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平成24年度 教育福祉委員会
菱沼委員長)皆さんこんにちは。ただいまから教育福祉委員会を開会いたします。5月1日からクールビズを行っていますので,よろしくお願い申し上げます。本日の委員会は平成24年度になってから開催する初めての委員会でございます。つきましては,教育福祉委員会委員,執行部との情報の共有化,そして円滑なる委員会審査のため,会議を開催するものでありますので,どうぞよろしくお願い申し上げます。本日の議題は,お手元に配付してあります協議案件書のとおりでございます。本日の委員会審査に当たり,説明員として出席を求めた者の職氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりでございます。冒頭にも申し上げたとおり,本年度開催する初めての委員会ですので,教育福祉委員会委員の自己紹介をしたいと思います。それでは,まず初めに私から申し上げます。委員長の菱沼でございます,今年度も一つよろしくお願い申し上げます。 岡野副委員長)副委員長の岡野でございます。 野口委員)野口でございます,よろしくお願いします。 村上委員)村上でございます,よろしくお願いします。 岡野委員)岡野孝雄でございます,よろしくお願いします。 勝村委員)勝村でございます,よろしくお願いします。 菱沼委員長)以上6名でございます。よろしくお願いします。これより議事に入ります。初めに,保健福祉部の所管事務と平成24年度主要事業についてを議題といたします。なお,本件について,執行部においては,4月1日付けの人事異動がございましたので,出席者の自己紹介と合わせて所管事務及び主要事業を説明願います。その際,発言は挙手によりお願いをいたします。 保健福祉部長)4月1日付けで保健福祉部長兼福祉事務所長を命ぜられました大村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。私からは,保健福祉部の概要の1ページ,組織図についてご説明申し上げます。保健福祉部は,社会福祉課,高齢福祉課,こども福祉課,健康増進課の4課をもって構成されております。職員数は120名でございます。昨年度に比べまして1名の減となっております。次に,各課の所管事務及び平成24年度主要事業につきましては,2ページから記載してございます。所管事務は,事務分掌として記載しておりまして,主要事業につきましても各担当から説明させたいと思います。よろしくお願いいたします。 次長兼高齢福祉課長)保健福祉部次長兼高齢福祉課長の武熊でございます。どうぞよろしくお願いいたします。それでは,高齢福祉課の事務分掌について,ご説明申し上げます。資料の2ページから3ページをご覧願います。高齢福祉課の事務分掌は,大きく分けますと4つになります。1つは,高齢者の生きがいづくりや高齢者世帯及びひとり暮らし老人等の援護,老人クラブ等の高齢者団体の育成指導など,高齢者福祉施策全般に関する業務でございます。2つ目は,地域支援事業や介護予防支援事業をはじめ,高齢者への総合的な支援を行う地域包括支援センターに関する業務でございます。3つ目は,介護保険室が所管する介護保険制度の運営に係る業務でございます。4つ目は,ふれあいの里石岡ひまわりの館が所管する施設の維持管理並びに運営に関する業務でございます。次に,平成24年度の主要事業についてご説明いたします。7ページをご覧願います。まず,社会福祉団体助成事業でございますが,9,108万9,000円のうち2,877万2,000円が高齢福祉課の所管となります。地域ケアシステムの運営を社会福祉協議会へ委託する経費でございます。次に,専門従事者奨学金貸与事業86万4,000円につきましては,当市における保健師,看護師,社会福祉士,介護福祉士等の専門技術者を確保するため,卒業後,市内の特定施設に就職する意思の有るものに対し,奨学金を貸与する経費でございます。次に,福祉バス維持管理経費904万2,000円につきましては,福祉バス2台の運転業務委託料と運行にかかる経費でございます。次に,高齢者福祉団体助成事業1,516万4,000円につきましては,石岡市と小美玉市で構成しておりますシルバー人材センターの運営を支援する経費が主なものでございます。次に,高齢者等支援事業2,924万円につきましては,高齢者の社会参加を促すとともに,高齢者の健康,生きがいづくりを推進するための経費でございます。主なものとして,敬老会事業委託料1,335万6,000円,農村高齢者センター指定管理者指定管理料206万6,000円,いきいきクラブ補助金293万円,高齢者ふれあいの家運営補助金469万4,000円でございます。次に,在宅老人サービス事業1,170万円につきましては,ひとり暮らし高齢者に生活支援サービスを提供し,在宅の高齢者が安心して生活できるように支援する経費でございます。緊急通報システム用備品225万8,000円,老人飲料賄費扶助282万3,000円,老人電話基本料扶助122万4,000円,老人福祉車両購入扶助80万円が主なものでございます。次に,高齢者福祉センター運営費負担金2,431万4,000円につきましては,霞台厚生施設組合の高齢者福祉センター白雲荘と新治地方広域事務組合の高齢者福祉センターふれあいの里の運営費の一部を負担するものでございます。次に,特別会計繰出金9億4,974万5,000円につきましては,介護保険特別会計の介護給付費に対する市負担分としての繰出金7億1,893万1,000円と介護保険運営にかかる人件費や事務費として繰り出す職員給与費等繰出金2億1,667万6,000円が主なものでございます。次の高齢者住宅整備支援事業200万円につきましては,高齢者の専用居室を増改築するために必要な経費を貸付する経費でございます。次に,ふれあいの里施設維持管理費1億121万7,000円につきましては,施設全体の設備等の機能を健全な状態で維持管理するための経費でございます。主なものとして,施設清掃,管理,保守保安委託料2,966万9,000円,ふれあいの里管理委託料1,924万6,000円,施設修繕費203万6,000円がございます。8ページをご覧願います。ふれあいの里施設運営経費428万4,000円につきましては,施設利用者への運動指導や講座等を実施し,健康づくりを支援する経費でございます。ヘルストレーニング室の運動指導員報酬222万3,000円と講座実施時の講師謝礼14万円が主なものでございます。次に,介護保険特別会計の地域支援事業費8,073万9,000円につきましては,各種サービスの総合相談や予防給付・介護予防事業のケアマネジメントを実施する地域包括支援センターを設置し,介護保険給付前から継続的に各種介護サービスを提供する経費でございます。内容は,介護予防事業費3,397万4,000円,包括的支援事業費2,345万1,000円,任意事業費2,331万4,000円でございます。本年度から,介護予防事業のひとつとして,3級シルバーリハビリ体操指導士の養成に取り組んでいく予定でございます。次に,介護サービス事業特別会計でございます。特別養護老人ホーム運営事業2億7,659万8,000円につきましては,特別養護老人ホームの運営経費でございます。指定管理者となっております社会福祉法人欅会に対し支払う指定管理料が主なものでございます。次に,介護予防支援事業費1,514万5,000円につきましては,要支援1,2の方に対する介護予防ケアマネジメントを行う経費でございます。介護予防プラン作成委託料が主なものでございます。高齢福祉課所管の主要事業は,以上でございます。 