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議会中継
  


 第14回委員会 (2月22日)
出席委員 塚谷重市委員長,菱沼和幸副委員長,山口晟委員,徳増千尋委員,磯部延久委員,関口忠男委員
その他の出席者 前島守雅議長,島田久雄副議長,高野要議員,小松美代子議員,鈴木米造議員,池田正文議員,村上泰道議員
市執行部 なし
議会事務局 局長(細井恒雄),次長(伊野忠好),議事法制課長(桜井茂),庶務議事課係長(飯田英男),庶務議事課係長(関努)



塚谷委員長)ただ今から,議会運営委員会を開会いたします。
 本日の審査につきましては,お手元に配布しております協議案件書の順に進めてまいりますので,よろしくお願いいたします。
 これより審査に入ります。
 なお,審査上の発言は,挙手によりこれを許します。
 最初に,新規の陳情の取り扱いについてを議題といたします。
 事務局から説明願います。

事務局次長)本日までに前回の委員会から1件陳情が提出されております。
 通常,定例会前の議会運営委員会開催日以降に提出がありました陳情等につきましては,当該定例会において継続審査とし,次期定例会において審査されることになってございます。
 しかしながら,今期定例会は改選前の最後の定例会となりますので,継続審査とすると審議未了となってしまいます。このような事情から合併前の旧石岡市議会におきましては,開会日前に提出された陳情等についても当該定例会において審査を行っておりました。今回提出されました陳情につきまして,旧石岡市議会の例により取り扱ってよろしいかどうかご協議いただければと思いますので,よろしくお願いいたします。

塚谷委員長)ただ今,事務局から本日までに提出されております,陳情の取り扱いにつきまして説明があったわけですが,委員の皆さんのご意見をいただきたいと思います。
 ご意見等ございますか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ただ今,陳情の取り扱いについて各委員からはご意見がなかったようですので,この陳情については,旧石岡市議会の例により取り扱うと,いたしたいと思います。
 これに,ご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 それでは,この陳情の受理の経過と概要につきまして,事務局から説明願います。

事務局次長)「通学路の拡幅・整備についての陳情」でございますが,本陳情は,2月17日付で提出され2月18日付で受理してございます。提出者は,石岡市三村×××× ○○○○様ほか7名でございます。
 内容でございますが,裏面に記載されている道路は通学路として利用されているが,狭隘で整備も不十分である。子供たちや利用者の通行の安全をはかり,地域住民の生活基盤の整備のために,通学路の拡幅・舗装整備等を要望したいというような趣旨でございます。
 道路の拡幅と舗装に関する陳情ですので,付託先は都市建設委員会になると思われます。
 
塚谷委員長)ただ今の説明について,ご質問等はございませんか。

 〔「なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)発言なしと認めます。
 それでは,ただ今事務局から説明のありましたとおり,この陳情につきましては,都市建設委員会に付託いたしたいと思います。
 これに,ご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。
 ただ今取り扱いが決定いたしました陳情について,議長から議事手続きに関するお考えをお示し願いたいと思います。

前島議長)ただ今の陳情につきましては,先の議会運営委員会で取り扱いを決定いたしたものと同様,本日の日程に掲げたうえで,委員会への付託を行いたいと思っております。

塚谷委員長)ただ今,議長からお示しのありましたとおり,本日ご協議いただきました陳情については,本日日程に掲げて委員会付託を行うとのことですので,各委員にはよろしくご了承願いたいと思います。
 
