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議会中継
  


 第9回委員会 (11月15日)
出席委員 塚谷重市委員長,菱沼和幸副委員長,山口晟議員,徳増千尋委員,磯部延久委員,関口忠男委員
その他の出席者 前島守雅議長,島田副議長,小松美代子議員
市執行部 市長(久保田健一郎),副市長(田口賢寿),総務部長(大野静夫),企画部長心得(鈴木幸治)
議会事務局 局長(細井恒雄),次長(伊野忠好),議事法制課長(桜井茂),庶務議事課係長(飯田英男)



塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。
 次に案件説明のために,委員長において出席を求めた説明員の職,氏名は,市長 久保田君,副市長 田口君,総務部長 大野君,企画部長心得 鈴木君以上であります。
 これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,第4回定例会についてを議題といたします。第4回定例会につきましては,11月22日告示,11月30日招集ということで,先の議会運営委員会において確認されているところであります。それでは,第4回定例会に提出を予定されております議案について,執行部より説明を求めます。

久保田市長)本日は,大変お忙しい中お時間をいただきまして,誠にありがとうございます。平成22年石岡市議会第4回定例会における提出議案について,ご説明をさせていただきます。
 第4回定例会におきましては,24件の議案を予定しております。その内訳につきましては,平成22年度の一般会計補正予算及び特別会計補正予算の計13件と条例の一部改正などに関しての議案が6件,損害賠償案件が1件,指定管理者の指定が1件,市道の認定が2件,区域外道路の路線認定の承諾案件が1件でございます。
 なお,議案の内容につきましては,各担当部長より説明させますが,先日の議運で申し上げましたとおり,議案第74号ないし議案第83号の10議案につきましては,人事院勧告に伴う給与に関する案件でございますので,議会開会日に議決をいただきたくお取り計らいのほど,よろしくお願い申し上げます。
 また,最終日に人権擁護委員の欠員に伴う人事案件等を追加いたしたいと考えておりますので,お含みおき願いたいと存じます。私の方からは,以上です。

総務部長)それでは,私から補正予算を除く提出議案11件について,各議案ごとに説明申し上げます。
 最初に,人事院勧告に伴う2件の条例の改正について説明申し上げます。
議案第82号 石岡市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例及び石岡市教育長の給与,勤務時間及びその他の勤務条件に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,人事院勧告に伴いこれに準じて市長,副市長及び教育長の給与等の改正をするものでございます。
 具体には,平成22年12月期の期末手当の支給月数を,1.65月から1.50月へ0.15月引き下げるものでございます。年でみますと年3.10月から年2.95月となるものでございます。
 なお,平成23年度以降は,6月期1.40月,12月期1.55月 計2.95月となるものでございます。
 なお,市議会議員さんの期末手当につきましても,同様の措置となってまいります。
議案第83号 石岡市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例を制定することにつきましては,人事院勧告に伴いこれに準じて本市職員の給与等の改正をするものでございます。
 具体には,改正の主な内容といたしまして,給与表を改定し平均0.1%引き下げるとともに,期末・勤勉手当の支給月数を0.2月分引き下げるものでございます。年でみますと年4.15月から年3.95月となるものでございます。
 なお,平成23年度以降は,6月期 期末・勤勉で1.90月,12月期 期末・勤勉で2.05月 計3.95月となるものでございます。
 また,当分の間,55歳を超える職員で,行政職5級以下,消防職6級以下の職員を除き,給与月額を1.5%減額するものでございます。
 以上が人事院勧告に伴う2件の条例の改正についてでございます。
 次に,補正予算を除く,人事院勧告以外の議案第89号から第97号までの9件について,ご説明申し上げます。
 議案第89号 石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,組織機構を見直し,生活環境部及び保健福祉部の分掌事務の一部を改正するものでございます。
 具体には,平成23年4月から現在,保健福祉部所管の国民健康保険及び国民年金に関する分掌事務について,生活環境部所管の分掌事務とするものでございます。
 議案第90号 石岡市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,行政職給料表級別職務分類表の一部を変更するものでございます。
 具体には,平成23年4月から会計管理者の職務の級につきまして,7級から6級とするものでございます。
 議案第91号 石岡市手数料条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,地方公共団体の手数料の標準に関する政令の改正に伴い,平成23年1月から消防関係手数料の一部を改正するものでございます。
 具体には,消防本部が担当しております危険物のタンク貯蔵所の許可申請などの手数料につきまして,政令の基準に準じて手数料を減額する改正を行うものでございます。
議案第92号 石岡市火災予防条例の一部を改正する条例を制定することにつきましては,総務省令の住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令の改正に伴い,住宅用防災警報機器等の設置を免除する場合を追加するため改正するものでございます。
 具体には,総務省令の改正に基づき,複合型居住施設用自動火災報知設備を設置した場合において,当該火災報知設備の有効範囲内の住宅部分については,市火災予防条例で定める住宅用防災警報器等の設置を免除するものでございます。
議案第93号 損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解につきましては,平成22年8月4日,市内石岡二丁目地内の市道において,草刈中に発生した物損事故について,損害を賠償し和解するものでございます。
 具体には,都市建設部の職員が草刈り作業中,石がはね付近に停車中の車両のドア,ガラスなどを破損するなどの損害を与えたものでございます。市が相手側に支払う損害賠償額は,118,114円でございます。
 議案第94号 指定管理者の指定につきましては,石岡市つくばねオートキャンプ場の管理について,地方自治法に基づく公の施設の指定管理者として,つくばね森林組合を指定するものでございます。指定期間としては,平成23年度からの5年間とするものです。
 議案第95号 市道の認定につきましては,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路,2路線を市道として認定するため議会の議決を求めるものでございます。
 具体には,ひとつが,路線名A2500号線でありまして,場所は鹿の子二丁目地内,道路延長は74.45メートル,もうひとつが,路線名A2501号線でありまして,場所は鹿の子二丁目地内,道路延長は57.75メートルでございます。
 議案第96号 市道の認定につきましては,都市計画法に基づく開発行為により築造した道路,1路線を市道として認定するため議会の議決を求めるものでございます。
 具体には,路線名A4539号線でありまして,場所は旭台一丁目地内,道路延長は108.88メートルでございます。
 議案第97号 区域外道路(小美玉市道)の路線認定の承諾につきましては,本市区域内に区域外道路(小美玉市道)の路線認定するに当たって,必要な議決を求めるものでございます。
 具体には,小美玉市が,本市小井戸地区に路線名(仮称)栗又四ケ線,延長約675メートルの区間を,小美玉市の市道として路線認定をするに当たって,道路法に基づき本市議会の議決を得た承諾が必要となるものでございます。
 以上が,予算を除く提出議案の内容でございます。よろしくお願い申し上げまして,説明を終わります。

