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平成24年度 教育福祉委員会

 第9回委員会 (3月15日)
出席委員 菱沼和幸委員長,岡野佐工副委員長,村上泰道委員,勝村孝行委員,野口伸隆委員,岡野孝雄委員
市執行部 【保健福祉部】
部長兼福祉事務所長(大村義夫),次長兼高齢福祉課長(武熊俊夫),次長兼健康増進課長兼石岡保健センター所長(田崎徹),社会福祉課長(笹目崇),社会福祉課 副参事人権推進担当(飯島岩夫),こども福祉課長(諸岡広明),健康増進課 副参事健康増進担当(笹嶋洋子)
【教育委員会】
教育長(石橋凱),教育部長(高野喜市郎),次長(立川芳男),教育総務課指導室長(宮本裕美),生涯学習課長(真家忠),中央図書館長(遠藤正志)
議会事務局 庶務議事課係長(内田崇)



菱沼委員長)ただ今から,教育福祉委員会を開会いたします。本日の審査につきましては,お手元に配付しております協議案件書のとおりに進めたいと思いますので,よろしくお願いいたします。次に,付託案件説明のため,出席を求めた者の職,氏名は,お手元に配付いたしました説明員出席者名簿のとおりであります。これより議事に入ります。初めに,八郷中学校の学校建設事業についてを議題といたします。八郷中学校の学校建設事業を調査するため,委員派遣による現地調査を実施いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩いたします。

   -休憩-

菱沼委員長)休憩前に引き続き,会議を開きます。それでは,改めまして,八郷中学校学校の建設事業についてを議題といたします。本件について,執行部から説明を求めます。

次長)八郷中学校建設工事についてご説明をさせていただきたいと思います。現在施工中の工事は,武道場建設工事,外構整備工事,屋外トイレ建設工事の3つの工事でございます。武道場建設工事につきましては,初めに教室等の解体工事を行ったところでございまして,武道場の建設の概要でございますけども,鉄筋コンクリート,鉄骨造2階建て,延べ床面積が1,122.05平方メートルでございます。1階が駐輪場,2階が柔道場1面,剣道場1面,男女の更衣室,トイレ,用具入れを1室,倉庫1室を備えております。その他校舎正面の駐車場整備工事等を行っているとこでございます。次に外構整備工事内容につきましては,グラウンドの整備面積が約2万1,000平米で,野球場,200メートルトラック,テニスコート3面を備えております。その他,暗きょ排水整備工事,外周のフェンス工事,グラウンド散水用の給水整備工事,外灯整備工事を行っております。次に,屋外トイレの整備工事は,既存特別教室等の解体工事,その跡地に倉庫併設の屋外トイレを建設,延べ床面積が56.7平米でございます。その他,防火水槽及び門扉工事を行っているところでございます。3工事とも今冬の降雪のための影響により工事が遅れているとこでございますけども,開校に間に合わせるように現在工事を進めているところでございます。最後に,学校北側に整備する予定であります。その都市計画道路からの進入路でございますけども,現在工事のために仮設道路として使用しておりますが,平成25年度に予算を繰り越しまして,八郷中学校入学式以降に都市計画課におきまして,上林上曽線の舗装工事を行い,その後中学校への進入路の本設工事を行う予定でございます。工事期間といたしましては,5月連休明けぐらいを予定しているとこでございます。また,併せまして,閉校式,開校式のご説明をさせていただきたいと思いますが,閉校式は,先に教育福祉委員会委員の皆さまには,ご通知を差し上げているところでございますけども,平成25年3月23日土曜日,有明中学校が9時から,八郷南中学校10時半,柿岡中学校12時から閉校式を随時行っていきたいと思います。移動手段としては,私ども教育委員会の事務局が委員の皆さまに随行するということで,予定しておりますので,時間等は,後日ご連絡させていただきたいと思います。お忙しいとは思いますけども,どうぞよろしくお願いしたいと思います。それから,八郷中学校の開校式でございます。こちらは,本日ご案内文を委員の皆さまほか,全議員の方に通知文をお渡しいたします。時間は,4月8日,月曜日午前9時半からということで,八郷中学校体育館におきまして,実施したいと思います。こちらも,平日ということもあり,何かとお忙しい時期かと思いますけども,ご出席を賜りますようよろしくお願いしたいと思います。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。本件について,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で所管事務の調査を終結いたします。次に,議案第12号平成24年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。なお,本案説明の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順に説明願います。

社会福祉課長)議案第12号平成24年度石岡市一般会計補正予算(第5号)につきまして,ご説明いたします。補正予算書32ページ,33ページをご覧いただきたいと思います。歳入は,下から2段目の国庫支出金,国庫負担金,民生費国庫負担金,生活保護費負担金の生活保護費国庫負担金,補助率4分の3,3,750万円を減額するものです。減額の要因といたしましては,平成24年9月より生活保護受給者が前月を下回り,ケース数が横ばいとなりましたので,平成24年度の当初予算を減額するものであります。歳出は,補正予算書38ページ,39ページをご覧いただきたいと存じます。中段にあります総務費,総務管理費,諸費,償還金利子及び割引料の過誤納還付金における生活保護費国庫負担金返還金7,331万3,000円と生活保護適正実施推進事業補助金返還金4万7,000円が補正増となります。内容は,平成23年度における国庫負担金の精算による返還金です。続きまして,補正予算書40,41ページをご覧いただきたいと存じます。中段にあります民生費,生活保護費,扶助費,扶助費の中の医療費扶助費4,000万円と介護扶助費1,000万円の合計5,000万円を減額するものです。減額の要因といたしましては,歳入と同じく平成24年度の当初予算におきまして,23年度の予算に3パーセント増を見込んでおりましたが平成24年9月より被保護世帯の数,被保護人員が横ばいとなりましたので,当初予算を減額するものです。以上でございます。

次長兼高齢福祉課長)はい,続きまして,高齢福祉課所管の一般会計補正予算をご説明申し上げます。補正予算書の40ページから41ページをご覧願います。上から2段目の款3民生費,項1社会福祉費,目3老人福祉費の中の特別会計繰出金でございます。介護保険特別会計職員給与費等繰出金42万円の補正増につきましては,国の介護保険総合データベースの認定ソフトの改定に伴う市の介護保険システムの改修費を繰り出すものでございます。高齢福祉課の一般会計補正予算は,以上でございます。

こども福祉課長)こども福祉課所管分の平成24年度石岡市一般会計補正予算(第5号)をご説明申し上げます。事項別明細は,40ページから41ページをご覧ください。款3民生費,項2児童福祉費,目2児童措置費,保育委託運営経費民間保育運営経費委託料1,543万4,000円でございますが,内容は,市内民間保育園に対する保育の運営委託料となります。保育の運営委託料とは,国が示す保育単価表に基づき,児童の保育を委託する保育所に対し,最低基準を維持するために必要な費用として,運営経費を支払うものです。運営経費の算出にあたりましては,国が示す年齢別保育単価に,月当初の入所児童数を掛けて算出することとなります。補正にかかる民間保育運営委託料の内容としましては,市内民間の認可保育所の入所児童数を平成24年度の当初予算見込の児童数と比較しますと,全体で延べ148人の児童が増加しており,内訳は0歳児が延べ123人,3歳児が延べ50人でございます。今回の補正につきましては,市内民間保育所の入所児童数が増えたことにより補正をお願いするものでございます。次に歳入になります。32ページ,33ページをご覧願います。款12分担金及び負担金,項1負担金,目1民生費負担金,節2児童福祉費負担金,保育所運営費負担金の現年分173万1,000円は,入所児童数が延べ148人が増えたため,保育園に児童を入所させる保護者の保育料負担金となります。続きまして,その下になります款14国庫支出金,項1国庫負担金,目1民生費国庫負担金,節2児童福祉費負担金,保育所運営費負担金10分の5となります861万1,000円は,入所児童数が延べ148人に増えたことによる国庫負担金でございます。続きまして,34ページ及び35ページをご覧下さい。上段のところになります,款15県支出金,項1県負担金,目1民生費県負担金,節2児童福祉費負担金,保育所運営費負担金10分の2.5,430万5,000円は,国庫負担金と同じように入所児童数が延べ148人に増えたことによる県負担金でございます。以上でございます。

