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塚谷委員長)ただ今から議会運営委員会を開会いたします。 本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。 次に,本日の審査に当たり,委員長において説明員として出席を求めた者の職・氏名は,市長 久保田君,副市長 田口君,総務部長 大野君,以上であります。これより審査に入ります。なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。 最初に,最終日に追加提出予定の議案についてを議題といたします。執行部より説明を求めます。 久保田市長)大変お忙しいところ,お集まりいただきまして誠にありがとうございます。それでは,追加議案の説明をさせていただきます。 先の委員会でご説明いたしましたとおり,最終日に人事案件を追加で提案いたしたいと思っております。追加案件の内容は,教育委員会委員,人権擁護委員の2件でございます。 まず,議案第98号「教育委員会委員の任命につき同意を求めることについて」でございます。本件は,本市教育委員会委員のうち1名が,平成22年12月21日をもって任期満了となるため,議会の同意を求めたく提案いたすものでございます。 今回提案いたします方は,再任でございますが,石岡市小見××××にお住まいの寺門信行氏でございます。生年月日は,昭和○○年○○月○○日生まれ,茨城大学を卒業後,園部小学校,園部中学校の校長を歴任され,平成17年には石岡市教育委員会委員長,現在は,同委員長の職務代理者という役職に就かれている方でございます。 次に,諮問第3号「人権擁護委員の候補者の推薦につき意見を求めることについて」でございます。本件は,人権擁護委員9名中1名が,平成23年3月31日をもって任期満了となるため,委員の候補者を推薦する必要があることから,議会の意見を求めたく提案するものでございます。 今回ご提案いたします方は,石岡市東成井×××にお住まいの大和田清美氏で,女性の方でございます。生年月日は,昭和○○年○○月○○日生まれ,淑徳大学を卒業後,千葉市立養護学校に勤務され,現在は民間会社に勤務されている方でございます。 以上,明日の定例会の最終日に追加でご提案させていただきますので,議長におかれましては,よろしくお取計いのほどお願い申し上げる次第でございます。 塚谷委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり)〕 塚谷委員長)ご意見なしと認めます。お諮りいたします。それでは,ただ今執行部から説明のありましたとおり,最終日に議案として追加提案することについて了承いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,最終日に議案を追加提案することについて了承いたしたわけでありますが,その議案の本会議における取扱いについて,議長の考えをお示し願いたいと思います。 前島議長)最終日に追加提案される議案については,石岡市議会会議規則第35条第3項の規定により,質疑のあと,委員会付託を省略いたしまして討論,採決ということで進めていきたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。なお,その際の発言は,通告ではなく,挙手により認めていきたいと思います。 塚谷委員長)ただ今,議長から最終日に追加提案される議案については,委員会付託を省略し,討論,採決を行いたいということでありました。また,質疑,討論の際は,挙手により行うということでありました。最終日に追加提案されます議案については,ただ今,議長からありましたとおり進めていきたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,平成23年第1回定例会についてを議題といたします。それでは,市長より平成23年第1回定例会の告示日,招集日についてお考えをお示し願いたいと思います。 久保田市長)平成23年第1回定例会につきましては,2月15日告示,2月22日に招集いたしたいと考えておりますので,よろしくお願いいたします。 塚谷委員長)ただ今,市長から,次期定例会であります平成23年第1回定例会については,2月15日告示,2月22日招集という考えが示されました。ただ今の説明について,ご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご意見なしと認めます。