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令和7年度 産業建設委員会

 第1回委員会 (4月28日)
出席委員 岡野孝雄委員長、川井幸一副委員長、鈴木行雄委員、高野要委員、関口忠男委員、山本進委員、新田茜委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(瀬尾正幸)、駅周辺にぎわい創生課長(土師健弘)
【生活環境部】
生活環境部長(鶴井重則)、生活環境部次長兼水道担当(田辺武弘)、生活環境部参事ゼロカーボン担当兼生活環境課長(原田和宣)、コミュニティ推進課長(鈴木史匡)、市民課長(三輪俊樹)、保険年金課長(高橋加通)、水道課長(島田義孝)
【産業戦略部】
産業戦略部長(箕輪栄治)、産業戦略部次長兼観光戦略監(栗山英範)、農政課長(片岡達也)、農政課副参事林政担当(中泉茂紀)、商工観光課長(飯嶋隆広)、産業プロモーション課長(飯田昭憲)、地籍調査課長(関町隆行)
【都市建設部】
都市建設部長(浅田禎智)、都市建設部理事兼高浜エリア整備推進担当(金井悟)、都市建設部次長(萩原信明)、都市計画課長(幕内慎一)、下水道課長(小沼欽也)、建築住宅指導課長(坂入光彦)、道路建設課長(若山伴彦)、道路建設課副参事道路建設担当(渡邉光一)
【農業委員会事務局】
農業委員会事務局長(櫻井浩司)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(大川知道)


岡野委員長)ただいまから産業建設委員会を開会いたします。
 本日の委員会は、令和7年度になり初めて説明員として執行部の出席を求め、委員並びに執行部との情報の共有化、そして今後の円滑な委員会審査のため、開催するものであります。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の協議に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日は新年度初めての委員会でございますので、委員並びに執行部の自己紹介を行い、案件に入りたいと思いますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
 それでは、最初に委員の自己紹介をいたします。

−委員長、副委員長、委員の自己紹介−

岡野委員長)それでは、これより議事に入ります。
 執行部から、自己紹介とあわせて、所管事務及び令和7年度新規・主要事業について説明をお願いいたします。
 初めに、市長直轄組織から説明をお願いいたします。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)4月1日付で、市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当を拝命いたしました瀬尾でございます。よろしくお願い申し上げます。
 それでは、私から市長直轄組織の組織体制についてご説明申し上げます。お手元の令和7年度市長直轄組織業務概要の1ページ上段の表をご覧願います。
 市長直轄組織は、駅周辺にぎわい創生課と課内室の複合文化施設整備推進室とあわせて構成されております。職員といたしましては、私を含め9名体制となっております。
 駅周辺にぎわい創生課の事務分掌、令和7年度における主要事業施策概要につきましては、担当課長よりご説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

駅周辺にぎわい創生課長)本年4月1日付の人事異動によりまして、市長直轄組織駅周辺にぎわい創生課長を拝命いたしました土師と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、所管事務及び令和7年度主要事業につきましてご説明をさせていただきます。
 所管事務につきましては、資料1ページ目下段に記載してございます市長直轄組織事務分掌に記載されておりますとおりでございますが、駅周辺にぎわい創生担当につきましては1の石岡駅周辺整備に関すること以下6項目を、複合文化施設整備推進室につきましては1の複合文化施設に関する業務を担当してまいります。
 続きまして、資料2ページの令和7年度における主要事業施策概要をご覧いただければと思います。
 本年度の駅周辺にぎわい創生課の主要事業といたしましては、まず、款総務費の複合文化施設(市民ホール)整備事業114万2,000円がございますが、こちらにつきましては、事例調査や先進地調査のための旅費、また、事業に関するチラシ等の印刷製本費を主なものとして計上してございます。
 なお、このたび、令和5年度より策定を進めてまいりました石岡市複合文化施設(市民ホール)整備基本計画の案が取りまとまりましたので、本日、計画の概要版と本編資料の案文を、資料1、資料2といたしまして添付させていただいております。計画案の概要につきましては、本年2月の常任委員会でも進捗状況など概略のご説明をさせていただいておりますが、資料1の整備基本計画(案)の概要版資料を基にご説明をさせていただければと思います。
 まず初めに、概要版の左上に記載がございます整備方針といたしましては、基本理念に、新たな活力で輝く未来へ「文化」「ひと」「地域」の交流拠点、こちらを掲げ、多種多様な交流を促進し、当市のまちづくり、文化・芸術の創造・発展・承継に取り組むための原動力とするものとしております。
 基本方針といたしましては4つ掲げておりまして、1、身近な文化・芸術の拠点づくり。2、あらゆる「ひと」に開かれた空間と交流の拠点づくり。3、賑わいを生み出す拠点づくり。4、時代のニーズに柔軟に対応できる空間づくりの4つの方針に従って、整備を検討してまいります。
 次に、ホール機能といたしましては、メインホールを800席、サブホールを約200席程度といたしまして、関連諸室(ホワイエ、楽屋等)につきましては、利便性、機能性を十分に考慮し、動線計画を検討してまいりたいと考えております。
 また、ホール以外の機能といたしましては、市民ギャラリーやアトリエ・工作室、和室等を設けるとともに、あらゆる人が交流することでにぎわいを創出する機能といたしまして、デジタルスペース、キッズスペース、調理室、民間テナント、学習スペース、会議室等々、様々な機能を設けてまいりたいと考えているところでございます。
 次に、資料の裏面、2ページ目になりますが、3章、建設予定地でございますが、これまでの様々な検討等を踏まえまして、石岡市立地適正化計画で定める石岡市街地に位置しておりますいしおかイベント広場、敷地面積約2万7,000平方メートル、こちらで事業を進めるものとしております。
 続きまして、同資料右側の6章から7章、事業手法・概算事業費及び財源につきましては、資料記載のとおり、事業方式につきましては、市が直接発注いたしますいわゆる従来方式、こちらを基本といたしまして、想定の概算事業費といたしましては、今後の資材や労務など、単価高騰などにつきまして、社会情勢に応じて増減する可能性はございますが、現時点で約77.8億円を想定しているところでございます。なお、今後の調整・検討事項とはなりますが、財源といたしまして、国土交通省所管の都市構造再編集中支援事業交付金や合併特例債、石岡市複合文化施設整備基金など、有利な財源の確保につきまして検討するとともに、可能な限り歳出の抑制に努めてまいりたいと考えております。
 最後に、事業スケジュールにつきましては、記載のとおり、令和7年度から9年度にかけまして基本設計・実施設計を進め、並行して埋蔵文化財の発掘調査、管理運営に関する検討等を実施しながら、令和9年度から11年度に本体工事を実施しまして、令和12年度の開館を目指してまいりたいと考えているところでございます。
 今後の手続の流れといたしましては、本日の委員会終了後に市のホームページ等で計画案を公表しまして、パブリックコメント、広く市民の皆様のご意見を伺う機会の手続を実施するとともに、来月の5月11日日曜日には、ふれあいの里ひまわりの館で、基本計画案につきまして市民説明会を予定してまいりたいと考えているところでございます。市民説明会の詳細につきましては、開催案内のチラシを資料3として添付しておりますので、ご覧おきいただければと思います。
 これらの手続を踏まえました後に基本計画を確定し、広く周知するとともに、具体的に事業を進めてまいりたいと考えております。
 なお、今後の事業進捗等につきましても、随時本委員会で報告をさせていただければと存じます。
 すいません、ちょっと長くなってしまいましたが、続きまして、本日の委員会資料2ページに戻っていただきまして、土木費の駅周辺整備事業421万8,000円についてご説明させていただきます。主な実施事業といたしましては、ワークショップ業務委託料、こちらにつきましては、市内の高校生と大学生が連携しまして、駅周辺のまちづくり等を検討するための委託料として100万円を。駅前広場整備工事、こちらにつきましては、石岡駅西口駅前広場に設置する案内看板の工事費用として200万円を計上しているものでございます。
 次に、石岡駅西口交流施設維持管理経費1,487万6,000円につきましては、西口交流施設、石岡駅西口あんしんステーション、石岡駅西口交流施設駐車場の維持管理経費を計上したものでございまして、資料記載のとおり、電気料、施設清掃業務委託料、施設夜間警備業務委託料、機械器具等保守点検委託料、借地料などを計上しているものでございます。
 続きまして資料その下、石岡駅周辺都市公園維持管理経費についてご説明いたします。こちらは、昨年オープンしました石岡スケートボードパークと、本年度繰越事業で整備中の国分町のポケットパーク、こちらの維持管理経費に要する経費でございまして、電気料、公園維持清掃業務委託料、施設夜間警備業務委託料、公園施設点検委託料等の必要経費を計上しているものでございます。
 最後に、諸支出金といたしまして、複合文化施設整備基金でございますが、今後の事業推進のための基金積立金とその利息分の積立金、こちらを合算いたしまして、合計で1億37万5,000円を計上しているものでございます。
 私からの当課の説明は、以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

川井副委員長)ただいまご説明いただきました点の中で、ちょっと気にかかる部分がありましたので、質問いたします。
 まずは、最初にご説明いただきました複合文化施設の基本計画案という中で、いろいろと項目等が出ておった中で、まず、この建設予定地という第3章の部分ですね。その中で、様々な観点から比較検討を行った結果こうなったということでありますけれども、これ、実際に委員会の中で感じることは、様々な比較検討なんかされてないわけですよ。要するに、そういった比較検討がされていれば、委員会でもいろいろ問題に、特別委員会の中でもやってきたわけですけども、これ、こういう文章的にね、いかにもやったふうなこと言ってますけども、議会の反対があったために、やむを得ずなった話でしょうよ。これはある意味偽りですよ。しっかりとしたそういう部分を市民に説明するんであれば、やっていただきたいと思います。これは全くの間違いではないかと感じます。
 それともう1つ、事業化の概算の事業計画でありますが、以前聞いた、新たな場所での建設ということでの概算での事業費は、大まかに80億という中でありました。しかし、その中での80億はあくまでも当初の事業計画、要するに、今物資、人件費等々の高騰は見ずに行った計算でありましたが、今回はそれも取り入れての概算の事業費なんでしょうか。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 委員ご質問の、まず、イベント広場に建設予定という部分につきましては、これまでの検討経過につきまして、様々ご意見があったのは承知してございます。そういったことを踏まえまして、基本計画の中で、石岡市の中心市街地に位置しますイベント広場に整備するという方向性で整理をさせていただいたところではございますので、そちらの方向で素案のほうはまとめさせていただいたという経過がございます。
 ご質問2点目の整備費に関してでございますが、事業費につきましては、基本的に平成……。失礼しました、令和6年度末の時点で算出しておりますので、今後の高騰分等は見込んでございません。なので、時点での概算事業費ということで捉えていただければと存じ上げます。
 よろしくお願いいたします。