次長兼健康増進課長)健康増進課に係る補正予算をご説明いたします。38,39ページをご覧いただきたいと思います。総務費,総務管理費,諸費のうち,過誤納還付金,疾病予防対策事業費等補助金返還金でございます。平成23年度感染症予防事業費等国庫負担金のうち,健康増進対策費として,がん検診推進事業による疾病予防対策事業費等補助金交付申請額が476万円に対しまして,精算総額399万6,000円,その差額分76万4,000円の返還金でございます。申請の流れとしては,平成23年7月26日交付申請を行い,交付決定が平成24年3月26日,その交付決定に基づきまして,実績報告が平成24年6月8日という,1年を超えたような実績報告の流れでございます。76万4,000円ですが,当初計画した受診者数より受診者が少なかったこと,クーポン券を利用した受診を行っているわけでございますけれども,その委託料が入札より安くできたという差額が発生しました。差額分76万4,000円を返還しなさいと県から先月,連絡がありましたので,今回予算計上いたしまして精算するものでございます。

次長)教育総務課所管の補正予算をご説明させていただきたいと思います。補正予算書47ページをお開きいただきたいと思います。教育費,教育総務費,事務局費,庶務一般経費,損害賠償示談金ということで300万円の計上でございます。その内容は,旧八郷町で起きた学校事故の示談金であります。昭和57年に柿岡中学校で起きた事故でありまして,野球部員が打ったボールがテニス部員の右目を直撃した事故です。今回,示談が整いましたので計上させていただきました。次に,教育費,小学校費,学校建設費,学校施設耐震化事業,手数料62万4,000円,工事監理委託料1,549万8,000円,工事請負費5億1,089万7,000円を計上しております。その内容といたしましては,25年度予定をしておりました杉並小学校,高浜小学校の屋内運動場の耐震化工事,北小学校の耐震化事業による改築には,国から,25年度予算成立については,選挙等の影響で例年より数箇月遅れることが予想されるために,すでに平成25年度の事業として申請を行い,国の了承を得た事業については,採択を約束していますので,前倒しとしての検討を願いたい,との通知があったことにより,補正予算として計上させていただきました。それに対する歳入でございます。35ページをお開きいただきたいと思います。国庫支出金,教育費国庫補助金,小学校費補助金1億964万1,000円と37ページの市債,教育債,小学校施設耐震化事業債4億3,490万円は,杉並,高浜小学校の屋内運動場の耐震化工事によるものです。続きまして4ページをお開きいただきたいと思います。繰越明許費で,下から2段目になります。教育費,小学校費,学校施設耐震化事業5億2,701万9,000円は,北小の改築,杉並,高浜小学校の屋内運動場の耐震化工事でございまして,未執行の繰越しをお願するものです。その一番下段にございます,教育費,中学校費,八郷中学校建設事業2,000万円は,校舎北側の進入路工事でございまして,先ほど工事概要を説明しましたが,進入路の工事が5月連休明けを見込んでおりますので,未執行繰越しをお願するものです。5ページ,八郷中学校生徒教育バス運行業務委託料の債務負担行為補正は,入札により債務負担行為の額に変更が生じたことから補正予算の計上をいたしてございます。

生涯学習課長)生涯学習課所管の一般会計補正予算をご説明いたします。最初に歳入でございます。補正予算書の34ページから35ページの上から4段目でございます,款15県支出金,項3委託金,目6教育費委託金,節1社会教育委託金の埋蔵文化財発掘調査委託金1,558万6,000円の減についてご説明いたします。これは,本年度農村交流基盤整備事業,農道整備に伴います,瓦会地区の野田地内の発掘調査委託においての指名競争入札による差額を減額するものでございます。次に歳出でございますが,46ページから47ページの一番下になります。款10教育費,項5社会教育費,目1社会教育総務費,節1報酬の放課後児童対策事業,学童保育指導員報酬910万円の減でございますが,当初指導員を117名見込みましたが,10名程度少なかったためその分の報酬分を減額するものでございます。次にその下の目4文化事業費,節13発掘調査経費1,558万6,000円の減でございますが,これは歳入でご説明いたしました,瓦会地区の野田地内の発掘調査委託においての指名競争入札による差額を減額するものでございます。以上でございます,よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

村上委員)確認で伺いたいと思います。補正予算書40,41ページの保育運営委託経費についてお尋ねします。延べ148人増加ということでございましたけれど,要因はどのようにとらえておるわけでしょうか。

こども福祉課長)今回148人増えた要因を申しますと,今回増えているのが0歳児で123人,3歳児で延べ50人ということでございます。保育は,両親とも働いている世帯が保育に欠けた場合に行うことですので,要因としては,共稼ぎの世帯が増えたというのが一番の要因になってくるのかと思います。以上でございます。

村上委員)0歳児ということは,今年度生まれた子ですが,共働きの家庭が増えたということですと,共働きの家庭が増えたのではなくて,共働きの家庭にお子さんが生まれたという状況で対象になったと捉えられるのではないかと思いますですが,いかがでしょう。

こども福祉課長)村上委員のおっしゃるとおりでございます。

村上委員)そうしますと,両親が共働きの方がこういった制度が拡充することによって,安心して働くこともできる要因かと思いますので,この要因をしっかり精査されて,今後の検討材料にしていただきたいなというふうに思います。続きまして,予算書46,47ページでございます。放課後児童対策事業の学童保育指導員報酬ということで,予定していた117名の指導員,107名ですか,10名減ということですので。10名減って実施されたということで,実際にこの放課後児童クラブの対応としては,この人員で大丈夫だったのかどうかを確認したいと思います。

生涯学習課長)はい,お答えいたします。当初117ということでおりましたけれども,4月に111名の採用がございます。その後でございますが,途中で辞めたというようなことがありまして,途中から募集をかけていたところでございますが,なかなか途中から引き受けてくれる方が少なくて,年間を通じて数がいなかったというところ,全体で10名不足したということではございません。夏休みとか長期の学校の休みのときには,人員が確保できたということでございます。ですから年間を通じて10名がいなかったということではございません。以上でございます。

村上委員)はい,ありがとうございます。10名,1箇所でとは,もちろん考えておりませんので。その指導員の方がいないことによって,例えば目が届かないことによる事故の発生等の可能性もありますので,4月の採用時点で117名ということで,その時点でもやはり予定より少ないと思いますので,新年度4月の募集は,しっかりと人員対応できますようにお願いしたいと思います。続きまして,40,41ページ。民生費,生活保護費です。先ほど,23年度比較で,3パーセント増の見込みがであったが,横ばいであったということで,これは,3パーセントの増と見込んでいた部分は,横ばいであった要因といいますか,どのように捉えているのか,ご説明をお願いしたいと思います。

社会福祉課長)予算編成を行う際,前年度,前々年度を比較いたしまして,20年,21年は,急激に伸びておりましたので,3パーセント増をしたわけなのですが,23年度あたりからその伸び率が落ちてきたということで,実際に23から24にかけて石岡市の場合には,全国よりは伸び率が低かったというのが結果的にありまして,一番見込めない医療費,介護扶助費ということで,一番心配のない見込み難い部分は,今回減額をさせていただいた部分でございます。よろしくお願いします。