次長兼健康増進課長)次長兼健康増進課長の田崎でございます。よろしくお願いします。なお,本日,副参事健康増進担当笹嶋が同席してございますので紹介させていただきます。 それでは,健康増進課に関しまして,説明させていただきます。まず,資料4ページをお開きください。所管する事務につきましては,母子及び健康増進事業に関すること。献血事業,栄養改善指導,予防接種に関することなど合わせまして15項目の事務事業について担当してございます。次に,所管いたします主要事業につきましては,11ページをお開きください。まず,保健衛生一般事務費ですが,3,269万3,000円を計上しております。この事業は,市民の健康の保持増進や保健衛生の向上を図るための経費で,主な経費は,病院群輪番制運営費補助金の3,104万5,000円でございます。次に,3項目目の診療業務費の2,282万8,000円でございますが,休日夜間の救急医療確保のため,緊急診療業務,在宅当番医を実施し,市民の救急医療の充実を図るための経費であります。主な経費は,在宅当番医委託料434万3,000円,緊急診療業務委託料の1,692万円であります。4項目目の予防接種事業の2億2,213万8,000円は,予防接種法に基づく各種予防接種及び任意予防接種等に要する経費であります。主な経費は,予防接種委託料の2億878万3,000円でございます。本年度は水痘,おたふくかぜの予防接種に取り組みます。次に,6項目目の成人保健事業の7,180万1,000円でございますが,本事業は,各種がん検診,健康診査により,疾病の早期発見,治療を図り,生活指導,栄養指導により,生活習慣病の予防等を行う事業であります。主な経費は,各検診委託料の5,619万2,000円でありますが,本年度は,新規に大腸がん検診,肝炎ウイルス検診を委託しております。次に7項目目の母子保健事業の7,435万円は,母子の健康保持増進のため,妊婦から乳幼児までの一貫した保健指導を行う事業であります。主な経費は,妊婦,乳児健診委託料の5,928万円であります。最後に8項目目の精神保健福祉事業の146万1,000円でございますが,本年度の事業として,自殺予防対策システム導入委託料21万円を計上してございます。これは,市議会で助言をいただきまして,携帯電話を利用した自殺対策で,こころの体温計の導入経費であり,本年4月から導入してございます。以上が,健康増進課の主要事業でございます。よろしくお願いいたします。 副参事健康増進担当)健康増進課副参事健康増進担当の笹嶋と申します,よろしくお願いいたします。 社会福祉課長)社会福祉課長の笹目でございます。どうぞよろしくお願いいたします。社会福祉課の事務分掌につきまして,説明させていただきます。資料の2ページをご覧願います。社会福祉課の業務につきましては,大きく分けまして4つになります。1つには,民生委員,児童委員,戦没者遺族,日本赤十字,人権推進などの社会福祉に関する業務です。2つ目は,生活保護法に関する業務です。3つ目は,障害者支援に関する業務です。4つ目は,授産所業務です。続きまして,平成24年度の主要事業でございます。資料の5ページをご覧願います。社会福祉等援護事業679万3,000円につきましては,戦没者追悼式などの遺族会援護に関する経費です。本年度の戦没者追悼式は,市民会館において11月に開催する予定です。災害時要援護者台帳システム経費につきましては,新規の事業であり県補助が10分の10となっております。民生委員,児童委員さんに調査頂きました要援護者台帳をデータベース化するものです。データにつきましては,年に2回の更新を予定しております。社会福祉団体助成事業6,231万7,000円につきましては,石岡市社会福祉協議会の運営に対する助成経費でございます。民生委員等経費866万7,000円につきましては,民生委員,児童委員さんの活動とその活動の拠点であります民生委員児童委員協議会に対する支援経費です。住宅手当緊急特別措置事業662万4,000円につきましては,離職した方で,就労能力及び就労意欲がある方の内,住宅を喪失又は喪失する恐れのある方に住宅手当を支給し,住宅及び就労機会の確保を図るための経費です。心身障がい者福祉事業2,815万2,000円につきましては,在宅の重度障がい者,重度障がい児に対し,共済年金の加入促進や特別障がい者手当等を給付して,心身障がい者の生活安定と障がいによる保護者の負担軽減を図るための経費です。障害者福祉関係経費135万2,000円につきましては,障がい者福祉全般にかかる業務を行うための事務的経費です。障がい者住宅整備支援事業200万円につきましては,重度障がい者が暮らしやすい家づくりを支援するため,住宅を新築,増築するために必要な資金の貸付けを行う経費です。認定審査関係経費297万4,000円につきましては,障害者自立支援法に基づき,障がい者福祉サービスの利用申請に対する障がい程度区分を判定するための経費です。障がい者自立支援給付事業8億4,652万8,000円につきましては,障がい者が自立支援法による福祉サービスを受ける際の経費として,自立支援医療の給付や補装具などの支給について,基準に基づき扶助等を行う経費です。障がい者福祉単独事業384万3,000円につきましては,国や県において制度化されていない事業として,障害者手帳申請時の診断料や重度の心身障がい者に対してタクシーの初乗り運賃の扶助等を行う,石岡市単独のサービスにより障がい者福祉の充実を図るための経費です。続きまして6ページをお願いいたします。障がい者地域福祉生活支援事業7,052万9,000円につきましては,障がい者が地域の中で社会生活を営むことができるよう,地域の実情に応じた事業として,日常生活用具費やストマ装具などの給付を行う経費です。在宅心身障がい者福祉作業所運営事業3,002万1,000円につきましては,福祉作業所ひまわりとゆりにおいて,在宅心身障がい者の社会的知識の習得や日常生活に必要な作業訓練,生活訓練などの社会適応訓練を行う経費です。心身障がい児福祉事業253万9,000円につきましては,在宅心身障がい児の介護者などの福祉の向上を図るため,福祉手当を支給する経費です。自立支援プログラム推進事業65万3,000円につきましては,生活保護の被保護者に対して就労支援を行うための経費です。生活保護費17億5,214万2,000円につきましては,生活に困窮する市民に対し,その困窮程度に応じて,最低限度の生活を保障し,自立を促すための経費です。生活支援給付費728万4,000円につきましては,生活に困窮する中国残留邦人に対して,必要な保護を行い,生活を保障する経費です。精神難病福祉対策事業1,188万9,000円につきましては,原因不明や治療方法が確立していない難病患者に対して,見舞金を支給する経費です。授産所事業2,329万6,000円につきましては,授産所特別会計となっておりまして,生活保護法による授産施設を運営するための経費です。以上が社会福祉課所管の主要事業です。どうぞよろしくお願いします。 副参事人権推進担当)社会福祉課副参事人権推進担当の飯島でございます。よろしくお願いします。 こども福祉課長)こども福祉課長の諸岡でございます。よろしくお願いいたします。こども福祉課の事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。3ページをお開き願います。こども福祉課の事務分掌は,1番から15番まで記載してございますが,こども福祉課の業務は,大きく分けますと2つに分かれます。1つは,児童手当の支給並びに児童扶養手当の支給事務,それに母子等の自立支援及び家庭相談等の業務でございます。