川井副委員長)まず、1点目の候補地についての説明ですけども、そう言わないと立場的に、土師さんの立場は大変なんで、土師さんとけんかするわけでもありませんし、どうこう言うつもりはありませんけども、行政とのやり取りって常にそういうふうなんですよね。これ、詰めていろいろしゃべってっても、結局はそういったことをもう変えずに言わなくちゃなんない立場なんで、そう言ってくるでしょうけども。あくまでも本質でちゃんと言ってもらえれば、考えてもらえば分かるように、これはあくまでも議会の反対があって、現在こうやって、やむを得ず方向性変えたわけですよ。それを、もういかにもそういった中で検討しましたという言い方でやってくるという、そういうこそくな考え方での進め方は、私は賛同できないということを繰り返しお伝えしておきます。
 それと、2番目に聞きました事業費の概算ですよね。これ、こういった現行の中での高騰部分を考慮せずに出すということが、果たしてこの概算予算になるのかということですよ。今、他市も含め、全国的にこういった箱物を進めることにストップをかけている。それは、今言った高騰する部分。簡単に言うと、現状より1.5倍以上のお金がかかるということで、あちこちの、近隣も含めた市町村でもストップしている事業があります。でありますから、やっぱりこういった事業を進めるに当たっては、しっかりと現行の、現在の高騰部分も含めた中での概算というのを出しておかないと、分かりにくいし、これ、後からも質問しますけども、市民説明会の中でもきっと出てくると思うんですよ。どういう説明するか分かりませんけども。それを、いかにも市民の方々に分かりにくい説明して、果たしていいのかということにもつながってきます。
 そもそもですけども、ああいった特別委員会から担当部署に戻して、この複合文化っていうのは検討されておりますけれども、大きな問題の1つに、事業として経費がかかりすぎるという中でも大きな反対やストップがあった中で、こうしてまた振り出しに戻してるわけですよ。簡単に言ったら、77億の1.5倍、120億でしょうよ。120億以上のお金がかかるということは、現行で、以前進めた話の中での予算とほぼほぼ同じの額となると、それも大きな事業として、いかがなものかという判断の基になってくるわけで、全く予算的には変わってないわけです。予算も減らさずに、場所だけ変えてお願いしますっていうやり方、考え方を変えない以上は、委員会でも私は進んでいかないと思っております。その点についてお聞かせ願います。考え方をお答えいただきます。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 委員ご指摘のとおり、現在、労務単価につきましても、資材等ですね、につきましても高騰している局面にございますので、確かに、将来的に事業費につきましては変動していく可能性がございます。ただし、現状で将来のですね、高騰分がどれぐらいになるかという見通しにつきましては、正確になかなか試算することが困難な部分もございますので、とりあえず現在、基本計画の中ではですね、現時点での概算事業費ということで算出させていただいているところでございます。
 ただ、そういった今後の高騰見込み分につきましても、今後ですね、設計に入っていく中でより詳細に整備内容が見えてくると思いますので、その段になりましたらば、委員会を含めですね、市民の皆様に広く、事業費の正確な部分につきましてお示ししてまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

川井副委員長)立場は十分に分かっております。新たにこの担当課になって、その中で課長としての説明はよく分かりますけど、だから、それが果たしていいんですかっていう話なんですよ。
 将来的に分かんないってことは、下がるわけじゃないです、これ。一旦上がれば、下がりはしませんから。どんどんさらに上がってく。であれば、現状の高騰部分での分かってる値も概算の中に入れた中で、このぐらい今は上がってますから、概算的に1.5倍、要するに120億かかりますよ、なんていうことは簡単に出てくる話だし、それ入れなくてお示しするというのは、ほとんどの方ってこういった具体な話、また、情報を持たない方が市民説明会の中に来て聞くわけですよ。その中でそういう説明されたら、それぐらいの予算の中でやるんですね、としか考えないでしょうよ。それをもって市民の声とか、市民の要望だとかっていう方向に持っていくことは、私は危険だし、あり得ない話だと思います。
 ほかの委員さんからもいろいろご意見あるでしょうから、説明会についてもちょっと質問がありますけども、1回目の質問はこれで終わります。

岡野委員長)ほかにご質問はございませんか。

山本委員)前々回、2月12日に令和6年度の第8回委員会が開催されて、そこで、この事業名がですね、複合文化施設、それから新市民ホールに変わり、さらに複合文化施設(市民ホール)と緻密に変わってきたことに、多くの委員から、違和感を覚えている、納得できないといった発言が相次ぎました。また、そのときにですね、3月末までに完成予定だった基本計画策定業務委託が遅れた。これについては、建設予定地がイベント広場に変更されたために、全体スケジュールの再整理や追加作業が発生し、その取りまとめに想定以上の時間を要したためという説明がありました。まあ、駅東のことしか考えてなかった、イベント広場のことは鼻にもかけてなかったということだと思うんですけれど。
 続いて開かれた3月18日の令和6年度第9回委員会では、所管事務の調査でですね、複合文化施設整備事業が報告事項、協議案件に掲げられることはないままにですね、今回突然、広報いしおかにいきなり、5月11日に市民ホール整備事業の市民説明会を開催するという案内チラシが、折り込みで配られました。これまた、議会軽視、委員会軽視ではないかという声が、議員の間から出てます。私も市報配りまして、市報を見た市民から、これは何ですか、どんな説明があるんですかと聞かれましたけど、答えようがありませんでした。
 途中ですね、年度替わりもあった。職員の異動もあったりして、タイミング的にですね、市報の折り込み、5月1日号に何としても間に合わせたかった。その前に委員会には説明入れなかったということだと思うんですが、これについてまず、執行部の説明を求めたいと思います。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 広報紙の市民説明会に関する周知チラシにつきましては、基本計画を今後ですね、まとめていくために、パブリックコメントや市民への説明をする機会を設けていこうということはですね、以前から計画していたところではございますが、常任委員会へのご報告のタイミングとですね、広報紙の折り込みのタイミングにつきましては、うまくそのスケジュール感が一致せずに、それがそのような形、現状のような形になってしまったことにつきましては、担当課として責任を感じているところでございます。大変申し訳ございませんでした。
 後ればせながらということにはなってしまいましたが、本日常任委員会でご説明をさせていただいているところでございます。
 以上でございます。

山本委員)3月の委員会で全くこの複合文化施設整備事業について触れてなくて、突然ですね、チラシが配られたということで、私も困惑してます。迷惑してます。
 この点について、今の説明ではなかなか納得できないんですけれど、これ以上のことは申し上げませんが、この複合施設整備計画案の概要版ですね、第3章建設予定地、建設予定地の比較検討。先ほど、川井副委員長のほうからもこれに関連した発言がありましたけど、議会がですね、駅東地区への建設反対決議をするまで、執行部はもう終始かたくなに駅東地区の優位性を強調して、イベント広場の劣勢、劣位をあげつらってきました。
 今回、一変してイベント広場の優位性を強調している。私は駅東反対、当初から駅東地区への建設反対していたのですが、驚きましたね。執行部の手のひら返しには、全く驚きました。今度の基本計画案では全く逆転して、駅東が劣勢、イベント広場の優位性を強調している。この辺、川井副委員長の発言と重複しますのでこれ以上申し上げませんが、正直、私は開いた口が塞がりません。
 あともう1点。3月27日に、石岡市の文化技術を盛り上げる会から、石岡市文化施設を速やかに整備する要望書というものが提出されました。2,700名を超える署名を添えて、要望書が市長に提出されました。
 その後ですね、4月10日に、早々と市長から回答がありました。そこではですね、市民ギャラリー整備します、要望に応えて。市民ギャラリー、作品保管場所、屋外スペース、施設利用者の利便性向上を図る。これは来訪者の憩いの場とか、野外彫刻、遊具、ベンチ等ですね、屋外施設、屋外スペースを充実してほしい、利便性を高めてほしい。これに対して市長は、要望に応えて整備事業に繰り入れていきますというような回答なんですが、今日、昨日ですか、配られた複合文化施設整備基本計画、概要版だけじゃなくて本文のほうも読ませてもらいましたけど、市長の回答がですね、どこに織り込まれてるのか全く見えません。これについて説明をいただけるとありがたいんですが、いかがでしょうか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)お答えいたします。
 建設予定地につきましては、先ほど来、委員の方々よりおっしゃられているとおり、反対決議を受けた結果、イベント広場に移ったということが実際のところ、執行部として決断したところが実際のところでございますので、説明会におきましては、その辺の経緯も含めて説明をさせていただければというふうに考えております。
 また、市民からの要望の市民ギャラリーにつきましては、作品展示等をできる場所の空間はここに書いておりますけれども、所蔵庫につきましては、基本設計の中でですね、できる限りスペースを確保しながらですね、市民ギャラリーに展示する重要なものを中心に、所蔵できるような工夫をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上でございます。

山本委員)4月10日の市長のその要望書に対する回答、これは単なるリップサービスではないと。必ず形になっていくと。整備事業に組み込まれていくというふうに理解してよろしいですか。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)要望等の所蔵庫につきましては、どれぐらいの規模というのは、基本計画……基本設計ですね、をしてみないと分からないところではございますけれども、ある程度の市民ギャラリーに飾れる程度の所蔵庫ですか、その辺の設置の工夫というのは、念頭に置きながら進めてまいりたいというように考えております。
 以上でございます。

山本委員)ある程度に、要望した人たちは、とても不安を抱いてます。
 それと、5月11日の市民説明会ですが、早々と、団体ですね、市長に要望書を提出した団体に動員の依頼してるじゃないですか。そこまでして、市長の回答がですね、単なるリップサービスに終わるようなことがあったら、私はもう断じて許すことはありませんので、そのことを申し添えておきます。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

新田委員)すいません、ほぼ皆さんと同じような意見もあるんですけれども、まず、整備基本計画案の中で、ホール以外の機能というところでちょっとお聞きをしたいんですけれども、一番最近で、この市民ホール、複合文化施設、括弧して市民ホールとありますけれども、その整備について、この委員会で説明あったのが2月12日の委員会だったかなというふうに思うんですが、その委員会の中でも、ホール以外の機能ということで説明がありました。これまでにも、もちろんありました。そこには、この整備基本計画に入っている機能が含まれて、今までと同じなんですけど、その中で、図書スペースっていうのだけが抜けちゃってるんですけども。
 デジタルスペースっていうのがいきなりぽんって今回の整備計画に入って、図書スペース、今までずっと整備計画の中で言われてたと思うんですけど、その図書スペースがぽんと抜けてデジタルスペース入ってるんですけど、まず、この図書スペースがなくなった理由についてお伺いしてもよろしいでしょうか。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 整備基本計画、こちらのほう、イベント広場を中心として配置計画等を見直す中で、その他のホール機能以外の部分につきましても、様々検討を進めてまいったところでございます。
 図書スペースにつきましては、イベント広場に設置した場合、市立図書館が近隣にございますというところもございますが、そういった部分でですね、機能的な面としては整理した中で、今回の計画の中では入っていないものとなってございます。
 以上でございます。

