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平成24年度 教育福祉委員会

 第6回委員会 (11月19日)
出席委員 菱沼和幸委員長,岡野佐工副委員長,村上泰道委員,勝村孝行委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員
市執行部 【保健福祉部】
部長兼福祉事務所長(大村義夫),次長兼高齢福祉課長(武熊俊夫),次長兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(田崎徹),社会福祉課長(笹目崇),健康増進課副参事健康増進担当(笹嶋洋子)

【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育部長(高野喜市郎),参事学校教育担当(久保田哲),教育総務課長(島田美智男),スポーツ振興課長(宇田一彦),中央図書館長(遠藤正志)
議会事務局 庶務議事課係長(内田崇)



菱沼委員長)ただ今から教育福祉委員会を開会いたします。本日の調査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりですので,よろしくお願いを申し上げます。次に,案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました出席者名簿のとおりでございます。それではこれより議事に入ります。初めに,中央図書館の耐震診断判定についてを議題といたします。本件について執行部から説明を求めます。

中央図書館長)私から中央図書館に対して,実施いたしました耐震診断についてご報告をさせていただきます。現在の中央図書館は,昭和55年3月に竣工,同年4月開館のため,昭和56年以前の旧耐震基準による建築物となります。今回,中央図書館は,平成18年1月に改正された国の建築物の耐震改修の促進に関する法律に基づき,石岡市において策定された石岡市耐震改修促進計画に沿って,耐震診断を実施いたしました。4月から現地調査を含めた診断業務に着手し,9月22日,社団法人茨城県建築士事務所協会,耐震診断・補強計画判定会議に諮問を行い,お手元の資料の耐震診断判定通知を受諾いたしました。結果は,Is値の最低が0.94で,将来想定される地震に対して,設定した耐震性が確保されているとの判定を受けました。ただし,一部建物のひび割れや内部の構造部材について修繕や改修が必要との指摘を受けておりますので,今後,関係部署と協議しながら対応してまいりたいと考えております。以上報告をいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,次に八郷中学校統合検討委員会の決定事項についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課長)教育総務課から,本日配付いたしました八郷中学校統合検討委員会決定事項についてご説明いたします。先日,11月1日に中央公民館におきまして,八郷中学校開校に関する説明会,新1年生から3年生を対象に報告を行いました。対象人数は,542名,出席人数は,246名でございました。これまでの教育福祉委員会まで決定されていなかった校章について,決定いたしましたので,報告いたします。資料の最後から2枚目のカラーで示した資料1が今回決定されました八郷中学校の校章であります。そのほか,閉校式については,終業式の次の日,23日土曜日に行うということで決定しております。そのほか,開校式は,始業式前に行うということで調整をしております。教育バスにつきましては,最後のページの地図になります。路線数,運行地区,乗降場所が決定いたしました。そのほかの部分については,学校運営,部活,PTA,生徒指導の部分もございますので,ご覧いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

勝村委員)はい,通学に関連していますが,教育バスの運行。4コースで行われる。そのほか,路線バス利用ということですよね。この教育バスの運行なのですが,4コースでやるわけなのですが,バス自体は,どのような方法でやっていくのでしょう。例えば,バスは市で用意して,運行だけ任せるとか。あるいは,業者にすべて任せてやるとか,分かりましたら。決まっていれば,お答えお願いします。

教育総務課長)現在考えておりますのは,全部運行主体さんに任せて運行をするということで考えております,バスも含めて,以上です。

勝村委員)そうしますと,当然市内の業者になるのかなと思います。旧石岡の関鉄さんも当然入ると思いますが,選定業者はすでに把握しているのでしょうか。

教育総務課長)今回入札で行う予定なのですけども,地域運行の免許を受けたと言いますか,許可がある市内業者を考えております。以上です。

勝村委員)開校が来春ということなのですが,当然その前に決定するわけであろうと思いますが,いつごろ入札を予定しておりますか。

教育総務課長)12月には,入札を行いたいと考えております。以上です。

勝村委員)はい,ありがとうございました,以上です。

岡野副委員長)詳しくは,説明がなかったのですが,主な運行路及びバス停留所については,資料2を見てください,ということなのですが,仮にこの3コースを見ると,3コースについては,板敷山前バス停,大増多目的センターから宇治会セイコーマートまでは,この停留所というか,バスの乗車は,停留所以外できないということですか。

教育総務課長)これは,地元のPTAの方々に考えてもらった乗降場所でありますので,その場所まで生徒さんが出てくるということで,4月の運行開始時点で運行していきたいと考えております。また,年度が変わって,生徒さんが別の地域に多くなるという場合は,変更も考えていきたいと考えております。以上です。

岡野副委員長)通学部会の中で相当議論をしたし,保護者の方の意見を聞いて,バスの乗降場所は決めたということなので,それで問題なければ,それで結構でございます。それと,毎年度生徒が変わるものについても,その都度打合わせをするというようなことですので,問題のないようにお願いをしたいと思います。例えば,バスに乗車する停留所,これについては,そこまで自転車等で来る生徒もかなりいるのかなと思いますが,自転車等の保管については,どのように考えているのか,ちょっとお聞かせいただきたいと思います。