それでは,平成23年第1回定例会については,2月15日告示,2月22日招集ということで進めていきたいと思いますので,各会派の皆様へ周知をお願いいたします。 それでは,執行部の皆様にはご苦労様でした。ご退席願います。 − 執行部退席 − 塚谷委員長)次に,平成23年第1回定例会の会期についてでありますが,ただ今,平成23年第1回定例会につきましては,2月22日に招集ということになったわけですが,その会期について,議長のほうで考えがございましたらお願いいたします。 前島議長)ただ今,平成23年第1回定例会につきましては,2月22日招集ということでありました。従いまして,お手元にご配付いたしました会期予定表案に示すとおり,2月22日開会,2月23日から27日までの5日間を答弁調整及び議事整理のため休会とし,2月28日から3月2日までの3日間を一般質問といたします。翌3月3日を議案質疑,議案質疑終了後,予算特別委員会を設置し,3月4日,7日,8日,9日,10日の5日間を予算特別委員会,11日,14日を常任委員会,15日を議会運営委員会としまして,16日を最終日といたしたいと思います。 なお,3月11日及び14日の常任委員会の組み合わせについては,提出される議案等を勘案しまして,第1回定例会の前に開催されます議会運営委員会でお諮りしたいと思います。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 塚谷委員長)ただ今,平成23年第1回定例会の会期予定案について,議長の考えが示されたわけですが,本案について,ご意見がございましたらお願いいたします。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご意見なしと認めます。それでは,平成23年第1回定例会の会期予定案につきましては,お手元の案のとおり決したいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。なお,11月15日の議会運営委員会で協議いたしました,予算特別委員会の決定事項については各議員に周知を図るため委員長名において別紙のとおり通知したいと思いますが,これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,会派持帰りとなっていた案件についてを議題といたします。 前回の議会運営委員会におきまして,菱沼副委員長及び磯部委員から意見書提出の要請があり,各会派持帰りのうえ,ご検討をいただくことになっておりましたので,各会派での検討結果のご報告をお願いいたします。 事務局次長)その前に私のほうから意見書の文案につきまして,ご説明させていただきます。ご承知のとおり臨時国会が12月3日で閉会されております。そういった関係でこの意見書については臨時国会中に出されたものでありまして,文言等について一部修正しなくてはならないのかなという箇所がございますので,それを申し上げたいと思います。 最初に「地方経済の活性化策を求める意見書」の5行目でございます。ここに「しかし今国会に提出された補正予算(案)」という表現になってございますけれども,12月3日で閉会しておりますので,ここの部分については「第176回臨時国会で成立した補正予算」こういう表現になるかと思われます。 5枚目,後ろから2枚目の意見書なんですけれども「尖閣諸島沖における中国漁船衝突事件に関する意見書」。この中で1から5まであるかと思いますが,その中の3項目目「政府は,検察当局の判断も含め,臨時国会の場で国民に対し説明責任を果たすこと。」という表現になってございます。これについても臨時国会は終了しておりますので,この項目は削除になるかと思います。 それと一番最後の「選択的夫婦別姓制度の導入に反対する意見書」でございます。これの一行目の後ろから「今国会において,〜提出を検討している。」という表現でございますけれども,現在は国会は開かれておりませんので,今国会においてという部分を削除して「国は,結婚後も夫婦が別姓を称することを認める選択的夫婦別姓制度を導入する民法改正案の提出を検討している。」いうような表現になるかと思います。以上です。 塚谷委員長)ただ今,事務局からの報告でありますけれども,文言を3箇所訂正ということでございますので,各会派での検討結果のご報告をお願いしたいと思います。 徳増委員)ただ今文言に対して訂正がございましたけれども,私どものところでは意見書を出すことに異論はございませんということでございます。よろしくお願いいたします。 磯部委員)同じです。 山口委員)同様です。 