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平成24年度 教育福祉委員会
菱沼委員長)皆さんこんにちは。 ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,議案第49号,平成24年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案の説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。 次長兼高齢福祉課長)高齢福祉課所管の一般会計補正予算について,ご説明申し上げます。補正予算書の38ページから39ページをご覧願います。款3,民生費,項1,社会福祉費,目3,老人福祉費の中の特別会計繰出金でございます。介護保険特別会計職員給与費等繰出金621万6,000円の補正減につきましては,4月の人事異動により,職員等人件費が減額となることに伴い,補正するものでございます。次に,介護サービス事業特別会計繰出金59万9,000円の補正増につきましては,特別養護老人ホームのぞみの建物修繕費用を繰り出すものでございます。次に,目8,ふれあいの里費の中の施設維持管理経費360万円の補正増につきましては,ひまわりの館の建物修繕費用を補正するものでございます。合併処理浄化槽の膜カートリッジ交換及び入浴施設のガス供給装置,真空温水ボイラー等の修繕を予定するものでございます。高齢福祉課所管の一般会計補正予算につきましては,以上でございます。 社会福祉課長)私からは,一般会計補正予算の社会福祉課所管の補正予算につきまして,ご説明申し上げます。補正予算書の40ページ,41ページをご覧いただきたいと思います。中段の款,民生費,項,生活保護費,目,生活保護総務費のところで,特別会計繰出金61万5,000円につきましては,授産所会計へ繰出しとなります。この繰出しにつきましては,授産所勤務の職員が年度の途中で退職いたしましたので,職員減を補う嘱託職員を雇用するための経費でございます。よろしくお願いします。 教育総務課長)教育総務課所管の補正予算について,ご説明いたします。資料の5ページをお開きいただきたいと思います。第2表,債務負担行為補正でございます。一番下,八郷中学校生徒教育バス運行業務委託の債務負担行為,2億5,100万円でございます。25年4月開校予定の八郷中学校は,柿岡中,八郷南中,有明中の3校の統合校として,広域な通学区域を有するために遠距離通学者に対し,通学バスの活用を予定しております。続きまして,48,49ページをお開きいただきたいと思います。教育費の3項目目,教育費,中学校費,学校建設費,八郷中学校建設事業,八郷中学校外構整備工事といたしまして,1億3,410万円を計上いたしました。その内容といたしましては,八郷中学校外構整備工事費でございます。土工工事,雨水排水工事,調整池,舗装,グランド整備,野外トイレ,倉庫工事,テニスコート整備などの工事であります。それらの経費を計上しております。続きまして,50,51ページ一番下,災害復旧費,教育施設災害復旧費,学校施設災害復旧費,集中豪雨災害復旧費,中学校施設災害復旧工事といたしまして1,870万円を計上いたしました。その内容といたしましては,7月の委員会で現地調査を行った八郷南中学校の法面の復旧工事費でございます。以上です。よろしくお願いいたします。 スポーツ振興課長)続きまして,私からは,スポーツ振興課所管の部分についてご説明申し上げます。お手元の資料,50ページから51ページをご覧願いたいと思います。太い枠で2番目の枠になります。款,教育費,項,保健体育費,目,保健体育施設費の柏原運動施設維持管理経費において,工事請負費で107万1,000円の補正に計上をお願いするものでございます。内容といたしましては,柏原サッカー場芝生改修工事として計上したものでございまして,本年6月,日本サッカー協会より,夏芝の提供を受けまして,協働作業により移植作業を行いました。サッカー場の今後の利用頻度を考慮し,夏芝の耐久性と年間を通じての芝の維持管理の観点から冬芝の種子をは種するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 学校給食課長)学校給食課で1件の補正予算を計上しておりますので,ご説明いたします。同じく,ページ50,51ページをお開きいただきたいと思います。上から3段目,款,教育費,項,保健体育費,目,学校給食センター費,賃金,八郷給食センター調理業務経費,臨時栄養士賃金115万円を計上してございます。理由につきましては,八郷給食センターにおいて,市職員で管理栄養士が8月31日付をもって退職をしたため,臨時の栄養士を雇用するものでございます。よろしくお願いいたします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 岡野委員)それでは,先ほどありました51ページの柏原の芝のあれなんですが。これ,種代だけで100万円もかかるのですか。 スポーツ振興課長)経費の内訳について申し上げますと,種でございますが,種が2種類ほどは種するわけでございますが,1種類ペレニアルライグラスが90キロ,アニュアルライグラス90キロがは種いたします。ペレニアルライグラスにつきましては,金額にして7万7,400円ほど。アニュアルライグラスにつきましては5万4,900円ほどというようなことになります。そのほかには種工といたしまして,8,550平米にまきますので,この手間として9万4,050円を見込んでおります。そのほか,青森県産の洗い砂,M砂と言いますが,これも8,500平米の分で18万8,000円ほど,あるいはまた目砂散布すり込み工,こういう工事がかかりましてこれが18万8,000円ほど。転圧工,これがかかりまして4万2,000円ほど。そのほか施肥工,肥料を冬芝対応でまかなければいけないということで,9万4,000円ほど。資材の回送費として6万円。また,新しい肥料を3回,24袋ほど購入するのですが,7,500円で18万円。その他諸経費で,15万円ほどかかって,合計110万円ほど必要になりますので計上したところでございます。 岡野委員)はい,ありがとうございました。種代は,7万7,000円,5万5,000円とのことで,あとは,そのほかの経費ということで分かりました,ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 岡野副委員長)私がお聞きしたいのは,債務負担行為の補正なんですが,一般質問でも議員から質問があった件なんですが。これについて2億5,100万円というようなことで,委託料で出ているわけですが,答弁を聞きますと,朝は1便で夕方は2便。それと,バスのルートは,4ルートを考えているというような説明でございました。それで,乗車するか,しないかについては,来春の入校者に,10月に説明をして,乗車するかしないかを聞くというような説明でございましたが,やはり来春入校する人と,来年,再来年というようなことで,子どもさんの集落における数も違ってくると思うんですが。例えば,今回のルートで運行しても,その集落に入校する子どもさんが,あったりなかったり,現在は子どもさんの数が少ないんで,そういうことあると思うんですが,これらのルートについては,来年以降についても,子どもさんの人数によっては,見直しをする考えがあるのかないのか,お聞きいたします。 教育総務課長)はい,お答えいたします。現在このルートを検討していた通学路部会というのがありまして,この通学部会は,八郷中学校が開校しても,引き続き組織として残しまして,その辺の教育バスの運行関係をその都度協議していくということで,話が決まっていますので,その中で,その都度決めていきたいと思います。ただ,路線がこのままで,停まる所とかそういうところがその中で,決めていきたい,そのように考えております。以上です。 岡野副委員長)通学部会で決めていくというような答弁ですが,通学部会そのものは,例えば,今まで柿岡,それから葦穂,瓦会と小学校の数でいきますと4校で,柿岡中学校ということであったわけでございますが,今度八郷中学校ということで,南中それから有明中学校からも来るわけでございますが,その部会に入っている方というのは,旧村単位でいきますと旧村単位で何人くらいで通学部会に入っているのですか。 教育総務課長)八郷中学校区の中学校,小学校のPTA関係の方々,それと先生方,小学校と中学校の先生方が委員に入っています,以上です。 岡野副委員長)私がお聞きしたのはですね,旧村単位で,例えばですね,葦穂地区で言いますと,吉生小学校と葦穂小学校があるわけですよね。そういう中で何名の方がそういう通学部会に,例えば,葦穂地区でも林地区でも結構なんですが,旧村単位で何名の方がその部会に入ってるんですか。 教育総務課長)各小学校のPTAの会長さんがひとりずつ入っています。校長先生が入っておりますんで,各学校2人ずつぐらいは入っております。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。 岡野副委員長)中学校費の学校管理費の中で,八郷中学校の外構整備工事1億3,410万円なんですが,先ほど説明は受けたんですが,説明したものは,主なものを言ったということで,私は理解したんですが,すべての外構整備工事の事業で,やるものについて,すべて述べていただきたいんですが。 教育総務課長)一応,概算工事ということで,内訳書がありますので,その中から骨子を述べさせていただきます。最初は,土,土工であります。これと法面工,汚水排水工,これは長尺U字溝,暗きょと明きょであります。それと調整池の築造工,調整池をつくる工事です。管理施設工,これはネットフェンスとか門扉関係です。舗装工,これは既存のグラウンドの舗装,下をいくらか固めてその上に土を乗せるということと駐車場の工事。給水施設工,これは給排水,水飲み場,その他付属の備品,スプリンクラーとかの工事です。照明施設,これは照明灯関係です。消防水利施設,これは防火水槽で野外トイレ,それの工事,新築ですね,野外トイレと倉庫は,一緒に作ります。運動施設工,これは野球のグラウンド整備,防球ネット,バックネット,ピッチャープレート,その他工事とテニスコート,ラインとか,全天候になりますので,その工事も入っております。雑工事で,コンクリートの取り壊しと仮囲い。準備工といたしまして,樹木の抜根が入っております。以上です。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。