新田委員)でも、急になくなったんですよね。今まで、イベント広場に変更になりましたっていう時点でもまだ図書スペース入ってたのに、いきなり整備計画になってから図書スペースが抜けてるんで、ちょっと何かその辺も曖昧でありますし、あともう1つなんですけれども、整備基本計画の中に概算費用というものも載ってると思うんですけれども、以前の計画の中には、年間でどれぐらいかかるよっていう、管理運営に係る費用っていうのも計画の中で示されてたと思うんですけれども、今回はなくて。
 以前、昨年の11月には、総工費は当時は73億で出していて、管理運営に係る費用が年間9,700万程度で出していたと思うんですけども、その辺が記載されてないように思うんですけれども、そこはどのようなことなんでしょうか。お聞きをします。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 今回お示ししておりますのは概算事業費としての整理ということで、整備に関わる部分につきましてお示しをさせていただいているものでございます。
 管理運営経費につきましても、施設規模ですとか、その内容によって多少変動するところがございますが、今後設計等で詳細を詰めながらですね、その点につきましては再度整理してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。

新田委員)でも、以前もこれは管理運営経費も概算で出してたんで、ここもちょっと、施設これぐらいかかりますよってのが分かってて、年間管理運営するのはこのぐらいですっていうのが分からないっていうのが、ちょっと納得いかないというか、分からないです。
 あと、概算事業費の部分で、これも11月に概算費用出されたときに、埋蔵文化財の発掘調査費がその当時は6億5,000万で計上されてたんですけれども、今回の事業計画の中では、埋蔵文化財発掘調査費が3.1億ということで、半分以下に減っています。だけど、合計金額は、そのとき出された金額より1.6億しか減っていない。何かその辺もよく分からない部分が多くあります、この計画見ていても。
 先ほど来、川井副委員長だったり山本委員もおっしゃってましたけれども、今後もですね、人件費とか、また物価、資材高騰で、工事にかかる費用も、川井副委員長1.5倍というふうに言ってましたけれども、そういう話も本当にあります。1.5倍ほどかかってしまう。そうすると100億を超えるんじゃないかっていう心配が、私自身もしております。こうやって、ころころ内容も変わるし、場所も変わるし、そういった中でこのまま進めることについては、不安とか、本当に危機感しかないということを申し述べさせていただきたいというふうに思います。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

高野委員)各委員さんからお話を伺ったんですけどね、私は失望しかないですね。
 私は、いつも話してきたことは、イベント広場でも駅東でもどちらでもいいというような言葉は、してきたつもりです。今回、部長の答弁において、議会が反対して、反対されたので、結局はイベント広場にしたと。イベント広場にしたのは結構でございますけども、議会のほうからイベント広場にしてくださいなどということは言っておりますか。
 議会では、あそこはいかがかという話です。いかがという話の中で、皆さんが勝手に判断して、イベント広場。これは、議会はね、我々議会人ですから、判断することは仕方ない。まあまあ、なあなあではできない。それをですね、勝手に判断して、そしてイベント広場へ持っていくと。私、委員会にも出る、議会にも出てるけど、イベント広場にしましょうというような決議事項はどこにも出てない。この辺のところからね、間違いが生じているんじゃないですか。造りたいのは分かる。市民のため。これもどうかと思いますけど。造りたいから何でもいいでは困るんですね。
 それで、私が一番今言いたいことは、新体制になりました。だけど、そのときに何か、同僚の質問の中で、丁寧に説明をさせていただきます。今話聞いてても丁寧な、まあ言葉自体は丁寧でしょうけど、文言、この文面において丁寧なところありますか。一方的なものではないですか。ただ造りたいがため、反対されたから、こっちだったら賛成してくれっぺって。
 じゃあ極論で聞きますけど、あなたたちも分かるとおり、二元代表制です。賛成もできます。反対もできます。この場所を我々が容認しなかったとき、あなた方はどうするんですか。あたかも決まったような話でね、議会軽視っていうか、委員会軽視して動いているけど、同じ状況です。じゃあ、第三の候補地、出てきました。そちらがいいと思いますって言ったとき、議会に反対されたから今度はそっちへ持っていきますとか、そういう方向で進めるんですか。
 そこには以前に、ここに前の部長もいるけど、答弁のときに、丁寧に説明して進めてまいりますというようなことを言ってるわけです。どこに丁寧さがあったんですか。今言ったように、議会のほうで今度、今のイベント広場、容認できなかったらどうすんですか。もう2年間で1億5,000万もお金使ってんですよ。成果物ゼロですよ。
 だからしっかりと、議会と向き合っていく。二元代表制という中では向き合っていくしかないんですよ、勝手なことできないわけですから。その辺のところはね、あたかも自分たちに何か権限があるかのごとくね、説明不足じゃない、怠慢。それで進めていって、いざ委員会とか議会とかになると、責められるわけですよ。こういう120億、200億なんて事業はめったにない。そのときはきっちりと、議会ともね、向き合っていく。何かあったら委員長、議長にもお話しする。そういったことがね。皆さんと議員は敵じゃないんです。一緒に市民のためにやっていかなくちゃいけないわけですから。
 また今後同じような轍になったとき、どういう考えなのかですね。議会でこれ反対されたとき、また同じことやるんですか。極論ですけどお伺いします。

市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当)お答えいたします。
 今回の説明会の件に関しましては、それまでの経緯、丁寧な説明がなかったことを心よりおわび申し上げます。
 候補地についてでございますけれども、当初、イベント広場・駅東と2か所で検討していたわけですけれども、駅東の反対決議を受けて、今回イベント広場ということで、基本計画の素案を作らせていただきました。中心市街地にということでございますので、今回の候補地については、イベント広場で進めていけるように、議会の皆様にご理解がいただけるよう、説明をしてまいりたいというように考えております。
 以上でございます。

高野委員)今、ここでそれを言ってることが遅いんですよ。
 市民の皆さんには、報告申し上げます。何します。市民の人にできるかごとくの話をして、そんで、今後は丁寧に説明をしてまいります。いつも事後でしょ。議会というものはそういうもんじゃないんじゃないですか。私はこの事業、本当に真剣に取り組むんであれば、やはりもうちょっとね、職員の方々、市長もそうです、しっかりと考え方、頭から変えていかないと無理だと思いますよ。
 そんで、もう1つの選択。ここで言いますけど、何でもかんでも造りたいって言ってますけど、造らない選択もあるんですよ。こういう事業などはね、粛々とね、みんなで喜べるようなものを造るのが本当なんです。ぐずぐずぐずぐずこうして、最後は議会のせいです。そんなもんだったら造らなくてもいいんじゃないか、今のままでも間に合うんじゃないか。市民会館がなくなって何年間も、市民会館がなくなって石岡がどうにもならないような不都合があったのか。そういうことですよ。
 それでも市民が求める。一つにはシンボル的なものもあるでしょう。だから必要なのかもしれないですけど、必要なら必要なように、執行部が必要だけの話を聞くんじゃなくて、やはり議会とも正面から、何とかね、おっつけてやっちゃおうとか、そういうんじゃない。もうちょっと議会にもちゃんとした説明、責任を果たす、見解を伺う、そういうことが私は必要じゃないかと。本当に、執行部には大きな瑕疵があると思いますよ。それはそれでいいです。終わります。
 この市民ホール整備事業の市民説明会。これ、何ですか。委員会に報告ありましたか。ちょっと委員長に見解を求めます。委員長に報告ございましたか。

岡野委員長)ありません。

高野委員)ということですよ。
 こんな大事なことをね、委員会に報告しない。それで今日、顔合わせのこの委員会、そこで取ってつけたように報告して。それで執行部、これ、きちっとやってると言えますか。これ、先ほども出ましたけど、委員会軽視、議会軽視ですよ、これ。あなた方が勝手にできることはないんです。全てが報告事項です。大事なことです。
 先ほど同僚からありましたけど、概算です、全てがね。70億。以前60億って言いましたね。今度は七十何億ですね。随分安くなったなと思ったら、また上がりましたね。そんでこれで、また物価高騰云々ということになって、また120億。元に戻すんですか。もうちょっとね、この事業を精査してやっていただかないと、皆さんがまた1億、2億かけて、お金をかけて資料作ります。お願いします。議会通りません。今度失敗すると、皆さんの無駄遣い、3億になりますよ。誰が責任を取るんだっていうことになるんですよ。
 だからもうちょっとね、事業というものに対しては、皆さんもね、やはり物を作るということは大変な事業なんですよ。その後の、先ほどあったようにランニングコストもかかるわけですから。ランニングコストはあれですか、1年に4億かかろうが5億かかろうが、子供や孫に押し付けていくんですか。財源は増えるんですか。減る一方ですよ。
 もうちょっとね、議会。私を云々ではないです。委員会、議会というものを、二元代表制である以上、しっかりと踏まえた中で事業を進めていただきたい。これだけです。答弁要りません。

岡野委員長)ほかにございませんか。

川井副委員長)それでは、最後に質問いたします。
 今の市民説明会ですね。今言ったように、委員会でもいつものように報告なく出された件について、私も数日前に聞かれまして、山本委員おっしゃったように、聞いてもいなかった話の中で、また、委員会でもさしたる議論もない。また、今日の委員会の中でも分かるように、こういった食い違いであったり疑問点が多くある中で、疑問視された中での委員会の中身も含めて、これどういう説明会するんですか。どういうことを市民の皆様にお伝えするのか。やるのかやらないかも含めてお聞かせください。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 先ほど来、委員の皆様方からご指摘いただいておりますが、こちら側の周知の方法につきまして段取りが悪かった部分につきましては、改めましておわび申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
 市民説明会につきましては、令和5年度来、先ほどの答弁の繰り返しにはなりますが、検討を進めてまいりました基本計画、こちらのほうの案という形で取りまとまった内容につきまして、市民の皆様にご説明する機会をということで開催を予定してまいりました。今回、委員会の資料のほうにも添付させていただいておりますが、市民説明会のほう、実施する方向で周知のほうを進めているところでございますので、議会の皆様の、委員の皆様のご意見も踏まえながらも、説明会につきましては開催する方向で考えてまいりたいとは考えているところでございます。
 以上でございます。