関口委員)意見書を提出することに賛成ということでございます。 塚谷委員長)紫峰会についても異論なしでございます。 菱沼副委員長)同様でございます。よろしくお願いいたします。 塚谷委員長)ただ今,各会派での検討結果の報告をいただいたわけですが,集約しますと,6件の意見書については提出すべきものということであります。 お諮りいたします。それでは「地方経済の活性化策を求める意見書」ほか5件の意見書については,議会運営委員会として,今期定例会に意見書を提出すると,いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。ただ今,意見書提出につきましては,提出すべきものと決した次第であります。よって,お手元に配布いたしました意見書案のとおり提出いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議会広報紙新年号の発行についてを議題といたします。事務局より説明を求めます。 事務局次長)新年号の議会広報紙案につきましては,お手元にご配布いたしましたとおりでございます。内容でございますが,今回は新年号でございますので,見開きの4ページとなってございます。 まず,表紙でございますが,正副議長の新年のご挨拶になっております。次に,2ページから3ページでございますが,全議員さんの顔写真とお名前が掲載してございます。次に4ページでございますが,常任委員会・議会運営委員会の構成及び一部事務組合・地方公営企業議会議員の状況について記載をしてございます。 以上が,今回発行を予定しております「議会広報紙」新年号の案の内容でございます。 なお,ただ今ご説明いたしました「議会広報紙」につきましては,12月26日以降に1月1日号の市報と一緒に各戸配付を予定しております。以上でございます。 塚谷委員長)ただ今,事務局から説明のありました「議会広報紙」新年号につきまして,ご意見等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)発言なしと認めます。それでは,お諮りいたします。お手元の案のとおり,発行することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,当委員会として,閉会中も委員会活動を行うため,お手元に配布いたしました申出書のとおり,閉会中の継続調査の申出を行いたいと思います。 これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。 次に,要望書の取扱いについてを議題といたします。 前回の議会運営委員会におきまして,農業委員会会長から提出されました要望書につきましてご協議をいただきました。この件につきましては,その内容を確認し,再度議会運営委員会において協議をするということになったわけでございます。 それでは,その内容の確認の結果につきまして,事務局から報告願います。 事務局次長)11月24日付で農業委員会会長から提出されました要望書につきまして,その内容を確認するため12月3日付で農業委員会会長宛に文書で照会しまして,12月6日付で回答をいただいております。照会文及び回答文をお手元に配布してございますが,3点につきまして照会をいたしました。 1点目の「市議会議員1名の方とは誰のことか」という照会に対して「総会の中で目視で確認したものであり,個人の処分を求めているものではありませんので,公表は差し控えさせていただきますので,ご理解をいただきたいと思います。」という回答でございました。 2点目の「採決を妨げる行為とは具体的にどのような行為か」という照会に対して,「委員の体に触れて,動きを妨げるように見受けられる行為であった。」という回答でありました。 3点目の「採決を妨げる行為を見た方は何人いて,その確認は誰が行ったか」という照会に対しては,「見た者は私(会長)ほか2〜3名の委員で私が確認をいたしました。」という回答でございました。以上が要望書に対して,その内容を確認したものであります。 塚谷委員長)ただ今,事務局から要望書の内容確認について報告があったわけですが,この件に関しましてご意見等がありましたらお願いいたします。 徳増委員)ご回答をいただいたんですけれども,まず回答いただく前のことなんですが,私はこういう結論を出してくださったということで,まずこういう問題が起きて出されたときに,なぜ議長がこれは個人的な考えですけれども,議長が「もう済んだことだから,こういうものを出さなくてもいいんだよ。」という一言がほしかったなと思いました。これは個人的なことです。 