教育総務課長)公共施設については,ある程度の雨よけ等,来年度以降になると思いますが,整備を考えております。公共施設ではない,道路脇とかに関しましては,どのようにするかは,地元の方と相談していきたいと思います,以上です。

岡野副委員長)例えばですね,この4コースですと,有明の松というところ,小塙台バス停ですか,こういうところは,自転車の盗難などが発生する恐れがあるのではないのかと思いますが,そういうことについては,十分ですね,自転車の鍵をかけるようにしてですね,盗難などが起こらないように,一つよろしくお願いをしたいと思います。

岡野委員)料金ですが,月3,000円の保護者負担ということで,3,000円以上は,市が補助することになりますが,これは,関鉄グリーンバスで,林方面とか川又方面の路線バスがありますが,もし分かりましたら,1月のバス料金がいくらぐらいかかるのか参考に分かりましたら教えてください。

教育総務課長)細かい資料は,手元にないのですけども,まず,中学生になりますと料金が大人料金に変わります。半田の一番遠いところから,だいたい1万2,000から3,000円かかるかと思いますので,個人負担が3,000円,市の補助が1万円といったことになります。以上です。

岡野委員)はい,ありがとうございました。

村上委員)バスの時間については,今後調整します,と出ていますけれど,どのくらいの時期に,どういうふうにこう,登校時の時間調整なのか,下校時の部活対応の2便とのところでの時間調整なのか,そのあたりをご説明いただきたいと思います。

教育総務課長)はい,1日3便は,登校時1本,8時10分までに学校に到着するような時間帯で考えております。下校時については,部活動がない生徒は,授業が終わってから1本目に乗っていただいて,3時半から4時の間くらいで。それで,部活動をやる生徒は,それが終わってからその方面がバスに乗るということで調整しております。以上です。

村上委員)調整して,どれくらいのタイミングで,公にしていくのか,そのバスのタイミングであれば,親御さんも自分で送迎するとかそういう判断をしていくのだと思うのですけれども。どのくらいの時間の公表というか,調整を検討されておるのでしょうか。

教育総務課長)現在,まだ調整というのは,1時間スパンぐらいの調整でありますので,今度は,アンケートをとって乗る人数とかを把握していますので,そういうのをもって,今度,実際に道路を走ってみて,それから決めていくことになるということです,以上です。

村上委員)はい,ありがとうございます。アンケートを取りながら乗降者数でタイムスケジュールを作っていくのかと思いますが,なるべく早く,保護者の方に示せるようにしていただきたいと思います。

菱沼委員長)ただ今のは,要望ということでよろしいでしょうか。

村上委員)はい。

菱沼委員長)はい,分かりました。ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,次に北小学校における学校施設耐震化事業についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

教育総務課長)北小における学校施設耐震化事業について,ご説明いたします。今年度,年次計画で進めております,高浜,杉並,北小の耐震補強業務委託ですが,高浜,杉並小については,5月に入札を行いました。北小について,10月3日,現地調査を行いまして,見ていただきました。また本日,資料を配布いたしましたので,ご覧いただきたいと思います,写真の写しでございます。資料の1枚目の1番下。屋上の写真ですが,水が校舎片側に溜っております。これ全体的に校舎片側に傾いているということでございます。次のページが前回の現地調査時に見えなかったと思います。梁のひび割れ,床スラブの割れです。最後のページが現地で見ていただいた床の傾斜,壁のゆがみになっております。これらを踏まえて,これらの部分の工事がこれを含めますと,やはり概算工事の4億4,500万円以上の経費が必要になってくるという可能性がございます。一方,鉄筋造りの場合は,解体,旧校舎の解体や外構工事を含め,4億4,500万円。概算ですが,これで別途工事の必要はないということでございます。以上になります,よろしくお願いします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

勝村委員)それでは,北小学校の件なのですが,前回の委員会でも現地を視察させていただきまして,状況を把握していますが,前回の委員会で建替えと。改築ということで,委員会で話されたと思うのですが,計画的には,いつごろの予定で,ということになるでしょうか。

教育総務課長)ただ今,鉄筋造り建替えの設計を組んでいる段階でございますので,実際の工事は来年度になろうかと思います,設計を行っている段階ですので。それで,設計については,高浜小,杉並小,北小,これは3校とも今年の設計で,来年の工事ということで年次計画では,計画しております。以上です。

勝村委員)はい,ありがとうございます。予算等関係してくると思いますけれども,やはり安心安全を先行して考える場合に,見たとおり,危険な状態であるかと思いますので,どうぞよろしくお願いいたしたいと思います。以上です。

野口委員)もう一つお尋ねしますけれども,既存校舎は,解体をするのですか,このまま残しておくのですか。

教育総務課長)鉄骨造り建替えについて,校舎の解体,外構工事を含めて,概算工事費4億4,500万円の中でできると考えており,既存校舎は,解体をいたします。以上です。

野口委員)解体ということなのですけれども,後々には,統廃合の関係でどうなるか分からないということだと思います。それで,もし廃校が決まったということであれば,新しいこの校舎の使い道というのを一応考えているのかどうか,そこら辺ちょっと,先のことでしょうけれども,あるのかないのか,お話願います。