企画部長心得)続きまして補正予算案につきまして,ご説明申し上げます。
 平成22年石岡市議会第4回定例会に提案いたします補正予算は,人件費補正分の議案第74号から第81号までの8件,及び人件費以外の議案第84号から第88号までの5件,併せまして13件でございます。
 最初に人件費補正分でございますが,給与改定等に伴い職員等人件費を減額するものでございます。資料に基づきまして,ご説明申し上げます。
 議案第74号 平成22年度石岡市一般会計補正予算(第4号)でございます。
 補正予算額は,6,846万7,000円を減額しまして,歳入歳出の総額をそれぞれ276億4,382万4,000円といたすものでございます。財源の内訳は,基金繰入金を減額いたします。
 歳出の内訳でございますが,職員等人件費が6,234万8,000円の減額となります。また,特別会計の人件費もそれぞれ減額となりますので,それに伴い特別会計繰出金も授産所特別会計から介護保険特別会計までの6つの特別会計,合わせまして611万9,000円減額いたすものでございます。
 次に,特別会計補正予算でございますが,議案第75号から81号まで7件となります。
 授産所特別会計は,13万円を減額し予算額を2,672万2,000円とするものでございまして,人件費の減額でございます。
 国民健康保険特別会計は,147万1,000円を減額し予算額を90億6,305万2,000円とするものでございまして,人件費の減額でございます。
 簡易水道事業特別会計は,11万6,000円を減額し予算額を2,811万8,000円とするものでございまして,人件費の減額によるものでございます。
 下水道事業特別会計は,74万4,000円を減額し予算額を24億7,040万3,000円とするものございまして,人件費の減額でございます。
 農業集落排水事業特別会計は,21万3,000円を減額し予算額を3億2,282万2,000円とするものでございまして,人件費の減額でございます。
 介護保険特別会計は,344万5,000円を減額し予算額を50億4,489万6,000円とするものでございまして,人件費の減額でございます。
 水道事業会計は,67万7,000円を減額し予算額を8億4,475万9,000円とするものでございまして,人件費の減額によるものございます。
 次に,人件費以外の補正予算でございます。
 今回の補正につきましては,事業費の確定等により財源の調整を行う必要がある経費,緊急やむを得ないもの及び補助事業の変更に伴う経費などを基本的な考えとしています。  
 資料に基づきまして,ご説明申し上げます。
最初に議案第84号 平成22年度石岡市一般会計補正予算(第5号)でございます。
 補正予算額は,1億6,616万4,000円を追加しまして,歳入歳出の総額をそれぞれ278億998万8,000円といたすものでございます。
 財源の内訳は,国庫支出金,県支出金,繰越金,諸収入で増額となるものです。
 歳出の主な内容を申し上げます。
 民生費の高齢者福祉センター運営費負担金534万8,000円の減額は,霞台厚生施設組合負担金(民生分)の平成21年度決算に伴う精算分でございます。
 障害者自立支援給付事業の1,792万2,000円は,障害者自立支援給付費がサービス利用の増加や市民税非課税世帯の利用者負担を無料にする制度改正などによりまして1,115万5,000円の増額。障害児・者補装具給付費も同様の理由によりまして676万7,000円の増額によるものです。
 次の障害者地域生活支援事業440万5,000円は,日中一時支援事業委託料の利用実績の増に伴うものです。
 保育支援関係経費297万円は,保育所衛生環境向上事業費補助金として,市内の10私立保育園に対し,インフルエンザ感染症防止のための衛生環境設備整備に助成するものでございます。補助は全額県支出金でございます。
 児童扶養手当経費881万5,000円は,児童扶養手当が今年度から新たに父子家庭も支給対象となったこと及び支給実績の増によるものでございます。
 保育所管理経費の161万7,000円は,5つの公立保育所に対するインフルエンザ感染症防止のための衛生環境整備に要する経費でございます。
 次に衛生費でございます。予防接種事業6,351万3,000円でございますが,まず,看護師等報償2万8,000円及び予防接種液137万5,000円につきましては,麻しん・風しんの集団接種に要する経費を増額するものでございます。
 次の予防接種委託料6,103万円は,そのうちインフルエンザ関係が3,700万8,000円です。今年度の国の方針としまして,季節性インフルエンザのワクチンと新型インフルエンザのワクチンを混合した3価ワクチンを接種することとなりましたが,低所得者に対しては予防接種費用を全額免除することとなりましたので,不足分を予算計上させていただきました。残りの2,402万2,000円は,日本脳炎に対する接種費用の増額でございまして,こちらも国の方針によりまして,新ワクチン接種を積極的に勧奨を行うこととなり接種者が増えたため,不足分を予算計上させていただきました。
  インフルエンザ予防接種費108万円につきましては,県外病院などで自己負担で接種した方に対して,後日,費用を戻すための経費でございます。
 霞ヶ浦浄化対策経費1,758万6,000円は,合併処理浄化槽設置事業費補助金が当初予定した補助基数に不足が見込まれますので,25基分の追加を予算計上いたすものでございます。
 精神保健福祉事業51万7,000円は,茨城県地域自殺対策緊急強化交付金事業費補助金を活用し,自殺予防啓発普及事業を行うための,講演費用やパンフレット印刷費用などでございます。こちらも全額県支出金でございます。
 清掃一般事務費1,102万3,000円の減額は,霞台厚生施設組合負担金(衛生分)の平成21年度決算に伴う精算分でございます。
 農林水産業費の畜産一般事務費150万円は,直接還元解消対策事業としまして機材購入に対する補助です。
 次に特別会計補正予算でございますが,議案第85号から第88号までの4件になります。
 国民健康保険特別会計は,106万1,000円を増額し予算額を90億6,411万3,000円とするものでございます。歳出の内訳は,22年度支出額の確定に伴い,後期高齢者医療費支援金を増額し,介護納付金を減額するほか,21年度の療養給付費等の精算に伴う国・県支出金の返還金によるものでございます。
 次に簡易水道事業特別会計でございますが,120万円を増額し予算額を2,931万8,000円とするものでございます。歳出の内訳は,管補修工事費を増額するものでございます。
 次の下水道事業特別会計は,1,418万8,000円を増額し予算額を24億8,459万1,000円とするものでございます。歳出の内訳は,国道改修に伴いマンホール蓋を改修する経費及び消費税支払いなどの経費でございます。
 次の介護保険特別会計は,3億1,465万2,000円を増額し予算額を53億5,954万8,000円とするものでございます。歳出の主な内訳は,介護保険申請者や利用者の増加に伴い,介護報酬給付費などに不足が生じることから保険給付費を増額すること及び前年度の繰越金等を精算し,支払い準備基金へ積み立てることなどでございます。
 以上が,今期定例会に提案する補正予算の概要でございます。よろしくお願い申し上げます。