先ほどの説明では,主なものだと思ったんですが,それにしては,1億3,410万円は,高いなという感じがしたもんですから,どのような工事をするのかというようなことでお聞きしたわけでございます。先ほどのメンバー,分かりましたか。それがまだ分からないということであれば,後で結構ですけれど。バスの運行業務の委託料について,違う質問をさせていただきます。議員の中からも質問がありましたが,停留所についても,来春入校者に説明をしながら決めていくというような説明があったわけなんですが,現時点で話を伺いますと,通学部会に入っているのは,PTA会長と校長先生というような形で,各小学校区で2名の方が部会に入ってると思いますが,それだけの方でいろんな話をして決めて,保護者とのトラブルはないのか,心配しているわけなんですが,そういうことはないでしょうか,現実的に。 教育部長)通学部会につきましては,各中学校区のPTA,それに関係する小学校のPTAの方にも入っていただいております。また,小中学校の校長先生方にも入っていただいておりますので,例えば,停留所をつくる場合には,コースが決まったわけなのですが,その中でだいたい何か所ぐらいに停留所設置する。また停留所の場所については,その停留所まで自転車で来る方もいるかと思います。そういう方については,自転車を一時保管しておく,例えば,郵便局辺りが一番の中心地であれば,その郵便局にご協力をいただき,駐輪場として一部を提供していただく。あるいは農協の支所に協力をしていただくとか,そういうことは,PTAの皆さんや学校に相談をして,場所の選定というものをしていきたい,このように考えております。 岡野副委員長)停留所については,今説明がありましたが,なかなかね,畑とかそういうところを利用するというのも難しいと思うし,自転車の盗難にあったり何かするということも考えられますので,その辺については,よく保護者の方と協議しながら進めていただきたいと思います。また,10月に説明会を開くことというようなことですので,以前に聞いた中では,6キロを超えた方については,バス通学を認めるというようなことで聞いとったわけですが,10月の説明会の中で,私の子どもも6キロを超えているので,バス通学をしたいというような意見が出た場合には,当然ルートの変更もあるのかなと思いますが,その辺はどういうふうに考えていますか。 教育部長)バスルートでございますが,4ルートを設定をしております。このルートの設定につきましては,当初バスを走らせるのは,今まで路線バスが走っていたところ,そういう路線をメインにルートを設定するという話が当初からありました。狭いところまではなかなか中型バスが入ることは,難しいというふうな状況から,今まで路線バスが走っていたところに教育バスを走らせようと申合わせがございました。そういう中で,第5回目の通学部会の中で,料金の問題,かなりいろいろな意見が出たわけですけども,距離数に係ることなく,バスを利用する方は,月額3,000円の負担をいただこうというようなことで,PTAの皆さん,あるいは区長会の皆さんから意見が出まして,その通学部会で,応分の負担ということで,3,000円であれば問題がないのではないかとの決定をされた経緯があります。その決定を受けまして,その上部の決定機関,統合検討委員会で承認をされて現在に至っております。以上でございます。 岡野副委員長)いずれにしても10月に,来春入校者の保護者も集めた中で,この4ルートについては,説明会を開いて,その中で承認を得て運行するというようなことでございますので,できるだけですね,このルートにこだわることも大事なんでしょうが,6キロメートルというようなものがあるとすれば,そういう要望があればですね,そういうのも聞いてあげるのも当然教育委員会では,必要なのかなと私は思います。ですから,10月の説明会の折にはですね,意見があれば,そういう意見についても十分精査してですね,今後このバス4ルートについては,決定をしてトラブルがないようによろしくお願いをいたします。以上です。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 勝村委員)私から災害復旧費で,八郷南中学校の災害復旧に関してなんですが,これの工事の内容といいますか,どんなふうに行うのか。前回,昨年ですか,やはり土手が崩れて工事を行ったのですが,今回の工事としては,どんなふうに考えているかお願いします。 教育総務課長)八郷南中学校の災害復旧工事でございますが,現在,地質調査と測量設計,これを8月22日から来年の1月18日までの期間において,茨城県建設技術公社に発注しております。ですので,工事の内容は,まだ決まってはいないのですが,こちらからは,安価で安全性が保たれる工法での復旧をということでお願いしてあります。たまたま法面先が市の土地でありますので,ある程度の面積は,確保できるのかなと考えております,以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございます。4月には,統合されるということで,このあとの学校跡地の利用が決まってないわけなんですが,あそこは,元々盛土でやったところだと思うんですね。地盤的には弱いところなんだと思うんですが,果たして公共の土地ではあるんですが,お金をかけておかなくてもいいのかなというふうな感じもするんですが,その点に関しての見解は,どうでしょう。 教育部長)はい,今回の災害復旧費でございますが,昨年,その隣ですか,3.11の関係で崩落した場所がございます。それよりも今回は,長さが約20メートルくらい長い状況にあります。それで,やはり同じように間知ブロックが約5メートルくらい積んであったものが崩れたということで,その処分がかなりかかるようでございます。復旧工事そのものは,素法でよいのかなということで,間知ブロックの処分がかなりかかるので,復旧工事そのものは,そんなに費用的には,みることができないのかなと考えております。いずれにいたしましても,委員からご指摘がありましたように,来年の4月からは,とりあえずあそこの学校は使わないことでございますので,費用はそれほどかけたくないということで,今回,設定にそういう条件をつけまして,委託しているところでございます。以上です。 勝村委員)この中学校の跡地利用に関しては,当然決まってないと思うんで,これからであると思うんですが。そこが,もしかしたら小学校として活用されることもあるのかなと思うわけなんですね。今回は,工事のときにですね,実は,グラウンドの水はけがちょっと悪いんですね。その辺もあわせて工事ができればいいのかなと思うんですね。もしできることであれば,その辺も考えておいていただきたい。これ答弁結構です。それからですね,もうひとつなんですが,先ほど岡野副委員長からの質問の続きなんですが,ちょっともう少し詰めて八郷中学校の教育バス運行に関して,ルートですが。八郷南中学校区,これのルートを,これ資料をいただいておるんですが,小桜地区,小桜郵便局からのルートになってまして,川又,半田地区。この辺のルートは,どうなっていますか。 教育総務課長)はい,お答えいたします。来年,八郷中学校に入ってくる小桜小学校の6年生,南中学校の1年生,2年生でだいたい25名ぐらいいますが,この方たちは,土浦から来ている定期路線バス,この緑の線でちょっと見えにくいのですけども,この緑の線で書いてあるバスを利用していただきたいということで考えております。右側に記載してある,石岡,柿岡も龍の口方面の方は,距離がありますので,そちらも希望者については,路線バスを利用していただきたいというふうに考えております。以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございました。分かりました。そうしますと,この路線バスの利用者の負担金も3,000円ということでよろしいのでしょうか。それと辺境では,そのぐらいの利用者となりますが,将来的に,郵便局の近くで川又あたりでも,郵便局から乗りたいということであれば,もちろん乗せてあげるということですか。 教育総務課長)はい,定期路線バスを使う生徒さんに関しましても,定期路線バスに3,000円以上かかった場合は,負担金3,000円になるようにいたしたいと思っております。また,ちょうど中間で,路線バス又は通学バスのどちらかに乗るのかは,これからアンケートをとりまして,その保護者又は生徒の希望どおりになるようにしたいと思っております。以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございました。それから,小桜地区なんですが,辻の十字路から先,これ仏生寺のY字路までの運行ですかね,そのようになってるかと思うんですが。叱られるかもしれませんけども,中学生ですのでここまではいらないのかなと思うんですが,いかがなものでしょうか。これから決めるだろうと思いますけれども。 教育総務課長)はい,来年4月に入ってくる仏生寺,中山地区の生徒さんは,3人か4人いたかと思いますので,ここまで路線は伸ばしましたが,自転車で下まで行きますということになれば,辻の十字路でUターンといいますか,先まで行かないように。その辺も通学部会で決めたいと思います,以上です。 勝村委員)はい,ありがとうございます。この辻の十字路,フルーツラインから行って,右折していくと製材所の手前がちょっと狭いんですよね,これ県道なのですが。今,小学校のスクールバスと保育所のバスですか,運行してるんですが,乗用車で通っても,ちょっと危ない,狭くて危ないところなんで,通すのであればこの辺の拡幅工事も,先々を考えてお願いしたいと思うわけです。それから停留所につきましては,公共施設といいますか,JAとか,郵便局,自転車の置けるところということなんですが,例えば今まで中学校に通っていたわけですから,中学校の場所を利用して行ってもいいのかなと思うし,保護者の意見では,先ほど言いました仏生寺から先,中山で通学バスだから来てほしいんだよなんていう意見もありますし,いろいろなんですが,その辺も含めて,通学部会で決定されることでは,あろうかと思いますけども,集約的にそういう考えは,私はあるのかなと思っています。それからですね,またついでなのですが,中学生の登下校,女の子が多いかもしれませんが,保護者が乗用車で送迎することが増えているというふうに言われておりますが,これに関して,制約はないんで,どうしようもないでしょうけども,ただ,3校が集まるわけで,下校はともかく登校時に乗用車で来た場合,車の交通,学校で対応できるのか心配もあるんですが,その辺の見解は,いかがですか。