教育部長)ただ今,野口委員からございましたように,新しく鉄骨造りで建設した校舎は,統合した場合,その後の利用ということでございますが,実際に教育施設関係で,例えば,教育相談業務,要するに特別支援ですか,そうゆう子どもたちの相談を受けるような施設というのが,整備されていない状況でございます。そういうところに使うことも,必要ではないのかと考えております。また,そのほか,石岡市で文化財等の史跡ですね,そういうものが,実際出土されても全然展示するところ,あるいはその調査する場所等もございません。そういうことを考えたときに,専門的に対応する施設としても利用はできるのではないかなと私どもは,考えております。以上でございます。

野口委員)はい,ありがとうございます。先のことを考えながら,新しい校舎を建てるということでありますので,先の使い道があることが分かりましたので,今後,いろいろな各方面で多分,そういう問題が出てくると思います。その使い道を,やはり考えながら,統廃合をやっていただければなと思っております。以上でございます。

村上委員)はい,ありがとうございます。前回,前々回,この改築に関しては,保護者の方,PTAの方との協議,実際,具体的に進んでいらっしゃるのかどうか,その辺りお願いします。

教育部長)はい,私ども,直接PTAの役員さんと接触してないのですけども,学校を通して,PTAの方の意向を確認しようということで,PTAの役員さんにちょっと打診をしてみました。その時には,平成21年度の時でしょうか,新たに建築要望というのが市に出されたわけでございますが,その時点で,とりあえずは,耐震で対応していこうという方向付けを全体会の中で示した経緯がございます。そういう中で,今回,新たに統合を含め,話し合いの場を持っていただければという感じで,学校を通じて打診した経緯がございます。その中では,平成21年度のときに,そういう耐震を市で対応するというようなことが約束事みたいにあるというようなことから,是非,耐震の中での改築,ということを進めて欲しいということを強く要望をされた経緯がございます。以上でございます。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,次に授産所のあり方についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)お手元にあります資料についてですが,初めに,10月3日以降の教育福祉委員会の状況ということで,ホチキス留めにしてあります資料につきましては,10月3日の資料となっておりますので,その次の平成24年度石岡市授産所通所者一覧ということで,ご覧いただきたいと思います。初めに,下のナンバー12番,13番,14番につきましては,体調不良ということで夏から通所をしていないということで,11月に退所となります。この時点で,12月1日の通所者が11名ということで,授産所の運営が非常に厳しくなってくるという状況です。続きまして,ナンバー2番,6番,9番ですが,授産施設の運営に関する基準ということで,世帯の所得調査をいたしました結果,世帯の収入が生活保護の基準を上回っておりましたので,低所得者としての該当になりますので,授産所の仕事の調整をしながら,12月に退所をしていただく予定となっております。続きまして,ナンバー3番,この方につきましては,知的障がい者でありまして,療育手帳を持っておりましたので,専門スタッフのそろった障がい者施設への移行を進めているところです。専門職がそろっていることによりまして,適性に合った就労や日常生活訓練が可能となります。その次のページに市内の障がい者の事業所ということで,資料を付けさせてもらっております。現在,障がい者の施設につきましては,施設がかなり充実してきております。ここで,4名の方が退所となりますと通所者7名が残ることになりまして,授産所の運営がさらに厳しくなり,一般会計からの繰入金が増加するようになってまいります。通所者1人当たりの施設事務費というもので運営しておりまして,その施設事務費の歳入が少なくなるというのが見込まれます。続きまして,ナンバー1番,2番,6番,8番,9番につきましては,就労能力などもあるのですが,今,ハローワークに協議をしておりまして,就労先を探しているところなのですが,やはり景気の低迷やこの方々の就労能力が低いということで,なかなか今,難しい状況にあるのが現状でございます。最後に,1番,4番,5番,7番,8番,10番,11番。番号の所に青くマーキングしてあります方が残りの7名ということになります。この7名の方,高齢や就労能力が低いということで,会社からの受注品を納期までに仕上げるというのが,今課題となっております。このようなことが予測されますので,小津産業とこの前協議を行いましたが,これからの受注量の調整やこちらの就労者の数などで,製品の納品に向けて調整をしていきたいと思っております。実際,小津産業さんも,製品の納入契約が年契約となっておりますので,その年契約の調整のために,ある程度の時間が必要であるという回答でありました。それと授産所という福祉施設の廃止の方向について,検討委員会ということで,低所得者,被保護者に与える影響などを有資格者の方から意見を頂戴していきたいと考えております。12月又は1月に,授産所の運営検討委員会を立ち上げまして,被保護者に対する有識者の方の意見をいただきたいと考えております。構成につきましては,民生委員さん,それから区長会,人権擁護委員さん,市内の福祉施設,ハローワーク,茨城県福祉指導課,社会福祉協議会の方々を入れた委員会として,現在検討しているところです。最後に,授産所につきましては,就労能力の限られた被保護者を対象にして,就労又は技術の習得ということで,設置されておりますが,授産所での現在の収入が1万円から4万円程度ということで,生活保護の自立には,至っていない状況です。また,10月の時にお示ししました施設の老朽化,指導員の高齢化,一般会計からの繰入金の増加などが課題となっておりまして,検討の結果,廃止に向けた方向でいきたいと現在考えているところです。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