塚谷委員長)以上で,提出予定の議案の説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。それでは,第4回定例会に提案予定の議案については,ただ今の説明のとおりでありますので,よろしくお願いいたします。
 なお,給与改定に伴う議案第74号から議案第83号までの10議案については,開会日に先議するということで了承したいと思います。執行部におかれましては,ご苦労様でした。ご退席願います。

塚谷委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。
 次に,先ほど執行部から説明のありました,各提出予定議案の付託先についてを議題といたします。本件については,事務局から説明をさせます。

事務局次長)先ほど執行部から説明のありましたとおり,第4回定例会に提出される予定の議案は,計24件でございます。各議案の付託先につきましては,内容等を勘案いたしまして,お手元の資料「議案付託表」に示すとおりご提案申し上げたいと思います。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。

塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました議案の付託先につきまして,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
お諮りいたします。今期定例会に提出予定の議案につきましては,お手元の「議案付託表」のとおりといたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,第4回定例会の常任委員会の組み合わせにつきまして,議長から説明願います。

前島議長)第4回定例会の常任委員会の組み合わせについてでありますが,会期予定表に示されているとおり,12月10日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,12月13日の午前10時から総務企画委員会,午後1時30分から市民経済委員会といたしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今,議長から説明のありました常任委員会の組み合わせにつきまして,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
お諮りいたします。第4回定例会の常任委員会の組み合わせにつきましては,12月10日の午前10時から都市建設委員会,午後1時30分から教育福祉委員会,12月13日の午前10時から総務企画委員会,午後1時30分から市民経済委員会といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に議長から発言を求められておりますので,これを許します。

