でございます。また,減額となるものは,国庫支出金,繰入金でございます。
 歳出の主な内容を申し上げます。
 総務費の「市民協働まちづくり推進大会」開催事業350万円は,協働まちづくり事業の推進を記念して実施するもので,実行委員会に委託する経費でございます。収納事務費の165万1,000円は,税などの収納情報を迅速かつ正確に処理するための委託料でございます。
 民生費の地域介護・福祉空間整備事業2,791万8,000円は,小規模福祉施設へのスプリンクラー設置補助でございます。今回はゆうもあ館,山吹の里,ひまわり,さくらの4施設が該当してございます。
 子育て支援事業の132万5,000円は,「あかちゃんの駅」に対するベビーベッド配置や,子育てガイドブックの印刷経費です。児童手当経費は4億8,650万円の減額となりますが,これは児童手当から子ども手当へ制度が変更されたことによるものです。従いまして,前段の児童手当を減額をさせていただきまして,新たに子ども手当経費に3億3,241万円増額するものでございます。
 農林水産業費の畜産一般事務費771万8,000円は,直接還元解消対策事業として機材購入に対する補助でございます。産地確立推進事業の116万1,000円は,農産振興条件整備支援事業として,大豆用の粗選機など購入補助でございます。
 土木費の道路維持経費750万円は,道路や側溝などの補修経費で,25か所分を予定してございます。
 公園維持管理経費253万4,000円は,市内各所の公園に設置されております遊具の修繕や撤去経費でございます。
 人件費補正は3,245万2,000円の減額となります。人件費につきましては,毎年1月1日現在の職員数で予算化しますが,その後の退職や人事異動など4月1日現在で計算し減額するものです。
 次に特別会計補正予算ですが,議案第50号から56号まで7件になります。
 国民健康保険特別会計は152万3,000円を増額し,予算額を90億6,452万3,000円とするものです。内容は退職者医療療養給付費の支払基金精算による返還金並びに人件費の減額によるものです。
 簡易水道特別会計は32万4,000円を減額し,予算額を2,823万4,000円とするものです。人件費の減額によるものでございます。
 下水道事業特別会計は2,260万8,000円増額し,予算額を24億7,114万7,000円とするものです。内容は,事務費等が国庫補助対象外となったことから,予算の組み替えが必要となったものです。また,石岡筑西線のバイパス工事に関する埋設管の移設工事などの経費です。
 老人保健特別会計は102万9,000円増額し,予算額を404万6,000円とするものです。内容は老人医療給付に関する支払基金の精算による返還金でございます。
 農業集落排水事業特別会計は59万6,000円を減額し,予算額を3億2,303万5,000円とするものです。内容は,人件費の減によるものです。
 介護保険特別会計は737万5,000円を増額し,予算額を50億4,834万1,000円とするものです。内容は,介護保険制度に係る支払基金の精算による返還金です。
 水道事業会計は870万2,000円増額し,予算額を8億4,543万6,000円にするものでございます。内容は職員数の増加にともなう人件費が主なものです。
 以上が,今期定例会に提案する補正予算の内容でございます。どうぞよろしくお願い致します。

塚谷委員長)ただ今の提出予定の議案等について,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。次に市長から発言を求められておりますので,これを許します。

久保田市長)それでは,開会日の開会時間の変更につきまして,お願いをさせていただきたいと存じます。
 開会日の8月24日につきましては,「交通安全啓発全国キャラバン隊」が当市に午前11時に参りまして,メッセージ伝達式を挙行する運びとなっております。
 また,市議会議長も来賓として出席し,ごあいさつされる予定であると伺っております。
 つきましては,午前10時の開会時間を9時30分に繰り上げていただきたいと考えておりますので,よろしくお願い申しあげます。

塚谷委員長)以上で,提出予定の議案等の説明は終わりました。執行部におかれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。