もう1つは,市立保育所5か所の運営及び民間保育所に入所する児童の委託事務及び民間保育所が行う各種保育サービスに係る事業補助と運営費の支払いなど保育事業の運営に係る業務でございます。そのほか,児童館,児童センター運営に係る業務がございます。続きまして,主要事業につきましてご説明いたします。9ページをお開き願います。最初に母子自立支援事業116万円につきましては,母子,父子家庭並びに寡婦等の自立に向けた指導,支援を図るための経費でございます。次に,家庭相談事業280万円につきましては,家庭における適正な児童の養育を図るため,家庭相談員を置き非行,虐待,登校拒否,障がいなど専門的な指導,相談にあたっており,この家庭相談員2名分の報酬のほか活動経費等でございます。次の保育支援関係経費1億4,378万5,000円につきましては,保育事業の運営並びに民間保育園がより充実した保育を行うための各種補助事業等の実施に係る経費でございます。主な内容として,県特別保育事業補助金は,民間保育園が行う延長保育,休日保育,病後児保育等に対する事業補助金でございます。また,次世代育成支援対策事業費補助金は,民間保育園が行う一時預り事業,地域子育て支援センター事業,世代間交流,異年齢児交流などの保育所地域活動事業等に対する事業補助金でございます。次に,児童手当経費10億1,915万円につきましては,児童手当の支給に係る扶助費でございます。平成23年度までは,子ども手当制度に基づき支給しておりましたが,平成24年度,4月からは,児童手当法を改正した制度に基づき支給することになり,必要額を計上しております。具体的には,中学校修了前の子どもを養育している方に対し,3歳未満月額1万5,000円,3歳以上中学校修了前月額1万円,3歳から小学校修了前までの第3子月額1万5,000円を支給するものでございます。次に,保育委託運営経費7億7,775万3,000円につきましては,市内及び市外の民間保育園と市外公立保育所に委託しております児童の保育運営委託料でございます。次に,児童扶養手当経費3億6,952万3,000円につきましては,児童扶養手当の支給にかかる扶助費でございます。平成22年8月より対象が拡大となり,父子家庭も対象となっております。次に,子ども手当経費2億867万4,000円につきましては,平成24年6月支払分,平成24年2月,3月分の子ども手当の支給に係る扶助費でございます。次に,保育所管理経費3,132万2,000円につきましては,公立保育所5か所の運営管理に係る経費のほか,葦穂保育所の解体工事,公立保育所5か所の窓ガラス飛散防止のためのガラスフィルム工事でございます。続いて10ページになります。保育事業費1億5,070万3,000円につきましては,公立保育所5か所の保育事業等運営に係る経費でございます。次に,児童館施設維持管理経費114万3,000円,児童センター施設維持管理経費116万5,000円につきましては,地域の児童や保護者の交流の場である児童館と児童センターの維持管理経費でございます。以上でございます。 菱沼委員長)以上で説明は終わりました。ただいまの説明について,質問等ございましたら挙手によりお願いをいたします。 岡野副委員長)2点ほどお伺いいたします。ページは,5ページ。社会福祉課所管の中で,一番目に載っております社会福祉等援護事業の中の災害時の要援護者台帳システム経費129万円ということで,年2回の更新をするというようなことで,説明があったのですが,この災害時の要援護者台帳に登載される方は,どういう方で何名くらいいるのか,教えていただけますか。 社会福祉課長)災害時要援護者ですが,現在,民生委員,児童委員さんから,情報提供されております人数は,1,625名です。このうち大半がひとり暮らしの高齢者,高齢者同士の家庭,障がい者の家庭。この障がい者の家庭は,本人からの登録が進んでいない状況です。以上です。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。それからですね,9ページですか。こども福祉課なのですが,保育所管理経費の中で,保育所の窓ガラスフィルム工事,350万。これは,保育所全部やることだと思いますが,この窓ガラスのフィルム工事は,どういう理由でやるのか,その理由をお聞かせいただきます。 こども福祉課長)はい,お答えいたします。各保育所の窓ガラス飛散フィルム貼付工事につきましては,災害時,地震や台風,また,今回の竜巻など,ガラスが破損した場合に,子どもたちにガラスが飛散することになりかねません。子どもたちに対する怪我の予防等の目的のもと工事を着工していきたいと考えております。以上でございます。 岡野副委員長)よく理解できておりませんが,窓ガラスにフィルムを貼ることによって,相当ガラスの強度が増すというものなのですか。5か所全部の保育所の窓ガラスに350万円程度で,本当に台風とかこの間のつくば市で竜巻があったわけなんですが,それでも,そのフィルムを貼ることによって大丈夫だというような認識でよろしいのでしょうか。 こども福祉課長)例えば,車のフロントに使用しているガラスは,粉々になるような特徴がございます。今,保育所に設置してあるガラスは,割れると鋭く,刃物の形状のように,とがって飛散するのが現状であります。そのようなことから,細かく砕けるような対策も兼ねて飛散防止フィルムを貼るものでございます。以上でございます。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。2点と申し上げたわけですが,高齢福祉課で,シルバー人材センター。シルバー人材センターにいろいろな仕事について委託をしておりますので,シルバー人材センターで,庭木の手入れ,あるいは木の伐採などいろいろな事業をやってるわけですが,この間聞いた話ではシルバー人材センターでは,住宅の中の木の伐採を依頼されたと。そういう中で,誤って建物にも被害が及んだというような話を聞いているのですが,万が一そういう間違いがあった場合については,当然保険に入っているのでしょうけれど,もし,シルバー人材センターに委託していく事業なので,分からなければ結構ですが,そういう保険に入っているのかどうか,もし分かれば,お答えをいただきたいと思います。 次長兼高齢福祉課長)はい,お答え申し上げます。シルバー人材センターでは,建物等に関わらず,特に多い事故としまして,刈払機の使用時で石が弾けて,車にあたって修理するとか,住居の窓ガラスを割ったとの事例が多いと聞いてございます。でシルバー人材センターにおきましては,損害保険に入ってございまして,そちらですべて対応しているという状況でございます。以上でございます。 岡野副委員長)はい,分かりました。ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 勝村委員)ひとつお聞きしたいと思いますが,今年度の児童手当経費という項目ですが,昨年まで子ども手当,名称が年々変わっているのですが,今年は児童手当ですね。これは,昨年度から比べて,金額としては多いのですか,少ないのですか。それと,少子化時代と言われておりまして,これは子どもを産み育てていくうえで,教育にお金がかかるという時代になっております。民主党の政策でも,子ども手当ということで始まったわけなのですが,このほかにですね,市として,児童手当みたいな子どもたちに対する手当ですか,金額的なものやそういったものを考えておられるかどうかお伺いしたいと思うのですが。 こども福祉課長)子ども手当につきましては,24年4月から児童手当に名称が変わりました。それに基づきまして,今回の予算計上におきましては,児童手当と子ども手当の2本立てになっております。