岡野副委員長)47ページの発掘調査経費をお伺いいたします。入札による減,1,558万6,000円でございますが,入札には,何者参加したのかお伺いいたします。

生涯学習課長)はい,お答えいたします。9者でございます。以上です。

岡野副委員長)9者ということでございますね,ありがとうございました。それと発掘調査をする野田館跡ということでございますが,それはどういうものなのでしょうか,お伺いいたします。

生涯学習課長)瓦会の野田地内の調査で,調査報告書ができあがっていませんが,戦国時代ころの砦跡ということになります。以上でございます。

岡野副委員長)規模としては,どのくらいの大きさになるのでしょうか。

生涯学習課長)面積でございますが,約2,800平米でございます。

岡野副委員長)はい,ありがとうございました。

菱沼委員長)ほかに,質疑はございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,私から。47ページですが,学校耐震化事業でですね,今回の杉並小学校屋内運動場耐震工事。それから高浜小学校屋内運動場耐震化工事,3,713万7,000円と2,856万円があるわけですけども。この工期としてはですね,予算が可決した後に入札をされて着工いたしますが,工事は,いつごろを完了する予定なのでしょうか。

次長)はい,日程としては,補正予算ということで,1年の中で,終了したいと考えています。先ほども申し上げたとおり,この事業は,実際は,25年度の事業でございまして,前倒しができるとのことで,入札も早まるだろうということも含めますと,工期は,いつからいつまでと明言はできませんが,年度内の完成ができる見込みではおります。以上です。

菱沼委員長)それと合わせて北小学校も同じく前倒しでされていると思います。我々も現地調査も行っていますので,状況を分かっていますし,今度,素晴らしいプレハブ式の校舎ができあがりますが,工期は,7から8月かかるという状況で,併用して今の校舎で授業をしながら建設に入るわけですけども,やはり子どもたちが安全安心で授業を受けていることもありますし,高浜小,杉並小の体育館ということも,そのとき体育館が使えないのかどうか分かりませんが,子どもたちのことを最大限に考えていただいてですね,工事もしっかりと進行できるように,学校,保護者,業者と話し合いをしながら進めていただければ良いと思いますので,よろしくお願い申し上げます。それでは,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第12号平成24年度石岡市一般会計補正予算(第5号)のうち,教育福祉委員会の所管に係る部分を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第18号平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼高齢福祉課長)それでは,議案第18号平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)についてご説明申し上げます。補正予算書の24ページをご覧願います。歳入歳出予算の補正でございます。事業勘定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ45万6,000円を追加し,歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ62億2,979万6,000円とするものでございます。続きまして,事項別明細をご説明申し上げます。補正予算書の102ページから103ページをご覧願います。初めに歳入でございます。款3国庫支出金,項2国庫補助金,目1調整交付金,節1現年度分163万3,000円の補正減でございます。平成24年度における東日本大震災に伴う介護保険料及び介護サービス費の自己負担にかかる減免額は,介護給付費調整交付金で手当てされることになっておりますが,このうち,平成23年度分は,介護保険災害臨時特例補助金として交付されることとなったため,補正するものでございます。次に,目4介護保険事業費補助金,節1介護事業費補助金166万9,000円の補正増でございます。東日本大震災に伴う介護保険料及び介護サービス費と食費,居住費の自己負担にかかる減免額のうち,平成23年度分は,介護保険災害臨時特例補助金として交付されることとなったため,補正するものでございます。次に款7繰入金,項1一般会計繰入金,目2一般会計繰入金,節1職員給与等繰入金42万円の補正増につきましては,国の介護保険総合データベースの認定ソフトの更新に伴いまして,市の介護保険システムの改修が必要となったため,その改修に要する費用を一般会計から繰り入れするものでございます。続きまして,歳出についてご説明申し上げます。補正予算書の104ページ,105ページをご覧願います。款1総務費,項3介護認定審査会費,目1認定審査会費の中の認定審査事務費42万円の補正増につきましては,国の介護保険総合データベースの認定ソフトの更新に伴いまして,市の介護保険システムの改修が必要となったため,システム改修委託料を補正するものでございます。次に款6諸支出金,項1償還金及び還付加算金,目3災害特別給付費の中の災害特別経費3万6,000円の補正増は,東日本大震災に伴う施設利用者の平成23年度利用分に係る食費,居住費の減免分を支給するため,補正するものでございます。介護保険特別会計の補正予算につきましては,以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,ここで,直接議案に関係ないことかもしれませんが,お尋ねいたします。今回,62億2,934万円を最終的な予算規模としていますけですけども。近年,介護保険での増額が出てきているのが現状だと思います。そういう中で平成25年度,シルバーリハビリ体操ということで,新規事業として取り入れられる。介護予防を重視として市長も進めている新規事業。今回100万円を超える予算が組まれてるわけですけども,この近年の傾向に歯止めをかけなければならないことは,我々教育福祉委員会委員も考えているのが現状かと思います。その施策,シルバーリハビリ体操もそうですが,新たに考えていることがあればお尋ねしたいと思います。

次長兼高齢福祉課長)高齢者のいきいきプロジェクトということで,リーディングプロジェクトに位置付けされておりまして,福祉部門だけでなく,庁内で横断的に高齢者を対象にした健康づくりと生きがいづくりに取り組もうということで,関係課長会議が開催されてございます。所管は,企画課になりますが,関係各課で持っている事業の中で,高齢者を対象とした健康づくりと生きがいづくりに関わる事業を拡充していこうという共通認識を持ったところでございまして,25年度以降は,その事業の充実を図っていこうという話し合いが持たれたところでございます。以上でございます。

菱沼委員長)この介護保険の部分においてですね,近年増加傾向にあるので,全庁的な部分,そのリーダーシップを発揮できるのは,福祉部門でもありますし,いろいろ精査していただいて,また市民の皆さんの声をしっかり聞いていただいてですね,何をすることによって,介護予防につながっていくのか,また,先進事例もさまざまあろうかと思います。しっかり精査していただいて,よろしくお願いしたいと思います。ありがとうございました。ほかにないようですので以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第18号平成24年度石岡市介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第20号石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)議案第20号石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを説明させていただきます。石岡市部等設置条例第5条第2項中,障害者自立支援法を障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めるものです。これによりまして,石岡市障害者給付審査会の委員の定数等に関する条例第1条中,障害者自立支援法を障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に改めるものです。冠の名称が変更になるものでございますので,よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第20号石岡市部等設置条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第22号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼健康増進課長)議案第22号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについて説明させていただきます。本議案は,献血推進協議会委員の費用弁償等について,現在報酬ということで対応してございますけれども,報償での対応が適切であることから,報酬条例から献血推進協議会委員の項目を削るものであります。献血推進協議会は,献血に対する正しい知識の啓発と献血者の確保を主な目的としておりますので,附属機関としての性格を有していないことから訓令で設置しております。委員の費用弁償は,報償で対応していくということで,削らせていただきたいという議案でございます,以上です。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第22号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

中央図書館長)議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定についての説明をさせていただきます。本議案の提案の理由といたしましては,石岡市図書館資料選定委員会が石岡市図書館協議会との統合により廃止されたことに伴い,該当する条例の一部を改正するためでございます。内容は,該当条例の別表から図書館資料選定委員の項を削除いたします。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第26号石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。暫時休憩といたします,10分程度といたします。

   -休憩-

菱沼委員長)休憩前に引き続き会議を開きます。次に,議案第30号石岡市就学指導委員会条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

教育総務課指導室長)議案第30号石岡市就学指導委員会条例を制定することについてをご説明させていただきます。提案理由といたしまして,地方自治法第202条の3に基づき,規則を定めていたものを条例化し,石岡市就学指導委員会を附属機関として設置するためでございます。以上でございます。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   -休憩-