勝村委員)授産所,廃止の方向で検討するということなのですが,実際,入所者が年々減っている,また,高齢化しているということで,運営状況も大変難しいということで説明がありましたけれども。委託されているものの納期の問題も難しくなっている状況で,これは,開設当時の昭和26年ですか,それから移転して,40年。当時は,それなりに,活動,活躍されていただいたと思いますが,時代が進みまして,そんなには必要とされて,必要というか,そこで働く人の数も減っているという状況で,この授産所というのは,なくてはならないことではないのかなというふうにも思われてきていると思います。生活保護法第40条に被保護者の保護に支障のない限り,その保護施設を廃止し,又はその事業を縮小し,若しくは休止というようなこともあります。私の個人的な考えですけど,この授産所全体,もうそろそろ必要性がなくなってきているのかなと思います。その施設自体,前回の委員会であの現地を視察させていただきましたけれども,非常に働く人にとってもですね,大変老朽化した施設で,いかにも倉庫の奥で,暗いところで,夏は暑く,冬は寒く,やぶ蚊の大群にも襲われるということで,ちょっとかわいそうな,あそこが働く人のためにも,かわいそうな気がいたしますね。この際,廃止しては,どうかというような意見を持っております。これは意見ですので,そういうことで考えております。以上です。

岡野副委員長)授産所の通所一覧ということで,14名の方で,12番から14番の3名の方については,退所,11月末で退所ということですが,この1番から11番の方については,意向調査,そういうものについては,やってたんですか。

社会福祉課長)授産所におきまして,毎年通所者とのミーティングということで,最近では,夏明けに,廃止になった場合どうするかというような,その時は廃止の方向が出ていませんので,踏み込んでいないのですが,ほかの就労についてどうかというようなヒアリングというかそういうことをしておりまして,その中で一番多いのが,やはりここ以外での就労が困難な方が大半でございました。代わりに仕事が見つかるのかと,いろんな部分もあったんですが,先ほど申しましたように,この施設が生活保護法の規定に定められているということで,どうしても所得など世帯の所得などを見ますと,どうしても通所できなくなるこの3名の方もおりますので,そういうことを考えますと,本当に自然減というふうに段々なってくるのかなというふうに考えております。通所者の意向として,方向性がある程度出され,いまそういうことを含めて,所長が将来的にどうしていこうかというような,ヒアリングなども徐々に行っているところです。以上です。

岡野副委員長)5名の方については,自立可というようなことで書いてございますが,これは,市の判断で自立が可能だというようなことなのでしょうか。

社会福祉課長)ここにお示しいたしました自立可というのは,生活保護法の基準に照らし合わせると所得があるということで,どうしてもここに通所ができなくなるという方になります。以上です。

岡野副委員長)私はですね,今まで授産所を運営してきたわけなのですが,建物等を見まして,本当に。先ほど勝村委員からお話がありましたが,施設そのものについては,本当にひどい施設だなと思います。今後については,やはり,通所者の意向等も十分聞いてですね,検討委員会を立ち上げて,その中で判断していくというような話なのですが。継続するのか,廃止するのか,まだ分かりませんが,現在,通所している方のですね,いずれにしても,何かしら仕事をしたいという方については,市で,もしですよ,廃止というようなことになればですよ,そういうあっせん等については,十分検討していただいてやっていただきたいなと思います。これは要望です。

村上委員)はい,ありがとうございます。ただ今,授産所の方向性についてご説明いただいたところなのですが,現状として,通所できなくなられる方を除いたこの7名の方なのですけれども。就労能力が低いため,他の就労は困難,引き続き生活保護で対応と。もし、仕事がなくなった場合,市側の考え方なのですが,仕事がもしなければ,生活保護で対応するので,良いですよというだけなのか,積極的に仕事場を探す形をとっていくのか,仕事のすることによる生活の,生活レベルの継続と言いますか,仕事をしなくても生活保護で対応しますからいいですよ,という考え方なのか,やはり,仕事を低賃金でもらっても,仕事場を用意するのかという姿勢の部分もあるのですが,もちろん検討委員会という部分もあろうかと思いますが,この判断をどのあたりで決着つけていくのか。やはり利用者さんたち,通所されている方々の意向を反映していかなければいけないと思うのですが,どのぐらいのタイミングまでに,期日というか,決めていくのか。今後,12月,1月に有識者からの意見ということでありますけれども,早急にこの方々の来られる方々の対応していかなければいけないと思うのですが,大きな方向性をどのように考えていらっしゃるかをお伺いしたいと思います。