その理由としまして,6月支給分と言いますのは,平成24年の2月,3月分が子ども手当の支給。4月,5月分が児童手当ということです。名称は,特別措置法により3月末までは,子ども手当。今度は,児童手当法の改正に基づいて,児童手当ということで支給になります。金額的には,変更はなく同じでございます。そのほか,子どもに対してどのような内容の補助等があるかということでございますけれども,保育所に関して,保育料の減免。第3子に対しての保育料の免除。そのほか,前年度から第2子に対して保育料の減免等を行っている現状でございます。以上でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございました。以上です。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 岡野委員)はい,私から2点ほど質問いたします。ひとつ目としまして,5ページ。民生委員の活動についてですが,これ民生委員の活動経費は,これまでどおりですか。あとひとつは,民生委員は,いろいろ大変だと思うのですが,活動費として,月いくらとか払っているのでしょうか。経費についてお伺いします。 社会福祉課長)前年度と比べまして,民生委員さん一人に対する補助金については,予算で1万円ほど上がっております。これは年間で1万円という補助金でございます。民生委員は,262名おりまして,24年度ひとり当たり5万700円ということで活動費を計上させていただいております,以上です。 岡野委員)それでは,あとひとつ。11ページの自殺対策についてですが,本年度からシステムを導入,委託とのことですが,具体的にどんなふうにやろうとしているのかお伺いします。 次長兼健康増進課長)具体的には,市のホームページ等からパソコンでアクセスする,若しくは市のホームページを開きますと携帯電話用のQRコードが出てきますので,携帯で写真を撮ってもらう,カメラを動かしてもらう。そうすると心の体温計のページが開きます。ページが開きましてですね,それぞれ質問項目をチェックするような形で,どんどんページが変わっていきます。最後に集計をすると,今こういう状態ですよというふうな,警告若しくは正常な方は正常ですよと出てくるのですけれども。その下にいろいろな心の相談室の電話,それから保健センター,社会福祉協議会等と関連するような連絡先が全部でてきます。そのほかに,これは個人でチェックする部分で,画面を展開していくのですけども,最初の画面の中に家族のモード,家族に関する現在の状況,それから赤ちゃんに対するストレスチェックの画面,さらにはストレスのタイプテスト,あなたはこういうタイプですよと。そして,アルコールチェック画面というのが附属画面としてありまして,それぞれ,そのチェックしていくと現在の状況が確認できるということでございます。ちなみに,参考までに4月から運用をしていただきまして,広報が4月15日の広報であったものですから,最初の10日間は,ほとんどアクセスが無かったのですけども,現在運用から実質半月ですが,本人がチェックした件数として,1,527件。あわせて,その本人が,先ほど申し上げました家族モード,赤ちゃんモードを一緒にチェックする場合がございますので,トータルとしまして,チェックされた件数が3,887件。4月31日現在で出ております。先ほど最初にパソコンと携帯電話でと申し上げましたけども,内訳は,パソコンが多いです。約57パーセントの方がホームページからクリックしていただいて,パソコンを利用して,今の状況をチェックしてるという状況。携帯電話は,3社ですね,NTTが多いようですけれど,そういう傾向でございます。以上でございます。 岡野委員)はい,ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかにございませんか。暫時休憩をいたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に教育委員会所管事務と平成24年度主要事業についてを議題といたします。なお,本件についても,執行部においては,保健福祉部と同様に自己紹介と併せて所管事務及び主要事業を説明願います。説明は,教育長から順にお願いいたします。 教育長)教育長の石橋でございます。 教育部長)教育部長の高野でございます。事務分掌につきましては,昨年と変っておりませんので,昨年に引き続き,よろしくお願いを申し上げたいと思います。私からは,教育委員会の組織につきましてご説明をいたします。石岡市教育委員会業務概要の1ページ,2ページ目に委員事務局の組織機構図を載せてございます。教育総務課,生涯学習課,中央公民館,スポーツ振興課,学校給食課,中央図書館をもって執務に当たっております。職員数でございますが,教育長以下89名でございます。また,各課の事務分掌は,3ページ。平成24年度の主な事業につきましては6ページから記載をしてございます。なお,事務分掌及び主要事務事業につきましては,各担当課から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 次長)教育委員会次長の立川でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 参事学校教育担当)参事学校教育担当の久保田です,よろしくお願いします。 教育総務課長)4月1日付で,教育総務課長を拝命いたしました島田でございます。よろしくお願いいたします。私からは,教育総務課に関します事務分掌についてご説明いたします。資料は3ページをお開きいただきたいと思います。教育総務課所管の項目につきまして28項目。内容といたしましては,教育委員会の会議に関すること,規則等の制定及び改廃など教育委員会の庶務に関すること,幼稚園,小中学校の整備及び維持・補修することや教材教具の整備及び管理など,幼稚園,小中学校の施設及び整備に関することなどを所管してございます。また,児童生徒の就園,就学に関することが主な所管となってございます。続きまして,平成24年度の主要事業施策概要につきましてご説明申し上げたいと思います。資料は,6ページをご覧いただきたいと思います。教育費,教育委員会関係経費,次の庶務一般経費。次に7ページをお開きいただきたいと思います。小中学校校務用コンピュータ整備事業から一番下の学校管理運営経費の中学校。次に8ページをお開きいただきたいと思います。心の教室相談員配置事業を除いた,学校維持管理経費の中学校から一番下の幼稚園教育振興事業までが教育総務課の所管となってございます。この中身につきましてご説明したいと思います。事業といたしましては,幼稚園,小中学校とカッコ書きで分けてございますが,管理運営,施設の維持管理,児童生徒と職員の健診,備品の整備,就学に対する支援など教育活動の管理運営が主な事業となっております。7ページをご覧いただきたいと思います。上から2番目,学校管理運営経費,小学校から学校維持管理経費,保健衛生管理経費,教育活動振興経費,教育振興支援事業,学校いきいきプラン推進事業につきましては,中学校においても同じ内容で取り組んでおりますので,小中学校合わせて説明させていただきたいと思います。学校管理運営経費につきましては,小中学校の管理運営経費といたしまして,嘱託校務員の報酬や教育バス運行委託料,その他の経費を計上してございます。次の学校維持管理経費につきましては,学校の維持管理に要する経費で,主に施設の修繕,保守管理等の経費を計上してございます。本年度は,太陽光発電の基礎調査委託料として100万円,小学校3校の空調整備工事として450万円を計上してございます。次の保健衛生管理経費につきましては,児童生徒及び職員の健診に要する経費として計上してございます。