 ― 執行部退席 ―

塚谷委員長)ただ今,市長から8月24日の開会日の午前11時から当市において交通安全啓発全国キャラバン隊メッセージ伝達式が行われるため,開議時間を午前10時から9時30分に変更してもらいたいという申し出がありました。この件につきましては,市長からの申し出のとおり,開議時間を午前10時から午前9時30分に変更することにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,先ほど執行部から説明のありました各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありました第3回定例会に提出される予定の議案は,計26件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の議案付託表のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,第3回定例会の常任委員会の組み合わせにつきまして,議長から説明願います。

前島議長)第3回定例会の常任委員会の組み合わせについてでありますが,会期予定表に示されているとおり,9月8日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,9月9日の午前10時から市民経済委員会,午後1時30から総務企画委員会といたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今,議長から説明のありました常任委員会の組み合わせにつきまして,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
 お諮りいたします。第3回定例会の常任委員会の組み合わせにつきましては,9月8日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,9月9日の午前10時から市民経済委員会,午後1時30分から総務企画委員会といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,事務局より発言を求められておりますので,これを許します。

事務局次長)ただ今,執行部から説明がありましたように,今期定例会には,平成21年度の決算認定の議案が提出され,会期中に決算審査を行うことになっております。決算審査の方法等詳細については,先の議会運営委員会において,決定しておりますが,再度確認の意味で申し上げたいと思います。
 ・ 決算審査については,議員全員による決算特別委員会を設置し,審査を行います。
 ・ 審査日程については,9月3日,6日,7日の3日間とし,委員会所管の審査を半日ずつ2日間,総括審査を1日の計3日間行います。
 ・ 審査順序については,第1日目は,最初に教育福祉委員会所管の審査を行い,終了後執行部を入れ替え,都市建設委員会所管の審査を行います。2日目は,最初に市民経済委員会所管の審査を行い,同じく終了後執行部を入れ替え,総務企画委員会所管の審査を行います。3日目は,総括審査を行い,質疑終了後,討論,採決を行います。審査結果につきましては,定例会の最終日に,決算特別委員長より報告を行い,報告に対する質疑,討論,採決を行います。
 ・ 委員の発言時間については,1人当たり20分以内とします。
 ・ 説明員の出席については,委員会所管の審査は,副市長並びに課長級以上の者とし,総括審査は,市長並びに本会議出席者とします。
 ・ 決算特別委員会の正副委員長は,決算を所管する総務企画委員会の正副委員長が就任します。
 ・ 質問の通告は,当日の開会前までに議会事務局へ申し出るものとします。なお,通告がない場合は,質問ができないものとします。従いまして,当日遅刻をした場合は,質問ができないことになります。
 ・ 委員の質問は,議事進行上からも極力重複質問を避けるものとします。
 以上が,先の議会運営委員会において決定された決算審査の決定事項でございます。
 この中で通告に関してでありますが,昨年までは通告がない場合でも審査途中で質問ができることになっておりましたが,今回は通告がない場合は,質問ができないことになります。この点が昨年と変更になっておりますので,質問される方は,必ず開会前までに議会事務局に申し出てくださいますよう,各会派の皆様へ周知願いたいと思います。よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今,事務局より決算審査の決定事項の確認の説明がありましたが,この件につきまして,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
 次に,本日までに受理いたしました新規の請願及び陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに受理いたしました新規の陳情書が2件,要望書が1件,要請書が1件ございます。
 最初に「総社一丁目地内の排水路改修に関する陳情書」は,8月4日に提出され同日付で受理してございます。提出者は石岡市総社一丁目××番××号 元真地町区長 ○○○○様外120名でございます。
 内容でございますが,若宮二丁目,総社一丁目,総社二丁目を経て恋瀬川に流入する排水路については,蚊の著しい発生や腐敗臭,また転落する危険性があり,衛生上及び安全上の面から蓋がけ等の改修をお願いしたいというような主旨でございます
 排水路整備に関することでございますので,付託先は,都市建設委員会になるものと思われます。
 次に「子宮頸がんの予防対策に関する陳情書」は,8月5日に提出され同日付で受理してございます。提出者は石岡市旭台三丁目××番××号 石岡市立東小学校PTA会長 ××××様でございます。
 内容でございますが,子宮頸がんは若い世代の発症が特徴で,ワクチンによる予防ができる唯一のがんであることから,市内小中学校の児童・生徒が安心して地域の中で生活できるよう子宮頸がんワクチン接種の財政的補助を含む支援策を早急に確立していただきたいというような主旨でございます。
 保健予防に関することでございますので,付託先は,教育福祉委員会になるものと思われます。
 次に「ふれあいの里ターゲットバードゴルフ場会員制導入に関する要望書」は,6月23日に提出され,同日付で受理をしてございます。提出者は,石岡市ターゲットバードゴルフ協会 ××××様,石岡市ターゲットバードゴルフクラブ ××××様,石岡市ニュースポーツクラブ ××××様,××××様,××××様外187名でございます。
 内容でございますが,県内各コースの使用料金には格差はあるが,最近は会員制に移行しているのが現状である。そこで,ふれあいの里ターゲットバードゴルフ場にも会員制を導入してほしいというような主旨でございます。
 本件は,要望書でございますので,本会議場において各議員に配付のみという取り扱いになるものと思われます。
 次に要請書でございますが,8月2日に提出され,同日付で受理してございます。提出者は,水戸市大工町三丁目−×−×× 茨城県平和友好祭実行委員会 実行委員長 ××××様でございます。
 内容でございますが,反核平和の火リレーの趣旨を理解され,平和行政を具体的に推進していくため「非核平和都市宣言」を早急に議決すること等4項目の要請に応えていただきたいというような主旨でございます。
 本件は,要請書でございますので,本会議場において各議員に配付のみという取り扱いになるものと思われます。以上でございます。

塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。
ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
 それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,新規の陳情につきましては,都市建設委員会並びに教育福祉委員会に付託したいと思います。なお,要望書及び要請書につきましては,本会議において各議員に配付いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,菱沼副委員長より発言を求められておりますので,これを許します。

菱沼副委員長)このたび4件の意見書案を提出させていただきたいと思いますので,よろしくお取り計らいの程お願い申し上げます。
 お配りしております意見書案の本文を読み上げまして,提案の説明とさせていただきますので,よろしくお願い申し上げます。
 最初に「子宮頸がんの予防措置実施の推進を求める意見書(案)」でございます。
 HPV(ヒトパピローマウイルス)感染が主な原因である子宮頸がんは,「予防できる唯一のがん」と言われています。年間約1万5,000人が新たに罹患し,約3,500人が亡くなっていると推計されていますが,近年,若年化傾向にあり,死亡率も高くなっています。結婚前,妊娠前の罹患は女性の人生設計を大きく変えてしまいかねず,子宮頸がんの予防対策が強く望まれています。
 子宮頸がんの予防対策としては,予防ワクチンを接種すること,および予防検診(細胞診・HPV検査)によってHPV感染の有無を定期的に検査し,前がん病変を早期に発見することが挙げられます。
 昨年,子宮頸がん予防ワクチンが承認・発売開始となり,ワクチン接種が可能になりました。費用が高額なため,一部の自治体ではワクチン接種への公費助成を行なっていますが,居住地により接種機会に格差が生じることがないよう国の取り組みが望まれます。予防検診の実施についても同様に,自治体任せにするのではなく,受診機会を均てん化すべきです。
 よって,政府におかれては,子宮頸がんがワクチン接種と予防検診により発症を防ぐことが可能であることを十分に認識していただき,以下の項目について実施していただくよう,強く要望します。
 1.子宮頸がん予防ワクチン接種の実施の推進
  @予防効果の高い特定年齢層への一斉接種および国による接種費用の全部補助
  A特定年齢層以外についても一部補助の実施
  B居住地域を問わない接種機会の均てん化
  Cワクチンの安定供給の確保および新型ワクチンの開発に関する研究
 2.子宮頸がん予防検診(細胞診・HPV検査)の実施の推進
  @特に必要な年齢を対象にした検診については国による全部補助
  A従来から行なわれている支給頸がん検診を予防検診にまで拡大
  B居住地域を問わない受診機会の均てん化
 3.子宮頸がんおよび子宮頸がんの予防に関する正しい知識の普及,相談体制等の整備
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 次に「完全な地上デジタル化放送の実施に向けて円滑な移行策を求める意見書(案)」でございます。
 来年(2011年)7月24日をもってアナログ放送を終了,完全に地上デジタル放送に移行することが予定されています。総務省の調査では,2010年3月時点で地デジの世帯普及率が83.8%と発表されました。
 地上デジタル化まで1年を切り,完全移行までのプロセスが最終段階に入った今,国民生活に直接影響を与える問題だけに,円滑に移行を進めるためには,現在指摘されている諸課題に対して政府を挙げて対応策を打つことが必要です。
 一方,現在残存するアナログテレビは推定約3,500万台といわれ,これらは来年7月の地デジ完全移行で大量の“廃棄物”となることから,不法投棄の懸念も指摘されています。不用テレビの処分に関する対策も検討されるべきです。