塚谷委員長)次に,その他の件で事務局から発言を求められておりますので,これを許します。

庶務議事課長)お時間をいただきまして,皆様にご説明を申し上げたいと思います。
 本日から第1回定例会が開催されるわけでございますが,提出されました議案の中で,平成22年度石岡市一般会計補正予算案のうち議会費に係る部分について,議案質疑を行いたいとする申し出が議員の方からございました。
 そこで,議員が議会費の個別の費目について質疑を行うことにつきまして,そのあり方を皆様にご協議いただきたくお願いを申しあげます。
 議会における答弁は,地方自治法121条によりまして,議会の審議に必要な説明のため,議長から出席を求められている執行部職員,これは市長からの嘱託あるいは委任の形をとります職員が行うことになります。
 そして,議会費の個別の内容については,議員と議会事務局職員の関係を考えますと,事務局職員に確認すれば事足りるものと考えているところでございます。また,これまでは,議会費の補正予算及び当初予算につきましては,議会運営委員会でご説明を申し上げてきたところでございます。
 こうしたことから,予算あるいは決算特別委員会におきまして,議会費に対する総括的な考えを,市長が答弁する例は見受けられますが,個別の経費についての質疑は,行われておりませんでした。他市議会でも,例はほとんどなく,同様の議会運営であろうかと思います。
 ただし,採決に際しましては,討論の中で議会費の個別の予算に言及されている例は本市議会にもございますことを付け加えさせていただきます。以上です。
 
塚谷委員長)ただ今,事務局から議会費に対する議案質疑の件で説明があったわけですが,委員の皆さんのご意見をいただきたいと思います。資料をお配りします。

菱沼副委員長)この内容を拝見させていただきますと,「本会議では通常考えられません。」ということで掲載されておりますが,他市の事例とか,ほかではそういうことがあるんでしょうか。

庶務議事課長)議案質疑の通告から本日まで長い時間を調査をするというわけにはいきませんでしたので,インターネット等で検索をいたしましたところ,本会議での質疑は私どもの方では探し当てることはできませんでした。実際他市の例で申し上げますと,質疑については行っておらず,討論の中で反対討論,賛成討論ございますけれども,ご自身の意見を述べられているという例は見受けられますし,実際本市議会においてもそういう例はございます。

関口委員)確か,私が議員になってこういう質問をしたいと言った人がいて,その人はこういう説明を受けまして,多分取り止めたと思ってます。今はやっていない議員さんですが。そういうこともありますし,先ほど事務局から説明があったとおり本会議では通常やらないということになっているので,その例にならった方がいいのではないかと思います。

徳増委員)私が聞いている範囲なんですけれども,質問を取り下げろということを言われたということを聞いているんですね。ですから,その質問を取り下げるということは,事務局が言うべきことではないので,その間の経緯に対してはよくわからないですね。なぜ,質問を取り下げろと言われたのか。もし,質問を取り下げるのであれば,議員の権利ですので,質問することは。ですから角度を変えて質問することはできないんでしょうかね,ご本人が。そういう方法もあるのではないかなと思うんですね。ストレートにいくのではなくて,提案型でいくとか。いかがでしょうか,今の説明では,まるっきり議会費ということで,ベールに包まれた話合いになって,暗黙のうちにわかってますよね,お互いになんのことか。ですけれども,きちんと話し合うのにはそのへんのことも,多分議長車のことだろうと推測するんですけれども。議会費全体のことなのか,今回議長車に関することなのか,議長車に関することであれば,角度を変えて質問するということも議員側のテクニックの一つだと思います。そのへんのところもお諮りいただければと思います。

庶務議事課長)私どものほうで議案質疑を示していただいた件につきましては,議会費の中での個別の費目についての質疑ということで受けたまわってございます。ですから,議会費全体の総括的なものではなくて個別のものでございます。

塚谷委員長)そのほか,ございますか。
 暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。
なかなか話がまとまらないようですので,暫時休憩をいたしまして,本会議が終了次第,各会派に持ち帰ってご意見を聴取していただいて,再開するということにします。
 暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)休憩前に引き続き会議を再開いたします。
 第1回定例会において,平成22年度石岡市一般会計補正予算案のうちの議会費に関わる部分について,議案質疑を行いたいとする申し出が議員からあったと。その件について皆さんにご協議をいただいているわけでございますので,もう一度桜井課長のほうから説明願います。

庶務議事課長)先ほど皆様のほうにお手元にお配りしました図書室の書籍のほうからコピーをとったものでございますが,議会事務局長が説明員になることができるかという議員さんの問に助言者のほうでは本会議では通常考えられませんと。委員会審査などでは見かけることはありますが,それは予算・決算の審査の場合というようなことで書かれてございます。私ども議会事務局といたしましては,今回のような議会運営上疑問を持つケースもしくは新たな取り組みの場合には,まず図書室にあります書籍を頼りに他市の状況や先例あるいは全国市議会議長会の職員が書かれた書籍など,後は大学の先生の見解などいろいろあるかと思いますが,そういった書籍を一つの参考と考えております。今回,皆様にお配りしましたこの写しでございますが,当然これについても一定の根拠という考え方でお示ししているわけでございますので,先ほどの休憩前の議論の中では根拠を示していただきたいというお話もございましたが,あくまでも参考ではあるかとは思いますが,私どもとしては重要な裏づけの一つとして捉えているということは,ご理解いただきたいと思います。以上でございます。