前島議長)第4回定例会の閉会日であります12月15日は,午前10時開会となっているところですが,諸般の事情により午後2時開会に変更したいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今,議長から第4回定例会の閉会日を午後2時開会に変更したいとのことでありますが,これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,本日までに受理いたしました,新規の陳情の取り扱いについてを議題といたします。事務局より説明を求めます。

事務局次長)本日までに受理をしております陳情が3件ございます。
 1件目が「業務発注の指名競争入札において,地元企業を優先的に指名頂けるよう求める陳情」でございますが,本陳情は,9月29日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市嘉良寿理×××× 株式会社トーホー測研 代表取締役○○○○様他3名でございます。
 内容でございますが,石岡市の測量,設計,補償調査等,委託業務に関する指名競争入札において「地元を優先する」という考え方で,地元企業を指名するよう求めるというような趣旨でございます。
 指名競争入札に関する陳情ですので,付託先は総務企画委員会になるものと思われます。
 2件目が「TPPの参加に反対する陳情」でございますが,本陳情は11月12日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市東田中×××× 常陸野農民センター 会長○○○○様でございます。
 内容でございますが,菅首相は,「環太平洋戦略的経済連携協定」(TPP)交渉への参加を検討しているが,TPPは,原則としてすべての品目の関税を撤廃し,例外なく自由化させる協定である。このように,重要な農産品が例外なしに関税が撤廃されれば日本農業と地域経済,国民生活に与える影響は極めて甚大であり,国民の圧倒的多数が願っている食料自給率の向上とTPP交渉への参加は絶対に両立しない。このようなことから,TPPへ参加しないことについての意見書を,政府関係機関へ提出していただきたいというような趣旨でございます。
 経済連携協定に関する陳情ですので,付託先は市民経済委員会になるものと思われます。
 3件目が「統合中学校の通学環境の整備と安全対策を求める陳情」でございますが,本陳情は11月12日付で提出され,同日付で受理をしております。提出者は,石岡市立有明中学校PTA会長○○○○様他2名でございます。
 内容でございますが,有明中学校区3校PTAとして,統合中学校(有明中学校・柿岡中学校・八郷南中学校の統合による新設校)についてアンケート調査を実施した。その結果,多くの方が有明中学校の存続を希望していたが,市の厳しい財政状況や,校舎が仮設である現状,さらに今回の新設事業が有明中学校を含めた統合を前提に校舎規模を想定している点などを鑑み,ここに至っては,将来の統合もいたしかたなく,苦肉の決断をせざるを得ない状況にあると考えている。ついては,現在の柿岡中学校への新設統合となれば,ほとんどの生徒が遠距離通学となるため,通学環境の整備や安全対策などについて,格別の配慮をしていただきたいというような趣旨でございます。
 通学環境の整備と安全対策等に関する陳情ですので,付託先は教育福祉委員会になるものと思われます。
 
塚谷委員長)以上で,説明は終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,新規の陳情につきましては,それぞれ総務企画委員会,市民経済委員会並びに教育福祉委員会に付託いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,予算特別委員会についてを議題といたします。
 平成23年第1回定例会におきまして,新年度の予算が市長より提案され,予算審議がなされるわけであります。その際の予算の審査方法でございますが,これまでの予算審議の例ですと,議員全員をもって構成する予算特別委員会を設置いたしまして,各常任委員会所管の審査を1日ずつ4日間,総括審査を1日の合計5日間で行っております。
 ただし,合併前の旧石岡市議会では,改選前の第1回定例会においては,各常任委員会所管の審査を半日ずつ2日間,総括審査を1日の合計3日間で行っておりました。
 今回の予算審議につきましては,どのような日程で行うか,委員の皆様のご意見をいただきたいと思います。

菱沼副委員長)予算特別委員会のあり方でございますが,今,委員長からありましたように従来どおり5日間で,各委員会ごとに1日ずつ,総括で1日で5日間をお願いしたいと存じます。それから質疑において,本来であれば昔は1時間近くやっていた経緯がありますけれども,現在30分ということで申し送りがありまして,30分でいいのかなと思います。それから以前,所管委員会の部分において,自分は教育福祉委員会でありますけれども,その中で教育福祉の所管の部分において,今までであれば極力控えるような部分があったわけでございますが,私も控えるべきではあると思います。しかしながら,予算の部においては大事な予算審議でもあります。そういう中で,皆さんが終わった後に漏れている部分とか,これを聞いておきたいものがあれば,私としては聞いたほうがいいのかなと思います。実際,予算特別委員会を過ぎますと,そこにしか聞けない問題が多々あると思うんですね。そういう意味においては,その所管の委員さんは最後に聞いていただくということでお願いできればと思います。以上でございます。

塚谷委員長)ただ今,菱沼副委員長より各委員会1日ずつ4日間と総括を含めて5日間という意見が出されました。審査内容につきましては所管の質問については極力控えるということで,その中で大事な予算委員会であるために,補足的にある場合には質問してもいいのかなというような意見でございました。その他ございますか。