 地デジへの移行,廃棄物の処分については,いずれも特に自治体の取り組みが不可欠であり,政府は自治体の取り組みをサポートすべきです。
 よって政府におかれては,完全地デジ化に向けて移行が円滑に進むよう,以下の取り組みについて必要な予算を確保するとともに,施策の実施を強く要請致します。
 1.デジサポ(総務省テレビ受信者支援センター,現在全国52か所)の相談窓口をさらに増やすこと。
 2.地デジに関する個別相談会を自治体でもきめ細かく実施できるよう,予算措置などの支援策を十分に講じること。
 3.地デジに対応していない集合住宅に対するアンテナ設置や施設内配線の支援策の着実な履行と,ビル陰世帯についても確実な移行策を推進すること。
 4.大量のアナログテレビが一斉に廃品になるため,懸念されている不法投棄の防止策及び円滑なリサイクル回収を着実に推進すること。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 続きまして3点目の「21世紀型の公共投資の推進による景気対策を求める意見書(案)」でございます。
 わが国の景気の現状は,好調な輸出を背景に,リーマンショック後の最悪期は脱することができました。しかしながら,依然として低成長にとどまっており,雇用情勢も新卒未就職者が数多く出るほど厳しい状況が続いています。
 特に地方経済は深刻で,中小・零細企業は,デフレの影響や公共投資の大幅削減の影響で長引く不況に喘いでいます。
 したがって,政府は当面の景気回復のための経済対策を打つべきであり,特に地方経済の振興は国の景気対策として欠かせません。そのためには,政府が地方振興策及び地方の雇用拡充を重要な施策として取り組み,必要な公共投資を積極的に行うことで,景気対策を進めるべきであります。
 公共施設の耐震化や,近年多発している「ゲリラ豪雨」などの災害対策は,必要な公共事業として潜在的需要が高いと考えます。
 このように,必要な公共投資は着実に推進すべきであり,地方経済が活性化する効果も大いに見込めます。
 政府におかれては,地方の雇用拡充と内需振興を図る景気対策のために,真に必要とされる以下のような21世紀型の公共投資について,予算確保と執行を強く求めます。
 1.学校などの公共施設の耐震化に積極的に取り組み,雇用の拡充と地方経済の活性化を図ること。
 2.太陽光発電の設置や,介護施設の拡充といった21世紀型の公共投資を着実に促進し,内需の振興を図ること。
 3.老朽化した施設(橋梁,トンネル,上下水道管など)の計画的な更新・大規模修繕を積極的に推進し,地域生活の安全と地方振興に取り組むこと。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。

 最後に「家電エコポイント制度の再延長並びに住宅エコポイントの延長を求める意見書(案)」でございます。
 「家電エコポイント」制度および「住宅エコポイント」制度が本年末までに終了することを受け,消費者や経済界から再延長および延長を求める声も出ています。
 この2つの制度は,地球環境温暖化対策を進め,環境負荷の少ない低炭素社会への転換を図りながら,景気刺激策として経済の活性化にも大きな効果を発揮しています。
 本年度後半には景気対策の効果が薄れてくることが想定されています。現状では,景気はいまだ自律回復の軌道に乗っているとはいえません。
 政府におかれては,景気回復に向けて重要な局面に差しかかっていることを十分に認識し,今後も経済の押し上げ効果がある家電エコポイント制度の再延長と住宅エコポイント制度の延長を行なうよう強く要望します。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出します。
 そういう中で,今4つについて意見書案を提出させていただきました。皆様のご審議をいただきまして,ご賛同賜りますよう心からお願い申し上げます。