川井副委員長)何度もですね、新たな担当になりました部長、そしてまた課長さんのほうには頭を下げていただいておりますけども、どうなんですか。この世の中の常といたしまして、1度2度のね、間違いは、皆さん納得する。人間だからね、間違いもあるし、そういった粗相もあると。これ、何回やってんですか。数えていいですか。今まで何回頭下げ、そして変えると言ってきたのか、数えていいですか。
 もうその時点で、今度、私はもう複合文化施設の案件に関しては、もう出てきたくありませんよ。こっちがボイコットしますよ。そういう感じでしょうよ。全て後づけでやったもの、申し訳ないって頭下げる。そして、今のように進めたい。どこに反省があって、どこに改める、そういった考えがあるのか。
 担当の新たな課長さんであり、部長さんですから、ただ部長さんはね、次長兼任して、次長からの持ち上がりですから、十分に分かった中での方ですので、これは課長との見方も変わってきますけども、これ、先ほどお話の中で、委員会の中の意見を十分に生かした中で説明しますということになると、この委員会の中で全く納得できないことがたくさんある。そうすると、市民に対するこの市民説明会は、どういった部分を説明するのかって、厳しい話になってくると思うんだけど、それでも説明会をやるんですかね。どこまで話せるの、だってこれ。やることに関して、どういう話かも含めて。これ、委員の各皆さんから出てる、今言った話を削除して、ちゃんと答えできてないわけだから、それ削除してったら、どういう話になるの、これ説明会って、という素朴な疑問ですので、これは今ここでお答えは出ないでしょうから、しっかりと検討して、やるかやらないかについてもやっていかないと、ますますおかしな話になり、誤解を招き、また紆余曲折、曲がりくねった道に入っていくような気がいたしますので、担当部としてしっかりと考えた上で、後日答えを出したほうがいいんではないかという提言をして、質問を終わります。

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、市長直轄組織所管については、以上で終結いたします。
 続きまして、生活環境部から説明を願います。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

生活環境部長)生活環境部長の鶴井重則でございます。昨年度に引き続き、今年もよろしくお願いいたします。
 私からは、生活環境部の組織体制につきましてご説明させていただきます。タブレットの資料04生活環境部をお開きいただきたいと思います。令和7年度生活環境部業務概要でございます。
 1ページをご覧ください。職員配置図でございます。生活環境部は、生活環境課、コミュニティ推進課、市民課、保険年金課、水道課の5課体制となってございます。
 次に、職員の構成でございますけれども、部長、次長のほか、生活環境課は参事以下11名、コミュニティ推進課は課長以下8名、市民課は課長以下11名、保険年金課は課長以下21名、水道課は課長以下10名、総勢64名体制となってございます。このうち、新規採用職員でございますけれども、生活環境課に2名、市民課に1名、保険年金課に2名の5名が配属となってございます。
 次に、2ページ目以降の各課事務分掌及び令和7年度における主要事業政策概要につきましては、各担当課長から説明させていただきますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

生活環境部次長兼水道担当)生活環境部次長兼水道担当の田辺武弘でございます。昨年度に引き続きまして、よろしくお願い申し上げます。
 次長といたしまして、部長の補佐をはじめ、各部・各課の業務が円滑に遂行できるよう努めるとともに、各課の調整や関係部局との連携を図り、生活環境部における事業の推進や様々な課題解決に向け、適切な進行管理に努めてまいります。
 また、水道担当といたしまして、茨城県で進めております水道事業の経営一体化など、当市における水道施策の推進に取り組んでまいりたいと考えてございます。
 どうぞよろしくお願い申し上げます。

生活環境部参事ゼロカーボン担当兼生活環境課長)4月の人事異動により、生活環境部参事ゼロカーボン担当兼生活環境課長を拝命いたしました原田和宣です。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、生活環境課の事務分掌でございます。資料2ページをご覧ください。1、環境美化及び環境保全の企画調整に関することから21項目の事務と、空家相談室の2つの事務まで、23の事務を所管しております。
 続きまして、資料5ページをご覧ください。生活環境課主要事業概要についてご説明申し上げます。
 衛生費、石岡地方斎場組合負担金、施設管理運営経費として7,598万3,000円を計上してございます。
 次に、犬猫愛護推進経費271万7,000円でございますが、狂犬病予防や地域猫の避妊・去勢手術及び飼い主のいる犬猫のマイクロチップ装着、避妊・去勢手術の補助に要する経費でございます。
 次に、環境美化推進事業928万円でございますが、環境美化推進、市内清掃作戦等に要する経費でございます。
 次に、環境保全対策経費26万3,000円でございますが、環境施策・事業の推進に要する経費でございます。
 次に、空家等対策事業361万5,000円でございますが、空家等対策に要する経費でございます。新規事業としまして、手数料50万6,000円を計上しております。本予算は、相続人が不在の空き家を、財産清算制度を活用して売却するための経費となってございます。
 次に、地域脱炭素推進事業110万円でございますが、地域の脱炭素社会の実現に向けた取組に要する経費でございます。
 次に、公害対策経費1,549万1,000円でございますが、環境問題への対応及び環境調査に要する経費でございます。
 次に、霞ヶ浦浄化対策経費167万8,000円でございますが、霞ヶ浦浄化のための水質分析・清掃委託等に要する経費でございます。
 次に、水の路クリーンナップ事業644万5,000円でございますが、霞ヶ浦水質浄化のため高浜地区に設置した水質浄化プラントの維持管理に要する経費でございます。
 資料6ページをご覧ください。清掃一般事務費8億1,326万5,000円でございますが、湖北環境衛生組合及び霞台厚生施設組合において、継続的なごみ処理・し尿処理に要する経費でございます。
 次に、塵芥処理経費2億8,055万4,000円でございますが、廃棄物の適正な処分と排出の抑制に要する経費でございます。
 次に、ごみ減量・資源化推進事業573万2,000円でございますが、分別によるごみの資源化・リサイクル推進に要する経費でございます。新規事業としまして、使用済み注射針回収事業補助金8万円を計上しております。本事業は、一般社団法人石岡市薬剤師会が実施する使用済み注射針の回収処分に係る費用の一部を補助する事業となります。
 次に、簡易水道統合整理事業5,162万1,000円でございますが、簡易水道の統合等に要する経費でございます。
 最後に、霊園事業、市営霊園維持管理経費1,603万6,000円でございますが、市営霊園の維持管理に要する経費でございます。
 以上が、生活環境課の主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

コミュニティ推進課長)4月の人事異動により、このたびコミュニティ推進課長を拝命いたしました鈴木史匡でございます。よろしくお願いいたします。
 初めに、事務分掌でございます。お手元の資料、生活環境部業務概要2ページの中段から3ページをご覧願います。1、市民憲章推進活動の支援に関すること、以下18項目の事務を所管してございます。
 続きまして、6ページ中段から7ページをご覧ください。コミュニティ推進課の主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 区長・協力員関係経費4,409万8,000円でございますが、区長・協力員の報償費及び事務費に要する経費でございます。
 次に、文書管理事務費695万2,000円でございますが、市報の仕分配送等に要する経費でございます。
 次に、交通安全対策経費3,530万9,000円でございますが、交通安全啓発運動の実施、交通安全施設等の整備に要する経費でございます。
 次に、結婚相談経費109万5,000円でございますが、結婚相談業務に要する経費でございます。
 次に、街路灯・防犯灯事業3,608万円でございますが、街路灯の設置及び防犯灯設置補助に要する経費でございます。
 次に、市民交流イベント事業250万円でございますが、市民交流イベント開催に要する経費でございます。
 次に、コミュニティセンター維持管理経費333万6,000円でございますが、コミュニティセンター施設の維持管理に要する経費でございます。
 次に、まちかど情報センター運営経費1,222万7,000円でございますが、まちかど情報センターの維持管理に要する経費でございます。
 次に、旭台会館管理経費981万3,000円でございますが、旭台会館の維持管理に要する経費でございます。
 次に、協働まちづくり推進事業840万円でございますが、市民協働まちづくり推進に要する経費でございます。
 次に、安全・安心まちづくり推進事業1,245万8,000円でございますが、防犯活動推進に要する経費でございます。
 最後に、消費者保護育成事業1,437万3,000円でございますが、消費生活センターの運営及び消費者行政推進に要する経費でございます。
 以上が、生活環境部コミュニティ推進課所管の業務概要となります。よろしくお願いいたします。

市民課長)4月の人事異動により、市民課長を拝命いたしました三輪俊樹でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 初めに、市民課の事務分掌につきましてご説明いたします。資料3ページの中段をご覧いただきたいと思います。1の分掌する事務について、総合支所と出張所との総合調整に関すること、以下19の事務を担当しております。
 次に、主要事業施策概要につきましてご説明いたします。
 資料7ページの下段をご覧ください。初めに、戸籍事務費としまして4,527万1,000円でございますが、戸籍事務に要する経費でございます。新規事業としまして、戸籍振り仮名通知書作成業務委託料359万7,000円でございますが、戸籍法改正に伴う戸籍への氏名の振り仮名記載事業に要する経費でございます。また、戸籍振り仮名記載人材派遣委託料515万円でございますが、同じく戸籍法改正に伴う戸籍への氏名の振り仮名記載事業に要する経費でございます。
 次に、住民基本台帳事務費としまして5,892万6,000円でございますが、住民基本台帳の記録処理に要する経費及び本庁総合窓口に要する経費でございます。新規事業としまして、システム改修委託料46万2,000円でございますが、キオスク端末新札対応、住民票・印鑑証明書交付請求書改修に要する費用でございます。
 次に、旅券事務費としまして306万9,000円でございますが、パスポートの申請受付・交付に要する経費でございます。
 次に、8ページをご覧ください。郵便局証明書交付事務費としまして172万5,000円でございますが、郵便局での証明書発行等に要する経費でございますが、高浜郵便局に係る部分が市民課所管の経費でございます。
 以上が、市民課所管の業務概要となります。どうぞよろしくお願いいたします。