学校に乗り入れられたら対応がどうなのですか。 教育総務課長)配布した資料のA3判,配置計画平面図で見てもらいますと,左の斜線が合併特例債で作っている上林上曽線,そこから中学校に入ってくるのですけども,この途中で降ろさないで,学校まで入ってきてもらいまして,校舎の脇を通りまして,この駐車場で転回して降ろしてもらうようなことになると思います。 勝村委員)はい,わかりました。 村上委員)最後になってしまうんですけれども,この教育バスについてですけれども,この2億5,100万円の内訳ということで,議案質疑の中でバス4台ということでありましたけれども,それぞれ費用がどのぐらいかかるのかとそのバス4台ではないと思うので,その費用の内訳をお伺いしたいと思います。 教育総務課長)4コースとも同じバスを使いますので,大体同じになるのですが,初年度につきましては,諸経費,新しい車が入りますので,多くなって1,000万円を少し超えるくらいです。2年目から5年目については,1,000万円くらいの見積もりをいただいております。 村上委員)はい,その1,000万円というのは,1台当たり1,000万円の経費がかかるという理解でよろしいのですか。 教育総務課長)はい,おっしゃるとおり,1台1,000万円からの費用がかかるということです,以上です。 村上委員)はい,ありがとうございます。それともう一点,学校給食センター費,臨時栄養士賃金ということで,8月31日付けで管理栄養士さんが退職されて,臨時に雇うということですが,退職されて,期間が空いておりますが,そのあたりの対応とのは,人員的に大丈夫なのか,確認いたします。 学校給食課長)はい,お答えいたします。今現在ですけども,県の栄養教諭さんが1名,それと以前に臨時の事務で雇用しておりました方が退職されまして,その方についても栄養士の資格を持った方を雇用していますので,今2名。今回補正で計上しましたので,合計3名になる予定です,以上です。 村上委員)はい,ありがとうございます。補正予算が可決されたら,3名体制にということで理解してよろしいでしょうか。 学校給食課長)現在も3名体制ということで,現在の予算の賃金の中で,補正で対応する方を現在の予算の対応の中で行っております。ですので,現在も3名ということで予算措置しております。 村上委員)現時点で3名の方がいらっしゃって,8月末日で1人退職されて,今回の補正で,またその3人目を補充する予算という理解でよろしいでしょうか。 学校給食課長)はい,そのとおりであります。 菱沼委員長)ほかにございませんか。暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き,再開いたします。先ほどの岡野副委員長の質問に対する答弁を求めます。 教育総務課長)通学部会のメンバーは,ただいま配付した専門部会委員名簿,八郷中学校学区の区長会長さん,PTAの会長さん,学校の校長,教頭をメンバーにしております。総勢で26名でございます。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第49号,平成24年度石岡市一般会計補正予算(第2号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第50号,平成24年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 社会福祉課長)議案第50号についてご説明申し上げます。平成24年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号),補正予算書6ページから8ページをご覧いただきたいと存じます。歳入につきましては,一般会計からの繰入金61万5,000円,繰越金7万8,000円,合計69万3,000円の補正増となります。歳出につきましては,総務費,施設管理費69万3,000円の補正増となります。内容につきましては,補正予算書63ページをご覧願います。授産所勤務の職員が年度の途中で退職しましたので,職員減を補うため,嘱託職員を雇用するものです。施設維持管理経費の事務嘱託員報酬といたしまして,80万7,000円と社会保険料3,000円の補正をお願いするものです。雇用期間につきましては,平成24年6月から平成25年3月までを予定しております,よろしくお願いします。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第50号,平成24年度石岡市授産所特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第55号,平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 次長兼高齢福祉課長)それでは,議案第55号,平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の22ページをご覧願います。はじめに,歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,043万4,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,934万円とするものでございます。続きまして,事項別明細について,ご説明申し上げます。補正予算書の110ページから111ページをご覧願います。初めに,歳入でございます。款4,支払基金交付金,項1,支払基金交付金,目1,介護給付費交付金,節2,過年度分117万3,000円の補正増につきましては,平成23年度介護給付費支払基金交付金の精算に伴い,交付金が追加交付されることとなったため,補正するものでございます。次に,款7,繰入金,項1,一般会計繰入金,目2,一般会計繰入金,節1,職員給与等繰入金621万6,000円の補正減につきましては,4月の人事異動により,職員等人件費が減額となることに伴い,補正するものでございます。次に,項2,基金繰入金,目1,基金繰入金,節1,介護給付費支払準備基金繰入金2,964万5,000円の補正増につきましては,平成23年度介護給付費並びに地域支援事業費の精算に伴い,各々返還金が発生することとなったため,その財源として基金から繰り入れを行うものでございます。次に,款8,繰越金,項1,繰越金,目1,繰越金,節1,繰越金6,582万8,000円の補正増でございますが,平成23年度介護保険特別会計の繰越金を補正するものでございます。最後に,款9,諸収入,項3,雑入,目4,雑入,節1,雑入4,000円の補正増につきましては,嘱託職員の雇用保険被保険者掛金を補正するものでございます。続きまして,歳出についてご説明申し上げます。補正予算書の112ページから113ページをご覧願います。款1,総務費,項3,介護認定審査会費,目2,認定調査費でございます。認定調査につきましては,職員及び嘱託職員と外部委託により実施しておりますが,認定申請から調査完了までの期間は,平成23年度で職員及び嘱託職員が約14日,外部委託が約27日となっており,要介護,要支援認定の迅速化を図るためには,職員による調査を増やし,外部への委託をできるだけ少なくすることが必要となっております。このため,嘱託職員1名を増員するものでございます。職員等人件費の社会保険料11万5,000円の増,認定調査事務費のなかの介護保険訪問調査嘱託員報酬73万7,000円の増,訪問調査委託料84万8,000円の減でございます。次に,款4,基金積立金,項1,基金積立金,目1,介護給付費支払準備基金積立金のなかの基金積立金でございます。介護給付費支払準備基金積立金6,700万1,000円の補正増につきましては,平成23年度介護保険特別会計の繰越金と平成23年度介護給付費支払基金交付金の精算金を積み立てるため,補正するものでございます。次に,款6,諸支出金,項1,償還金及び還付加算金,目2,償還金のなかの償還金でございます。介護給付費国庫負担金返還金820万4,000円,介護給付費県負担金返還金585万4,000円,介護保険災害臨時特例補助金返還金219万円,地域支援事業国交付金返還金471万7,000円,地域支援事業県交付金返還金235万8,000円,地域支援事業支払基金交付金返還金632万2,000円の補正増につきましては,平成23年度介護給付費並びに地域支援事業費の精算に伴いまして,各々返還金が発生することとなったため,補正するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第55号,平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第56号,平成24年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 次長兼高齢福祉課長)それでは,議案第56号,平成24年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)について,ご説明申し上げます。補正予算書の25ページをご覧願います。歳入歳出予算の補正でございます。歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ59万9,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ2億9,335万3,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細についてご説明申し上げます。補正予算書の122ページから123ページをご覧願います。初めに歳出でございます。款1,サービス事業費,項1,施設介護サービス事業費,目1,施設介護サービス事業費のなかの特別養護老人ホーム運営事業59万9,000円の補正増につきましては,特別養護老人ホームのぞみの建物修繕に係る費用を補正するものでございます。受水槽ポンプ制御盤及び圧力タンクの交換を予定するものでございます。次に,歳入についてご説明申し上げます。補正予算書の120ページから121ページをご覧願います。ただ今歳出でご説明申し上げました特別養護老人ホームのぞみの建物修繕に係る費用の財源について補正するものでございます。款2,繰入金,項1,一般会計繰入金,目1,一般会計繰入金,節1,一般会計繰入金59万9,000円の増でございます。