磯部委員)今,菱沼副委員長から提案がございました。その中で,5日間やるんであれば所管の委員も最後に云々ではなくて,やっても私は時間的には対応できるのではないかと。先ほど言われたように,委員会以外での予算の審議はできないんですよね。今のシステムからいくと。もし,そういうことであれば,所管委員であっても1日ずつやるのであるならば,別に規制をすることはいかがかなという気がします。予算が来年度の1年間を通す大事な編成になりますので,自分としては,前は半日ずつだったから所管の委員さんはなるべくご遠慮いただいて,直接お聞きいただくというような形をとったんですが,5日間ということになれば,いいんではないかなと。そこで枠をはめる必要がないんじゃないかというのが私の意見です。以上です。

塚谷委員長)磯部委員の意見は,1日ずつ4日間合計5日間という形の場合には,所管の委員の方も遠慮しないでやったほうがいいという意見であります。菱沼副委員長とはちょっと微妙に差がありますけれども。

関口委員)私としては,例年どおりでいいのかと思います。1日ではなくて半日で3日間で,十分審議できるんではないかと思っております。

塚谷委員長)ただ今,関口委員の場合は,半日ずつ3日で,できるんだろうという意見でございます。

山口委員)折角質問するのに時間が制限されてしまって,質問したくてもできないということもあるんでね。5日間やるならば,所管の委員さんは多少遠慮してやったほうがいいのかなという感じがしますね。

徳増委員)今,山口委員から出ましたけれども,私は時期的にいって皆が急ぎたい時期だというのは,よく分るんですけれども3日間で収めたいという。そういうことではなく,議員の立場を考えたときに,きちんと5日間使って審議するべきだと思います。それと自分の委員会所管の部分なんですけれども,これはその委員会に入りたいということは,そこに大変興味があるし力を入れたいということで,入っている委員が多いと思うんですね。ですから,質問はその方の時間以内精一杯使って,自分の委員会所管であろうが順番どおりにされたほうがいいと思います。それともう一つ,これは是非とも守っていただきたいんですけれども,この前も決算のときあったんですが,ベテラン議員がきちんと約束事を守らないという。総括のときは,総括の部分だけといっていながら細かい資料を出させたベテラン議員がいたんですね。そういうことのないように,これは議長からでも全体に声をかけていただけるとありがたいなと思います。私は議事進行の中で申し上げたんですけれども,ちょっとの間休んでいたとはいえ,分っているはずですから,そのへんのところをきちんとしていかないと,ベテランとして尊敬できる地位になくなってしまうので,はっきり議長の方からでも仰っていただきたいと思います。以上です。

塚谷委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。
 ただ今,予算特別委員会の審査日程について,各委員よりご意見をいただいたわけでありますが,集約しますと,各常任委員会所管の審査を1日ずつ4日間,総括審査を1日の合計5日間で行う,ということであります。
 お諮りいたします。それでは,予算特別委員会の審査日程につきましては,各常任委員会所管の審査を1日ずつ4日間,総括審査を1日の合計5日間で行うと,いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に,これまでの予算特別委員会においての申し合わせ事項を申し上げますと,
・ 予算特別委員会の正副委員長は,総務企画委員会の正副委員長が就任する。
・ 発言時間は,30分以内とする。
・ 各所管の委員会の説明員は,副市長並びに課長級以上の職員とし,総括審査は,市長並びに本会議出席者とする。
・ 質問の通告は,当日の開会前までに議会事務局へ申し出るものとする。
というようなことで,審査を実施いたしましたが,今回の予算審議につきましても,これまでの申し合わせと同様ということでよろしいかどうか,委員の皆様のご意見をいただきたいと思います。

島田副議長)この前の決算特別委員会のときにもお願いをしたんですけれども,全体の流れ的なもの,また時間的なものを含めまして,所管の委員会の所管の項目については,極力控えていただきたいというようなことで議長と私でお願いをしたわけなんですが。決まってはいないんですが,各委員会は議会ごとにありますし,そのほかに各委員会は開かれています。その中で,質問したりお聞きすることは,可能なのかなというようなことで,
 予算委員会または決算委員会のときに所管の委員会の質問に対しては極力控えていただきたいと。だめだということではなくして,そういうふうな方向でもっていっていただければ,委員会がスムーズにいくのかなと思いますので,私の意見として申し上げたいと思います。

塚谷委員長)副議長から所管の委員会の質問は,できるだけ控えてほしいという意見であります。先ほどご意見を頂戴した中で,菱沼副委員長の場合は,補足的なことについては質問したい,磯部委員からは時間がある以上は全部質問してもいいだろうという。今の意見は三つに分かれていますので…