保険年金課長)保険年金課長の高橋加通でございます。昨年度に引き続き、よろしくお願いいたします。
 初めに、保険年金課の事務分掌についてご説明いたします。資料3ページ中段から4ページをご覧ください。保険年金課の事務は、大きく4つに分かれております。
 1つ目は、事務分掌の1番から9番、国民健康保険の資格管理や給付、保健事業、保険税の賦課徴収などでございます。
 2つ目は、番号が重なりますが、9番から11番の医療福祉に係る資格管理や医療費の助成など、マル福制度でございます。
 3つ目は、12番から15番の後期高齢者医療制度に関する資格等の届出や保険料の徴収、健康診査などでございます。
 4つ目は、16番から19番の国民年金に係る資格の届出や各種申請受付などの業務でございます。
 また、20番として、その他国民健康保険、医療福祉、後期高齢者医療制度及び国民年金に関することとなっております。
 続きまして、主要事業施策概要についてご説明いたします。8ページをご覧ください。
 一般会計、民生費の特別会計繰出金につきましては、国民健康保険法に基づき、一般会計から国民健康保険特別会計に対して6億6,142万9,000円を繰り出すものとして計上してございます。
 次に、その下の医療福祉市単独事業6,068万2,000円につきましては、県マル福制度の助成対象とならない中学1年生から18歳までの方に係る外来診療分のほか、所得制限による助成対象とならない小児や妊産婦に係る一部負担金を、市単独事業として助成するものでございます。
 次に、特別会計でございます。
 まず、国民健康保険でございます。国民健康保険事業費納付金18億2,503万1,000円につきましては、県から各市町村に支払われる保険給付のための交付金の財源となるもので、医療給付費分や後期高齢者支援金等分、介護納付金分を県へ納付するものでございます。
 次に、特定健康診査事業経費6,746万1,000円につきましては、40歳から74歳までの国民健康保険の被保険者を対象に、生活習慣病を主とした有病者やその予備軍の早期発見に主眼を置いた経費として、特定健康診査に係る委託料や人間ドック健診補助金などを計上しております。
 次に、特定保健指導事業経費361万7,000円につきましては、特定健康診査の結果を基に、生活習慣病の有病者やその予備軍の方を対象に保健指導を行うなど、生活習慣の改善を図るための経費でございます。
 次に、疾病予防事業1,292万2,000円につきましては、生活習慣病の予防など、健康の増進を目的とした事業に係る経費でございます。
 最後に、後期高齢者医療でございます。後期高齢者医療広域連合納付金12億2,025万2,000円につきましては、茨城県後期高齢者医療広域連合に納付する、市が徴収した保険料及び保険料の軽減に係る保険基盤安定納付金等でございます。
 保険年金課からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。

水道課長)4月の人事異動により、水道課長を拝命いたしました島田義孝です。どうぞよろしくお願いいたします。
 私から、水道課の事務分掌及び主要事業施策概要につきまして、ご説明申し上げます。
 初めに事務分掌でございますが、資料4ページをご覧ください。中段に記載いたしました1、水道事業の計画及び工事に関することから、15、その他水道業務に関することまでの15項目でございます。
 続きまして、令和7年度の主要事業でございますが、資料8ページをご覧ください。
 衛生費の特別会計繰出金、水道事業会計の繰出5,258万6,000円につきましては、地方公営企業法第17条の3の規定による一般会計からの繰出し5,223万8,000円及び総務省の令和7年度地方公営企業繰出基準に基づく一般会計からの負担金34万8,000円でございます。
 次に、資料9ページをご覧ください。水道事業概要でございますが、給水戸数7,543戸。年間総給水量255万8,000立方メートル。1日平均給水量7,008立方メートルをそれぞれ見込んでおります。
 次に、水道建設事業費につきましては、中長期基本計画に基づく水道施設工事等に要する経費でございます。主な内容でございますが、設計業務委託といたしまして、上曽地内老朽管更新実施設計委託料2,298万6,000円及び上林・上曽線道路改良工事に伴う水道管移設設計業務委託料1,119万2,000円を計上するほか、水道管更新工事として9,545万5,000円。道路改良等同時施行分の工事費といたしまして7,000万円。中央浄水場等の電気計装設備更新工事費といたしまして5,357万円を計上してございます。
 以上が、水道課の事務分掌及び主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。

山本委員)コミュニティ推進課所管の防犯灯電気料支援金についてお尋ねします。
 この支援金制度は、昨年度新規事業として導入されたものだと理解してますが、大変好評でした。ただ、その申請書にですね、添付する書類が煩雑といいますか、現地の実態調査やなんかも含めましてね、あとは東京電力へ支払った領収証を確実に回収するというようなことで、かなりエネルギーが必要だったんですが、無事申請を通りまして、私どもの自治会は全戸に支援金をいただいたわけですけど、全地区にですね、支援金出しました。
 これについてですね、令和7年度予算は計上されてますが、まだ支援金制度の申請要綱がですね、公になってないんですね。で、この前窓口でお尋ねしましたところ、6月まで待ってほしいということなんですが、内容的に去年の制度と変わるところがあるのでしょうか。LED防犯灯の設置補助金については、早々と4月、新年度早々にですね、全地区に配布されてましたけれど、こちら、支援金のほうがまだ要綱ができてないというのは、何か特別な理由があるのかどうか、お尋ねします。

コミュニティ推進課長)お答えいたします。
 防犯灯電気料支援金についてのご質問でございますが、補助金交付要綱については、令和6年度と7年度について変更等はございませんので、市報等での広報について、今からあるかと思うんですけども、随時受付のほうは進めていきたいと考えてございます。
 以上でございます。

山本委員)いえ、ですから、要綱をいただきたいというふうに窓口に伺ったところ、まだできてないと、6月まで待ってほしいと言われた。なぜなのか、お尋ねしてるんです。

コミュニティ推進課長)お答えいたします。
 要綱については決裁をいただいてございますので、今の段階においてはお渡しすることができるかと思いますので、対応してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

山本委員)課内できちっと情報を共有してください。何度も足を運ぶことになります。
 私の地区は9つの部がありますけれど、一括してこれを、申請を担当する委員が決まってまして、去年頑張って、全灯についてですね、調査を完了して、必要な書類を提出して支援金いただいたわけですが、今年も同じ委員が担当するということで、準備期間が必要なので、要綱をいただきたいと再三相談受けてましたので、今の質問になったわけです。
 よろしくお願いします。

岡野委員長)ほかにご質問はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、生活環境部所管については、以上で終結いたします。
 暫時休憩いたします。10分程度といたします。

−休憩−

岡野委員長)休憩前に引き続き、会議を開きます。
 続きまして、産業戦略部から説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

産業戦略部長)産業戦略部の箕輪栄治でございます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、お手元の資料、産業戦略部業務概要に基づきましてご説明させていただきます。
 初めに1ページ目、産業戦略部職員配置図をご覧願います。産業戦略部は、農政課、商工観光課、産業プロモーション課、地籍調査課の4課体制でございます。
 次に、職員の構成でございますが、部長、次長ほか、総勢43名体制でございます。このうち、新規採用職員といたしまして、農政課に2名、商工観光課に1名が配属されてございます。
 次に、各課の執行体制及び事務分掌、主要事業につきましては、担当課長からご説明をいたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。

産業戦略部次長兼観光戦略監)このたび、4月1日付で産業戦略部次長兼観光戦略監を拝命いたしました栗山でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 次長といたしまして、部長の補佐をはじめ、部内各課の業務が円滑に遂行できるようバックアップするとともに、各課の調整や関係部局ともに連携等を図り、適切な進行管理に努めてまいります。
 また、観光戦略監として、観光産業の振興が図られるよう努めてまいります。
 どうぞよろしくお願いいたします。

農政課長)産業戦略部農政課の片岡達也でございます。昨年度に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 令和7年度農政課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。資料、令和7年度産業戦略部業務概要1ページをお開き願います。表の上段にございます農政課の執行体制でございますが、課長1名、副参事1名、課長補佐2名、係長2名、課員10名の総勢16名の体制となってございます。
 次に、事務分掌についてご説明申し上げます。資料2ページをお開き願います。農政課の事務分掌でございますが、1の農政の企画調整に関することをはじめ、記載されておりますとおり、22の事務を担当しております。
 なお、令和6年度まで当課に設置されておりました里山保全室につきましては、令和7年1月23日の総務企画委員会で総務課より説明がありましたとおり、里山保全室が所掌しておりました鳥獣被害対策の強化及び森林環境譲与税の活用等について、農政課全体で当該業務の推進体制が確保されていることから、令和7年度より室を廃止し、所管業務を全て農政課で引き継ぐこととなりましたので、ご報告いたします。
 続きまして、令和7年度における主要事業施策概要のうち、農政担当に関することについて、新規事業及び主な事業を抜粋してご説明申し上げます。
 資料4ページをお開き願います。初めに、3段目の農力アップ推進事業272万円につきましては、地域力を生かした農業、持続可能な農業の実現に向け、魅力アップ、ブランドアップ、知名度アップのスリーアップを目指す取組を引き続き展開するものでございます。
 続きまして、4段目の新規就農者支援対策経費4,133万2,000円につきましては、新規就農者研修施設である朝日里山ファームの運営に係る委託料として396万円を計上しておりますほか、新規就農からの経営安定を図るため、農業者に対し、国から交付される経営開始資金を活用し、対象者へ給付金を交付するものとして、3,645万円を計上しております。
 続きまして、6段目の有機産地づくり推進事業723万5,000円につきましては、本年3月28日に策定いたしました石岡市有機農業実施計画及び同日に行いましたオーガニックビレッジ宣言の趣旨に基づき、有機農業の推進を図るための各種取組に要する経費でございます。具体的には、丸印を付した箇所となりますが、市内小中学校等での給食における有機農産物活用活用拡大に係る賄材料として、637万8,000円。有機農業の取組を発信するためのパンフレット作成に係る委託料として、29万7,000円。有機農業の取組に関する映像作品をイベント等で上映するための使用料として、22万円を計上しております。
 続きまして、資料5ページをご覧ください。1段目の多面的機能支払交付金事業1億6,531万7,000円につきましては、農業者や地域住民等で構成される活動組織が行う農業用排水路の清掃や草刈りなど、農村環境の保全や農業用施設の改修等の取組に対して、国・県・市が支援するものでございます。
 続きまして、3段目の農政企画経費2,549万7,000円につきましては、市内JAによる生産力・販売力の強化や営農指導活動の支援等を行う農協営農活動活性化事業補助金として800万円を計上しておりますほか、令和7年度新規事業といたしまして、農業者を取り巻くあらゆるリスクをカバーする収入保険の新規加入時における掛け捨て分の保険料の一部を支援する、収入保険加入促進支援金として100万円を計上しております。
 続きまして、5段目の地域水田農業推進事業1,135万8,000円につきましては、主に当市の地域農業再生協議会の運営に係る事務費としての補助金を計上してございます。
 私からの説明は、以上でございます。よろしくお願いいたします。