介護サービス事業特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第56号,平成24年度石岡市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第74号,工事請負契約の締結について(平成24年度国補八郷中学校武道場建設工事)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。 教育総務課長)議案第74号,工事請負契約の締結について(平成24年度国補八郷中学校武道場建設工事)についてご説明いたします。平成24年度国補八郷中学校武道場建設工事ですが,鉄筋コンクリート造,2階建て,建築面積は748.01平米でございます。7月27日に条件付き一般競争入札による開札を行いました。株式会社岡部工務店が落札し,2億6,323万5,000円で仮契約を行っております。工期は,25年3月15日を予定してございます。議会の議決後,本契約として工事を進めていきたいと存じますので,ご審議よろしくお願いいたします。以上でございます。 菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。 勝村委員)この件に関しまして,まず再入札といいますか,入札があったわけですが,工期はどうなんでしょう,間に合うのでしょうか。 教育総務課長)実際,発注時期は,遅れておりますが,開校までには間に合わせてもらうように業者に働きかけていきたいと思っており,工期内に終わるように努力します。以上でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございました。一番心配されているのはその部分だと思うんですね。今,仮契約ということなので,本契約になりましたら,業者さんに是非とも十分にお願いをしていただきたいと思います。その点だけ心配だったので,以上です。 野口委員)工事内容というのは,別に変わっていないわけでしょうか。 教育総務課長)一度目の発注に関しましては,希望価格2億1,750万円,今回は2億6,340万円ということで,工事内容といたしましては,今回,工期の関係もありましたので,解体工事の2期工事を武道場と一緒にお願いすることといたしました。そのほか,仮設の駐輪場等も一緒に行うこととしております,以上です。 野口委員)はい,ありがとうございます。ほぼ完全に開校までに間に合うということですね。 菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。私からもこの工期に間に合うように勝村委員,野口委員からもありましたように,最初の発注段階で日程がずれていますので,そういった意味においても来年4月の開校に向けてね,しっかりと常にチェックを入れていただきながら,よろしくお願いいたしたいと存じます。 教育部長)今回の八郷中学校の武道館,これにつきましては,3つの中学校の統合校として,当市で市町合併後初めてとなります。そのような中で,来年4月開校に向けて,工事が滞りなく完成するよう工程会議等で情報を密にしまして,工期内に完了させていきたいと,このように考えております。以上でございます。 菱沼委員長)ほかに質疑は,ありませんでしたね。 次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第74号,工事請負契約の締結について(平成24年度国補八郷中学校武道場建設工事)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,請願第3,教育予算の拡充を求める請願を議題といたします。本件について事務局より受理の経緯と請願の概要等について説明を求めます。 事務局)請願第3,教育予算の拡充を求める請願における,受理の経緯及び概要等をご説明申し上げます。まず,受理の経緯でございます。紹介議員は,岡野孝男議員でございます。紹介議員は,当委員会の委員ではないことを申し伝えさせていただきます。提出者は,水戸市笠原町××-××,茨城県教職員組合,代表者○○○○様ほか262名の方で,平成24年7月31日に提出され,同日付で受理をしております。次に,請願の概要でございますが,翌年度の国の予算を拡充するべく,関係行政庁への意見書提出を求めるものです。請願事項として,3項目を掲げていますので,該当箇所の原文を読み上げます。請願事項,1きめ細かな教育の実現のために少人数学級を推進すること。2教育の機会均等と水準の維持向上をはかるため,その根幹となる義務教育費国庫負担制度を堅持すること。3東日本大震災における教育復興のための予算措置を継続して行うこと。2013年度政府の予算編成において,これら3項目の実現に,地方自治法第99条に基づく,国の関係機関に対し意見書提出を求める内容となっています。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)ただいま事務局から受理の経緯等について説明がありました。次に本件について,ご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。ご意見等は,ございませんか。 暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)再開いたします。ご意見等は,ございませんか。 勝村委員)これに対してですね,私の考えなんですが,少子化時代を迎えましてですね,1学級40人以下とするようなこと。これは,極端に少なくなければ,30人から40人の間で,やるのは非常に良いことではないかなと私は思いますね。切磋琢磨をするという意味も外れないと思うんですよね。ですから,少人数学級,これを進めていくことがいいと前から思っていたことなのですが。それと,教育水準の向上を図るための国からの教育に対する,もっとお金をかけろという意味ではないんですが,今,ここ日本の教育は,ちょっと堕落しているというようなことが言われている中で,あまりにも,諸外国にも劣り始めているということも言われておりますので,これも必要ではないかなと,私は考えます。それから3つ目の大震災による予算措置ですね,教育復興のための予算措置。これも当然のことではないかなと,私は考えております。以上のようなことから,この請願に対して,賛成の方向で私はいきたいなというふうに考えております。以上です。 岡野副委員長)私もこの請願については,願意妥当であるとこのように思います。 村上委員)はい,ありがとうございます。請願項目に対して,その趣旨等に同意見という考えを持っておりますので,私も賛成の意見を持っております。 菱沼委員長)そういたしますとね,今,勝村委員,岡野副委員長,村上委員から話がでまして,皆さんですね,この願意は妥当であるという状況の中で,これは採択すべきだという話がございました。そのように集約をいたしまして,お諮りしていきたいと思うんですが。ほかにご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)次に,討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。請願第3,教育予算の拡充を求める請願を採決いたします。お諮りいたします。本件は,その趣旨,願意を妥当だと認め,採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらに,お諮りいたします。ただ今,採択とすべきものと決しました本件は,地方自治法第99条の規定に基づき,関係行政庁に意見書の提出を求めるものでございます。よって,お手元に意見書の案文を配布いたします。 -意見書案文の配布- 菱沼委員長)それでは,意見書の案文について,何かご意見等ございましたら挙手によりお願いをいたします。 ご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,この際お諮りいたします。本件の願意達成のため,当委員会提出議案として,お手元に配布いたしました案文のとおり,議長に意見書案を提出したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。次に,陳情第29,学校図書館の蔵書整備,充実に関する陳情を議題といたします。本件について,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。 事務局)陳情第29,学校図書館の蔵書整備,充実に関する陳情における,受理の経緯及び概要等をご説明申し上げます。まず,受理の経緯でございます。提出者は,石岡市東石岡四丁目××番××号,○○○○様で,平成24年7月26日に提出され,同日付で受理をしております。次に,陳情の概要でございますが,市内小中学校の学校図書館の蔵書整備,充実の継続的な実施を趣旨とし,具体的には市に対する陳情として,3項目掲げられています。該当箇所の原文を読み上げます。1つ目として,石岡市内27小中学校へ地方財政措置をお願いし,学校図書整備5か年計画で十分な蔵書を継続整備して頂きたい。説明いたしますと,新学校図書館図書整備5か年計画には,平成24年度からの5年間で学校図書館図書標準の達成を目指すもので,単年度で約200億円5年間で約1,000億円の措置することや学校図書担当職員,つまり,学校司書の配置で財政規模を約150億円とするなどの国の計画でございます。戻りまして,2つ目として,高額品となる図鑑・辞典類の購入に特別な措置を講じて頂きたい。3つ目として,地元書店商業組合が推薦する,日本書店商業組合の図書装備,日書連マークを統一使用するために,石岡市内27小中学校図書館全てへコンピューターの配置とシステムの導入をお願いしたい。こちらに記載されている,日本書店商業組合連合会の日書連MARKでございますけれど,コンピューターで読むことができる目録のことでございます。以上,3つが記載されており,市へ要望する内容となっています。以上で説明を終わります。 菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について説明がありました。次に,本件についてご意見等がございましたら挙手によりお願いをいたします。ご意見等は,ございませんか。 野口委員)内容的には,いいことなんですけれど,ただ,当市としては,ちょっと時期尚早かなと思っておるわけでございます。というのは,統廃合の問題が関わってまいりますので,果たしてこれをを早期にというようなことでは,ちょっと無理があるし,ちょっと予算的にも大変かなということでございます。私の場合には,これを継続のがよろしいかなと思っております。 