社会福祉課長)12月以降で残られる方,通所者7名につきましては,生活保護法での対応をしていく方が6名。それから低所得者ということで,1名になるのですが。現在この7名の方を含めた就労ということで,ハローワークでも,低所得者,母子家庭などにつきまして,昨年度から人員を配置していただきまして,専門的に今就労にあった方,就労先を見つけている状況なのですが,やはり,一般の就労者,求職者もやはり石岡のハローワークにおいては,まだ,0.6から0.7ということで,ちょっと厳しい状況にあるのが現状でございます。執行部としましては,引き続きハローワークの活用をしながら,方向性を決めていくわけですけども,最終的には,生活保護法の中で,これはケースワーカーとか指導員の仕事に移ってくるわけですが,毎月の訪問とかその定期的な訪問によりまして,ハローワークへの同行訪問をしたりとか,そういう活動を今念頭に置いて,生活保護での対応を強化していきたいというふうに考えております。以上でございます。

村上委員)はい,ありがとうございます。現在通所されている方がいらっしゃる現状がございますので,そういう意味では最後まで責任を持って対応していただきたいなというふうに思います。やはり一番は,通所されている方の意向というものを反映しながら,ケースワーカー等と協力し合って,やはり,そういう意味では,行政の都合で,廃止ということが決まれば,行政の都合で廃止していくことになりますので,そういった意味では責任を最後まで取っていただきたいなというふうに考えております。

菱沼委員長)ほか,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)各委員からですね,授産所においては,様々な要望もあったと思います。それを踏まえてですね,今後のあり方について検討していただきたいと思います。よろしくお願いいたします。それでは,ご意見等がないようですので,以上で本件を終結いたします。次にその他の件といたしまして,執行部から発言を求められておりますので,これを許します。なお,発言の順番は,保健福祉部所管,教育委員会の順番にお願いいたします。初めに,保健福祉部から発言を許します。

次長兼健康増進課長)国府中学校の集団予防接種事故で,その後の経過につきまして報告させていただきます。本年6月18日に国府中学校で行いました予防接種の事故につきましては,7月25日から31日に28名,9月10日,若干1名遅れましたが,その1名に対して,2回目の採血検査を実施させていただいた結果,C型肝炎抗体が陽性者を除くすべての生徒が陰性でございました。また,麻しん,風しん,ワクチンの予防接種の免疫を獲得しているかどうか。これにつきましては,2回の検査結果をさまざまな視点から検証を行った結果ですね,石岡市医師会が抗体値の低い3名の生徒。この生徒さんに麻しん,風しん,混合ワクチンを追加接種してございます。石岡市医師会の見解では,医学的見地からの感染性の可能性をかんがみまして,予防接種実施から14週目,つまり,9月下旬から10月上旬に再度採血し検査をさせていただきたいということがございましたので,3回目の採血を2回目と同様に保護者の方の了解をいただきまして,10月15日から18日,29名の生徒が実施いたしました。1名は,どうしても前回と同じく,説得が必要だったということで,遅れている生徒が1名ございます。検査結果につきましては,C型肝炎の陽性反応者,1名を除きまして,そのほかの生徒28名,すべて陰性でございます。この検査結果につきましては,医師会のコメントを添えまして,10月31日付けで送付してございます。ただ,麻しん,風しんのワクチン追加接種した者の3名に対しましては,それぞれ抗体値の上昇に微妙な差がございました。そういう関係で,石岡市医師会が検証した結果を個別対応,個別に説明するという運びとなってございます。また,予防接種の実施状況の検証を行うとともに,今後の予防接種の実施方法の確立を目指す,さらには,予防接種を受けた生徒の血液検査の結果の検証等を行う検証委員会,こちら9月27日に第1回目を開催してございます。協議内容につきましては,予防接種実施状況をまず報告させていただきました。また,血液検査の結果を受けまして,今後の対応をどうしていくかという話合いが行われてございます。次回,第2回目になりますけども検証委員会は,今回の3回目の血液検査の結果を受けまして,来週の29日,11月29日,第2回目の検証委員会を開催する予定でございます。なお,今後の検査につきましては,予防接種から6月目,12月下旬を目安になりますけども,それ以降に採血をさせていただいて,再度,生徒の感染状況がどうであるか調べさせていただきたいということを保護者の要望などを聞きながら,生徒の健康管理を第一に考えまして,医師会と協力して進めていきたいというふうに考えてございます。現在までは,以上の状況でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですが,その検証委員会は,どういうメンバーで構成されていますでしょうか。

次長兼健康増進課長)市や医師会の関係者,学校長,PTAの代表,会長さんになりますけども,土浦保健所所長,茨城県の予防接種の担当者で危機管理室の副室長,肝医学界の専門家であります東京医大の茨城救急医療センターの病院長,この方は肝医学界のかなりの専門家だということで,アドバイザーとしまして,そういう構成で実施してございます。