磯部委員)今,副議長から所管については,委員会で聞くことができるというんですが,特別委員会は表決をしてしまうんですよね。そうなると,後から委員会で聞いても修正もできなければ,そういうことがあるわけですよね。最終日に表決しますから。ですからある程度,積極的にとはいわないけれども,菱沼副委員長の言われるような対応も一つの手としていいのかなと。所管の委員でも大事なことは聞いてもよろしいんではないかと。ただ,そこにスタンスとして,皆さんから聞いていただいた最後に,これだれも聞いていないから,これだけ聞きたいなというのは,大いに結構だと思いますので。そのへんのところですよね。

島田副議長)だめだ,ということではなくして,そのへんのところは臨機応変にお願いをしたいなと。

関口委員)1日でやるということで決定したので,誰も質問してもいいのではないかと思います。

山口委員)所管のところ以外の人が聞きたいわけですから,その後になるべく一歩控えてやるという形で,今までどおりでいいんじゃないかなと私は思います。

塚谷委員長)暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)ただ今,各委員よりご意見をいただいたわけでありますが,集約しますと,これまで同様に
・ 予算特別委員会の正副委員長は,総務企画委員会の正副委員長が就任する。
・ 発言時間は,30分以内とする。
・ 各所管の委員会の説明員は,副市長並びに課長級以上の職員とし,総括審査は,市長並びに本会議出席者とする。
・ 質問の通告は,当日の開会前までに議会事務局へ申し出るものとする。
・ 各議員が所属する委員会の所管事項については,質問することができるものとする。
補足といたしまして,所管の質問に対しては極力控える。また補足的な質問にしてもらいたいというようなことでよろしくお願いしたいと思います。
 お諮りいたします。それでは,今回の予算審議につきましては,先ほど申し上げたとおりといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に,会派持ち帰りとなっていた案件についてを議題といたします。
 8月26日に開催いたしました議会運営委員会で,会派持ち帰りとなっていた案件が6項目ありますので,項目ごとに各会派の意見をお聞きしたいと思いますので,よろしくお願いいたします。
 最初に1項目目の「一般質問の通告の締め切りを開会日の前日とすること。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)私どもは従来どおりでお願いしたいと思います。

山口委員)従来どおりです。

関口委員)締め切りは従来どおりということで,話し合いは決まりました。

塚谷委員長)紫峰会といたしましては,基本的には今までどおりでいいのではないか。全体的に見直すという形の中で,やはり来期3月の切り替えのときに新たな形で,決めたほうがいいのかなという意見が出たんですが,この項目については従来どおりです。

菱沼副委員長)わが会派といたしましても,従来どおりで開会日の午後4時までということでお願いしたいと存じます。

塚谷委員長)提案者以外は全部今までどおりという意見であります。ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,一般質問の通告の締め切りは,今まで同様,開会日の午後4時までとする,ということであります。
お諮りいたします。一般質問の通告の締め切りは,今までと同様,開会日の午後4時までとする,といたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に2項目目の「質問順は,一般質問発言通告書を提出するとき抽選で決定すること。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)この項目も従来どおり,提出順でよしということであります。

山口委員)同じです。

関口委員)うちのほうは,通告の提出の順に予め決めておいた枠ですか,この日の何番目にやりたいというふうに提出した順にその枠を取るという。

 〔「従来どおりでは」と呼ぶ声あり〕

関口委員)従来ではないです。従来は提出順番は発言順に割り振りますが,そうではなくて前に枠を作っておいて,この間どこかの市でやっているという報告がありましたが,何番目にやりたいというのを通告した日に予約する,というやり方もいいのではないかということです。

塚谷委員長)紫峰会は従来どおりです。

菱沼副委員長)旭日会といたしましては,明年4月が改選でございますので,その件に関しては新たな体制のときに協議したほうがいいのではないかということがありましたので,この件に関しては,従来どおりでお願いしたいと存じます。

塚谷委員長)各会派から意見を集約したんですが,今,新しい風の関口委員の方からこれは予約制というのかな。15人なら15人の中で何日のここと予約する方法。それが従来とやや違った方法なんですけれども。

磯部委員)今の関口委員の方法だと,例えば1番でやりたいという人が5人出たときに抽選になるのか……

塚谷委員長)暫時休憩します。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)それでは再開いたします。
 ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,質問順は,今まで同様,通告書の提出順とする,ということであります。
 お諮りいたします。
 一般質問の通告の締め切りは,今までと同様,通告書の提出順とすると,いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に3項目目の「質問内容を詳細に書くことを再認識してもらうこと。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)今までやっているのに,何でこんなこと言われるんだと言われました。だけど議運で聞かれているのでということなんですけれども。今までどおり書けばいいのではないかということでございます。

山口委員)今までどおりで結構です。

関口委員)全くこのとおりであります。

塚谷委員長)紫峰会もそのとおりであります。

菱沼副委員長)同様でございます。

塚谷委員長)ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,質問内容については今までどおりといたしたいと思います。
これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に4項目目の「重複質問は,できるだけ避けること。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)これに対しては大変難しかったんですね。全く同じではないからやってもいいのではないかという意見が,私の会派の中ではありました。ですから,本当に難しいと思いますけれども,できるだけ避けるというか,その方個人の問題になってくるのではないかと,いうことなんですね。ですから結論としては,全く同じではない角度を変えるからいいのではないかということでございました。