塚谷委員長)ただ今事務局からそういった説明がございました。また,議事整理として議長の方からもご意見がありましたらお願いします。

前島議長)先ほども申し上げましたけれども,本会議ではこの議会費について質疑をするということは,あまり好ましくないというように思っております。前回議運で議長車の購入について皆さん方にご報告をしたときに,議運の委員長がご異議ございませんかと言った時に,皆さんは異議がなかったという経緯があります。ただ,説明不足だったということは当然私どもの方でも反省をする点でありますが,今回の交付金につきましては突然といいますか,あまり期間がない中で出されたという経緯がございますので,なかなか執行部がそのことを決定しない前に説明もできなかったということもあるわけでありますので,いろいろ皆さんにはそのへんでは言葉が足りなかったと。また,この件については議運とかなんかで議論をしていただいて,今現在やっているわけですが,後は当然所管の委員会で議論ができると思っておりますので,何回も申し上げますが本会議では好ましくないだろうと,これはここに書かれているような根拠であります。以上です。

塚谷委員長)ただ今,事務局,議長の方から説明があったわけでございますけれども,各委員の意見をもう一度頂戴したいと思っております。

山口委員)心実会としては,改革ということでこれもいいだろうという話もしたんですけれども,急に出たことであるし,これから今までどおり先ほどの資料のとおり本会議では通常考えられないということがありますので,今回はこれでいったほうがいいかなという結論になりました。

塚谷委員長)大変重要な問題なので,皆さんの意見をお聞かせ願いたいと思います。

磯部委員)各会派に持ち帰ってということで,協議をさせていただきました。うちのほうは3人ですが,実質2人で。やってもいいんではないかというのが結論です。

塚谷委員長)この問題は,私委員長としてどうこうと申し上げるわけにいきませんので,皆さんの忌憚のない意見をいただきたいと,そのように思っております。

徳増委員)意見ではなくて,持ち帰りの報告をいたします。私どもの会派3人とも質問はさせるべきだという結論でございます。

関口委員)先ほどは時間がないのでもう一回持ち帰って議論して,ここで報告したほうがいいのではないかということで話しましたのは私ですので,当然あれから戻りまして3人で協議をいろいろとしまして,その中で議案質疑はしてもいいのではないかという意見が2人いましたものですから,私はその意見を尊重して本会議でしてもいいのではないかということにしました。

菱沼副委員長)私のところは基本的に様々ありまして,議会人として議会に対しの内容は本会議でなくても聞けるだろうという状況の話もありましたし,また,議会の件に関しても基本的にわからないことは聞くべきではないかということがありました。そういう中で,うちのほうとしては,いろんな思いがあるというのが現状でございます。最終的に意見として集約がなかなかできなかったというのが現状でございます。

塚谷委員長)紫峰会といたしましても,先ほど休憩時間に皆さんの意見を聞いたところ,それは認めてもいいのではないかというような意見でございます。様々な点から考えた場合に,果たしてそのままいっていいのかという不安もあるんですが,会派としては認めてもいいんではないかというような意見であります。
 暫時休憩いたします。

 ― 休 憩 ―

塚谷委員長)再開いたします。
 ただ今各会派からいろいろなご意見が出ましたけれども,まだ決まりに至らないということでございます。これ以上審議する必要があるわけでございまして,3月2日までに方向付けをしなくてはならないということで……答弁調整などもありますので,今週一杯のうちにまだ審議をし直すという形になるわけなんですが。定例会一般質問の初日であります28日午前9時から議会運営委員会を開催するということでご異議ございませんか。

 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕

塚谷委員長)そういうことで,よろしくお願いいたします。
 以上で,議会運営委員会を閉会いたします。




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