菱沼委員長)再開いたします。

教育総務課指導室長)主な変更等について,ご説明させていただきます。石岡市障害児就学指導委員会規則というものがありまして,それが石岡市就学指導委員会条例と変更するものでございます。中身ですが,規則の場合には,委員会の庶務は,教育総務課においてあったのですが,条例第9条で,委員会の庶務は,委員会事務局で行うということで,条例なので課名ではなく,教育委員会事務局とするということでございます。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第30号石岡市就学指導委員会条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第31号石岡市授産所条例を廃止する条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

社会福祉課長)議案第31号石岡市授産所条例を廃止する条例を制定することについてを説明させていただきます。石岡市授産所は,昭和26年に保護授産施設として認可を受け,縫製に主力を置き事業を行ってきました。昭和37年度に生活保護法に規定する授産施設として新築し,昭和42年4月20日現在地に移築し築45年が経過しました。授産所の設置目的は,就業能力が限られている要保護者に対して,就労又は技能の習得のために必要な機会及び便宜を与えて,その自立を助長することを目的としており,生活保護からの自立を図るための施設です。授産所は,縫製業を主とした施設として運営してきましたが,縫製業の衰退により指導者の確保が難しくなり,受注収入も減少しており,昨年の9月からは,半日勤務などにより仕事の調整を行い,縫製業として維持していくことが難しくなっております。また,通所者も減少しており,平成25年2月末現在では8名であり,施設の歳入である施設事務費が年々減少し一般会計からの繰入金により運営している状況です。また,全国の授産施設における近年の傾向としまして,身体障がい者,知的障がい者,精神障がい者の授産施設へと移行しており,これらの機能を追加するためには,バリアフリー化した施設を建築しなければなりません。縫製業に代わる新たな事業を行うには,就業能力の限られた方が従事できる事業を開拓し,指導員やスタッフの確保,設備投資なども必要となり,事業を軌道に乗せるまでには,かなりの期間と予算が必要となります。授産所事業を市内の民間福祉施設が行う場合,現施設は老朽化による経年劣化が進んでおり,災害時などの危険性が高いため,現施設での運営は困難な状況であり,さらに施設の東側には急傾斜地があり,石岡市土砂災害ハザードマップの土砂災害警戒区域に接して建っていることから建替えが困難な立地となっております。また,民間福祉法人が施設を新築して事業を行うためには,土地の確保や多額の建設費が必要となります。さらに,新規事業を創設するとともに指導員の確保や通所者の確保が大きな課題であり,授産事業を行う福祉法人が見当たらない状況にあります。このような状況から今後の授産所の在り方を検討するための石岡市授産所運営等検討委員会を設置して,各方面からの有識者により検討がなされました。検討結果は,建議書にまとめられ,授産所の運営を継続していくことは困難であり,いずれの方向からの検討においても廃止という意味あいをもって結論づけることが妥当である,との意見をいただき,ただし,現在通所している方の今後の生活に不安をきたさないよう責任を持って対応していただくことを要望する,との附帯意見がありました。平成25年2月末現在の通所者は,被保護者5名,高齢者1名,低所得者2名の合計8名です。授産所の廃止において,通所者に対して,受注量の減少により施設の維持が難しくなっていることなどを説明し,今後の身の振り方についての意向を確認しております。被保護者5名は,引き続き生活保護により生活を保障し,そのうちの1名は,障がい程度に応じた福祉施設へ通所することとなります。高齢者の1名は,生活保護の申請を行い現在審査中となっております。低所得者1名は,4月から家族の介護にあたる予定となっております。残る1名は,ハローワークの担当者と連携して求職活動を支援しており,企業との面接まで至るようになりましたので,引き続き求職活動の支援を行っているところでありますが,合わせて,3月までに就労先が決まらない場合には,生活保護の申請をするよう促しているところでございます。石岡市授産所は,通所者の減少,施設の老朽化,指導員の高齢化,一般会計からの繰入金の増加などの課題によりまして,事業継続が困難となったため議案第31号により石岡市授産所の廃止をお願いするものです。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

勝村委員)はい,授産所の件に関しましては,現地調査で現場を確認しております。また,前回までの委員会でも説明を受けておりまして,それから,ただ今の説明で通所者のその後も大方決まっているということでありますので,前回の委員会でも私申し上げますけど,廃止の方向で進めるのは,一番妥当なのであるのかなということで,今回もそのように思っております,以上です。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第31号石岡市授産所条例を廃止する条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第32号石岡市子ども・子育て会議条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

こども福祉課長)議案第32号石岡市子ども・子育て会議条例を制定することについてご説明申し上げます。提案理由は,子ども・子育て支援法第77条において,条例により,子ども・子育て会議を置くよう努めることとなります。会議は,平成27年度までに策定する石岡市子ども・子育て支援事業計画を策定するうえで,自治体の子育て支援施策を地域の子ども及び子育て家庭の実情を踏まえて実施する重要な役割を果たす組織となります。また,計画策定にあたり,平成25年度から事業計画の策定準備にとりかかる必要があることから,十分な調査審議等が行える附属機関として設置するものでございます。石岡市子ども・子育て会議の所掌事務は,特定教育,保育施設の利用定員の設定に関すること。特定地域型保育事業の利用定員の設定に関すること。子ども・子育て支援事業計画の策定又は変更に関すること。子ども・子育て支援に関する施策の総合的かつ計画的な推進に関し必要な事項及び当該施設の実施状況の調査審議に関すること。その他子ども・子育て支援に関し必要な事項に関することでございます。会議の構成メンバーは,委員25人以内をもって組織し,子どもの保護者,関係行政機関の職員,事業主を代表する者,労働者を代表する者,子ども・子育て支援に関する事業に従事する者,子ども・子育て支援に関し学識経験のある者,その他市長が必要と認める者となります。今回,子ども・子育て会議の設置に合わせて,子ども・子育て会議の所掌事務において,これまで幼児施設設置協議会が行っていた所掌事務と重複することから幼児施設設置協議会を廃止いたします。以上でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第32号石岡市子ども・子育て会議条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第33号石岡市老人ホーム入所判定委員会条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼高齢福祉課長)議案第33号石岡市老人ホーム入所判定委員会条例を制定することについて,ご説明申し上げます。市では,これまで,老人ホームへの入所措置の判定につきまして,石岡市老人ホーム入所判定委員会設置要綱に基づき実施しておりました。石岡市老人ホーム入所判定委員会委員の報酬につきましては,石岡市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例に基づき支給しておりますが,入所判定委員会の根拠は,その職務内容から判断して,附属機関として条例で設置することが適切であるため,条例を制定するものでございます。条例の内容は,厚生労働省老健局長通知による老人ホームへの入所措置等の指針に基づき,石岡市老人ホーム入所判定委員会の設置を規定するものでございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,私から。委員会の構成ですが,5人ということで,組織することでありますが,その選考の仕方と言いますか,選考の基準と言いますか,4月から移行されるとこでありますので,ある程度決まってると思いますが,現状お話しいただければと思います。

次長兼高齢福祉課長)現実には,既に告示形式による委員会要綱で,委員会が設置されてございます。それを条例化するにあたっては,現行の委員さんに引き続きお願いする予定でございます。関係施設,施設は,現段階で特別養護老人ホームの代表の方があたってございます。医師は,医師の方が引き受けられないとなったときには,医師会にご推薦いただく予定となっております。あとは,市の関係課長が委員になってございます。