岡野副委員長)教育委員会にちょっとお聞きしたいんですが,今現在小中学校で図書の管理というのは,どのように行われていて,今現在,不都合とかそういうことは,あるのでしょうか,ちょっとお伺いいたします。 教育委員会次長)学校の図書の管理について,お答えいたします。学校図書に関しましては,学校司書を中心に貸出業務をやっている状況でございまして,現在それに関わる生徒などがその図書に関与しているということで,今のやり方で,対応には間に合ってる部分が多いのかなというような考えでいるところでございます。図書検索等もございますので,ゆくゆくは,そういうネットワークとか必要になってくると思うのですけども,今の段階では,そこまではまだよろしいのかなというような考えを持ってるところでございます。以上でございます。 岡野副委員長)ちなみにですね,これは,市内の小中学校図書館,すべてにコンピューターの配置とシステムの導入をした場合にですね,金額的にどのくらいかかるものだか,もし,分かれば,ちょっと教えていただきたいと思うのですが,いかがでしょうか。 中央図書館長)はい,私からお話をさせていただきます。今,陳情の中にありました図書館システム石岡市内の全校へ配備するといたしますと,メーカーがいろいろありますので,一概にということではないですが,比較的安価なものを入れたとしてもですね,システムソフト代,それと機械代が含まれてきます。まずシステム代だけで約1,300万円ぐらいかかるんではないかと,そのほかに27校へ配備するパソコン,プリンター等がありますので,その費用がまたかかります。機械の費用については,申し訳ございませんがまだ算定をしておらないのですけども,最低でも1,300万円から上の金額ということになるかと思います。以上でございます。 岡野副委員長)ちょっと聞きもらしたかも知れませんけど,市内の27小中学校,1校当たり1,300万円かかるということですか。 中央図書館長)申し訳ございません言葉が足りなくて。1校当たり約50万円ぐらいかかります。27校でシステム経費だけで約1,300万円となります。それに先ほど申しましたように,パソコン代,プリンター代等々の備品等が入ってまいりますので,やはり2,000万円から超えるではないかというふうに考えております。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。私としてはですね,現在,小中学校で管理している状況の中で,問題がないというような発言もあったわけなんですが。当然,石岡市としても小学校の合併というようなことも考えておりますので,今ここで結論を出すよりも継続審査というようなことにしていくことがよろしいのかと,このように思います。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 勝村委員)私も2人の委員と意見は,基本的には同じなのですが,財政措置として,24年度から5か年計画というような国の方針もあるわけでございますので,今回は,継続ということで審査をしていくことがよろしいのかなと思います。これらシステム的に非常にすばらしいことだと思うんですが,そのように思います。以上です。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 岡野委員)私は,みなさんと同じで,こういうことは本当にいいことだと思うんですが。合併やそのほか,いろんな問題もありますし,この問題については,継続でやってはどうかと思います。 村上委員)まず陳情事項の確認なのですけれども,このシステムを導入した場合に,各学校で共通の検索システムが得られるという理解でよろしいのか,もし分かればですけど,いただけますでしょうか。 中央図書館長)まず,基本的には,各学校ごとの蔵書の管理になってくるかと思います。次のステップといたしまして,インターネットを利用して,各学校のシステムを連結して,運用をするということになってくれば,石岡市内の小学校で蔵書している図書については,ほかの学校からも検索ができるというように2つの段階で考えていただければと思います。以上でございます。 村上委員)はい,ありがとうございます。そうしますと,先ほど説明いただいたように,現在は各学校の司書の方の対応で十分その検索というか,蔵書の管理は,できているとお考えなのかどうか,現状をどのように把握されておるのか見解を伺いたいと思います。 教育委員会次長)はい,先ほども申し上げたとおり,現状としては,今の対応で間に合っている部分が多いと思います。確かにそのパソコン等の検索が入るということになれば,それなりに便利になる部分もあると思いますけども。ただ,それに携わるというのですかね,そういう職員,いろんな状況も必要になってくるのかなという部分は,考えなくてはならないかなと思います。村上委員のおっしゃるとおり,今の状況は,どうなのかということになれば,対応できていると考えております。 村上委員)今,執行部よりご説明いただいたところですけれども,現在,十分対応できているということと,システム導入に当たって,先ほど最低2,000万円かかるということで,現在すぐ早急に対応しなければいけない案件ではないように今現時点では,感じております。 菱沼委員長)今,各委員さんからですね,いろいろご意見がございました。この学校図書館の蔵書整備,充実に関する陳情ということにおいてはですね,ほとんどの方が継続審査をすべきだということでありました。そういう中で,私としてはですね,皆さんと協議をしている中で,しっかりと決めていきたいと思っております。 今,いろいろですね,皆さんからご意見いただいたわけでございますが,この陳情事項の部分が3点あるわけでございます。それで各議員さんからですね,特にこの3番目のシステム導入と先ほど執行部からもですね,このシステム導入に関しては,2,000万円を超えるシステム導入がかかると。また,立川次長からですね,今の現状で間に合っている状況があるということで答弁をいただきました。そういう中で,これは皆さんの意見を集約したいんですが,この3つの中のですね,まる1とまる2,この部分においては,妥当性があるのかなっていう部分は,私個人として思うんですが,その部分を採決をして,3番目のコンピューター導入に関してはですね,これを削って,この1番,2番の一部採択ということで,諮っていくのがいいのかなというふうにも思います。それはなぜかと言いますと,先ほど皆さんから特にコンピューターの配置,システムの導入は,学校の統廃合が目前に来てると状況に中で,時期尚早だろうという意見もありました。それはいつまでも継続してても,陳情者に対して,やきもきさせてしまう部分もあろうかと思います。それに一応ですね,この陳情の部分においては,きちんとですね,決をとって継続審査をするよりも,願意は良いものでありますけれども,ただ,この3点目に関してはね,なかなか難しい現状があるので,1番と2番を採択,一部採択で,3番を外すことに関しては,いかがと思うんですけど,みなさんのご意見を賜りたいと思います。 勝村委員)はい。今,委員長が言われたこと,そのとおりかと思いますね。学校図書5か年計画という,国の財政措置,これを活用をして,いいのかなと思うし,高額品となる図鑑,辞典の購入,これも当然行う,ゆくゆくはですね,ゆくゆくはですよ。今,立川次長からありましたように,現在は間に合ってるということであれば,コンピューターは,とりあえずいいのかなと思います。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,どうでしょうか。 野口委員)先ほども委員長がおっしゃいました,上のふた項目については,妥当かなと思いますけれども。最後のシステム導入について,市では,導入しなくても支障がないということのようですんで,この導入は,別にしなくてもよいのかなと思いますので,私は3項目だけはちょっと反対という形になります。以上です。 菱沼委員長)ほかにご意見等は,ございませんか。 岡野副委員長)私も野口委員の意見に賛成です。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)再開いたします。ほかにご意見等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。各委員の意見を集約いたしますと,一部採択ということで意見を集約したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)これより採決に入ります。陳情第29,学校図書館の蔵書整備,充実に関する陳情を採決いたします。お諮りいたします。本件については,陳情項目にあります,第1項目,第2項目については,その趣旨,願意は妥当と認め,採択すべきものと決し,第3項目については,不採択とすべきものと決することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらに,お諮りいたします。ただ今一部採択とすべきものと決しました本件は,第1項目,第2項目を執行部に送付し,その処理の経過及び結果の報告を請求したいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「意義なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。以上で本委員会に付託されました案件の審査はすべて終了したわけでございますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,その他の件といたしまして,執行部から発言を求められておりますので,これを許します。初めに,保健福祉部からお願いします。 次長兼健康増進課長)国府中学校の集団予防接種事故のその後の経過について,報告させていただきたいと存じます。6月18日,国府中学校で行いました予防接種事故につきまして,保護者の皆様のご同意をいただきまして,30名の生徒の皆さまの採血を6月29日から7月5日に実施しました。この採血の目的は,1点目,麻しん,風しんのワクチンが接種されているかどうかの確認でございます。今回使用したワクチンが30名の生徒に対して,29本であることから,1名ワクチンを接種されていない可能性がございますので,検査を実施いたしました。2点目としまして,B型肝炎抗原,C型肝炎抗体,HIV抗体につきまして,保持している生徒がいるかどうかの検査を実施いたしました。今回の事故では,注射器を2度使用した可能性があることから,もし仮にこれらの感染症の保持者がいた場合には,感染する可能性があるため,検査を実施したところです。