内容なんですけれども,1点目の回答に対してです。「総会の中で目視で確認したのであり,個人の処分を求めているものではありません。」当たり前じゃないですか。こんなの。ふざけるなっていうんですよ。これを「公表は差し控えさせていただきますので,ご理解いただきたいと思います。」理解はできませんよね,傍聴に行った人間としては。どう考えてもふざけるなと言いたいところです。 それと2点目なんですけれども,何か具体的な行為ということで体に触れて手を挙げるのを妨げたような行為があったということですよね。それに対して,こちらからは具体的に誰がそういう行為をしたのかということを聞いているにもかかわらず,「公表は差し控えさせていただきます」となると名誉毀損ですよね。にも感じるところがございます。 3点目の答として「見た者は私(会長)のほか2,3名」だったら,この2,3名の委員さんの名前をお聞きしたいですね。本当に見たのであれば。そういう行為がなかったにも関わらずですよ。この答をもらっただけで,私はよしとはできないと思います。そして下のほうなんですけれども「総会ではほとんど傍聴希望者はおりません」だけれども重大な問題だからこそ傍聴の人数が多かったのではないかなと思います。「椅子を並べて委員とほぼ接するような位置で傍聴をしております」あんな狭いところだから当たり前なので,普段のときと同じような条件で傍聴していたと私は思っております。ですからこのままこの回答でよしとされるのかどうか。私は3点目に対しては,具体的にどの委員さんが会長以外にそれを確認したのかお聞きしたいと思います。以上です。 磯部委員)2点目の件ですが具体的な行為ということで,委員の体に触れてと。では2,3名の中にこの委員がいらっしゃるのかどうか。私は誰々さんに触れられましたよという事実があるのかどうか。これはまるっきり事実のないような憶測,推測的な件に感じるんですよね。ですから2点目は「委員の体に触れて動きを妨げる行為」それをされたのは私ですよ,という方がいらっしゃるのかどうか。このへんが大きな根拠になると思うんですよね。その方がA議員に押さえられたとか,それから手を挙げんなと言われた,挙げろと言われた,私はその当事者ですということであるならば,またこれ別ですがね。触れるような行為を見受けられたという非常に曖昧な表現ということに対してはいかがなものかと思うんですよね。それだけです。 塚谷委員長)そのほか,ございますか。 山口委員)この問題の内容ですけれども,根拠がない,ただいやがらせみたいな感じですよね。議長もこういうものが出たときに,この問題はこれという形である程度押さえるような形が必要でないでしょうかね。議長の問題のことですよ。議長の問題のことでやっているときですからこれは。こういう問題をやってきて,そこにいた議員の名誉毀損ですよ,これは。ですから農業委員会として田能会長に,議会としてこの問題をきちんと,誰が3名なのか,それとも触れられた人が本当に触れられたのか。それを議会として農業委員会に確認してもらいたいですね。お願いしたいと思います。 関口委員)個人的な意見でいいのかなと思って,発言させていただきます。この要望書の裏には私はもっと農業委員会として違うことを言っているのかなと思うんですが。それは私も以前農業委員でこの総会の場にいましたが,大変狭いんですよ,ここは。何回か議会のほうに八郷の議場を使わせてもらえないかと,そうすれば傍聴席もちゃんとした場所があるし,いろんな意味で総会もやりやすいなという要望が前に出していたんですが,そのときには却下されてしまったということもあって。そういうことも中には含まれているのかなと思いました。個人的な意見です,これは。 磯部委員)先ほど言い忘れたんですが,これは農業委員会の委員会としての要望書なのか,田能会長個人の要望書なのか。そのへんはですね,明確にしないといけないと思うんです。会長の名前で出ているから,私は農業委員会の総意という受け止め方をしておりますが。農業委員の中には議員さんも2名おりますので,はたして総意なのかどうかね。そのへんも明確にしないとですね,なんかお互いに感情的な揚げ足取りみたいなことを議会に要望書として出されることは,いかがなものかという考えがします。以上です。 事務局次長)今の件なんでございますけれども,私のほうとしまして内容確認に当たりまして農業委員会事務局に出向いて行ったわけでありますけれども。この要望書を出した経緯でございますけれども,農業委員会定例総会において会長が議長役として議事進行をしていたと。そういうことで会長がその妨げる行為を見たので,会長のほうで議会のほうに要望書を出したということです。