菱沼委員長)ほかにないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第33号石岡市老人ホーム入所判定委員会条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第34号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについて及び議案第35号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例を制定することについての2議案は,関連いたしますので,一括して議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼高齢福祉課長)議案第34号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについて並びに議案第35号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例を制定することについて,ご説明申し上げます。地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律を整備する法律による介護保険法の一部改正がされてございます。これに伴いまして,指定地域密着型サービス並びに指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営等に関する基準は,市の条例で定めることとなったため,制定するものでございます。両条例とも厚生労働省令の基準を基本としております。指定地域密着型サービスに係る基準では,独自基準で,文書の保存期間と地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の居室定員を,指定地域密着型介護予防サービスに係る基準では,文書の保存期間を市の実情に応じた基準を定めるものでございます。文書の保存期間は,国の基準で2年保存となっておりますが,市の文書の保存期間が5年であることから,基準を5年保存とするものでございます。また,地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護の居室定員は,国の基準は2人以下となっておりますが,ユニット型を除く居室定員で,利用料金が安価な多床室の設置を可能とするため,4人以下とするものでございます。該当する条文は,配布資料のとおりとなっておりますので,よろしくお願い申し上げます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

村上委員)はい,ありがとうございます。条例制定後,こちらの介護サービス事業を運営している事業者への告知方法は,どのように考えておりますますでしょうか。

次長兼高齢福祉課長)地域密着型サービスの事業者には,2月に1度,運営委員会が開催されまして,これに高齢福祉課介護保険室の職員が必ず立ち会ってございます。その中で,市条例のお話をさせていただきまして,特に,文書の保存期間が法律で2年,これが5年となりますので,この点は,十分に周知を図ってまいりたいと思っています,以上でございます。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第34号石岡市指定地域密着型サービスの事業の人員,設備及び運営に関する基準を定める条例を制定することについて及び議案第35号石岡市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員,設備及び運営並びに指定地域密着型介護予防サービスに係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例を制定することについての2議案を一括して採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第36号石岡市健康づくり推進協議会条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼健康増進課長)議案第36号石岡市健康づくり推進協議会条例を制定することについて,ご説明申し上げます。訓令で設置しております健康づくり推進協議会は,健康づくりを推進するための施策を総合的かつ効果的に実施することを目的としております。そのような関係上,附属機関としての性格を有しているため,条例により設置するものであります。また,同様に,健康に関する協議を行う組織として,地域医療協議会を訓令で設置してございます。構成する委員などもほぼ同じでございまして,その所掌事務を健康づくり推進協議会を合わせて,健康づくり推進協議会に吸収する。そして,一体的に運営するというふうに変更したいと考えているものでございます。なお,本件は,地域医療協議会委員には,議題に出しまして,全員から了承を得ているという経過でございます。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第36号石岡市健康づくり推進協議会条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第37号石岡市予防接種健康被害調査委員会条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼健康増進課長)議案第37号石岡市予防接種健康被害調査委員会条例を制定することについてご説明申し上げます。訓令で設置しております予防接種健康被害調査委員会は,市が実施する予防接種に関連して,発生した健康被害の原因,責任の所在を明らかにするとともに災害補償,諸措置の内容などを審議し,適正な処理を図ることを目的としております。そのようなことから,附属機関としての性格を有することから,条例により設置するものであります。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第37号石岡市予防接種健康被害調査委員会条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第38号石岡市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定することについてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長兼健康増進課長)議案第38号石岡市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定することについて,ご説明させていただきます。平成24年5月に制定された新型インフルエンザ等特別措置法において,市は,対策本部を設置することが義務付けされたことにより,今回条例において石岡市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定するものであります。本法律は,本年4月を目途に施行されると。その後,国が行動計画を策定し,さらに,県の行動計画が策定される予定であります。新型インフルエンザなどが発生した場合は,市長が本部長,副市長が副本部長,各部長が本部員となり,対策本部が設置されます。本部長が会議を招集し,情報交換及び連絡調整を行うこととされています。行動計画が策定されておりませんが,当面予測されることとして,市が取る対策としては,職員が新型インフルエンザなどに罹患した場合,住民サービスに影響が出ないように対応するため,優先すべき行政サービスを検討すること,職員間の流動体制を図ることなどが求められる予定です。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第38号石岡市新型インフルエンザ等対策本部条例を制定することについてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。次に,議案第54号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてを議題といたします。本案について,執行部から説明を求めます。

次長)議案第54号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてでございます。提案理由といたしまして,昭和57年,5月21日午後5時ころ八郷町立柿岡中学校の校庭内において,部活動中で起きた損害を賠償し,和解するものでございます。内容は,先ほど補正予算でご説明いたしましたが,野球部員が打ったボールがテニス部員の右目を直撃した事故です。今回,示談が整いましたので,議案として提出させていただきました。

菱沼委員長)以上で説明は,終わりました。これより質疑に入ります。質疑は,挙手によりこれを許します。質疑は,ございませんか。

勝村委員)前回の委員会で概要をご説明いただきまして,またご説明いただきました。示談ということで,和解できましたので,この件に関しては,ご異議ございません。以上です。

菱沼委員長)ほかに質疑は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で質疑を終結いたします。次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。議案第54号損害賠償額の決定及び損害賠償請求に関する和解についてを採決いたします。お諮りいたします。本案は,原案可決すべきものと決することにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,付託された議案の審査を終結いたします。次に,陳情第36生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見書提出を求める陳情を議題といたします。本件について,事務局から受理の経緯及び陳情の概要等について説明を求めます。

事務局)受理の経緯等をご説明申し上げます。陳情第36生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見書提出を求める陳情をご説明申し上げます。本陳情は,平成25年2月5日に提出され,同日付けで受理をしています。提出者は,石岡市社会保障推進協議会会長さまでございます。陳情の内容を申し上げますと,国は,老齢加算を廃止し生活保護費を削減しました。さらに,生活保護基準の引き下げを進めようとしています。政府は,生活保護費の削減をしようとしていますが,国民生活の最低保障基準の土台をなす生活保護制度を国が責任をもって保障すべきとの理由から,1つとして,生活保護の老齢加算を復活すること。2つとして,生活保護基準の引き下げはしないこと。3つとして,生活保護費の国庫負担は,現行の75パーセントから全額国庫負担にすること。以上三つの要望が実現できるよう,国の関係機関に対して意見書の提出することを求める内容となっております。以上で説明を終わります。

菱沼委員長)ただ今,事務局から受理の経緯等について説明がありました。次に,本件についてご意見等ございましたら挙手によりお願いいたします。その前に,私からは,皆さまご案内のとおり生活保護法は,昭和25年5月4日法律第144号で施行され,効力が現行法,また種類としては,社会保障法となってございます。また,最終改正が平成24年9月5日法律第72号というなかで最終改正ということで,厚生労働省のホームページに掲載がございました。また,生活保護のこの国庫負担ということで3番目にありますが,現在皆さんご存じのとおり,国が4分の3,市が4分の1を負担してるのが実情でございます。1番目の老齢加算ということで復活を,ということでありましたけども,調べさせていただきました。2006年に全廃ということで,国から各自治体に通達がありまして,2006年に全廃してございます。そういうことを踏まえてですね,皆さんからご意見をいただきたいと思います。その前にですね,2006年に全廃されたということにおいてですね,執行部から経緯等が分かれば,お伺いしたいと思いますが,いかがでしょうか。

社会福祉課長)平成15年の時,厚労省の生活保護制度のあり方に関する専門委員会が開かれまして,70歳以上の人を,60歳から69歳の人と比較いたしますと老齢加算に相当するだけの特別の事由があることは,認められないということで,中間取りまとめがされまして,平成15年から段階的に3年間にわたりまして,老齢加算が廃止されたという経過がございます,以上でございます。