山口委員)やはり同じ観光対策とか質問しても,まるっきり同じではないので,なるべく重複しないように。今までも先ほど同僚議員が質問したんでその点についてはとやっているんですから,今までどおりで難しく考えないで,今年はこれで行くと。来年4月は選挙がありますから,今回は後何か月もないんで全部を検討しないでもいいんじゃないかと。以上,私はそんな考えです。全部内容は見てますけれどもね。

関口委員)この問題は,やっぱり質問する人の角度が違うんで,これはどうしても重複は少しは出るのは仕方がないのかなと。できるだけしないように心がけてやるということでよろしいのではないですか。

塚谷委員長)紫峰会といたしましては,重複質問は極力避けるものとしてはどうかということでございまして,だめだということではなく,そういう形の意見でした。

菱沼副委員長)旭日会といたしましては,従来どおりでありますが,その中でも極力重複質問は避けるようにという部分では伝えてあります。しかしながら,重複となったときには,議長の議事整理権の中で議長の方から止めてもらうとか,なんかしてもらわなくてはいけない部分があるのかなという話でございました。

前島議長)今,議事整理権の話が出ましたので,重複質問に関しましては非常に難しいんですね。実際にここで皆さんに周知を図って,これは重複質問だからご遠慮くださいということをその場で言おうとしても,角度が違った話から持っていかれた場合にはなかなか現実的にそこで止めるというのは難しいと思いますので。ここに文言として書いてありますとおり,できるだけ避けるというような意味を,よく解釈していただければよろしいのではないかと思います

塚谷委員長)ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,重複質問は,できるだけ避けること,ということであります。
 お諮りいたします。
 重複質問は,できるだけ避けることと,いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 次に5項目目の「一般質問の質問時間を短縮すること。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)私どもは従来どおり,1時間でということでございました。短縮はとんでもないということです。

山口委員)心実会も同じです。

関口委員)従来どおり1時間は必要だということで。短い人もいますけれども,質問したい人は1時間でも足りないということで,今までの1時間はいいのではないかということであります。

塚谷委員長)紫峰会も同じような意見であります。1時間以内で今までどおりということでございます。

菱沼副委員長)旭日会も従来どおり1時間でお願いします。

塚谷委員長)ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,一般質問の質問時間は今まで同様,1時間以内とする,ということであります。
 お諮りいたします。
 一般質問の質問時間は今まで同様,1時間以内とすると,いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
次に6項目目の「通告外の質問をしないよう周知徹底すること。」について,各会派の検討結果の報告をお願いいたします。

徳増委員)これは当然のことなんですけれども,議場の中のことなので議長に委ねるしかないと思うんですね。勿論質問する側の資質の問題はあるんですけれども,そういう質問に入っていったときには議長が制止するという形でお願いしたいと思います。

山口委員)同じです。

関口委員)同じです。

塚谷委員長)紫峰会も同じです。

菱沼副委員長)同様でございます。

塚谷委員長)ただ今,各会派よりご報告をいただいたわけでありますが,集約しますと,通告外の質問をしないよう周知徹底する,ということであります。
 お諮りいたします。
 通告外の質問をしないよう周知徹底すると,いたしたいと思います。
 これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。

磯部委員)提案者として,皆さんも誤解されているところがあるんで,あえて申し上げます。この3番4番にしても確認していただくとか,極力避けるようにお願いしたいということを言っているんですよね。やってはだめだということは一言も言っていないんです。そのへんがなんか先ほどから聞いていると,そういうふうにしろと,それからこの通告外質問,これは当然のことだと,皆さんはレベルが高いから当然のことなんですよ。ところが現実には執行部が一番困るのは,2回目3回目事例判例の中からずーと引っ張っていって質問されること,これは随分あるんですよ。皆さんも聞いていてお分かりでしょうが。ですから,そういうところを,意識の改革を図っていただきたいと,いうことで提案しているんで,これを議会で議決してしまうとか議決してくれということは一切提案者としては申しておりませんのでね。もう一点大事なことは,現行のままにする場合にこういうメリット,こういうデメリットがあるから現行のままでいいんじゃないかと,当然協議した結果現行のままでいいですと。ではなぜ現行のままでいいのかという議論をして答弁をいただけないと,一般の陳情でもなんにしても一般から出てきたやつにああこれだめですよではなくて,これはこういうことですからだめですよ,反論のある場合には,それなりの我々も提出したものとして,デメリットの分んない部分もあるわけですよ。ですから,今後ですね議決した問題ですから,これをとやかくいうわけではありませんが,今後こういう議題については,当然改革するにあっては改革する理由を述べているわけですから,現行のままでいくのであれば,現行のままでいくことのメリット,そういうものも明確にやはり説明して議決を図って今後いただきたいと思いますので,そのへんはよろしくお願いいたします。以上です。