塚谷委員長)ただ今,菱沼副委員長より4件の意見書提出の要請がございましたが,この意見書の取り扱いでありますが,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき9月10日開催予定の議会運営委員会にて,各会派の検討結果を集約していきたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 このことについて,ご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご意見なしと認めます。
 それでは,この4件の意見書の取り扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき,9月10日の議会運営委員会で意見を集約したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

磯部委員)もっともな意見書であります。こういうものに対しては持ち帰って協議ではなくて,会派に報告ということで十分かと思うんですが。今回のやつは結構です。議決しましたから。

塚谷委員長)ただ今の磯部委員の意見については,今後の参考としたいと思います。それでは,この4件の意見書の取り扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき,9月10日の議会運営委員会で意見を集約したいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,委員派遣による所管事務管外行政視察の報告についてを議題といたします。
 暫時休憩いたします。

 ― 委員外委員退席 ―

塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。
 去る7月21日から23日にわたり実施いたしました,当委員会の行政視察につきましては,大変ご苦労様でした。委員の皆様方のご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと考えております。つきましては,お手元に配付いたしましたとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,先の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたらお願いいたします。

徳増委員)今回市長にご出席いただいたわけですから,友好都市なり形は姉妹都市とまでいかなくても,畳み込むように進めていかないと,もし本当にやるのであるならば石岡が。向こうも市長がご出席いただいたし,懇親会まで開いたわけですから,形あるものにしていくべきだと思います。

塚谷委員長)ただ今,徳増委員より市長も参加した有意義な研修の中で,多賀城市との友好都市というものを即対応していったほうがいいのではないかという意見であります。

磯部委員)今のことと準ずるんですが,議会運営委員会として市長と担当所管に正式に申し込むべきではないのかなと。やはり委員長の方から言っていただくのもいいんでしょうけれども,重く受け止めていただくためには,所管はどこだと聞いてそこへ議会運営委員会として提言をするということのほうが,取り組みが一歩前進するのかなと気がするので,その辺はご討議をいただきたいと思います。

前島議長)私も友好都市を結ぶということに対しては反対ではないんですが,手順としてはどういう形でやっていくほうがいいのか,事務局のほうからその辺の所が分ればお願いします。

事務局次長)今までの経過は分らないんですけれども,友好都市関係ですと所管は企画部門になりますので,そういうところに今までの議会運営委員会での経過と多賀城市との交流の経過を話していきたいとは考えております。

磯部委員)参考までに申し上げますと,旧石岡市で市民号で多賀城へ行ったわけですね。そのときは私も議員ではなく一市民として参加をさせていただいて,その当時の市長さん今の市長さんの前の,その方が東京に陳情があったけれども1件陳情をやめて,わざわざ戻っていただいたと。その当時横田市長と正副議長で向こうの市役所に顔を出していろいろな協議をしたんです。そのときに非常に前向きに向こうも検討してくれていたんですよ。ところがご案内のように石岡市で何のアクションも起こさなかったということで,そのうちに向こうは太宰府市,天童市,奈良市と友好都市を締結したんで,石岡市さんのほうは少し待ってくれということになって,それ以後の経緯は向こうからも議運で来てくれたりしていますのでおわかりでしょうが。そいう下地は十分できあがっているのかなと。ですから企画と市長のほうになんでもかんでもということではなく,議運の総意として提言することはいかがなもんかと思います。