農政課副参事林政担当)4月1日付で、農政課副参事林政担当を拝命いたしました中泉茂紀と申します。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、令和7年度における主要事業施策概要の林政担当に係る部分についてご説明申し上げます。
 4ページをお開き願います。5段目の鳥獣被害対策事業2,905万7,000円につきましては、イノシシやハクビシン、カラスによる農作物等への被害防止に係る経費でございます。主な内容としまして、鳥獣被害対策実施隊による捕獲活動等の委託料や実施隊員の報酬、狩猟期間における捕獲協力報償金等でございます。
 続きまして、8段目の土地改良関係事務費6,685万3,000円につきましては、主に土地改良事業の効率的な運営推進のための経費でございます。令和7年度新規事業としまして、関川地区の八木干拓における基盤整備事業実施を目的とした国・県の補助事業導入に必要となる意向調査実施のため、八木干拓地区営農意向調査委託料としまして327万8,000円を計上しております。また、同事業における整備計画を県が策定するに当たり、八木干拓地区調査費負担金としまして525万円を計上しております。このほか、霞ヶ浦用水事業、石岡台地土地改良事業の負担金等でございます。
 続きまして一番下の段、県単土地改良事業1,190万9,000円につきましては、各土地改良区が維持管理する施設の改修更新に要する費用に対し、県及び市が補助するもので、今年度はポンプ交換や水管橋修繕等を予定しております。
 続きまして、5ページをお開き願います。6段目の林業振興経費334万9,000円は、主に林業振興や担い手対策を支援するものでございます。
 次の段の森林環境譲与税活用事業876万5,000円につきましては、森林整備に要する経費となっております。令和7年度新規事業でございますが、木材活用推進委託料29万7,000円については、市・県産木材のPRのため、木工工作キットを製作する費用を計上しております。また、森林整備工事128万7,000円につきましては、昨年まで森林整備委託料として実施していた事業と林業振興経費に計上しておりました森林管理委託料を、事業内容を鑑み、統合しまして工事請負費として計上したものでございます。
 続きまして一番下の段、林道開設事業(単独)2,342万3,000円につきましては、林道半田線の測量・設計委託料や林道修繕工事等を計上してございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

商工観光課長)商工観光課長の飯嶋でございます。本年度もどうぞよろしくお願い申し上げます。
 初めに、令和7年度商工観光課の執行体制及び事務分掌についてご説明申し上げます。
 資料、産業戦略部事業概要の1ページをご覧ください。表の中段にございます商工観光課の執行体制でございますが、課長1名、課長補佐2名、係長2名、課員8名の総勢13名の体制となってございます。
 次に、事務分掌についてご説明申し上げます。資料の2ページ、3ページをご覧ください。商工観光課の事務分掌でございますが、1番の商工業の振興に関することをはじめといたしまして、記載されておりますとおり、18の事務を担当してございます。
 次に、令和7年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 資料の6ページをご覧ください。初めに、労働一般事務費44万2,000円につきましては、労働者福祉の向上に要する経費でございます。主な内容は、石岡地区雇用対策協議会負担金等でございます。
 次に、就職支援事業368万8,000円につきましては、就職活動等の支援に要する経費でございます。主な内容は、市内企業等の人材確保や定住促進を図るため、奨学金の一部を支援する奨学金返還支援金等でございます。
 次に、オートキャンプ場管理運営経費1,450万4,000円でございますが、つくばねオートキャンプ場施設の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、指定管理者のつくばね森林組合の指定管理料をはじめ、施設の改修工事費等でございます。
 次に、商工振興事業1億751万円につきましては、中小企業振興等の商工施策に要する経費でございます。主な内容は、石岡ふれあいまつりの実施に係る委託料をはじめ、商店街が管理する街路灯の修繕等に係る商店街街路灯LED化・修繕・撤去補助金等でございます。
 次に、中心市街地活性化事業233万7,000円でございますが、中心市街地の活性化に要する経費でございます。主な内容は、商店街が実施する中心市街地の活性化を支援するための補助金等でございます。
 次に、観光対策経費の1億1,060万円でございますが、観光の活性化事業に要する経費でございます。主な内容は、おまつり関係委託料をはじめ、石岡市観光協会補助金や石岡のおまつり補助金等となってございます。
 次に、観光案内所運営経費856万円でございますが、石岡市西口に設置しております観光案内所の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、石岡市観光協会への運営委託料等でございます。
 次に、まち蔵藍運営経費733万1,000円でございますが、中町通りにあります国の有形文化財丁子屋を観光施設として管理運営するための経費でございます。主な内容は、石岡市観光協会への運営委託料となってございます。
 次に、常陸風土記の丘管理運営費6,839万6,000円でございますが、常陸風土記の丘施設の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、指定管理者の石岡市産業文化事業団への指定管理料等となってございます。
 また、このほか、常陸風土記の丘災害復旧費、施設修繕工事費238万7,000円につきましては、令和6年度からの繰越しがございます。なお、令和6年12月24日に契約いたしました令和6年度常陸風土記の丘研修室空調機改修工事につきましては、工事請負業者と工事内容の協議を行ってまいりましたが、工事の完了が見込めないとのことから、双方合意の上、令和7年3月27日付で工事請負契約を解除いたしました。なお、当該工事につきましては、今後改めまして発注する予定となってございます。
 次に、フラワーパーク管理運営費4,462万円でございますが、茨城県フラワーパーク施設の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、冬季イルミネーション展示委託料等でございます。
 次に、ふれあいの森管理運営費4,933万3,000円でございますが、ふれあいの森施設の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、指定管理者の石岡市産業文化事業団への指定管理料をはじめ、花やさと山への侵入路整備に係る用地測量委託料等でございます。
 次に、朝日里山学校管理運営費927万3,000円でございますが、朝日里山学校施設の管理運営に要する経費でございます。主な内容は、指定管理者のNPO法人アグリやさとへの指定管理料等でございます。
 次に、フラワーパーク駐車場整備事業1,800万円でございますが、こちらは茨城県フラワーパークの駐車場整備に要する経費でございます。主な内容は、駐車場整備に係る実施設計委託料でございます。
 続きまして、石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷の売却に係るサウンディング型市場調査の実施結果についてご報告申し上げます。
 産業産業戦略部資料の10ページをご覧いただきたいと思います。石岡市ふれあい交流施設やさと温泉ゆりの郷につきましては、温泉施設として民間事業者へ売却するため、市場性の有無や売却方法、条件等を検討するためのサウンディング型市場調査を実施いたしました。
 調査結果でございますが、サウンディング調査には2社の参加があり、ゆりの郷の周辺には集客力のある観光スポットがあることや、アクセスのよさなどから、利用者の増加が期待でき、市場性があるため、購入の意向はあるとのご意見でした。
 しかしながら、購入の条件等につきましては、築20年以上が経過していることから、無償での譲渡や、今後の施設施設修繕を見込み、売却額から施設修繕費を差し引いて金額を決定してほしいや、また、土地については無償での賃貸借を希望するなどのご意見がございました。
 詳細につきましては資料のとおりとなってございますが、このようなことから、今後、施設の売却に向けた条件や売却額の決定、課題等を整理し、今後のスケジュールを念頭に置きながら協議を進めてまいりたいと考えてございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

産業プロモーション課長)産業プロモーション課長の飯田昭憲でございます。本年度もどうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、令和7年度産業プロモーション課の執行体制及び事務分掌についてご説明させていただきます。
 資料、令和7年度産業戦略部地業務概要1ページをお開き願います。初めに、表の下段にございます企業誘致推進室を含めた産業プロモーション課の執行体制でございますが、課長1名、課長補佐1名、係長1名、課員4名の7名体制となってございます。そのうち、企業誘致推進室は室長1名、係長1名、課員1名の3名体制でございます。
 次に、事務分掌についてご説明いたします。資料3ページをお開き願います。産業プロモーション課の事務分掌でございますが、1の産業に係る戦略的な情報発信に関することはじめとして、記載されておりますとおり、4つの事務を担当してございます。企業誘致推進室の事務分掌でございますが、1の企業誘致に関することをはじめとして、記載されておりますとおり、4つの事務を担当してございます。以上が、産業プロモーション課の事務分掌でございます。
 続きまして、令和7年度の主要事業施策概要についてご説明いたします。
 資料8ページをお開き願います。企業誘致推進事業1,288万4,000円につきましては、企業誘致に要する経費でございます。
 主な内容といたしまして、柏原工業団地運営協議会地域貢献活動事業補助金127万4,000円につきましては、工業団地の企業で組織する柏原工業団地運営協議会が実施する地域社会活動事業等に対する補助でございます。
 製造業水道利用料金支援補助金770万円につきましては、市内製造業者で年間水道使用量が5,000立方メートルを超える企業に対し、水道料金の一部を助成するものでございます。
 そして、企業誘致雇用促進奨励補助金264万円につきましては、工場、事務所等を新設または増設をして、新規に雇用した市内に住所を有する従業員1名につき12万円を、3年間を限度として交付するものでございます。
 このほか、地区計画策定業務等に係る予算1,249万2,000円を令和6年度から繰越ししてございます。なお、当該事業につきましては、第2回の地権者説明会を5月24日に予定してございます。
 次に、産業推進事業1,213万9,000円につきましては、産業プロモーションの推進に要する経費でございます。
 主な内容として、まず、謝礼金100万円につきましては、本市の魅力発信のため、市のイベント等でPR活動に参加していただいた石岡市ふるさと大使への謝礼でございます。
 次に、啓発等用品費76万7,000円でございますが、PRイベント時に活用する啓発品に係る費用でございます。
 次に、食糧費86万円でございますが、PRイベント時の試食・試飲用の食品代のほか、特産品PR、インスタグラムキャンペーンのPR、観光及び農産物プロモーションのPRに要する経費でございます。
 次に、イベント体験実施業務委託料100万4,000円でございますが、イベント会場でバーチャルサイクリングの体験を通して、石岡市のサイクリングコースを広くPRするための費用でございます。
 次に、誘致促進業務委託料499万円でございますが、テレビ番組やSNS広告を活用したPRに要する経費でございます。
 次に、会場借上料の44万円でございますが、首都圏PRイベントでイベント会場を借上げするための費用でございます。以上が、本年度の産業プロモーション課の主要事業施策でございます。
 産業プロモーション課からは、以上でございます。よろしくお願いいたします。