菱沼委員長)ありがとうございました。それでは,改めまして各委員からご意見をいただきたいと思います。

   〔傍聴者の発言あり〕

菱沼委員長)傍聴者に申し上げます,発言は,控えてください。

   〔傍聴者の発言あり〕

菱沼委員長)暫時休憩します。

   -休憩-

菱沼委員長)休憩前に引き続き議会を開きます。本件について,ご意見等があれば挙手によりお願いいたします。

岡野委員)私,生活保護は,前も一般質問でやらせていただきましたが,本当に困ってもらっている方には,本当に申し訳ないと思いますが。ただ,見てみますと,一部の人かと思いますが,仕事ができるのにもやらないで,生活保護をあてにしてやっている方も大分石岡にいると思います。確か石岡市は,茨城県でも5番目に多いと思いますが。今回,国が生活保護の見直しをするということでありますから,国で最終的にどういうふうになるのか分かりませんが,見直しで。もう少し,ほかの市の対応や国の施策概要などを考えてもいいのではないかと思いますが。

菱沼委員長)ほかにございませんか。
 参考までに第25回社会保障審議会の資料がありまして,平成25年1月31日に生活保護制度の見直しについてということで,厚労省から出されている資料がございます。生活保護制度の見直しの全体像ということで,3つございます。1つには,生活保護法の改正,ポイントとしては,支援が必要な人に確実に保護を実施するという考え方は維持しつつ,以下の見直しを実施,不正,不適正受給対策の強化,医療扶助の適正化,生活保護受給者の就労,自立の促進があります。2つ目,生活困窮者の就労,自立支援のための新法の制定ということで,ポイントといたしまして,生活保護にいたる前の自立支援策の強化を図るため,以下の主な内容とする生活困窮者対策を実施,生活訓練や社会訓練等を含む就労支援策の創設,離職により住まいを失った人等に対して家賃相当を有期で支給,利用者の状況に応じて適切な支援策を早期,包括的に提供する相談支援事業の創設,生活困窮家庭への学習支援等の実施等でございます。3として,生活保護基準の見直し。ポイントとして,年齢,世帯人員,地域差による影響の調整,物価の動向の勘案,必要な激変緩和措置の実施ということで,生活保護基準の見直しを実施との生活保護制度の見直しについて,厚労省から出ていたものでございます。読み上げさせていただきましたが,これを参考にいたしまして,ご意見をいただきたいと思います。

村上委員)はい,ありがとうございます。陳情の理由を読み込んで,あと政府の動き,委員長からの説明を聞きまして。まず,陳情理由の1つとして,引下げを進めようとするという部分と現在政府が検討しているのは制度全体の見直しであるので,結果として下がることと引下げを進めるということが,まずそもそも違うのかなと思うのですが。そこの理由,結果として最低賃金や年金就労援助などの各種制度の切下げにつながる恐れがあるという理由がされてはおるのですか。今,生活保護の根本的な見直しとして,不正受給等対策を強化する,医療扶助の適正化,就労自立の促進を強化するというそういう意味では,支援策を充実させるということと,就学援助などに影響を及ぼさないようにこの見直しを行うというふうな文言になってますので,この陳情理由の心配事由がないのではないかなと私は感じたところです。

勝村委員)この陳情の生活保護基準の引下げですがね。改正後の基準がよく分からないのですけれども。見直しをするという国の方向,一概に全体的な引下げとなるのかということも考えられるし,そうではないのかということも考えられると思います。見直し後の影響を一定程度に抑える観点から現行基準からの増減幅,これがプラスマイナス10パーセントというようなことで言われております。それで調整をするということなので,一概に全部が全部引き下げるということではないのかなと考えるのですね。見直しは,これ3年ぐらいの・・・でやっているとは思いますけれどね。これが決定したとしたら,遅いのでしょうけれども。本当に必要とされる人には,やはり生活保護,手厚くされるべきであるのだろうとは思いますが。やはり,さきほど同僚委員からありましたように,不正受給をされている疑いのある人もいると。新聞,テレビなどでも報道されております。そういうことを勘案して,国でも今回見直しという形になったと思うのですね。これはやはり今回出てきたわけなのですけども。ここで結論を出すというのは,私は,ちょっともう少し煮詰めていきたいなと思います。できれば,継続審査ということにしていただければと思います,以上です。

岡野副委員長)委員長からも生活保護基準の見直し,それから国の生活保護法の改正等を含めて,3点ほどを出されましたが。陳情の理由として,老齢加算を復活すること,それから生活保護基準の引下げをしないこと,3点目としては,国庫負担を現状の75パーセントから全額負担といようなことで,陳情項目ということで3点出ていますが,国の保護法の改正,それから生活困窮者の就労自立支援のための新法の制定,それから保護基準の見直し等,これらのことで,国で実施したいということでございますが。これで,実施されるということであれば,そんなに影響や問題はないのかなと私は思います。

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   -休憩-

菱沼委員長)会議を再開いたします。ほかにご意見等はございませんか。

岡野副委員長)国が今見直しをしているということで,引下げをしないことということで,陳情書が提出されたということは,採択するか,採択しないのかということの結論をこの委員会で任せられてるわけですよね。継続審査ということになれば,継続審査にした場合には,その間に国の考え方が決まってしまうというようなこともありますので,今回この委員会の中で,採択するかどうかという議論をして,結論を出さなければいけないと思いますので,皆さん方の意見を聞いてですね,これは決めていくのが一番妥当だと思います。

勝村委員)先ほど継続審査というような意見を出したのですが,国の方針でもありますし,施策でもあると思いますので,国で決まってしまえば,継続といっても難しい。継続という言葉自体は取り下げたいと思います。やはり,副委員長からありましたように結論付けてやることに賛成します。国でも3年のサイクルで,短いサイクルで見直しをするような方向でようですので。そういう方向で進めていけば,いいのではということであります。

  〔傍聴者の発言あり〕

菱沼委員長)暫時休憩いたします。

   -休憩-

菱沼委員長)再開いたします。皆さまからご意見をいただきまして,それで採決に移りたいと思います。そのほか,ご意見等ございますか。

岡野委員)基準の引下げをしないことの陳情,本当に困っている方には,引下げを行うべきではないのですが,やはりそうでなくて受給している人が大分いるもので,私としては・・・。

   〔傍聴者の発言あり〕

菱沼委員長)傍聴者に申し上げます,静粛にお願いします。

岡野委員)ですから,本当に困っている方のためには,引下げはしないようにすればよいと思います。ただ,国の見直しがどのように動くか分かりませんが,はい。

村上委員)私の意見ですけれども,現在国が実施してるこの見直しに関して,見直しの必要性は感じています。ただし,ここにも書いてありますように,本当に生活困窮者のための支援施策というのがまだ確定しない時点で,この陳情内容の項目には,現時点では同調しかねるということで考えております。

勝村委員)私はですね,そもそも国が生活保護制度の見直し等を行うこと自体がですね,先ほど意見がありましたように,不正な手段による保護を受けた者等への厳格な対処とか,医療扶助等の適正化,今回の引下げ,生活保護基準の引下げ,それから老齢加算ということなのですが,先ほど申し上げましたように,一概に引き下げることではないと思います。私が思うのには,国がやっていることということは,相応の理由で進められていることでございます。今回は,陳情を採択ではない方向でと思ってます,以上です。

菱沼委員長)ほかにございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,次に討論に入ります。討論は,挙手によりこれを許します。討論は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,以上で討論を終結いたします。これより採決に入ります。陳情第36生活保護基準の引き下げはしないことなど国に意見提出を求める陳情を採決いたします。本件は,起立により採決をいたします。お諮りいたします。本件は,採択すべきものと決することに賛成の委員の起立を求めます。