検査結果を検証したところ,B型肝炎抗原,HIV抗体については,30名の生徒全員が保持しておりませんでしたが,C型肝炎抗体については,保持している生徒がおりました。この検査結果を受けまして,7月18日,市長が定例記者会見で,経過説明を行うとともに,同日午後7時から第2回目の保護者説明会を実施することを説明いたしました。保護者説明会では,血液検査の報告を行うとともに,生徒の皆さまの感染の有無を確認する血液検査を7月25日から31日に行うことをお願いし,検査項目について説明させていただきました。血液検査については,C型肝炎ウィルスの感染の有無を,遺伝子レベルで調べるHCV-RNA検査及び肝機能についての生化学検査,MR抗体検査を実施しました。採血を行った生徒全員がC型肝炎の検査結果は陰性でありました。なお,検査結果については,石岡市医師会のコメントを添えて,保護者に持参してございます。本日の委員会資料に添付してございますので,ご覧いただきたいと存じます。石岡市医師会の見解によりますと,医学的見地からの感染の可能性を考慮して,9月下旬から10月上旬に再度の採血をお願いするとともに,約6か月後の12月にも血液検査をすることにより,医学的に最終の感染の確認が,可能であるとのことでありますので,生徒の健康確認について,市としても協力して対応してまいりたいと考えております。また,麻しん,風しんの予防接種の免疫の獲得につきましては,医師会が検証を行っておりますが,いまだ結論に至っていない状況のため,今後も数値の検証を継続するとのことでございます。なお,C型肝炎は,日常生活で感染することは,ほとんどありません。血液検査によりC型肝炎抗体を持つ生徒の特定につながることのないよう,国府中学校,教育委員会とも協力して対応してまいりたいと考えてございますので,委員の皆さまにもご理解いただきますようお願いいたします。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 岡野副委員長)私からお聞きいたしますが,C型肝炎の検査,いわゆるHCVですが,7月に一度実施してあと2回実施すると。9月下旬から10月,12月が最終の採血ということで,合計3回実施するわけですが,当然これらの検査をするのにも費用がかかると思いますが,費用負担について,どのようになっているのかお伺いします。 次長兼健康増進課長)当然,委員ご指摘のとおり検査をすれば,費用がかかります。当面,市で対応していきたいと思います。 岡野副委員長)そうしますと,市で対応していきたいとのことなんですが。3回分の検査は,市で負担するということになるわけですか。 次長兼健康増進課長)当面,請求に基づいて対応していきたいと思います。 岡野副委員長)当面という言葉は,どういうふうに理解していいのか困るのですが。例えば,市で負担するということであれば,別ですが。当面とは,どういうことなのですか。 次長兼健康増進課長)今回の予防接種につきまして,事故というふうに考えでございますので,その費用について,予防接種の事故調査委員会等を含め検討をいたしましてですね,その委員会に諮るかどうかまだ決定してございませんけども,その請求が医師会に対してできるのかどうか,その検証をしたうえで,当面市で支払い,後日支払いができるという判断になれば,還付請求を行いたい。まだ原因の完全な特定というところまでいってございませんので,その検証をしたい。それに基づいて,そういうことが可能かどうか,それについても検証したいというふうに考えてございます,以上です。 岡野副委員長)そうしますと,医師会が悪いのかどうか,その辺がまだはっきりしてないと。そういう時点では,とりあえず市で負担をしてきますと。請求ができるようであれば,請求もするというようなことで理解してよろしいですか。 次長兼健康増進課長)そのようなことで考えていただいて,結構だと考えています。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。 菱沼委員長)ほかにございませんか。 村上委員)今回この通知で,また9月から10月,そして12月採血をしたいということで,医師会から意見が出ておるわけですけれども,保護者の反応といいますか,ご意見は出ていたんでしょうか。 次長兼健康増進課長)保護者の皆さまには,この医師会の意見書をつけまして,8月中旬に各保護者の方のお宅に検査結果と併せて配付をしてございます。その結果としてですね,この内容についての質疑の電話等は,現在のところございません。と申しますのは,7月の第2回目の説明会の際に,C型肝炎の方が残念ながらいたこと,それについては,数パーセントで感染の可能性があれば,感染の有無を確認するために,1回,2回,念のため3回とこの検査お願いする予定だということを7月の保護者説明会で,既に医師会との協議の中で,必要だというふうな方向性がありましたので,そういうことを一度申し上げてございます。その結果として,再度,保護者の皆さまにこの通知を差し上げてございます。そのようなことから現在のところ,この回数は多いのではないのかなどの問い合わせはございません。むしろですね,ある保護者が2年目,3年目もやって欲しいという方がいらっしゃいます。医学的なことをお話しさせてもらいますと,6か月目の抗体検査,具体的に申しますと,今回と9月下旬から10月上旬に血液の検査をさせていただきたいと思っているのは,C型肝炎のRNA検査,これは核酸検査と言いましてこの検査をさせていただいて,抗体部分が中に入って感染したことが発生してくるのはですね,3か月から4か月過ぎてからだということで,念のための6か月後も含めて3回の検査をすれば,完全に感染していないということが確定できるということの話を伺いましたので,その旨も保護者説明会の際にさせていただいてございます。そういう関係で,現在のところ問い合わせ等は,ありません。以上でございます。 菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,教育委員会からお願いします。 教育総務課長)石岡市立北小学校の校舎耐震化事業に係る検討ついてご説明いたします。石岡市立北小学校校舎耐震化事業は,今年度実施設計を行い,来年度耐震工事を行う予定でありました。しかし,北小は昭和48年開校で39年前の建物であります。平成16年の耐震診断においては,基準に満たしていないことが判明いたしました。このため,校舎の耐震化のための方法を,比較検討し耐震化事業の方針を決定するために,北小学校校舎耐震化事業に係る検討を行いました。報告書では,耐震補強改修,鉄筋コンクリート建替え,鉄骨造り建替えの3種類の検討を行いました。総合的に比較検討した結果,鉄骨造りによる建替えが最も有効な方法であるという結果をいただいております。そして,今回耐震化事業ではなく,鉄骨造りによる建替えでの改築を予定しております。以上でございます。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 勝村委員)北小学校の建替え,耐震が無理だということで建替えになるのでしょうけれど,少子化が進んでいるなかで,小学校の統合というのは,まだ検討をされてないんですよね,その辺を。 教育総務課長)答申書には,出ておりますが,案としてある程度の規模,こことここの学校をこの地区にという案はありますが,具体的にまだ進んでおりません。 勝村委員)北小学校の現在の児童数,これ分かりますか,分かればお願いします。 教育総務課長)現在,87名でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございます。87名というと,1学年15人程度になりますか。平均で考えますと。この先,増加するというか,それも多分ないんでしょう。そうなると,統合も考えてみて,進めていくのも一つ案かなと思うのですが,どうでしょうか。 教育部長)確かに北小学校の生徒数は,今担当課長からありましたけれども,現在の北小の耐震化を申しますと,IS値が0.4程度だと思います。いずれにしましても,耐震補強が急務かなと思っております。以前,統合の地元説明会を行った経緯があります。そのときには,なかなか統廃合については,地元のPTAはもちろん,地域の方から得られない状況があったように思います。今回,校舎そのものが耐震診断の結果,危険な状態にあるということから,何らかの対応をしなければならないとのことから,当初耐震の計画をしたのですけれども,耐震補強をいたしましても,先ほど比較検討の話が出ましたが,耐震は構造だけでございます。そのほか給排水関係もかなり改修しなければならない。床のクラックがあるというようなことで,そういう諸々全体的なことを考えたときには,かなりの費用がかさむというようなことで,耐震に代わる対応策がないかなということで,今回,鉄骨造り建替え校舎ということを検討したわけでございます。統合につきましては,当然,今後の児童の推移をみながら検討していかなければならないことでございますが,当面は,中学校を最優先に統合を進めるというようなことから,小学校については,その後になるのかなと思います。そういうことから,今回のような説明をさせていただきました。 勝村委員)ありがとうございます,よく分かりました。よく分かったんですけども,今部長が言われたとおり,統合の話を持っていくと地元は反対なんですね,私も朝日小学校の統合の時に関連したもんですから。これは地域の核としてやっぱりいくら小さくても学校は,残したいという想いがありますからね,これは絶対的なものがあると思うんで,大変かと思います。それから,ちなみに統合にした場合,近隣の小学校というとどこへいくのか。それから,10年ぐらいの統計をとっておると思うんですが,小学校の人数がどのぐらいになるのかというのが分かれば参考までに教えていただければ。 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。先ほどの勝村委員の質疑に対する答弁を求めます。 教育部長)小中学校の適正規模,適正配置の答申に基づきまして,平成21年度に策定しました。その中で,現在87名で,26年度までの見通しは,101名との見込みをしているところでございます。 勝村委員)はい,ありがとうございました。なかなか難しいとのことなんですが,私は,少人数学級だと,いい子どもが育つような気がいたしております。続けられることなら,続けることがいいのでしょうけれど,さまざまな事情があると思いますけれども,その辺を含めていただきまして,よろしくお願いしたいと思います。以上でございます。 岡野副委員長)北小の改築との話ができたんですが,どのくらいかかるんですか。 