地籍調査課長)4月1日付人事異動によりまして、地籍調査課長を拝命いたしました関町隆行でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私からは、地籍調査課の令和7年度執行体制及び事務分掌、主要事業の概要についてご説明申し上げます。
 資料、産業戦略部業務概要の1ページをお開き願います。産業戦略部職員配置図の下段にございます地籍調査課の執行体制についてご説明いたします。課長1名、課長補佐1名、係長1名、課員2名の総勢5名の体制となってございます。
 続きまして、事務分掌についてご説明申し上げます。資料3ページをお開き願います。地籍調査課の事務分掌につきましては、1の地籍調査事業の計画及び調査に関することをはじめといたしまして、記載されておりますとおりの事務を担当してまいります。
 続きまして、令和7年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 資料9ページをお開き願います。地籍調査課の主要事業施策概要につきましては、地籍調査に要する経費といたしまして1,388万円を計上してございます。内訳につきましては、主な経費といたしまして、測量・調査等委託料712万1,000円。これまで調査いたしました地籍図等を電子データ化するための管理運用するシステム使用料といたしまして、161万4,000円を計上してございます。
 最後に、資料12ページに記載されています令和7年度調査地区をご覧ください。総社U地区といたしまして、石岡小学校西側の総社一丁目から総社二丁目の一部の地区、総面積0.07平方キロ、筆数243筆、地権者の人数が134名を対象に、地籍調査を行う予定となってございます。
 説明は以上でございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

高野委員)おまつりの件なんでございますけども、もうじき本当に、9月ですか、もうおまつりが始まると思うんですけども、毎年ですね、昨年もですか、市長が、そういった協力を惜しまないということはよろしいのかもしれませんけども、片方の団体、また、2団体ですか、にお願いするというようなことを申し述べられて、それでなかなか調整がつかず、ここ一、二年ですか、ごたごたしてるようですけども。そういったですね、これお祭りごとですから、あまりごたごたとかそういったことは歓迎されないんですけども、そういったことについてですね、とにかく仕事をっていうか、協力を依頼するのは行政なんですが、その辺のところの調整ですね。もめごとなく皆さんでね、まちでおまつりやっててけんかとか、そんなことにならないような。誰もおまつり好きな人はね、燃えますから。その辺のところの調整はどのようになってるのかをお伺いいたします。

商工観光課長)お答え申し上げます。
 今、高野委員よりお話がありましたとおり、おまつりに関しましては主に2つの団体が中心となって、このおまつりに関する事業のほうを進めているところでございます。
 昨年度につきましては、この2つの団体がお互いに協力し、このおまつりの開催に向けて、お互い協力しながら実施していくというような形でやってございますので、今年度につきましても、そちら2つの団体が協力しながら、また、市でも一体となって進めてまいりたいというような形で考えてございます。
 以上でございます。

高野委員)そうですね。私もおまつり参加しますけど、協力してくれるということは非常にありがたいことだと思いますしね。また、協力なくしておまつりできないと思いますので、しっかりと協議なされてですね、進めていただければというふうに思います。
 あと、以前から私申し上げとるんですが、この行政の政教分離に対する考えですね。やはり今まではちょっと、何て言うんですかね、暗黙の了解みたいな形で来てるかと思うんですね。だから、どちらにしてもこの政教分離ということに関しては、しっかりとやっていかなくちゃいけない。どこかの時点でですね、線を引いていかなくちゃいけないと思うんですね。どこのお祭りでもそうですけども、きちっとやってるとこもあると思うんです。
 だから石岡市でもですね、これだけのイベントでありますし、後世に残していくというんであれば、神事も、また、皆さんのイベント的なこともですね、これをちゃんとすみ分けをして、お金をきちっと出していくと。だから、何かやはり、その辺のところがきちっとしてないと、皆さんご存じかもしれませんけども、おまつりの獅子においても赤いたすきと白いたすきとかね、そんな形の中でやってんですね。片方はどこだあれ、獅子舞連合か。あと1つは、これはあれかな、保存会とか。そんなことじゃなくて、こういったものをきちっと精査してあげるのが、私は行政だと思うんですね。やはり、神事と、そういったものが政教分離ができなければ、はっきりと言ってお金を出さない。そういったことも私は必要だと思うんですね。お金が出なくなれば困ると思います。そうすれば、みんなもすみ分けをしましょうということになる。だから、行政でありますから、アバウトでね、いいあんばいで、いいあんばいっていうのは一番いい言葉なんですが、それでやっていると、やはりいろんな面で不都合も出てくるのかなと。だから、なるべくですね、皆さんが違和感を持ってやらないように進めていただきたい。
 今日、今ね、課長に聞いてもね、はい分かりましたとかね、こうしますとかいうような答弁はないと思いますけど、政教分離ね、この辺のところもきちっとすみ分けをしてやっていくような方向づけがあればよろしいのかと思います。一応、要望しておきます。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

山本委員)産業プロモーション課所管の産業推進事業のうちですね、誘客促進業務委託料499万円について、先ほど説明がありましたが、この業務委託先とあわせてですね、委託する業務の内容、もう少し詳しく説明いただければと思います。

産業プロモーション課長)お答えいたします。
 こちらの委託事業、主なものとして大きく2つ考えてございます。
 1つにつきましては、ローカル局のテレビ番組ですね。昨年度の事例ですと、とちテレさんのほうのテレビ番組のほうを作成して、放映のほうをいたしております。市内の方には、TVer等を活用して見ることができるものになってございます。同様のものを今年度も実施してまいりたいと考えてございます。
 もう1つにつきましては、YouTube広告を活用したものを考えてございます。こちらは以前作りましたYouTube広告のほう、マッチしちゃったのものを改めまして、YouTubeのほうで広告のほうを出しまして、周知のほうを図るというものでございます。その後、そちらを見ていただいた方のデータの分析とかをいたしまして、分析した結果につきまして、市内の観光事業者等ともデータの共有を図りたいと考えてございます。
 以上でございます。

山本委員)よく分かりました。
 ついでに伺いますが、そのYouTubeですね。コンテンツ、電子データですね。これは適宜アップデートをされるんでしょうかね。

産業プロモーション課長)お答え申し上げます。
 現時点では、今年度につきましては、以前作ったものをですね、利活用して実施してまいりたいと考えてございます。
 以上でございます。

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、産業戦略部所管については、以上で終結いたします。
 続きまして、都市建設部から説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

都市建設部長)4月1日付人事異動により、都市建設部長を拝命いたしました浅田禎智です。よろしくお願いいたします。
 私からは、都市建設部の組織体制についてご説明させていただきます。資料06令和7年度都市建設部業務概要の1ページ、職員配置図をご覧願います。都市建設部は都市計画課、下水道課、建築住宅指導課、道路建設課の4課体制となってございます。
 次に、職員の構成でございますが、部長、理事、次長のほか、都市計画課が10名、下水道課が11名、建築住宅指導課が8名、道路建設課が18名の総勢50名の体制でございます。このうち、新規採用職員といたしまして、都市計画課に1名配属となってございます。
 次に、2ページ目以降の各課事務分掌及び令和7年度における主要事業施策概要につきましては、各担当課長からご説明させていただきます。
 どうぞよろしくお願いいたします。

都市建設部理事兼高浜エリア整備推進担当)4月1日付で、都市建設部理事兼高浜エリア整備推進担当を拝命いたしました金井悟でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
 私の主な職務といたしましては、高浜駅を中心とした高浜エリアの良好な住環境の構築を図るため、関係部局と横断的に連携を取りながら、当エリアの整備の方向性について取りまとめを行うことでございます。地域の抱える課題の解決に向けまして、業務の執行に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

都市建設部次長)都市建設部次長の萩原信明でございます。昨年度に引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
 私の主な職務といたしましては、部長、理事を補佐し、部内各課の業務が円滑に執行できるよう、部内外と連絡調整を図ることとしてございます。都市建設部業務の適切な進行管理に努めてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

都市計画課長)都市建設部都市計画課長の幕内慎一でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 私からは、都市計画課の所管事務及び令和7年度主要施策概要についてご説明申し上げます。
 資料は、令和7年度都市建設部業務概要の2ページをご覧ください。都市計画課の事務分掌でございますが、1の都市づくりの基本構想に関することをはじめとして、21の事務を担当しております。
 続きまして、令和7年度主要事業及び新規事業についてご説明申し上げます。
 資料は4ページをご覧ください。初めに、自由通路維持管理経費2,802万円でございます。エレベーターやエスカレーターの点検など、石岡駅東西自由通路の維持管理に要する経費でございます。
 次に、景観形成事業1,024万9,000円でございます。看板建築やかやぶき民家の保全など、魅力的な景観の保全や活用を行うための経費でございます。
 次に、地域交通対策事業8,974万8,000円でございます。地域交通対策に要する経費でございまして、乗合いタクシー運行事業補助等を行うための経費でございます。今年度は、新規事業として公共交通マップ作成委託料254万7,000円を計上しております。
 次に、合併市町村幹線道路緊急整備支援事業7億8,018万1,000円でございます。合併特例債の事業計画に基づく道路整備に要する費用でございまして、貝地・高浜線、上林・上曽線、駅前・東ノ辻線を引き続き整備してまいります。
 なお、貝地・高浜線につきましては、優先区間である旧高浜小学校付近から山王川日の出橋付近までの本線の整備が完了したことから、4月1日より供用開始となりました。
 上林・上曽線につきましては、優先区間である1工区クランク部分の八郷中学校側の約100メートル区間の道路改良工事につきまして、飯島電設工業株式会社と3月24日に契約を締結しました。工期は10月20日まで、請負額は税込み3,740万円でございます。また、クランク部の残りの200メートル区間の道路改良工事と、2工区暫定路線の浦須橋付近の盛土工事の入札を5月9日に予定しております。用地進捗率につきましては、3月末現在で25地権者、37筆、面積約1万4,411平方メートルで、地権者数による進捗率は約78パーセントとなっております。
 次に、公園維持管理経費1億7,286万円でございます。都市計画課が管理しております都市公園や広場、緑地等の清掃などの維持管理に要する経費でございまして、今年度は、新規事業として八軒向第3公園に屋外トイレを新設するため、トイレ設置工事4,794万5,000円と工事監理委託料132万円。また、都市公園の遊具等を改修するため、公園長寿命化改修工事4,000万円を計上しております。
 最後に、駐車場特別会計、駐車場管理運営経費1,017万9,000円でございます。市営駅東駐車場の維持管理に要する経費となっております。
 以上が、都市計画課の所管事務及び主要施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