   -賛成委員の起立なし-

菱沼委員長)起立なしであります。よって,本件は,不採択とすべきものと決しました。以上で付託された陳情の審査を終結いたします。以上で本委員会に付託されました案件の審査は,すべて終了したわけでありますが,これらにかかる委員長報告の取扱いについては,委員長にご一任願いたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「異議なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本件を終結いたします。次に,その他の件といたしまして,保健福祉部及び教育委員会から発言を求められておりますので,これを許します。なお,発言の順番は,保健福祉部所管,教育委員会所管の順といたします。初めに,保健福祉部の発言を許します。

副参事人権推進担当)災害時における福祉避難所の設置運営に関する協定等をご報告申し上げます。大地震や風水害などの災害が発生し,避難所を開設した際に高齢者や障がい者,妊産婦など特別な配慮を要する在宅の要援護者を支援するため,市内の福祉施設において,福祉避難所を開設するための協定を2月15日に市内15の社会福祉法人,医療法人と締結いたしました。また,要援護者の福祉避難への移送に関連いたしまして,福祉車両の借上げ及び介助員の派遣に関する2つの協定を石岡市社会福祉協議会と締結いたしました。協定の締結は,2月15日付けで,異議の申立てがない限り,毎年自動更新されます。協定を締結した法人の内訳は,特別養護老人ホーム8法人8施設,介護老人保健施設4法人4施設,障害者支援施設3法人5施設で,計15法人17施設となります。福祉避難所の選定にあたっては,耐震,耐火性の高い建築物,要援護者の安全空間を確保が可能,バリアフリー化を実施済み,24時間体制の設置管理型のすべての条件を満たす施設といたしました。福祉避難所受入可能人員は,約300名でございます。福祉避難所対象者は,高齢者や障がい者,妊産婦,乳幼児,病弱者など福祉避難所生活において,何らかの特別な配慮を要する方で在宅の要援護者です。災害時の避難は,最寄りの指定避難所に避難した後,保健師等が指定避難所での生活が困難かどうかを判断し,市と福祉施設が協力して,福祉避難所に移送します。また,石岡市社会福祉協議会との協定では,福祉避難所への移送や介護業務が必要な場合,福祉車両の2台の借料,介助員,最大16名の派遣要請を非常に応じて行います。以上でございます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

勝村委員)これは,災害時における福祉車両の借上げだけですかね。

副参事人権推進担当)今は,3つの協定の内容をお話をさせていただきました。福祉避難所の設置運営に関する協定,災害時における介助員の派遣に関する協定,災害時における福祉車両の借上げに関する協定の3つを締結いたしたものです。

勝村委員)はい,ありがとうございました。災害時と言いますと,災害が起きた場合を想定して,訓練等もやられるわけですかね。

副参事人権推進担当)今回,協定を結んだわけでございますが,災害が起きた場合,迅速な対応に向けて,委員さんから言われたように訓練を実施していきたと思います。

保健福祉部長)今回は,災害時の要援護者のための福祉避難所を指定するということで,協定を結んだわけでございます。また,その福祉避難所における運営マニュアルといったものが,未作成でございますので,それらをまず施設の方々と協議しながら練り上げていきたいということが第一にあります。それができた段階で,先ほどご指摘ありましたように避難訓練などもしていかなければならないと考えております。また,避難所福祉などでいろいろな備蓄も必要ですので,どのようなものが必要かこれから検討してまいりたいと思っております。

勝村委員)ありがとうございました。折角,協定を結ぶわけでありますので,うまく動かないと意味がないと思いますので,どうぞよろしくお願いします,以上です。

野口委員)ちょっとお聞きいたしますけれども,この受入可能人数300人というのは,指定されている施設がございますけれども。ほぼ,障がいによっては,いろいろ受入れできないという施設もあるわけですよね。そういう点は,どういうふうな割り振りをする形なのでしょうか。

副参事人権推進担当)今回協定を結びました施設,特別養護老人ホーム,介護老人保健施設,障がい者支援施設の3施設は,高齢者,障がい者の施設がございます。そういう関係のある施設ですので,対応できるようにしたいと考えております。以上です。

野口委員)これ参考ということで,要介護者台帳登録者は,1,504人もいるのですよね。全部が全部じゃないと思いますけれども,避難される方は。地域によっていろいろでしょうけれども。移動手段が大変だと思うのですよね。車を持っていても,これ2台でしょ。2台で回るのは,これ非常に大変だと思いますが。

副参事人権推進担当)今のご質問に対して,確かに石岡市社会福祉協議会と締結を結んだ福祉車両の借上げは,2台でございますけれども,福祉避難所として,締結いたしました17社会福祉施設には,車いす用の福祉車両が全部で51台ございます。そういった車両の協力も得まして,移送に努めたいと考えております。

野口委員)はい,分かりました。51台ということであれば,十分補えるものかなと思いますけども。場所的にね,どこの場所で災害が起きるのか分かりませんけれども,各法人でも動いてくるということであれば,十分間に合うのではないかと思います。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。

次長兼健康増進課長)国府中学校集団予防接種にかかる採血検査の状況を報告させていただきます。2月6日に開催されました本常任委員会におきまして,本年1月下旬までの状況を説明させていただきました。その際,市内医療機関で採血を行いました生徒の検査結果は,一部判明しておりませんでしたので,報告できませんでした。採血検査を行った29名は,全員が陰性であり感染が認められませんでしたことを報告させていただきます。今回4回目の採血検査は,予防接種から6月を経過した後の検査であります。ウイルス学的にも6月経過後の検査により,感染が確認されなければ安全であることが言えるということであります。前回も報告させていただきましたが,石岡市医師会における抗体価の検証の結果,昨年6月18日の時点で,ワクチン接種が行われていなかった生徒が1名に,ほぼ特定されたことを踏まえ,2月21日に開催しました検証委員会で報告書に掲載することが決定されました。この生徒に了承を得て,追加でワクチンの接種を行いました。その後,抗体価を検証した結果,追加の接種でワクチンは,適正に接種されたことが判明しております。本生徒には,要請に基づいて,今後も適正に対応してまいりたいと考えております。また,前回の委員会でご指摘いただきました採血を行っていない1名の生徒に承諾を得て検査を行うようにとの指導をいただきましたが,この生徒は,ワクチンが適正に接種されており,感染は,していない生徒であることが検証委員会の検証で判明しております。以上報告させていただきますが,現在,検証委員会報告書を作成中であります。報告書は,生徒の保護者の皆さま及び議員の皆さまへ作成次第,配布する予定であります。国府中学校の集団予防接種は,生徒の皆さま,保護者の皆さま,また関係者の皆さまには,ご心配,ご心労をおかけしましたことを,改めておわび申し上げます。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

村上委員)再度の採血を拒否していた方を感染していないと判断した要因と言いますか,基は,未接種者がほぼ確定できたということは,未接種者がいわゆる空打ちをされたということによって,そのほかの生徒は,きちんと接種できたというように判断できると考えてよろしいのでしょうか。

次長兼健康増進課長)ただ今,委員ご指摘のとおりでございます。

菱沼委員長)ほかにご質問等は,ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。次に,教育委員会の発言を許します。

次長)教育総務課から,本日,配布させていただいております,平成24年教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価結果に関する報告書をご説明いたします。この報告書は,地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条に規定されており,教育行政事務の管理及び執行の状況について点検評価を行い,その結果に関する報告書を議会に提出するとともに,公表することが義務付けされております。それに伴い報告書を提出するものでございます。この評価は,石岡市教育事務点検評価委員として,2名の方に委員をお願いいたしまして,それぞれの事務事業に評価をいただいております。委員会に提出後,議会に提出させていただきます。その後,市のホームページで公表をする予定でおります。以上です。よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)ただ今の件につきまして,ご質問等がございましたら,挙手によりお願いいたします。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,本件は,以上で終結いたします。以上で,執行部からの発言は,終了いたしましたが,ほかに発言は,ございませんか。