内容につきましては,校医・学校歯科医報酬等を計上してございます。次の教育活動振興経費は,市内小中学校の教材及び図書の購入等に要する経費として計上してございます。主に教育用パソコン借上料,教材費,図書費が含まれております。次の教育振興支援事業につきましては,児童生徒への修学に必要な援助費補助に要する経費でございます。次の学校いきいきプラン推進事業につきましては,特定の分野のみに限定しないで,学校ごとに独自の教育活動を行う経費でございます。例えば,学校農園やバスを借り上げての工場見学,専門の講師による指導等として活用している状況でございます。次の東小学校改築事業につきましては,今年度予定しております外構工事,グランド,植栽工事1億9,950万円を計上してございます。次の学校耐震化事業につきましては,杉並小学校,高浜小学校の体育館,北小学校の校舎の実施計画の委託料として,4,362万3,000円を計上してございます。8ページの上から7番目,八郷中学校建設事業につきましては,平成23年度から継続で実施している校舎建設工事の24年度分9億1,103万8,000円,武道館建設工事として1億7,500万円,その他旧校舎の解体工事,グランド等の外構整備工事の経費を計上しております。幼稚園管理運営経費は,幼稚園の管理運営に要する経費でございます。幼稚園維持管理経費は,幼稚園の維持管理に要する経費でございます。今年度は,空調整備工事として110万円を計上してございます。一番下の幼稚園教育振興事業につきましては,私立幼稚園に通う対象就園児に対する補助金が主なものです。以上が今年度の教育総務課の業務概要でございます。よろしくお願いいたします。 指導室長)昨年度に引き続き,指導室長の宮本でございます。よろしくお願いいたします。まず,指導室の事務分掌についてご説明いたします。3ページ,指導室をご覧ください。主に学校への指導訪問,教科書,教職員の人事,給与,福利厚生等の1から12まででございます。続きまして,指導室担当の24年度9つの主要事業施策概要について説明させていただきます。6ページをご覧ください。教育費,上から4段目の学務一般経費からTT特別配置事業について説明させていただきます。1つ目の学務一般経費は,障害児就学指導委員会の運営や障害幼児教育相談員報酬など学務全般の事業推進を図るための経費129万円でございます。2つ目の学校教育一般経費は,学校評議員報酬や市教育研究会補助金,3名の指導主事負担金など学校教育活動に係る経費3,337万8,000円でございます。3つ目の学校教育支援事業は,児童生徒の不登校の未然防止と学校復帰を図るための適応指導教室あすなろ及び教育に関する悩み相談等を担当する職員の人件費や事務的経費の総額1,625万1,000円でございます。4つ目の語学指導事業は,英語教育を図るための英語指導助手,AET8名分に要する経費2,856万円でございます。22年度から,2名のAETを増員し,小学校においては各学級35時間のすべてを,中学校においては,140時間中70時間を配置し,英語教育の充実を図っております。5つ目の人権教育啓発研修経費は,人権教育の推進を図るため,各種研修会に参加するための負担金及び旅費28万円でございます。6つ目の教育活動指導員配置事業は,学校生活上障がいなどにより介助を必要とする児童のために介助員を配置するための経費1,742万円でございます。7つ目のTT特別配置事業は,小規模校が抱える課題や教育活動の活性化を図るために,複式学級となった小学校等にTT非常勤講師を配置するための人件費の経費331万2,000円でございます。8つ目は,8ページをご覧ください。上から4段目の教育振興支援事業,中学校の指導書についてですが,24年度より中学校において,新学習指導要領の全面実施に伴い,教科用図書,いわゆる教科書が改訂となりました。そこで,教科書の教材の指導内容や方法,時間数,評価等について,具体的に示した教師用指導書を各学校に配布するための経費821万8,000円です。9つ目は,上から6段目の心の教室相談員配置事業,中学生のストレスを和らげ,安定した心で学校生活が送れるよう県からスクールカウンセラーが派遣されていない中学校4校に心の教室相談員を配置するための経費128万円でございます。以上でございます。 生涯学習課長)生涯学習課長の真家と申します。どうぞよろしくお願いします。4ページをご覧いただきたいと思います。生涯学習課の事務分掌は,23項目ございますが,大きく分けますと6つに分けられます。1つ目は,生涯学習の推進に関すること。2つ目は,社会教育振興に関すること。3つ目は青少年健全育成の推進に関すること。4つ目は,放課後子どもプランに関すること。5つ目は,芸術文化の振興に関すること。6つ目は,文化財保護保存に関することとなっております。続きまして,平成24年度の主要事業施策概要につきまして,ご説明申し上げます。資料の9ページをご覧願います。最初に社会教育振興事業でございます。各種講座,地域活動の推進に要する経費といたしまして,805万9,000円を計上してございます。家庭教育学級は,幼稚園,保育園,小中学校の保護者を対象に家庭のあり方や親のあり方について学習するものでございます。オアシス運動は,あいさつ運動の標語と作文を募集しまして表彰をしております。ほかには,成人式典開催に係る経費でございます。次にございます,生涯学習推進事業につきましては,生涯学習推進会議が実施する情報の提供や学習活動に要する経費といたしまして,134万8,000円を計上してございます。講師につきましては,市民の方々に講師として登録していただいて,研修会等に講師として派遣している事業でございます。次に3番目でございます,放課後児童対策事業につきましては,下校後,両親が共働きなどで家庭に保護者のいない家庭の児童の育成及び指導を行うとともに,安全な場所を提供し,児童の健全な育成を図る経費といたしまして9,932万7,000円を計上してございます。現在17校,23教室で開設しております。主に指導員報酬でございますが,9,253万3,000円をその他光熱水費等維持管理経費,施設用備品及び事務費といたしまして,679万4,000円,合計9,932万7,000円を計上してございます。次に10ページ上から2番目の発掘調査経費でございますが,この事業は瓦塚窯跡における遺跡の範囲確認調査のほか,茨城廃寺跡など発掘調査に要する経費といたしまして4,444万9,000円を計上しております。その中で新規事業といたしまして,農道整備に伴う発掘調査委託料として,2,700万円を計上しておりますが,これは,八郷の葦穂地区から園部地区内に通じる道路改良工事に伴います瓦会野田地内の発掘調査に係るものでございます。次に文化財保護保存及び普及経費でございます。これは文化財の保護保存,史跡及び施設の維持管理に要する経費といたしまして1,930万4,000円を計上してございます。次に芸術文化振興事業でございますが,芸術文化振興に要する経費としまして,417万4,000円を計上してございます。次にキャンプ場維持管理経費でございます。これは,龍神の森キャンプ場の維持管理経費で191万1,000円を計上しております。続きまして,青少年育成事業でございます。これは,青少年の健全育成を推進する経費といたしまして,709万2,000円を計上しております。青少年相談員によります街頭活動が主なものでございますが,定期活動を毎月5回,早朝活動を毎月1回,特別活動を年10回程度予定しております。次に子ども会育成事業でございます。これは子ども会の指導者及び育成会の連携を図り,子ども会活動の向上発展に要する経費といたしまして,228万1,000円計上しております。