教育総務課長)今回,耐震補強,鉄筋,鉄骨の3つで検討しましたけれども,検討過程で,鉄筋を抜きまして,耐震,鉄骨との検討をいたしました。耐震補強改修で3億9,600万円,予定している鉄骨造りが4億4,500万円です。約1割ぐらい工事費が高いんですが,先ほどの部長も言ったように,老朽化が進んでいる外装工事,給排水工事,それに床スラブしたコンクリート割れ。また,目視でも分かるような床の傾斜,これらの工事を近い時期に別途発注しなくてはならないので,その辺を含めると工事費は,逆転する可能性がございます。以上です。 岡野副委員長)4億4,000万円もかけて改修改築するということなんですが,小学校の合併というものを視野に入れたら,近いところで府中小学校にスクールバスで通学させるというようなことも考えてみたんですか。 教育長)確か平成21年8月頃になるかと思うのですが。何回か説明した中で最終でその辺になったかと思いますが,北小の図書館でですね,地域の区長ほとんど来ましたかね,それからPTAの方,そういった方の中で,市長も出席しまして,統合や統合した場合の対応,今のバスの件などのそういう話も出ました。進めている統合への意向は,その段階で得られなかったので,少し時間をかけて継続的に進めなければならないとのことがございました。そういった中で地震が起きまして,壊れ方は石小より大きくはなかったのですが,いずれにしても危険性がある校舎中で,そのままにしておけないということもございまして,こういう段階になったものです。以上です。 岡野副委員長)教育長それにしてもですよ,小学校の合併を考えていくなかで,そういう考えにたっていたら小学校の合併なんかできないと思いますよ。そういうことも,全然検討はなされなかったんですね。北小の生徒87名という話ですが,そういう生徒を受け入れる体制にあるかどうかは,私分かりませんけれど。受け入れる体制は,あるんですか,空スペースとかをみれば,お伺いします。 教育長)現在の段階では,府中小に受け入れるスペースは,ございません。そういった中で,進めている状況です。 岡野副委員長)現在のところ,スペースは,ないということですが,仮にですよ,やる気があって,北小の保護者に理解を求めれば,例えば,府中小学校でプレハブを建てたってやっぱりそういうことは,できるんではないかと私は,思いますよ。でも教育委員会でそういう考えでは,今後の小学校の合併は,非常に難しいと思いますよ。どこの地区だって,今現在ある小学校を残してもらいたいというのが地域の声であり,地域の皆さんは,当然,誰も残してもらいたいと思ってるわけですから。それは,検討は全くなされていなくて,北小の保護者,区長から小学校については,残して欲しいというようなことがあるので,震災の影響もあって,校舎そのものも傷んだということは理解できますが,それで改築するというような方向に踏み切ったわけですか。 教育長)今,2つの点から。区長とかPTAのお話がでたのですが,その意見で判断している状況ではございません。あくまでも,今の北小の校舎の状況,その危険性のもありまして,こういう形になった状況であります,以上でございます。 岡野副委員長)でも現実的なことを考えれば,仮に改築するにも4億4,000万円でかけてやるということなんですが,当然校舎が使えないわけですから,プレハブの校舎を造るとかということになれば,4億4,000万円では済まないですよね,実際は。もっとかかると思うんですが。 教育部長)ただ今,申し上げました4億4,500万円。これにつきましては,建築費のみでございますので,当然このほか備品等もかかってくることになるかと思います。 岡野副委員長)私は,もっとですね,よくその辺のところを研究して対応していただきたいと思いますね。これ,5億円からかかるでしょうよね。小学校の合併そのものが教育委員会としてどのように考えてるんだか私分かりませんけれど,非常にこの小学校の合併については,難しくなると思いますね。その辺のところ教育長どうお考えですか。 教育長)岡野副委員長からご指摘があったように,地区懇談会の折りにも,小学校の場合には地域の文化的にも中心的なことがありますので。それとあと地域の状況あるいは子どもたちの通学の問題,距離の問題いろいろあるかと思うので,小学校については,十分にこれから検討して,対応していかなければならないかなと思っております。 岡野副委員長)そうしますと北小の改築ですが,これは何年度に行う予定ですか。 教育部長)今年度,設計を組みまして,来年度予算要求をしていきたいというふうに考えております。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。これ以上お話ししてもしょうがないと思いますんで。 菱沼委員長)暫時休憩をいたします。 -休憩- 菱沼委員長)再開いたします。ほかに質疑等は,ございませんか。 野口委員)ちょっとお尋ねを申し上げます。現在北小の空教室はどれくらいあるのか,ちょっとお伺いします。 教育総務課長)現在は,空いている教室は,ございません。以上です。 野口委員)そうすると,もう児童が入っているということですか。 教育総務課長)児童が入ってる教室,特別教室,音楽室とかがある状態でございます。以上です。 野口委員)実際には,もし,1つでも2つでも空いていれば,規模的に同じような大きさのものを造るのではなくて,縮小したような形で造ってもいいのかなとは思ったんですが,現在,空き教室がないということであればね,何らかの合併をにらんだ形のものを選択することがよろしいかなと思っております。まして,北小は,府中小の分校ですよね。ですから,将来的には,府中小組み込まれんじゃないかなとは思いますけれどもね。そこら辺にらんで,もう1回設計も組み直すことがよろしいかなとは思っております。以上でございます。 村上委員)先ほど教育長の説明をいただいた中で,平成21年8月の説明会ということをおっしゃてたかと思うんですが,意見時点での保護者の行為意向というか,ご意見を伺っている機会があるのかどうかお伺いしたいと思います。 教育長)はい,その後については,意見を伺った機会がございませんでした。 村上委員)はい,ありがとうございます。そうしますと,今回の耐震診断結果を受けて,耐震化工事を進めるのか,新築にするのか,また先ほど,副委員長を初め,委員の皆さんからご意見が出てる統廃合を見据えた方向性をもっていくのか,現在通われている方々のご意見というか意向も尊重しなければいけないと思いますし,本来早急に対応するのであれば,有明中のように,プレハブを建ててでも,早急に現在の校舎を使用することを停止する判断をしなければいけないと思いますし,その安全を第一にと考えたときに保護者の方々が現在の校舎を使うこと,継続を希望するのか,通学が遠くなったとしても,違う学校で安全確保を願うのか,プレハブを早急に建てて対応するのかは,それぞれ保護者の方々の意向もあると思いますので,やはり,確かにスケジュール的に本年度設計,来年度実施という短いスパンで臨みたいという意向は,理解できるんですけれども,やはり現在の保護者の方々の意向がどこにも反映されていないのかなっていうのが,少し気になっているので,やはり配慮されるべきではないのかなというふうに思うんですけれども,その辺はいかがでしょうか。 教育長)はい,ありがとうございます。その辺も考慮しまして,検討させていただきたいとします。 菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。 教育総務課指導室長)石岡市内の小中学校のいじめの現状についてご説明いたします。いじめについては,文部科学省の定義で,自分より弱いものに対して,一方的に身体的,心理的な攻撃を継続的に加え,相手が深刻に苦痛を感じているもの,となっておりますが,この定義にとらわれることなく,各学校では,いつでも,どの学校でも起こりうるものであるという危機意識をもっていじめは絶対に許さないとの意識を学校教育全体を通じて徹底しているところであります。各学校においては,定期的な生活アンケートを実施し,児童生徒と触れ合う中で,きめ細やかに観察したりすることでいじめに関する情報を収集し,いじめを予防するための取組をしています。なお,平成24年度1学期末の報告では,小学校3件,中学校4件の計7件あり,6件は解消され,残り1件は現在対応中です。発生した事案の対応としましては,内容に応じて石岡市学校サポートチームを立ち上げ,子ども同士の人間関係の修復やいじめの解決に向けた適切な対応ができるように体制を整えております。対応においては必要に応じて,指導主事を学校へ派遣し,関係機関と連携を取り合い,問題の解決と保護者の不安解消のために迅速で適切な対応を図るようにしているところです。 菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。 岡野副委員長)今の説明によりますと,いじめで,小学校3件,中学校4件で計7件とのことですが,これについては,教育委員会で相談を受けた件数なんですか。それとも,各小学校中学校において,相談を受けた件数なんでしょうか。どちらの件数ですか。 教育総務課指導室長)件数の件なんですが,毎月,教育委員会に学校からいじめに対しての件数が報告されております。それで1学期の合計が7件ということでございます。以上でございます。 岡野副委員長)解決済みの件数について,ちょっと聞き逃したんですが,7件のうち解決している件数について,もう一度お願いします。 教育総務課指導室長)7件のうち,6件は解消されております。以上でございます。 岡野副委員長)そうしますと,1件が未解決というようなことで理解してよろしいのかと思いますが,先に行われました一般質問の中で,いじめによる不登校はゼロ。刑事事件もゼロ。相談が1件というようなことで,一般質問の中では,答弁しておりますが,不登校になんていうのは,この解決済みの6件の中では,あったんでしょうかなかったんでしょうかお伺いいたします。 教育総務課指導室長)はい,お答えいたします。6件の解消された件数なんですが,不登校の事案には,なっておりません。以上でございます。 岡野副委員長)そうしますと,お伺いしますけど,解決をした6件については,平成24年4月から発生したものが解決したのか,それともそれ以前から相談に乗っていて,今年度解決したものかお伺いをいたします。 教育総務課指導室長)6件の解消なんですが,4月からのものでございます。解消されているものに関して,その6件なんですが,言葉での冷やかしとか物隠しとか仲間外れとか,そういうことで報告を受けておりまして,学校で被害者,加害者とに指導しまして,解決したという報告を受けております。 