菱沼委員長)ご質疑等がないようですので,以上で本件を終結いたします。次に,教育委員会からの発言を許します。

スポーツ振興課長)はい,それでは私から,グランドゴルフ場で,調査検討委託の内容及び整備概要についてご説明させていただきます。お手元の資料をご覧願いたいと思います。グランドゴルフ場の調査検討につきましては,本年度当初予算におきまして,市内への新設調査に関わる予算を計上させていただいておるとこでございます。今回,委託調査において,高齢者の生きがいづくり,地域コミュニティ拠点づくり,生涯スポーツの振興を図り,スポーツレクリエーションの憩いの場に供することを目指して調査を行ったところでございます。設置に当たりまして,ページ5枚目,右下にP6と印字されていますが,そのページをご覧いただきたいと思います。前提条件の整理表により,候補地,必要面積,立地条件等を詳細に分けまして,候補地等を石岡運動公園南側,運動公園入口がございますが,そこにセブンイレブンがございまして,その後ろ側。東府中地内のハウスデアレーゼ跡地,東大橋地内の山林を候補として選定し,調査を実施したところでございます。次のページにそれぞれの候補地の計画運営上,参考にしてございます。候補地の市街化調整区域及び市街化区域内の開発行為の規制や制限等,面積の確保や借地料を含めた初期整備費用と次年度以降に関わります維持管理経費について,検討したところでございます。10枚目にP20と記載されてございますが,候補地選定評価を添付させていただいておりますが,4候補の中で,一番下に掲載されております。東大橋地内の山林を候補地としたところでございます。次ページをおめくりいただきまして,グランドゴルフ場整備概要につきまして,ご説明させていただきます。グランドゴルフ場の整備につきましては,グランドゴルフ部から整備の要望を受けた関係から,候補地等や整備費等を検討したところでございます。設置に当たりまして,市体育協会グランドゴルフ部が市のグランドゴルフの拠点として,グランドゴルフ部が主体となり,事業を実施したいと計画しており,工事に伴います芝の植栽作業や今後必要となる経費のうち,芝刈りなどの作業をグランドゴルフ部自体が行うことにより,事業の全体的経費として,検討した場合,事業費が低く抑えられ,市民協働の視点と,部の活性化に寄与することから,事業主体を石岡市体育協会グランドゴルフ部が実施し,不足する事業資金を石岡市グランドゴルフ場整備補助金として,12月補正予算に計上したいと考えております。設置場所でございますが,東大橋地内,地目,山林及び畑でございます。計画面積で7,728平方メートル。全体的な整備に概算費用といたしましては,伐採工事,既存林がございますので,その伐採工事。それに伴います整地工事。整地工,舗装工事。舗装工事につきましては,舗装工につきましては,砂利等を敷きたいと。植栽工事については,当初市で直接工事を行いますと,当然相当費用がかかるものを芝生は,グランドゴルフ部員の方々が芝を張るということでございますので,その原材料費を計上させていただいています。また,設置費といたしましては,休憩所,簡易トイレ,水道,電気等もかかりますので,この辺は計上しています。また,当然芝は,伸びてきますので,部員が芝を刈るということでございますので,芝刈り機も購入しなければいけないと思います。また,借地料につきましては,その土地がグランドゴルフ場に転換した場合,当然課税額が変わりますので,私どもといたしましては,課税見込額で,グランドゴルフの部分について予算を計上してるとこでございます。当然,グランドゴルフ部で,契約を行いますので,それ以上の金額については,グランドゴルフ部で負担をすると。ですから私どもでは,現在の山林が,その土地がグランドゴルフに変わることによって,税額上増えることになろうかと思いますが,その部分を計算しましたら,そういうふうになりますので,計画の費用を計上してございます。12月の補正計上につきましては,それを受けまして,伐採工事,整地工事,植栽工事,設置工事,借地料3か月分,562万5,000円を計上したいと考えているとこでございます。以上でご報告をさせていただきます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

村上委員)はい,ありがとうございます。候補地選定評価の表ですが,東大橋に決まったのが,合計の評価,3段階のAが一番多いということからなのかと思うのですが。そもそも,このA,B,Cの付け方,例えば借地料とか,周辺環境とか。このA,B,Cの付け方は,どういう判断でされているのかをお伺いします。

スポーツ振興課長)調査に当たります前提条件としては,当然候補地がございますが,まず市街化区域であるとか,市街化調整区域ということになりまして,その開発規制がかかるかどうかと,それにまた開発行為についての必要処理が必要になるかという部分を判断してございます。また,面積の確保については,当然その必要面積及び増設等を含めたときの次のことも考えて,今後競技人口が増えた場合も想定してございますので,増設の可否も考えてございます。また,土地の交渉等に当たるということになりました場合には,当然地権者がおりますので,その地権者の数,その辺の交渉等いろいろ含めております。また,周辺環境,造成の有無,皆さんからのアクセスを考えた場合に,どのような場所がふさわしいかということも含め,その辺を当年度の整備費用と,今後,例えば,場所は良いけれども,借地料が相当かかってしまうといったときの維持管理費を含めて,金額は安いが,造成費が多額であるなどトータル的な判断の中で,こういうことを立地条件に掲げまして,いろいろ精査をいたしまして,東大橋地内がいいのかなと算定したところでございます。

村上委員)はい,ありがとうございます。この表の中で,初期整備費,掛ける3倍との評価基準になっているのですが。この東大橋については,初期整備費が出ていますけれど,ほかの3地区については,具体的にどのぐらいかかるのかという見込み額があれば,教えていただきたいと思います。