最後に,青少年ホーム施設維持管理経費でございます。これは,勤労青少年ホームの維持管理に要する経費で815万8,000円計上してございます。勤労青少年ホームにつきましては,平成21年度から指定管理者制度を導入しておりますが,その指定管理料として,740万円,その他建物修繕費として,72万4,000円,その他事務費でございます。以上が生涯学習課の主要事業として所管しております。よろしくお願いいたします。 中央公民館長)中央公民館長の小松崎でございます,よろしくお願いいたします。中央公民館の事務分掌についてご説明いたします。4ページをご覧いただきます。1として公民館の管理運営に関すること,2として各種講座,研修会,講演会の実施に関すること,3として各地区公民館の連絡調整に関することでございます。続きまして9ページをご覧いただきます。主要事業施策概要ですが,中央公民館,石岡地区の4館,府中地区,東地区,城南地区,国府地区公民館及び八郷地区の8館,柿岡地区,小幡地区,葦穂地区,恋瀬地区,瓦会地区,園部地区,林地区,小桜地区公民館の円滑な活動を行うための管理運営に要する経費でございます。以上でございます。 スポーツ振興課長)スポーツ振興課の宇田でございます。昨年に引き続きよろしくお願い申し上げます。スポーツ振興課所管の部分について,ご説明させていただきます。お手元の資料2ページをお開きください。職員配置につきましては,石岡運動公園,八郷総合運動公園に分かれて担当しております。続きまして,事務分掌につきまして,ご説明させていただきます。お手元の資料4ページをお開きください。スポーツ振興課の事務分掌については,1項目から7項目まで記載されております。主な事務分掌の内容といたしましては,スポーツレクリェーションの計画と実施により健康増進を図っていくことと社会体育施設の維持管理に関することに分けられるかと考えております。続きまして,主要事業の概要について,ご説明させていただきます。お手元の資料6ページをご覧いただきたいと思います。上段にございます農業者トレーニングセンター維持管理経費と10ページに移っていただきまして,下段の社会体育一般経費から11ページの朝日スポーツ交流施設管理費までの項目で事業を推進いているところでございます。社会体育一般経費につきましては,スポーツ関係の審議,技術が極めて優秀な団体,個人等への表彰が主な内容でございます。また,新規事業として,スポーツ施設調査検討委託料を計上しております。この事業は,グランドゴルフ場の新設設置に関わる調査を実施するための経費を計上したものであります。体育振興活動経費につきましては,主に各種スポーツ推進事業の委託料や体育協会補助金,スポーツ少年団補助金等が主なものでございます。続きまして,11ページのスポーツイベント事業につきましては,本年度第6回の開催となります石岡つくばねマラソン大会でございます。新規事業として,高齢者スポーツイベント事業を計画してございます。この事業につきましては,高齢者を対象にした,スポーツイベントを開催し,楽しみを共有できる仲間同士の交流を図ることを目指しているところであります。石岡運動公園維持管理経費から八郷運動公園の維持管理経費につきましては,施設等の維持管理経費ということになります。主な事業といたしましては,以上であります。よろしくお願いいたします。 学校給食課長)学校給食課の内田でございます。よろしくお願いいたします。資料の4ページから5ページをご覧いただきたいと思います。学校給食課の事務分掌は,9項目記載してございます。大きく分けますと,管理運営及び調理業務の2つに分けられます。学校給食課は,石岡給食センターと八郷給食センターを所管しております。職員の配置状況については,石岡が事務2名,栄養士3名,栄養教諭1名,調理員33名,臨時事務員1名の40名。また八郷が事務2名,栄養士1名と栄養教諭1名,調理員20名,臨時事務員1名の25名でございます。次に主要事業施策の概要ですが,11ページをご覧いただきたいと思います。石岡給食センターの管理運営経費につきましては,5,873万円を計上してございます。電気料,水道料,施設用燃料,施設清掃管理保守保安委託料がその主なものでございますが,今年度につきましては,下水道接続工事を予定しておりますので,その工事費1,780万円も含まれてございます。次に調理業務経費といたしましては,2億6,752万8,000円を計上してございます。主なものといたしましては,調理業務や給食受入業務にかかる嘱託員の報酬や賄材料費,給食配送委託料などでございます。続きまして,八郷給食センターについて,ご説明いたします。管理運営経費といたしまして,2,654万5,000円を計上してございます。主なものといたしまして,電気料,水道料,施設用燃料,施設清掃管理保守保安委託料でございます。次に調理業務経費といたしまして,1億4,692万5,000円を計上してございます。主なものは,調理業務等にかかる嘱託員の報酬,賄い材料費,給食配送委託料,調理用備品でございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 中央図書館長)中央図書館の遠藤と申します。よろしくお願いいたします。平成24年度中央図書館の所管事務及び主要事業についてご説明させていただきます。石岡市立中央図書館は,中央図書館のほか,中央公民館,東地区,城南地区公民館にそれぞれ図書室が設けられており,現在1館3室体制で運営しております。図書館の事務分掌につきましては,お手元の資料の4ページをご覧いただきたいと思います。中央図書館の事務分掌といたしまして,図書の管理,運営に関することから,公民館図書室の図書,資料の管理に関することまでの7項目ございます。いずれも図書館の管理,運営にかかわる項目となっております。なお,平成19年度からは,中央図書館の道路向かいにございます石岡イベント広場の管理業務等も中央図書館で行っております。続きまして,平成24年度の中央図書館の主要事業についてご説明申し上げます。同じく資料の9ページ下段から10ページ上段をご覧ください。中央図書館の所管事業といたしましては,2つございます。1つは,中央図書館管理運営経費として4,374万2,000円を計上いたしております。これは,中央図書館の運営と施設や設備の維持管理の経費でございます。主な経費といたしましては,中央図書館の運営に携わっている嘱託員7名分の報酬として図書館嘱託員報酬913万2,000円。一般図書,児童書及び参考図書や郷土資料などの図書資料約8,000冊の購入費用として1,177万円等となっております。なお,今年度の新規事業として耐震診断委託料とブックスタート事業に要する啓発用品費を計上させていただきました。まず,耐震診断委託料410万円でございますが,これは,石岡市耐震改修促進計画に沿って実施する中央図書館本館建物の耐震診断の費用でございます。耐震診断の実施費用のほか,耐震診断判定会議関連の費用,耐震改修が必要な場合の耐震改修概要計画作成のための費用となっております。実施期間は,4月28日から来年3月10日までを予定しております。2つ目にブックスタート事業啓発用品費52万円でございますが,これは,平成25年4月スタートを予定しております,仮称石岡市ブックスタート事業において,対象者の乳児及び保護者に配布する絵本と布バックの前倒しの購入費用となっております。2つ目の主要事業は,イベント広場管理経費として102万5,000円を計上しております。主な経費といたしましては,広場内の除草委託料が27万円,トイレの清掃委託料22万3,000円等となっております。以上が,中央図書館の平成24年度の所管事務及び主要事業の説明となります。