塚谷委員長)ただ今,提案者磯部委員からいろんな貴重な意見をいただきましたけれども,今後そういう形で話し合いをもっていきたい。そのように思っております。
 暫時休憩をいたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)それでは再開をいたします。次に,菱沼副委員長より発言を求められておりますので,これを許します。

菱沼副委員長)本日ここに「地方経済の活性化策を求める意見書(案)」を提出させていただきたいと思いますので,よろしくお取り計らい願います。
 お配りしております意見書案の本文を読み上げまして,提案の説明をさせていただきますので,よろしくお願い申し上げます。
地方経済の活性化策を求める意見書(案)
 地方の経済・雇用は依然として極めて厳しい環境におかれ,地域間格差もますます拡大しています。いま必要なことは何よりも地域で仕事を生み出すことであり,その上で雇用の維持・創出や失業者支援の抜本的強化などを強力に推し進め,地方経済の活性化を図らねばなりません。
 しかし,今国会に提出された補正予算(案)は,こうした地方の厳しい状況を認識しているとは到底思えず,国民生活を守ろうとの責任感や緊張感がまったく感じられません。自治体が思い切った対策を打てるように国は大胆に支援すべきであります。
 地方では,真に必要な公共事業の推進や農商工連携の拡充,観光振興の拡充など,地域の実情に応じた経済対策が求められております。特に学校や公共施設の老朽化・耐震化対策や橋梁や上下水道など社会資本ストックの改修等は住民生活を守る上でも,今後進めていかねばなりません。
 よって,政府におかれては,以下の項目を含め,地域に即した事業支援による地方経済の活性化策を速やかに実施するよう強く要請します。

1 「地方活性化交付金」の拡充を含め,自治体に対する予算を大幅に拡充すること。
2 厳しい雇用状況の中で自治体における雇用創出がより図られるよう「重点分野雇用創造事業」の要件緩和など拡充策を講じること。
3 老朽化した学校施設等,社会資本の再生整備を推進するため,財政的支援(老朽施設改造工事費の国庫負担対象の拡充など)を含めた対策を図ること。
 以上,地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成22年11月12日 石岡市議会議員  菱沼 和幸
以上の内容が,提出をお願いしたい内容でございます。
 皆様のご審議をいただき,ご賛同いただけますよう心からお願い申し上げます。

塚谷委員長)ただ今,菱沼副委員長より意見書提出の要請がございましたが,この意見書の取り扱いについては各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき12月14日開催予定の議会運営委員会にて,各会派の検討結果を集約していきたいと思いますが,このことについて,ご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご意見なしと認めます。
 それでは,この意見書の取り扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき,12月14日開催予定の議会運営委員会で意見を集約したいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 他に,何かございませんか。

磯部委員)ただ今,菱沼副委員長から出た地方経済活性化策を求める意見書,まったく同様の内容について私のほうでも提出をしていただきたいということで,要請がありまして今資料は配布させていただいておりますが。内容的なものは,ただ今,菱沼委員が言われたとおりであります。内容的なものは割愛させていただきまして意見書案の題目だけ申し上げますと,「地方財政の充実を求める意見書(案)」,「新たな経済対策を求める意見書(案)」,「米価下落への緊急対策を求める意見書(案)」,「尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件に関する意見書(案)」,「選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書(案)」以上を私のほうで提出させていただきますので,もしご賛同いただければ菱沼委員の言われた内容と精査していただいて,出していただければと思いますのでよろしくお願いをしたいと思います。以上です。

塚谷委員長)ただ今,磯部委員より意見書提出の要請がございましたが,この意見書の取り扱いについては各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき12月14日開催予定の議会運営委員会にて,各会派の検討結果を集約していきたいと思いますが,このことについて,ご意見等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご意見なしと認めます。
 それでは,この意見書の取り扱いにつきましては,各会派持ち帰りのうえ,ご検討をいただき,12月14日開催予定の議会運営委員会で意見を集約したいと思います。これにご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 暫時休憩をいたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。

菱沼副委員長)先ほどの意見書とまったく違うわけでございますが,委員会名のことなんですけれども,市民経済委員会が今もございますが,部局としては機構改革で生活環境部に名称が変わっているわけですね。そういう中で市民の方には,市民経済委員会というのが分るのかなという感じはしますけれども,機構改革されている中で市民経済委員会がそのままでいいのかどうか,私としては思ったのは生活・環境どちらかを入れてそれで委員会を構成したほうがいいのかなと思ったものですから,それを議論してもらえればありがたいと思います。

磯部委員)今の菱沼副委員長の意見ですが,議会の方から提出して名前を変えるシステムなのか,執行部のほうから出すものなのか,そのへんがちょっと勉強不足で申し訳ないんですが,ちょっと分りかねるものですから,そのへん事務局で分ればご説明いただければと思います。

庶務議事課長)議会の中における常任委員会名でございますので,執行部側からの要請によって変えるというものではなくて,議会自らがその名称については決定権があるものと思います。

塚谷委員長)暫時休憩します。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開します。
 他に,何かございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ないようですので,以上で,議会運営委員会を閉会いたします。
 なお,ただ今,決定いたしましたことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。
 



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