スポーツ振興課長)数字は,一つの設計屋さんに頼んだ額は,出ていますけれども,ここで金額の部分は,控えさせていただいたとして,この部分をもって10年程度の長期にわたる借地料を含めた試算を行いますと,当然,造成等が必要になるという部分と,その単年度の課税額をもって,評価をした10年の経費,総合的に判断して,この地ということに決定したことでございます。

勝村委員)現在,グランドゴルフ場は,何か所ぐらいあるのですか。この市内,グランドゴルフができる場所。

スポーツ振興課長)はい,私どもで正式に市がグランドゴルフ場として整備してございませんので,各クラブがそれぞれ活動している場所としては,柏原公園,守横の中央児童公園,杉並の少年スポーツ広場,旭台にある公園,総合運動公園の池のある付近ですね,あとイベント広場などが中心になってます。また,東成井には,個人的に設置されて,皆さまに開放して,ご利用いただいているところもございます。

勝村委員)ありがとうございました。少人数的に,小規模的にやってるということですかね。

   〔「はい」との声〕

勝村委員)はい,それで今回,グランドゴルフ部で,全体でできるようなところを造るということで理解してよろしいですかね。これ,土地ですが,借り入れる,借地料を払ってということなのですが,買い入れは,できないでしょうか,その辺お伺いします。

スポーツ振興課長)はい,私どもで考えましたが,市の財政が非常に厳しい中におきましては,より経費を抑えた中で,設置をしたいと思いましたので,借地料は低く,と検討してございますので,借地と考えております。

勝村委員)当然,これは借地料ですね。地権者等にもお話を伺っての,というか,市で現在借地をしている土地を参考にしているかなと思うのですがね。時代とともにその借地料が上がったり,下がったりすることもあるのと思うのですが。なるべく,地権者とお話をして安い借地料になればと思います。それからこのグランドゴルフ場,場所の選定に当たってなのですが,今回の石岡地区で4か所であったかと思います。ちなみに,八郷地区での計画は,なかったのですか。

スポーツ振興課長)八郷地区でも考えたのですが,今,グランドゴルフ部の中に登録されている方が石岡での競技の方々が非常に多いと。八郷につきましては,運動公園にターゲットバードゴルフ,これが整備されておるわけなのですが,どちらかというと競技者人口は,八郷では,ターゲットバードゴルフが多いと。石岡市内を調査の対象にしたわけでございますが,そういう観点を含めまして,石岡地内に決めたということでございます。

勝村委員)現在,このグランドゴルフ,111人とのことでありますね,ちなみに八郷地区の方面からこのグランドゴルフをやっているチームというか,そういった組織は,あまりないんですかね。

スポーツ振興課長)石岡市のグランドゴルフの協会には,八郷の方が数名入っていますが,その中で,競技されている方は,東成井地内で,個人的に設置されているところでやっている方が35人くらい登録されています。あとは,八郷地区で空地を見つけてやっている人もいますが,特に多いのが東成井地内だと私どもでは把握してございます。

勝村委員)はい,ありがとうございました。団塊の世代の方々,年を経っていった場合,健康を考えたとき,必要になってくると思います。どうぞ,進めていただいて,お願いしたいと考えています,ありがとうございました。

岡野委員)場所,東大橋ですが,具体的にどのあたりになるのかご説明いただけますか。

スポーツ振興課)場所につきましては,元結婚式場がありました,センチュリープラザがございます。水戸方面に向かいまして,そこに信号があるのですが,その信号から東大橋地内に入っていく道がございまして,その道を入っていただいて,200メートルから300メートルの中にございます。

岡野委員)はい,ありがとうございました。

岡野副委員長)私は,グランドゴルフがどのようなものか理解していないのですが。ターゲットバードゴルフは,分かるのですが,簡単に説明いただくと,グランドゴルフは,どういうものなのでしょうか。

スポーツ振興課長)グランドゴルフと申しますのは,8ホールで構成されていまして,18ホールが一般的なゴルフになりますが,グランドゴルフ場の場合には,8ホールをもって1コースとします。その1ホールに4人が入って,次々に移っていくということになります。グランドゴルフの場合には,大きい,ソフトボールくらいのボールを,目標を作って,そこに打ちながら近づけ,その穴に通していくというような競技でございます。ターゲットバードゴルフの場合は,バドミントンの羽根をつけたボールをクラブで打って,ネットに入れていくという競技ですけれど,空中を飛ばないで,芝の上をゴロゴロ転がしていくという競技になります。

岡野副委員長)ターゲットバードゴルフならば,何回も見学などをしていますので分かっていたのですが,グランドゴルフは分からなかったものですから,ありがとうございます。

教育長)11月10日,石岡市全体でのグランドゴルフを行いました。私もあいさつに伺い,イベント広場で。ちょうど商工祭が終わって芝も良く,ベストコンディションでしたが,非常に元気にプレーをされていて。全国的には,愛好家が20万人を超える状況になってきています。今,宇田からお話しいたしましたが,ターゲットバードゴルフ,グランドゴルフとありますが,クラブが1万2,000円くらいするのでしょうか。あとボールは,ソフトボールくらいで。手軽にできるのも良い条件となっています。補足させていただきます。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   -休憩-