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。教育長においては,この後所要のため退席となります。ここで,教育長に特にご質問等ございましたら,この場でお願いをしたいと存じます。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)暫時休憩いたします。10分程度といたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ただいまご説明いただきましたことについて質問等ございましたら,挙手によりにお願いをいたします。 岡野副委員長)2点ほどちょっとお伺いします。新規事業ですけど,7ページの学校維持管理経費の中で,太陽光発電基礎調査委託料100万円が計上されておりますが,これについてはどのような基礎調査をするのかお伺いをいたします。 教育総務課長)太陽光発電基礎調査委託料として,100万円としていますのは,節電対策の一環として,太陽光発電の活用を検討するためのものです。委託内容は,設置する施設の状況,太陽光発電施設は,10キロワットクラスで,大体を重さが2トンぐらいの重量があるため,既存の施設への設置の可能性調査及び耐震補強の際の設計対応についてと太陽光発電の活用調査,どの程度の節電対策として活用できるか,その基礎調査をする委託料であります,以上です。 岡野副委員長)そうしますとこれについては,どこかの小学校とか中学校を指定して,基礎調査をするのか,それとも,小中学校全校調査をするのかその辺はどうなっていますか。 教育総務課長)今のところ,小学校全校を予定しているところでありますが,100万円の予算の中で,全校できるかどうかは,業者の見積もりをとってみないと分からない状況です,以上です。 岡野副委員長)それともう一つ,9ページでございますが,放課後児童対策事業の中で,指導員報酬9,253万3,000円を計上されておりますが,たしか昨年度は,人員の関係で2校ほど実施されなかった,と聞いておりますが,今年度については,何校実施しているのかお伺いいたします。 生涯学習課長)はい,お答えいたします。現在17校でございます。昨年度,吉生小学校,それから小幡小学校が定員に満たなかったため,開設に至らなかったところでございます。この2校につきましては,今年さらに調査をいたしまして,来年何人ぐらい要望があるかどうかということを調査してまいりたいと思います。よろしくお願いします。 岡野副委員長)現在は,小幡小学校と吉生小学校については,実施をされてないということですか。 生涯学習課長)はい,そのとおりでございます。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。以上です。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 勝村委員)八郷中学校建設事業についてちょっとお伺いしたいのですが。いよいよあと10箇月ですかね,完成するのは,間違いないのでしょうけれど。工程としては,どうでしょう,順調ですか。 教育総務課長)お答え申し上げます。予定していた工程表と現在の工程とは,1週間弱の遅れがあるというふうに聞いておりますが,今度,中の電気設備になれば,逆に早くなるのではないかという業者からも話を聞いております。以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございました。それからですね,用地購入は,既にもう決まっていましたでしょうか。 教育総務課長)進入道路についての用地購入がまだですが,地主さんとの話がついておりますので,あとは,契約が残っているだけです。以上です。 勝村委員)その辺は,心配ありませんね。それから旧校舎の解体がこの後始まるわけですよね。これは,いつごろから予定しているのでしょうか。 教育総務課長)旧校舎の解体工事でございますが,普通教室の解体と職員室,管理棟の解体の2つに分けてありまして,手前の管理棟の解体については,4月24日に公示しまして,今月16日に開札予定であります。もう一つは,業者選定委員会を7月末に予定しております。以上です。 勝村委員)建設と解体と同じ場所でありますので大変だと思いますが,よろしくお願いしたいと思います。来年4月,統合開始ということで進めているわけなので,ひとつよろしくお願いしたいと思います。それから課長にまた質問なのですが,もう一つが学校いきいきプラン。小中学校とそれぞれあるのですが,この内容については,先ほど伺ったのですが,国の事業でやっていると思うのですが,もう少し詳しく分かったらでいいですけれども。実際にどういうことをやっているかというのがありましたらお聞きしたいと思いますので,お願いします。 教育総務課長)小学校の学校いきいきプラン推進事業につきましては,環境センターや工場等の見学,稲作体験,野菜づくり,福祉施設との交流,地層観察やボーリング体験,他校との交流。また,中学校のいきいきプラン推進事業につきましては,学校図書館司書の外部社会人による支援,福祉体験,弁護士出前授業,外部講師による美術,書写,部活指導,進路講話などを行っております。以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございます。分かりました。それでそれらは,いつごろ実施するのでしょうか。 教育総務課長)ただいま言いましたのは,去年の実績でありまして,今年度の時期については,各小学校,中学校について,異なります。以上です。 勝村委員)ありがとうございました。 岡野委員)前回も質問をさせていただいたのですが,サッカー場ですか,工業団地のサッカー場,今年度あたりは,芝の貼替えをやるということだったかと思いますが,それはどうなっていますか。 スポーツ振興課長)サッカー場につきましては,昨年,日本サッカー協会にポット苗の申請を行いまして,本年3月にその認定を受けてございます。それを受けまして,6月16,17日あたりにポット苗を植える作業を行いたいというふうに考えてございます。その際に,サッカー関係者,スポーツ少年団,中学生あるいは一般の方々のサッカー関係者のご協力をいただいて,私どもと協働作業ということで行いたいと考えてございます。以上です。 岡野委員)はい,ありがとうございました。よろしくお願いします。 野口委員)1点ほどお聞きします。端的にお答えいただければ結構です。東小学校での改築する事業で,グラウンド整備及び外構工事が実施されるわけですけれども。期間としてはいつごろ始まって,いつごろ終了というようになるでしょうか。また,事業が伸びたとなれば,運動会もまた総合運動公園で実施をするのかどうかお伺いします。 教育総務課長)東小学校の外構整備工事に関しましては,すでに工事を発注しておりますが,議会案件のため議会終了後に本契約になります。工事期間は,210日を予定しておりまして,7月から来年,25年1月末までを予定しております。運動会の予定日は,11月の第1土曜日の3日で,運動公園での実施を予定しております,以上です。 野口委員)はい,ありがとうございます。以上でございます。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 暫時休憩をいたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。ほかに質問等は,ございますか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件として,ほかに発言は,ございませんか。 