岡野副委員長)かねてから懸案でございましたが,八郷中学校が4月から開校ということになるわけでございますが,まだ北側からの進入路もできていないような状況で入学式を迎えることになると思います。今までと違いまして,今度は,マンモス校ということで,生徒の数もかなり多くなるわけでございます。参考までに,今度新しく八郷中学校に入る1年生,それから2年,3年生の生徒数をお尋ねをいたします。

教育総務課指導室長)八郷中学校は,1年生186名で6クラス,2年生170名で5クラス,3年生177名で5クラス,特別支援学級2クラスと生徒,合計540名で18クラスになると思います。

岡野副委員長)今回,自転車で通学する方,徒歩で通学する方,バスで通学する方と3つに分かれると思いますけれど,現在のところ,バスで通学を希望する生徒は,何人いるのでしょうか。

次長)教育バスを使用するのは129名,それから,路線バスを使用するのは40名。多少変動があるかと思いますけれど,今の段階では,この人数で把握しています。

岡野副委員長)4路線で,路線バスではない教育バスは,4路線で回るというようなことで説明をいただいておりますが,当然4路線の中でも,駐輪場を設置されて,そこまで自転車で来るというような方もかなりいるかと思いますが,一番心配されるのは,駐輪場において,盗難事故に遭うとか,そういうこともありますが,その辺のところは,もう既に自転車の駐輪場は,決定されているかと思いますが,盗難事故とかが起きないように,交通事故等にも十分に,教育委員会も含めて,生徒に指導をしていただきたい。それと,北側からの進入路ですが,上りになりますので,舗装になっていない場合には,落車をしたりというような可能性もあるかと思いますが十分,交通事故と,それから今日も中学校を見せていただきましたが,まだ工事中のところが数多くあるわけでございますので,事故等にもですね,十分注意を払っていただいて,楽しい学校生活が送れるように,ひとつ努力をしていただきたいと思います,よろしくお願いします。

教育長)はい,岡野副委員長からお話しいただいたとおりなのですが,今日も視察を行った中で,子どもたちが入ってくる場所が3方向からとなっている状況もございますので,自転車,事故防止の配慮,通学には,学校と連携を図りながら,十分配慮してまいりたいと思います。以上です。

岡野委員)昨日の予算特別委員会でも先輩議員から話が出ましたが,県からの補助金,500万円,500万円,500万円で計1,500万円。それでそのほかに部長からありました駐輪場も加味したということなのですが,その補助金500万円あたりで,駐輪場などもできるのですか,使うこともできるのですか,ちょっとお聞きしたいと思います。

教育部長)1年500万円で,3年で1,500万円というお話かと思いますが,これは,正式に県からの通知がまだございません。したがいまして,どのようなところに整備費として,充当できるか明確でございませんので,県の決定を待って対応をしていきたいと思います。

野口委員)私から一言,注意だけ,ちょっとさせていただきたいのですけれども。予防接種の中で,子宮頸がんの接種がございます。過日,テレビを見ていましたから,障がいがでたという事例が何件かあるということでございましたので,今後とも,その接種に当たっては,なるべく注意を払って,様子を見ながら,というような形をとっていただければ,ありがたいかなと思っております。一応,私からのそういう要望でございます。

菱沼委員長)この前ノロウィルスが,茨城新聞に出てまして,石岡にはそれがないとのことでしたけれども。もし,県内の状況が分かれば,お話しいただければと思います。

次長兼健康増進課長)ノロウィルスは,消毒の仕方,隔離の仕方,事細かにですね,県から資料が各医療機関,施設等へ資料が。つまり,どういう薬剤で,どのようにしないと駄目ですよと,汚物等の処理の仕方,それは,徹底して,周知されているという状況であります。

菱沼委員長)そういう中でウィルス感染の心配が出てくるように思われます。予防という観点から健康増進課,保健センターを中心として,さまざまな対応があろうかと思います。市民の皆さんの安全安心の観点から,しっかりとした予防接種,また,ウィルス対策といいますか,対応をお願できればと思いますので,よろしくお願いをします。

勝村委員)その他ということで,中学校の統合に関連したことなのですが。統合後の中学校の利活用なのですが,なかなかいい案がないので,最近,どうでしょう。地域でもなかなか難しい話でありますので,案などがあれば,参考にお聞かせいただきたいと思いですが。

教育部長)まず,有明中は,体育館を除いて取り壊して,更地に近い状況になります。その利用には,地区の方に話をした経緯もございます。ただ,具体的な利活用は,なかなか出てこないのが現状でございます。また,八郷南中学校は,校舎も新しく,体育館も合併前に国の補助事業によって改修をしている状況がございます。そういうことを考えれば,南中学校は,教育施設として利用する部分と,あと朝日トンネルの開通に伴ってフラワーパークの近いところの施設ということで,民間の誘致,そういうことも一つ視野に入れて,ここでも地元の方に話をした経緯がございます。しかし,具体的な話が出ていないのが現状でございます。いずれにいたしましても地域の方々と協議をしながら,より良い方向に持っていければと考えております。以上でございます。

勝村委員)はい,ありがとうございます。地元の意向を尊重しているというお話もあったのですが。その中で,やはり難しいですよね,全国的に統合が進んでいるわけでありまして,全国の事例を見ますと,やっているところもあるのですが,なかなかその方向が難しいということで。特に,八郷南中学校に関しては,平成11年12月にできあがって,まだ12,13年しか経っていないわけで,本当に地元の人ももったいない,もったいないと言っていますので,ぜひともですね,いわゆる空き家とならないようにですね,私も考えていきますけれども,お知恵をお貸しいただきますよう,よろしくお願いいたします。

菱沼委員長)その他の件として,ほかにございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ないようですので,私,委員長の菱沼から,最後に,教育部長の発言を許したいと思います。

教育部長)委員長の粋な計らいかと思います,ありがとうございます。この場をお借りしまして,私事ですが41年と9か月,事務吏員として奉職させていただきました。振り返りますと,自分の公務員生活は,町のために,合併してからは,市のためにという想いの中で,旧八郷時代から上司や職場のメンバーに恵まれていました。企画を10年ほど担当させていただき,今,隣にいる同僚の大村部長とは,10年,企画で一緒に仕事をした思い出の中で,八郷運動公園,そして,この八郷の中央公民館や庁舎の敷地確保を含めて,また,今のフラワーパークなどビッグプロジェクトとして,特別チームに参加をさせていただいて,成し遂げてきました。平成17年10月に合併をいたしまして,その後初めて福祉部門を経験しました。今振り返れば,よく介護保険制度の改正等々の大変制度設計が難しいことを進めてきたな,という想いが実感にございます。また最後の2年間,これについては,教育行政ということで,教育福祉会委員の皆さまのご協力によりまして,無事2年間を務めあげることができたなと思っております。4月1日からは,一市民となりますが,石岡市発展のために微力ではございますが,行政に協力していきたいと思います。本当にありがとうございました。

菱沼委員長)大変,ご尽力ありがとうございました。まだ,3月末まで残っておりますが,最後まで頑張っていただけたらと思います。また,4月からは一市民として,教育行政に限らず,お力添えをいただきたいと思いますので,今後ともよろしくお願いします。
 以上で本件を終結いたします。次に,閉会中の継続調査の申し出を議題といたします。本委員会において,閉会中もなお継続して調査を行うため,石岡市議会委員会条例第36条の規定により,お手元に配付いたしました案文に示す理由を付し,閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。これにご異議ございませんか。

   〔「なし」との声〕

菱沼委員長)ご異議なしと認め,さよう決しました。以上で,本日の教育福祉委員会を閉会といたします。




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