後もう1点は一市民の方から同じような要望書が農業委員会のほうに出されていたと。それとほかの農業委員さん何名かも現認していたというようなことで出したということです。この要望書については,先だっての定例総会のほうで各農業委員にこういうことで議会のほうに提出したということで,報告はしたと。その際に提出についての異論の議論は出なかったという報告は受けております。以上です。 塚谷委員長)ただ今,事務局次長のほうからも説明があったと思うんですが,前回の議会運営委員会において,今回は議員の名誉に関わることで,慎重に対応すべきということで,その内容を農業委員会のほうに確認し,その内容についてはただ今,照会文及び回答文が出たということでございまして。 菱沼副委員長)私は総会を傍聴しておりませんが,この書面の内容を拝見させていただきまして文言的に抽象的な部分があるかなという感じがしておりますので,抽象的な部分をある程度明確化していただいて,提出していただければいいかなと思っておりますので,要望させてもらいます。 徳増委員)確認なんですけれども,要望書を出すときは総意だと。私たちのほうから質問をしましたよね。内容確認に対してのこの回答。回答に対しては農業委員会の中で諮ってこのような回答を出しますということを,全員に周知徹底して回答書が出たのかどうか。この点確認なんですけれども,いかがですか。 事務局次長)先ほど言いましたように要望書そのものについては,先だっての総会のほうで報告したという報告は受けておりますけれども,この回答についての報告はしたかどうかというのはちょっと聞いておりません。 山口委員)今,私もこの内容を見て初めて私は見ているわけですけれども。私も農業委員として出ていまして,この前の書類なんかも提出したものは,この間の議会からのいろんなもの出しました,出してテーブルの上に配った。その内容についての説明とかなにも事務局からもなく,会長からもなかったです。ただ,いつ説明するのかと思っていたら終わってしまった。そういう状態です。それでこの内容をこういう形で,これは会長個人でやってんじゃないですか。農業委員会ではこの間もただ出しておきました,そしたら議会からこういうものきました。今度それに対しての…… 塚谷委員長)山口委員,そういういきさつ云々よりは,この要望書について一回やはり精査をしたと。 〔「もう一回やってもらうほかないですよ,これは。」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)要望書につきましては,内容のいかんを問わず,議場において各議員に配布するというのが原則であります。その中で,今まで要望書の内容について議会運営委員会で議論することはなかったかと思います。ただ,前回の議会運営委員会において,今回は議員の名誉に関わることであるので,慎重に対応すべきということで,その内容を確認したということであります。その点についてよく考えの上お話をいただきたいということでございます。 山口委員)私としては,事実でないことをこういうことを作られているわけですから,私として,こういうものを作られたものを配る必要はないと思います。これは議会として農業委員会を正さなくてはならない問題ですから。 磯部委員)要するに,要望書の扱いをどうするかというのが結論でしょう。その場合にですね,内容に適さない部分があると。事実であるか事実でないか,私は下げられましたと言って写真でもあれば事実になるし,証拠的なものはないと。そういう中でこの要望書,先ほど委員長が言われたように要望書は議場において配布するだけ,これまで要望書に対してそういう内容の検討はなかった,これは当然なんですよ。今までの要望書というのは本当にいろいろな形での要望ですから。ただ,これはですね議会に対する内容も含んできますので。この要望書を議場で配布するということになれば,議会運営委員会としてこの要望書を容認したということに繋がりますね。そのへんも慎重にご検討いただきたいと思います。当然これが容認したとなったら,訴訟問題おきますからね。名誉毀損で。間違いなく。ですからそのへんも十分に皆さんでご検討いただいて取扱いをどうするかという結論に導いていただきたいと思います。 山口委員)今,磯部委員が仰ったように,これはやっぱり議会としての名誉毀損ですね。この問題をこういうことで取上げてこれが名誉的なことになってしまったら,会長を名誉毀損で訴えなければならないですよ,議会として。傍聴に行っていた方々は。当然やらなくてはならない思います。そこまでの覚悟で議運で諮っていただきたい。 関口委員)行ってない人の名誉もあるんですよ,これは。