塚谷委員長)ただ今磯部委員並びに徳増委員,議長からそういう話が出ました。各委員の意見を聞きたいと思います。

山口委員)今ここで姉妹都市の話が出たわけですけれども,今までの経過は聞いたんですけれども,私も会派を組んでいますので,会派の人とも話すことも必要ではないですか。

 〔「会派ではなく山口委員の意見は」と呼ぶ者あり〕

山口委員)議運として提言をすることはいいと思います。

関口委員)多賀城市からも石岡に視察に来られたし,今回も大勢で多賀城市へ行き和やかに話が進んで,まとまったような気がしてました。そういう熱いうちに,ことを進めたほうがいいのではないかと思いますので,総意として出したほうが良いと思います。

島田副議長)私も研修に行って,その受け入れ態勢また懇親会の様子を見て,地ならしはできたのかなという感じを受けました。その先は執行部の判断かなと思います。

菱沼副委員長)多賀城市は石岡市に相応しい相手先だと思います。早急に相手方と協議をして,早く姉妹都市ができればいいなと思います。現況は防災関係で文京区だけしかないので,そういう意味では仲間という観点から是非推進してもらいたいと思います。

塚谷委員長)皆さんの意見というのは,友好都市関係というものは,すぐに対応してもらいたいということであります。意見書等を市長に出していきたいと考えておりますが,それでよろしいでしょうか。

 〔「意義なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)そういう形で進めていきたいと思います。
 その他特にご意見はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)今回視察いたしました調査事項は,当市における今後の議会運営の参考としてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 ほかに,何かございませんか。

磯部委員)石岡市職員の旅費に関する条例について,事務局にお尋ねをしておきたいと思うんですが,いろいろ細かい規定がございます。その中で,日当が1日につき副議長と平議員が1,900円,議長が2,100円,県外宿泊料がオール1万3,000円,県内が1万1,000円,食事については一晩につき副議長と平議員1,900円,議長が2,100円という表示がされております。これは各委員会に一人当たり10万円の予算を計上してやりまして,1万5,000円の所に泊まる場合は,2,000円は負担ですよというシステムかと思うんですが。ここで,日当1日につき1,900円,2,100円この取り扱いはどのようになっておるのか。なぜこのことを聞くかといえば,この内容だけみたときに議員というものは予算の中で行って,県外へ行ったとき1万3,000円のホテルに泊まって1,900円の食事をして,その他1日1,900円の日当が出るという解釈をされているんです。市民からは。我々も聞いてはじめてこの日当というのは,足りないところに旅費として入れてしまうということで分るんですが。そういう内容の中で石岡市条例等のからみもあろうかと思いますが,日当というのは本来であれば各個人に直接渡すのが日当ですよね。それをこちらに繰り入れるんであれば日当という項目を消してもらいたいんですよね。私どもはもらっておりませんから,日当は。それは負担金を出すのがいやだとかとか,そういうものではございませんよ。そこは誤解しないようにして,日当の表示があることによってある方から言われたんですよ。「議員さんはいいね,日当は出るし何は出るし。」と言われて,ハッと気がついたんですが,その辺をどういうような表示に今後するのか,今日結論出したいとかそういうことではなく,協議の中でご検討いただきたいと思うんですよね。その辺の問題があるんですよ。それと職員の旅費に関する条例の中で例えば第6条には,云々がありまして鉄道旅行,水路旅行とあり,旅行という表示がはたしてどうなのかという問題ですよね。その辺も十二分に事務局のほうも検討願って,決して市民から逃げようとかそういうことではないんです。誤解を招かないような表示を是非すべきではないかと思うんですよね。この日当は議員だけが了解していることで,市民は分らないんですよ。そういうものも含めて表示の訂正というか,こういうものはできるものなのか,できないものなのか一応提案として出しておきます。石岡市条例の問題とかもからんできますので,今ここでああだ,こうだということは難しいかと思うんでね。

塚谷委員長)暫時休憩します。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。事務局のほうから意見をお願いいたします。

事務局次長)旅費に関する条例については,総務課が所管しておりますので,総務課のほうにこうした内容をお話していきたいというふうに考えております。

塚谷委員長)
そのほか,ございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

谷委員長)ないようですので,以上で,議会運営委員会を閉会いたします。
 なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。




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