勝村委員)その他ということで,今年4月に小学校で登校時の児童が,車にはねられた事故が起きましたけれども,それについて,ちょっと考えを皆さんで考えることなのかなということでちょっと提案さしてもらうのですが。4月23日に京都府亀岡市で事故がありまして,27日に千葉県館山市であったと。連鎖的に事故が起きているのですけども,登下校中の児童生徒が事故にあうと。今あの集団登校で,集団下校はやっていないのかな。そのようななか事故が起きると大人数で事故にあってしまうということもあるわけなんですね。新聞テレビ等で見聞きしますと,この京都か千葉だったか,以前から危険な場所であって,京都でしたか。以前から一方通行にしたために,速度を出して通過する,通勤することを伺っています。千葉でもいつもカーブのところで危ないなと思っていたということも伺っております。そういう事態を受けまして,当市としてやはり,児童の登校時の危険箇所があるかどうかなどを策定する,策定してみる必要はあるのではないかなと思うのですが,教育委員会としてはどのようなお考えをお持ちか,ちょっとお聞きします。 導室長)はい,お答えいたします。先日の交通事故等を踏まえまして,校長会や教頭会教務主任会の折に,もう一度子どもたちの登下校の通学路に関しての安全面は,どうなのだろうかということで,昨年度,3.11の地震があったときの折に,地図を,各学区の地図を作成させていただきまして,そちらにまず,地震で危険な箇所はないだろうか,登下校で危険な箇所ないだろうかということで,提出していただきました。その地図を今度は,交通安全という形でちょっと切りかえまして,各学校に今調査を依頼してるとこでございます。それで,もう一度安全面に関して,各学校と検討していてまいりたいと考えております。以上でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございます。いずれにしてもですね,事故が起きてしまってから,しておけばよかったとならないように。これはみんなでですけれどね。皆さんで考えていくことだと思っておりますので,ひとつよろしくお願いしたいと思います。それから,スポーツ振興課になりますかね,平成31年に茨城国体が予定されているという話を伺いました。これについて,石岡市として,どういうような考えと持っているかということがあればお聞きしたいのですが。 スポーツ振興課長)国体についてのお尋ねございますが,平成23年に茨城県体育協会が,平成31年開催予定の第74回国民体育大会の招致に関する要望書を県に提出されました。それを受けまして,平成23年の第一回定例県議会において,知事が開催を表明してございます。合わせて,第一回定例県議会において,平成31年第74回国民体育大会の招致について決議がされているところでございます。それを受けまして,昨年の秋に県において,市町村開催希望競技に対する予備調査が行われております。当石岡市も開催の競技種目について報告をしたところでございます。競技種目の誘致に当たりましては,今後県及び競技団体等の意向調査を踏まえ,茨城県準備委員会,知事を会長とする組織が設立されまして,平成25年3月に開催が決定されるということになってございます。石岡市の誘致競技種目につきましては,施設としての大会の可能施設であるか,また,過去の開催実績を参考にし,大会役員等がございますので,この役員であるとか,選手団受け入れのための宿泊施設がどうであるか,またこの競技を開催することによって石岡市内のイメージであるとか,誘致の効果等がどうであるかというようなことを勘案いたしまして,石岡市の第一希望種目は,バドミントン。第二種目は,新体操。第三希望種目は,ウエイトリフティングを県に報告してございます。これにつきましては,競技団体と石岡市と双方の思いが一致したものが設定されるというのではとの状況でございます。以上でございます。 勝村委員)ありがとうございます。31年ですから,7年先のことなのですけども。大分方向性も決まっているので,よろしくお願いしたいたいと思います。それからもう1点ですが,運動会の開催時期についてなのですが,小中学校の。近年の温暖化による,9月ごろの運動会の時期が相当暑いということで,熱中症で倒れる児童が多いという事例を伺っています。そのような中で運動会の時期を見直すことはできないのかなということで,ひとつ提案をしてみたいと思いますが。地域性とか,いろいろな事情がありまして,やはり9月という時期が設定されたと思うのですが,以前は10月に行われていたのが,だんだん早まり,中学校では,夏休みが終わるとすぐ運動会と。入試の関係とかあるかと思うのですが,もっと早くに4月とか5月,入学式が終わったらすぐにやってしまうとかいう方法もあるのではないかとは思いますが,そういう点でお考えになりましたらお願いします。 指導室長)24年度の運動会,体育祭に関してのことなのですが,中学校におきましては,9月第1週の土曜日,9月8日になっております。小学校におきましては,例年ですと9月中旬に行っていた石岡のおまつりの時期で行っていたものを,やはり熱中症という部分のことも考慮いたしまして,9月最終週の土曜日に集中しております。ただ,柿岡小学校と瓦会小学校におきましては,5月末,瓦会小学校は5月26日土曜日。柿岡小学校は6月2日土曜日に実施する予定になっております。以上でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございました。今年度につきましては,そのようなことですが,小学校につきましては,去年より遅れたということですが。いずれにしましても,秋は行事が多いので,なかなか日程を組むのも大変だろうと思うのですかね。中学校も夏休み明けの運動会は,考えていくべきかなと思うのですが,検討してやっていただけたらありがたいと思っております,以上です。 菱沼委員長)ほかに,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ここで,その他の件として保健福祉部から発言を求められておりますので,これを許します。 保健福祉部長)皆さまのお手元に配付してございます三つの計画,こちら昨年度策定いたしましたが,印刷製本してでき上がりましたので,お手元にお届けしてございます。地域福祉計画,障がい者基本計画,高齢者福祉計画の三つでございます。今年度,これらの計画に基づきまして,着実な推進を図ってまいりたいと思いますので,よろしくお願いします。 菱沼委員長)ただいま部長からお話あったこの3冊の計画書。しっかり学んでいきたいと思いますので,よろしくお願いします。ほかに発言は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)私から最後に,話をさせていただきたいと思います。今年度もやはりさまざまな紆余曲折があろうかと思います。今までの状況でありますと,事後報告が結構ありました。平成24年度におきましてですね,皆さんのご理解ご協力いただいて,極力この問題等が発生したときには,速やかに委員会に報告をしていただきたいと思います。事後の報告も極力少なくしてもらいたいと思います。それはなぜかというと,冒頭に話をさせてもらいましたが,情報の共有化が大事なのです。執行部だけが分かっていればいいのではなく,我々も市民の代表でございます。そういう中で,執行部と一緒になっていかなければ,この教育福祉委員会としても成り立っていかないと思いますので,皆さんのご理解とご協力いただいて,この24年度教育福祉委員会として,しっかりとがんばっていきたいと思いますので,今後ともよろしくお願い申し上げます。以上で本日の教育福祉委員会を閉会いたします。 |