行っている人の話ばかりでなくて。議員と書いてあるだけで。名誉毀損とそういう話まですると,もっと徹底的に調査したほうがいいのか。そのへんまで考えると,これ以上やらないほうがいいのではないかと私は思うんですよ。議長にでも頼んで調査委員会でも作ってやるようになったら大変ですよ,これ本当に。そのへんもあるんで要望書なんで,慣例どおりやってもらえば,私はいいのかなと思うんですけどもね。そんな大騒ぎすることではなくて。 塚谷委員長)暫時休憩いたします。 ― 休 憩 ― 塚谷委員長)再開いたします。ただ今,各委員からいろんなご意見をいただいたところですが,本来ですと要望書につきましては,内容のいかんを問わず,議場において各議員に配布するというのが原則であります。従いまして,今まで要望書の内容について議会運営委員会で議論することはなかったかと思いますが,ただ,前回の議会運営委員会において,今回は議員の名誉に関わることであるので,慎重に対応すべきということで,その内容を確認したわけであります。この要望書につきましては,この照会文及び回答文を添付し,原則どおり明日の最終日に各議員に配布いたしたいと思います。 次に,その他で事務局から発言を求められておりますので,これを許します。 事務局次長)私のほうから2点ほどご説明させていただきます。 1点目は平成23年第1回定例会における請願・陳情についてございますが,当市議会では,その定例会において審査する請願・陳情は,定例会前の議会運営委員会までに提出されたものをその定例会の会期中に審査するということになっております。 従いまして,その期日をあらかじめ,市民の皆様へ議会広報紙及びホームページ等でお知らせをする必要がございます。 本日,平成23年第1回定例会につきましては,2月15日が告示ということでございますので,通常,その1週間前が議会運営委員会になるわけでございます。従いまして,2月8日を議会運営委員会の開催日といたしたいと思います。 このことから,請願・陳情につきましては,前日の2月7日の午後5時15分までに提出していただくということで,広報をしてまいりたいと思います。 2点目は平成23年度の議会費の予算要求についてございます。平成23年度の議会費の予算を12月2日に財政課に提出したところでございます。要求しました内容を申し上げますと,議員活動運営経費が1億8,084万6,000円,事務局経費が285万円で合計1億8,369万6,000円となります。今年度の当初予算と比較いたしますと,議員活動運営経費においては1,515万9,000円の減であり,その主な理由でございますが,議員定数が2名減となることによる報酬等の減,及び旅費,交際費,政務調査費交付金の減でございます。また,事務局経費におきましては20万9,000円の増であり,その主な理由は車両修繕等の増でございます。以上が,平成23年度の当初予算要求の概要でございます。 塚谷委員長)ただ今,事務局から,平成23年第1回定例会における請願・陳情について及び平成23年度の議会費の予算要求について説明がありましたが,この件につきましてご質問等はございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)発言なしと認めます。次に議長から発言を求められておりますので,これを許します。 前島議長)議場内での議員の行動につきましては,以前にも議会運営委員会での決定事項ということで,各議員に周知しているところであります。 具体的には,会議中は,むやみに離席しないこと。携帯電話は,議場に入る前にスイッチを切るか,マナーモードに設定しておくこと。会議開始のベルがなった場合は,すみやかに議場に入室すること。という内容です。 しかしながら,今期定例会においても,残念ながらこれらのことが一部守られていない方が見受けられました。また,答弁を妨害するような野次についても今後気をつけていっていただきたいと思いますので,各会派の皆さんに周知していただきますようお願いいたします。以上です。 塚谷委員長)ただ今,議長からお話のありました件につきましては,各会派の皆さんに周知願いたいと思います。 磯部委員)休まれる方,離席する方は届出ることになっているんですよね。なかなか急に文書というわけにはいかないかと思いますが,必ずその連絡はきていますか。そのへんは徹底してもらわないと,事務局のほうにきていますか。途中で帰られる方,葬式などで帰られる方もいらっしゃるようですが,それは連絡はきているんですね。分りました。 塚谷委員長)今の議長からの件につきましては,各会派のほうに周知をしていただきたいと思います。