岡野副委員長)はい,ありがとうございました。いずれにしても,いじめという問題については,いつ起こるかわからないというようなことがあると思います。当然,小学校,中学校においても,担任の先生が一番身近におりますんで,そういうものについての発見というのは,担任の先生が一番かなと私は思っております。学校の先生に相談するというのは,なかなか生徒自身もためらうのところもあるのかなと思いますが,積極的にですね,生徒と担任の先生がですね関わって,どんな小さなことでも学校側から相談を受けた場合には,親切丁寧にですね,教育委員会でも扱っていただいて,いじめが全く石岡市内の小中学校にはないんだよというようなことについて今後努力していただきたいと思います。7件のうち1件だけ未解決というのがあるということでございますが,それらについても一刻も早く解決できるようにお願いをしたいと思います。以上でございます。 教育長)いじめの件についてですが,委員ご指摘のように,非常に全国的にも話題にも上っている状況にございますが,一番先頭の段階で,日々教科指導あるいは部活動で,特に担任の場合は,友人のことについて並んでいるよと小見出しでもいいから,生活の段階で,コミュニケーションとりながらその日,その日の動きを,家族のこと,部活動のこと,いろいろ出てきますので,そういった実践をしている先生もいますので,そういうものを紹介しながら,各学校へ啓発していきたいと思います,ありがとうございました。 岡野副委員長)よろしくお願いします。 勝村委員)いじめに関して,一般質問でもありましたので,内容についてはあれなんですが,毎日のように今,新聞テレビで,このいじめ問題が取り上げられているわけなんですけども,当市では,いじめのようなことがあっても解決している状況に進んでいるとのことなんですが。いじめに関して,まず防ぐことは,当然これは大事なことなのですが,茨城県教育委員会で出している,いじめ問題の克服のためにというなものがあったんですけども,この中で,いじめを解消していくには,その役割があるとうたわれておるんですね。まず,いじめの実態を把握する,これは当然のことですが,学校の役割,教育委員会の役割,教師の役割,子どもたち役割,家庭の役割,地域の役割,役割分担があってそれをつないでいかないといじめ問題はなかなか解決しないのかなと思います。それで資料のなかにですね,子どもの健全育成は地域みんなの責任ですというようなことであるんですね。それから,具体的な取組,声かけ運動,一家団らん運動といろいろあるんですが。いじめに関して,やはり,現在,いじめに関心があるのは,やはりそういった年齢の子どもを持っている人が多いですね。それを過ぎてしまった人,これからの人もそうなんですけれども,そんなに直接関心がないというようなことも見受けられんですよね。ですから,こういう資料をですね,全戸に配布するようなことも考えていったらいいのかと思うんですよ。どうでしょう部長,こういうことも考えていけば。家庭にですね,これ白黒ですけれど,カラー刷りでやると結構読んでもらえば,ためになるというか,家族の中でも活きると思うんですが。 教育部長)いじめの問題につきましては,学校ばかりでは対応できないと考えております。地域が一体となって,対応しなければならないことであると思います。地域の方々にもそういう対応をしていく必要があるかと思います。生涯学習事業の中でも,地域の方々を巻き込んだいろいろな事業を展開しております。そういう中でそういうことも周知をしていきたいと考えております。 勝村委員)よろしくお願いします。全戸に配付していただいてですね,お願いをしたいと思うんですね。今回のいじめ問題,文部科学省がもうずいぶん前からいろいろやってきておるんですが,今回こういった何人かの尊い命を落とされた子どもたちがいるということで,大変大きく取り上げられておるわけでですね,私もずっと読んでみるとこんなにあったのかなというくらい,対応については,考えていらっしゃるということが分かりました。その中でいじめをした生徒に対して登校停止とかの措置もできるんだということのがありました。そんな中で,これは直接いじめに関係はないと思うんですが,現在,不登校の生徒がかなりおるということも聞いておるんですが,その実態,不登校に関して分かれば,参考までにお答えいただきたいと思います。 教育総務課指導室長)はい,それでお答えいたします。平成23年度ですが,112名の不登校の児童,生徒がおります。不登校は,年間30日以上の欠席する者をカウントしております。以上でございます。 勝村委員)はい,ありがとうございます。23年度で112名。これに対する学校での対応というのは当然やっていると思うんですが,この不登校の生徒に対して,どのぐらいの間隔で行っているのか分かりますか,学校での対応でしょうけどね。 教育総務課指導室長)はい,お答えいたします。30日以上ですので,大体週に一度の場合におきましてといいますか,欠席をした場合には,必ず学校,担任からですが,電話連絡をいたしまして,お子さんの状況をお聞きするようなことがあると思います。ただ,不登校の場合ですとなかなか難しい点がありまして,家庭訪問をしたりという形をとっております。あとは,30日以上ですので,100日とか150日とか,休む児童生徒もいると思います。そのお子さんたちには石岡市教育相談室で,相談員がおりますので,その相談員が学校に出向き,適応指導教室あすなろで,学校に復帰する段階を,エネルギーをためる事業をやっていますので,そちらで対応させていただいております。 勝村委員)はい,ありがとうございました。いじめに関連して,お聞きしたわけなんですが,いずれにいたしましても,当市で新聞,テレビに取り上げられるような事件が起きないようにですね,いじめに対しては,教育長を初めご苦労いただきたいと思います。役割分担というのは非常に必要だというふうに思いますんで,どうぞよろしくお願いをいたしまして終わります。 菱沼委員長)ほかに質疑等は,ございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)再開いたします。ほかに質疑等は,ないようですので,以上で本件を終結いたします。暫時休憩いたします。 -休憩- 菱沼委員長)それでは,再開をいたしまして,八郷中学校の校歌が決まりましたので,皆さんで拝聴したいと思います。 -校歌を録音したCDの再生- 菱沼委員長)素晴らしい八郷中学校の校歌だと思います。各委員も同じように思われたんでないかと思っております。その他の件といたしまして,ほかに発言はございませんか。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出についてを議題といたします。お手元に閉会中の継続審査の案文を配布いたします。 -案文の配布- 菱沼委員長)本委員会において閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で本件を終結いたします。この後,委員会における所管事務に関する管外調査の件を議題といたしますので,執行部におかれましては,ご退席いただいて結構です。お疲れさまでした。暫時休憩いたします。 -執行部退席- 菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。次に,所管事務に関する管外調査の件を議題といたします。他市における先進事例を調査し,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施してはどうかと考えているところでございます。そこで,この際お諮りいたします。これら案件の先進事例等につきまして,今後の当委員会の調査活動に資するため,管外調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,調査都市,調査案件及び実施日について,案を作成しておりますので,その内容についてご協議いただきたいと思います。まず初めに,管外調査案について,事務局から説明願います。 事務局)教育福祉委員会所管事務にかかる調査のため管外調査を行うわけでございます。その案をご説明させていただきたいと思います。日程は,10月23日から25日まで。場所は,滋賀県草津市,奈良県奈良市,京都府長岡京市を予定しているところでございます。次に,調査案件は,子育て支援,文化財の保護,保存及び活用,福祉なんでも相談事業を予定してございます。1つ目,子育て支援の調査は,滋賀県草津市を調査都市といたします。草津市では,人口が減少に転じている社会状況の中,人口が増加している数少ない県の自治体でもあります。京都,大阪,神戸など大都市まで移動可能圏に位置しているほか,保護者が働きながら,子育てができる環境にも人口が増加する要因があるのではないのかと考えられることから,子育て支援に関する調査となります。2つ目,文化財の保護,保存及び活用の調査は,奈良県奈良市を調査都市といたします。ご承知のように奈良市は,奈良時代に平城京が置かれ,歴史があることから文化財が多く残存しています。それらをどのような方法で,保護,保存し,活用しているのか,その調査となります。3つ目,福祉なんでも相談事業の調査は,京都府長岡京市を調査都市といたします。長岡京市では,市民の方に対して,何でも相談できる体制のほか,多様かつ複雑になっている高齢者,障がい者の福祉サービスや子育てに関するさまざまな相談を,福祉分野の資格を持つ者に相談いただこうと,福祉なんでも相談として,福祉事務所内に総合窓口を昨年度に開設したことから,その調査となります。以上でございます。 菱沼委員長)ただ今事務局から説明がございましたが,この件についてご意見等ございましたらお伺いしたいと思います。 〔「なし」との声〕 菱沼委員長)それでは,お手元に配布しました案のとおり管外調査を実施することといたし,詳細につきましては,委員長に一任いただきたいと思います。また,委員長において,石岡市委員会条例第32条の規定に基づく委員派遣承認要求を行いたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。さらにお諮りいたします。当該管外調査については,調査の充実を図るため,執行部職員の派遣を求めることといたしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」との声〕 菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。 |