下水道課長)都市建設部下水道課長の小沼欽也でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 下水道課所管事務並びに主要事業の施策概要についてご説明申し上げます。都市建設部業務概要の2ページをお開きいただき、下の段をご覧ください。下水道課の事務分掌でございますが、1の公共下水道及び農業集落排水事業の全体計画及び事業決定に関することをはじめ、14の事務を担当してございます。
 続きまして、5ページをご覧ください。下水道課所管の主要事業施策概要についてご説明いたします。
 初めに、一般会計の事業概要でございます。衛生費の霞ヶ浦浄化対策経費4,321万6,000円を計上してございます。そのうち、合併処理浄化槽設置事業費補助金は4,316万7,000円でございます。
 次に、農林水産業費、農業集落排水事業会計へ3億2,499万5,000円。同じく、土木費、公共下水道事業会計へ12億4,799万8,000円の繰出金を計上してございます。
 以上が、一般会計の事業概要でございます。
 次に、公共下水道事業会計の事業概要でございます。
 収益的支出管渠費7,157万円、ポンプ場費3,570万5,000円、処理場費1億2,921万3,000円を計上してございます。各施設の維持管理に要する経費でございます。
 次に、総係費1億2,752万1,000円を計上してございます。事業活動全般に関連する経費でございます。
 次に、流域下水道事業維持負担金2億6,499万4,000円を計上してございます。県が管理する霞ヶ浦湖北流域下水道事業施設に対する当市の負担金でございます。
 続きまして、6ページをご覧ください。資本的支出流域関連公共下水道整備事業費7億9,263万円を計上してございます。石岡地区の公共下水道整備に要する経費でございます。補助事業においては、新規事業として、耐震診断調査業務委託料として1,647万8,000円を計上してございます。単独事業においては、新規事業として、ウォーターPPP基礎調査委託料1,529万円を計上してございます。
 次に、公共下水道整備事業費1億872万8,000円を計上してございます。こちらは八郷地区の公共下水道整備に要する経費でございます。補助事業においては、ストックマネジメント施設点検・調査業務、管渠埋設工事などを行ってまいります。単独事業においては、管渠埋設工事、機械器具点検整備工事などを行ってまいります。
 次に、流域下水道建設負担金3,361万4,000円を計上してございます。県が行う霞ヶ浦湖北流域下水道の整備に対する当市の負担金でございます。
 続きまして、農業集落排水事業会計の事業概要でございます。
 収益的支出管渠費3,402万2,000円。次の7ページをご覧いただきまして、上から2段目、処理場費1億658万7,000円を計上してございます。各施設の維持管理に要する経費でございます。
 次に、総係費2,770万8,000円を計上してございます。事業活動全般に関連する経費でございます。
 続きまして、資本的支出管渠費3,378万9,000円、処理場費2,017万2,000円を計上してございます。管渠、処理場の施設更新に要する経費でございます。
 以上が、下水道課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。よろしくお願いいたします。

建築住宅指導課長)都市建設部建築住宅指導課長の坂入光彦でございます。引き続きよろしくお願いいたします。
 私から、令和7年度における建築住宅指導課の所管事務及び主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 まず、所管事務からご説明いたします。資料の都市建設部業務概要の3ページの上の段をご覧ください。建築住宅指導課の事務分掌でございますが、1、宅地開発等に関することから、12、その他建築行政に関することまでの事務を担当しております。
 続きまして、主要事業施策概要についてご説明いたします。
 資料8ページをご覧ください。初めに、木の住まい助成事業740万円でございます。この事業は、市内商工業の活性化と定住人口の増加を目的といたしまして、木造住宅に係る建築費用の10パーセント以内、かつ、50万円を限度に助成し、また、街中居住推進のため、中心市街地に建築する場合には10万円上乗せするものでございます。
 次に、木造住宅耐震改修促進事業78万1,000円でございます。この事業は、昭和56年5月以前に建築確認を受けて建築された木造住宅への耐震診断士の派遣及び耐震改修工事に対して助成するものでございます。
 次に、住まいづくり推進事業830万円でございます。この事業は、市外から転入者による定住人口の増加を目的といたしまして、転入者が建築する住宅に係る建築費用の10パーセント以内、かつ、30万円を限度に助成し、中心市街地に建築する場合には10万円上乗せ、Uターン転入者の場合には20万円上乗せするものでございます。
 次に、危険ブロック塀等撤去支援事業50万円でございます。この事業は、市内の通学路や緊急輸送道路、避難路に面し、倒壊等により危険を及ぼすおそれのあるブロック塀等の撤去を支援するため、撤去工事費用に対して10万円を限度に調整するものでございます。
 次に、狭あい道路整備事業388万円でございます。この事業は、特定行政庁が指定した建築基準法第42条第2項に基づく道路として、幅員が4メートル未満の市道に係る後退用地部分の分筆・測量や工作物撤去に対し補助し、市で購入または寄附を受けた後退用地の舗装工事を実施するものでございます。
 次に、市営住宅維持管理経費4,417万4,000円でございます。この事業は、市営住宅の適正な管理と良好な住環境を維持するため、建物や備品等の管理施設の保守・修繕を目的として実施するものでございます。
 次に、賃貸住宅ストック事業373万5,000円でございます。この事業は、居住の安定に配慮が必要な方への住宅の供給、中心市街地の定住人口確保、増加を目的としまして、中心市街地内の良好な民間住宅、民間共同住宅を認定し、高齢者世帯や子育て世代などを対象として、家賃の助成を行うものでございます。
 以上が、建築住宅指導課の所管事務及び主要事業施策概要でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)4月1日の人事異動によりまして、道路建設課長を拝命いたしました若山伴彦でございます。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)4月1日付の人事異動によりまして、道路建設課副参事道路建設担当を拝命いたしました渡邉光一と申します。八郷地区を担当しております。どうぞよろしくお願いいたします。

道路建設課長)改めまして、私からは令和7年度道路建設課の所管事務及び主要事業施策概要についてご説明いたします。
 初めに、事務分掌についてご説明いたします。資料3ページをお開き願います。下段になります。1項目目の道路占(使)用等の許可及び現場検査に関することから、記載のとおり18項目の事務につきまして、本庁と支所でそれぞれ担当してございます。
 続きまして、令和7年度における主要事業施策概要についてご説明いたします。
 資料9ページをお開き願います。初めに、道路管理事務費の1,732万4,000円でございますが、市道の認定や廃止・変更など、市道の管理に要する経費。また、道路の新設改良工事などにより道路延長や幅員の変更が生じた場合、道路台帳を補正するための業務委託料などでございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。
 次に、道路維持経費の2億9,931万3,000円でございますが、道路や排水路等の損傷、のり面崩れなどの補修工事や、街路樹等の剪定や除草、また、道路側溝清掃などの維持補修及び道路舗装修繕工事などの経費でございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。
 次に、新規事業であります上曽トンネル維持管理経費の4,836万円でございますが、今年度秋に供用開始を予定しております上曽トンネルの点検委託料や開通イベント負担金などの経費でございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。
 次に、地方道路等整備事業の2億2,013万5,000円でございますが、国道及び県道へ接続となる道路や、地域間を結ぶ幹線道路について、年次計画による道路改良や舗装工事などの整備事業費でございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。本年度は16路線を計画してございます。
 次に、一般市道整備事業(単独)の1億8,962万4,000円でございますが、地域などからの整備要望により、生活道路等の道路改良や舗装工事、排水整備工事などの事業費でございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。
 次に、交通安全施設整備事業の1,200万円でございますが、道路交通の安全を確保するため、歩道整備工事や区画線の引き直し、ガードレールなどの設置工事を行う事業費でございます。
 次に、(仮称)石岡・かすみがうら広域幹線道路整備事業の1億円でございますが、石岡市とかすみがうら市の両市で進めております広域幹線道路の整備工事に関する事業費でございます。
 次に、橋りょう維持費の5,900万円でございますが、市が管理する橋りょうについて、橋りょう長寿命化修繕計画に基づき、橋りょう定期点検委託及び修繕工事等を行うための事業費でございます。本年度は、修繕測量・設計委託4橋、橋りょう定期点検委託56橋、橋りょう修繕工事3橋を予定してございます。
 次に、排水路整備事業の1億468万6,000円でございますが、規模の大きな排水路の整備や既設排水路の改修、道路冠水箇所の解消などを行うための事業費でございます。主な事業費は、記載のとおりでございます。本年度は6か所を予定してございます。
 次に、急傾斜地崩壊対策事業の300万円でございますが、茨城県で進めております急傾斜地崩壊対策事業に要する負担金でございます。本年度は、北根本2地区の工事を予定しており、整備事業費の10分の1を県に対し負担するものでございます。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

山本委員)高浜エリア整備推進事業についてお伺いします。
 こちらですね、特に主要事業施策概要には記載はありません。もちろんこれからですね、現地調査を含め計画作成に進んでいくんだろうと思いますけど、1点だけ伺います。長期的にですね、JR高浜駅舎の橋上化を検討課題として、今後、その計画、視野に入れていく考えがあるかどうか、その点をお尋ねいたします。

都市建設部理事兼高浜エリア整備推進担当)お答えいたします。
 高浜駅のバリアフリー、橋上化も含めた形で、1つの課題として検討課題になってますので、そちらも含めた中で取り扱っていければと考えております。

山本委員)以前から、高浜駅舎のですね、橋上化、要望が大きいということを認識されてると思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
 以上です。

岡野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、都市建設部所管については、以上で終結いたします。
 続きまして、農業委員会事務局から説明を求めます。
 なお、発言は挙手によりこれを許します。

農業委員会事務局長)4月1日付の人事異動により、農業委員会事務局長を拝命しました櫻井浩司です。どうぞよろしくお願いします。
 資料07農業委員会事務局業務概要の1ページ、農業委員会事務局配置図をご覧ください。初めに、農業委員会事務局の組織体制についてご説明申し上げます。農業委員会事務局職員は、私をはじめ、課長補佐、係長、調整員、課員3名の計7名の体制となってございます。
 次に、2ページをご覧ください。事務分掌についてご説明申し上げます。1の農業委員会等に関する法律第6条の所掌事務に関することから、記載されておりますとおり17の事務を担当しております。
 次に3ページをご覧ください。令和7年度における主要事業施策概要についてご説明申し上げます。
 農業委員会の一般会計につきまして、農業委員会の運営に要する経費といたしまして、2,087万7,000円を計上してございます。主な内容としましては、農業委員会委員報酬892万2,000円。農地利用最適化推進委員報酬756万円。費用弁償69万8,000円。システム使用料69万7,000円。県農業会議負担金85万1,000円となっております。
 農業委員会事務局の説明は、以上となります。よろしくお願いいたします。

岡野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他として発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

岡野委員長)ないようですので、以上でその他の件を終結いたします。
 以上で、本日の産業建設委員会を閉会いたします。




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