菱沼委員長)再開いたします。ご質問等がないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

スポーツ振興課長)委員の皆さまにお配りいたしました資料の最後に,私どもの今年の新規事業でございます。高齢者対象のスポーツイベント事業といたしまして,ウオーキング教室を今週の木曜日に実施する予定でございますので,もしお時間がありましたら,ご案内させていただきたいと思います。また,例年開催してございます第6回となります石岡つくばねマラソン,来年2月24日に開催する予定となってございます。ご案内等をさせていただきます。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。

参事学校教育担当)学校施設の破損事案がございましたので,ここでご報告させていただきたいと思います。期日,時間に関しましては,昨日18日の日曜日夕方5時から本日19日月曜日朝7時20分までの間と考えられます。石岡小学校の体育館,正面玄関のガラス4枚が何者かの不審者によって割られました。鉄線入りのガラスでございますので,大変大きな力が加わらないと割れないものと考えられます。学校より通報を受け,学校職員,教育委員会の職員立ち会いのもと,警察による現場検証が8時40分に行われました。警察官の見立てによりますと,やはり,先ほど申したように,棒やバット等の物を使い強い力が加えられたものであろうと。施錠されておりましたので,中に侵入された形跡は,ございません。その後,現場検証の後,被害届を学校長より警察に提出いたしました。本件の職員への周知徹底と校内でのパトロール及び施錠の徹底を図ること。また,警察によるパトロール強化をお願いいたしました。なお,犯人特定に結びつくようなものは一切今のところ出てきておりません。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

岡野委員)はい,今説明がありましたが,各学校でのガラスとか何かの破損をした場合は,学校で直すと思うのですが。各学校で管理費だか運営費だか,どのような名目だか分かりませんが,小学校,中学校でどれぐらいの,出しているのが分かれば,お願いしたいのですが。もしガラスとか割れたら学校で直すのでしょう,違うんですか。

教育総務課長)簡易な修繕などは,学校に配当してあり,その中でので直してもらうということになっていますが,大きなものに関しては,こちらの教育総務課で直すのですが,年度当初,配当分がありますので,その中で直れば,学校にお願いしているのが状況です。また,ガラスを割った者が特定できれば,弁償をしてもらうことになります,以上です。

岡野委員)各小学校,中学校にいくらぐらいずつ,あるのですか。いろいろな,木の伐採とかでかかる経費とか,そういうのは各学校にいくら分配しているのか,もし分かれば。

教育総務課長)年度当初に,大規模校,中規模校,小規模校に分けまして,学校の規模によって,金額に差をつけた配当をしております。以上です。

岡野委員)大体いくらぐらいか分かりますか。学校によっては,グラウンドの周り,大分大きな木が生えていますよね。そういうときの木が枯れたりなんかしても,危ないということで伐採をするのに,そういうのは,市であれですか。

教育総務課長)はい,ある程度業者でないとできないものはやっぱり業者さんに頼みますが,小さいものに関しては,職員で処理しているのが現状です,以上です。

岡野委員)それは,分かっているのですが,学校によっては,木が大きくて,職員の手では,どうしようもということで,木を切ってもらいたいという要望があるようなんですが,そういう場合は,やっぱり市で,頼んでやるのですか。

教育総務課長)邪魔になるような場合等は,現状を確認して,例えば,記念樹とかでなければ,教育委員会で対応するようになります。

岡野委員)はい,ありがとうございます。

菱沼委員長)ほかにございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で本件を終結いたします。その他の件といたしまして,ほかに発言は,ございませんか。

勝村委員)先ほど,八郷中学校のところで質問しておけば良かったのですが,武道場と外構工事ですか。進捗状況と言いますか,それと見通しですね。当然,3月までには,終わる予定でありましょうけれど。現在の進捗状況ですね,その辺を教えていただけますでしょうか。

教育総務課長)武道場につきましては,先週の金曜日に基礎部分の配筋検査を行っております,工程のとおりの感じです。外構に関しては,武道場の建設が始まっていますので,ある程度の時期をみて進める予定で,大がかりなグラウンド整備は,まだ行っていないという状況です。

勝村委員)そうしますと,外構工事は,4月の開校といいますか,閉校までには,間に合う予定でやっているのですね。グラウンドだけ残ってしまうということはないわけですよね。

教育総務課長)今の時点では,3月15日,工期までには完了させるということで,業者とは打ち合わせをしております。以上です。

勝村委員)はい,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかに発言は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,この際,委員派遣による所管事務管外調査の報告についてを議題といたします。10月23日から25日にかけて実施をした,滋賀県草津市,奈良県奈良市,京都府長岡京市での視察,大変にお疲れさまでした。皆さまのご協力によりまして,大変有意義な視察ができたものと思います。本件は,お手元に配布したとおり報告書を作成いたしましたので,ご覧おき願いたいと思います。それでは,先の視察を振り返りまして,ご意見等がございましたらお願いします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)今回,視察いたしました調査事項は,当市においても行政の運営などに十分に参考となり,また,役に立つ内容であったかと思います。これらを今後の委員会活動の参考としてまいりたいと思いますので,よろしくお願いいたします。以上で,その他の件を終結いたします。
 以上で,本日の教育福祉委員会を閉会いたします。




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