その他になってしまうんですが,私のほうの会派のほうから議運の中で話していただきたいということがございました。それは,今回の一般質問で3回目の答弁で質問と違う答弁がなされたということであります。議員に対しては,細かい質問を通告するよう要求しているにもかかわらず,答弁が質問内容と違っていることは問題であるということであります。特に3回目の質問なので,それ以上質問できないことから,今後はこのようなことがないよう,議長において取計らい願いたいということでございます。というのは,この前の農業委員会の質問です。質問者は嶋田佐登子議員です。この質問の中で,告発することが実際に可能かどうか再度農業委員会で協議してもらえるよう田能会長にお願いしたいというような質問をしたわけなんですが,本人が告発はしないというような答弁で質問内容と答弁が違ったということを,議長において取計らいを願いたいという意見でございましたので,この席をお借りしまして申し述べたいと思います。執行部に対しても答弁はちゃんとしていただきたいということであります。 徳増委員)議長が就任されたときに議会改革をしたいと仰っていたんですけれども,議会改革の一つとして一問一答方式にすれば,そういうことはなくなるはずなんですよね。そこを一番考えていかないといけないと思います。限られた時間の中でやるんですけれども,一問一答制はそういうことはなくなりますからね。それも議運の中でこれから議論していかなければならない問題だと思います。 前島議長)一問一答ということは前から課題ということで,皆さんもいろいろ検討してきたと。そこで一番の問題はですね,そのことをよく理解していれば一問一答の場合に例えば簡単に言えば箇所付けでこのことについて,かなり細かく聞くという形になりますと,これはおかしな質問になってしまいますよね。そういうことをやらないように,誰もがそういう意識を持ってやったときに,そのことを始めましょうという暗黙の了解になっていたと思うんですが,まだちょっとそこまでいかないのかなと思っておりますので,そこについてはご理解いただきたいと思います。 磯部委員)今の一問一答ね。議長が言われるように,一般質問と議案質疑一緒に考えて質問している議員がいるわけですから。申し訳ないけど。これは現実に勉強不足以外なにものでもないんですよね。それだから,そのへんは難しいと思います。それと先ほど委員長が言われた議長の方で取計らいをいただきたいと。いままでこういうケースがあって私も副議長時代にそういう問題があったときに,正副議長,議運の正副委員長で執行部に改めて申込んでます。議長が1人で取計らうという云々よりは,議会側の意見ですから正副議長と,議会運営委員会の正副委員長で執行部に,横田市長のときにそういうケースがありましたんで。これはそういう形のほうが私はベターかと思うんですが,そのへん検討してもらってはと思いますよね。 山口委員)ただ今の嶋田さんに対しての答弁が農業委員会会長が告発はしないということ言ったんです。やっぱりああいう形なんですよね,農業委員会でも。農業委員会として皆さんこれは農業委員会の問題です。後で私一人の考えではこれは申し上げられませんという答弁だらいいけど,しませんとはっきりあそこで言うのは,農業委員会会長として農業委員会の皆さんに…問題が出てきて告発しようというんであれば……答弁が間違っているよ。 磯部委員)ただ今の申入れ。これね,この前の議会でありました。2回目に考えていませんと言ったら3回目に検討しますと。私もちょっと野次入れたら修正しましたがね。そこらは一貫性を持った答弁をするように,これも厳重に執行部にいってもらいたいんですよね。二転三転したんでは,しつこく言えば直すのかということの議論になっちゃいますんで,それも付け加えてお願い押したいと思います。 塚谷委員長)議員に対しては大変細かい質問の通告ということになっているにもかかわらず,答弁が質問の内容と違っていることは問題であると言うことで特に3回目の質問になるとそれ以上の質問ができないわけですから,今後このようなことがないように議長において取り計らいを願いたいと。そのようなことでございますので,よろしくお願いしたいと思います。 その他,何かございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 塚谷委員長)ないようですので,以上で議会運営委員会を閉会いたします。なお,ただ今決定したことにつきましては,各会派の皆様に周知いただけますようよろしくお願いいたします。 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