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令和7年度 産業建設委員会

 第7回委員会 (10月8日)
出席委員 高野要委員長、山本進副委員長、鈴木行雄委員、村上泰道委員、櫻井茂委員、川井幸一委員、鈴木将史委員
市執行部 【市長直轄組織】
市長直轄組織理事兼駅周辺にぎわい創生担当(瀬尾正幸)、駅周辺にぎわい創生課長(土師健弘)
【都市建設部】
都市建設部長(浅田禎智)、都市建設部次長(萩原信明)、道路建設課長(若山伴彦)、道路建設課副参事道路建設担当(渡邉光一)
議会事務局 庶務議事課課長補佐(大川知道)


高野委員長)ただいまから、産業建設委員会を開会いたします。
 本日の議題は、お手元に配布いたしました協議案件書のとおりであります。
 次に、本日の案件の説明に当たり、説明員として出席を求めた者の職・氏名は、お手元に配布いたしました説明員名簿のとおりであります。
 なお、本日出席を求めた者のうち、都市建設部理事金井君については、あらかじめ本日の会議を欠席したい旨の申出がございましたので、ご報告いたします。
 これより議事に入ります。
 初めに、所管事務の調査といたしまして、スポーツ振興くじ助成金の取扱いについてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

駅周辺にぎわい創生課長)それでは、私からスポーツ振興くじ助成金の取扱いにつきましてご説明をさせていただきます。
 資料のほうは、03のスポーツ振興くじ助成金の取扱いについてという資料のほうをご覧いただければと思います。まず1番の概要でございますが、さきの定例会におきまして、駅周辺にぎわい創生課より茨城電設スケボーパーク石岡の新規セクション整備関連の補正予算を提出させていただきましたが、補正予算の修正動議が提出、可決されているという状況でございます。これを真摯に受け止めまして、今後につきましては、独立行政法人日本スポーツ振興センターから内定をいただいておりました助成金の年度内受入れが事実上困難となったため、その取下げ手続を今後進めることにつきまして、今回ご報告をさせていただくものでございます。
 2番の経緯といたしましては資料記載のとおりでございますが、続きまして3番の助成金の取下げにつきましてご説明をさせていただきます。取下げの理由といたしましては、資料に記載させていただいておりますが、本助成金が、次年度への繰越しができない助成金であること。また、他用途への転用ができない助成金であること。それらを含め総合的に勘案しまして、十分な工期の確保が困難であることなどを勘案しまして、今後、スポーツ振興くじ助成金の制度に基づきまして、取下げの手続を進めてまいりたいと考えているところでございます。
 最後に4番、今後の対応につきましてでございますが、スケボーパーク石岡の整備方針を再度十分に精査いたしまして、次年度以降の整備に向けて検討を進めてまいりたいと考えております。その際には、改めまして委員会の委員の皆様にもしっかりと説明をさせていただければと考えているところでございます。
 報告は以上となります。どうぞよろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 ご質問等はございませんか。

櫻井委員)丁寧なご説明ありがとうございます。
 今回、補正予算案の一部修正ということで、これに伴う補助金が執行できなくなったので、その助成金については取下げの手続を行ったということだと思いますけども、これ、ちなみに助成金の申請は、いつ頃行ってたんですか。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 助成金の申請自体につきましては、令和6年の年末、12月末頃ですね、日本スポーツ振興センターのほうに申請のほうを提出しております。関連資料のやり取りなどを含めますと、その後も数か月は、やり取りのほうはさせていただいていたというところでございます。
 以上でございます。

櫻井委員)そうしますと、令和6年12月の段階で、スケートボード場の改修というか、設備の充実に向けた取組をするということは、もう決まってたということでいいんですか。その助成、スポーツ振興くじの申請の在り方になっちゃうんですけども、具体的な項目として出してたのか、あくまでも枠として申請してて、その中でたまたまスケートボード場だっていうのは、その後決めたのか。そのタイムスケジュール的な流れは、どのような形だったんでしょうか。教えていただければと思います。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 申請の段階で、スケートボードパークのセクション整備ということで、具体にですね、こういうものを設置できればということで申請のほうはさせていただいた上で、審査を受けたというような経緯がございます。
 以上でございます。

櫻井委員)そうしますとですね、実は私、これ議案質疑させていただいてて、令和7年に入って、3月末で関係者から要望を受けたので、補正予算で提案してるって、多分答弁してるんですよね、議案質疑で。にもかかわらず、今の発言ですと、6年の12月の段階ではスケートボード場の整備について、くじの助成金を申請してたってことになっちゃうので、これ、議会の答弁と相入れないんじゃないかと思うんですけど、この点についてお尋ねします。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 市民からの要望につきましては、年度内ということで委員会のほうでもお答えさせていただいた経過がございますが、内部的な検討といたしまして、施設の充実を目指したですね、スケートボードパークの機能充実という検討も併せて進めておりまして、それを踏まえて申請のほうには至っているという状況でございます。
 以上でございます。

櫻井委員)すいません、私、議案質疑じゃなくて、多分委員会ですね。常任委員会の審査の中でそれをお尋ねした際に、7年の3月末あるいは4月になってから関係者から要望があったので、補正予算化について進めてきて、今回お願いするものですというような答弁があったんだろうと記憶しております。ちょっと会議録確認してみないと、細かなところは分かりませんけど、いずれにしても、6年の12月の段階ではもうそういう動きがあったということであれば、本来そういう説明がなされるべきであったんだろうと思いますし、6年の12月は別としても、7年の第1回定例会の中での常任委員会では、本来報告すべき案件じゃなかったのかなという気はしております。
 いずれにしましても、そういった流れが執行部の側で、議会に対する説明をしようという態度が見られなかったということも含めて、今回修正という流れになってますので、この辺はもう少し執行部内でですね、きちっとその情報の取扱い、議会に対する説明の責任の果たし方ですね、もう一回整理されたほうがよろしいんじゃないかと思いますので、一応ご提言させていただきます。
 以上です。

高野委員長)ほかに質問等はございませんか。

村上委員)ありがとうございます。
 私もですね、今櫻井委員さんからもありましたように、この助成金の取扱い、取下げについては段取りなので仕方がないと思うんですが、まず執行部として、あそこを充実させたい、さらに使用者からも要望があったので、進めていきたいっていう思いがありながら、先般の委員会で、説明資料がないと指摘を受けた際に、今後は気をつけますという答弁。その後、委員長がいろいろ配慮の中で、休憩時間もありましたけれど、なぜそこで図面を用意できなかったのか。担当課として、この案件をどうしても通してほしいという情熱をなぜ持っていなかったのかが、とても不思議なんですね。
 別にこれは、駅周辺だけじゃなくて全ての課にも言えると思うんですが、予算要求するということは、それが必要だから議会に対して予算要求をして説明をするわけで、多少質問されたからといって、じゃあ次回気をつけます程度の予算要求の気持ちで普段望んでいるのかっていうのが、とても不思議というか、残念に思いました。
 本当に執行部がやりたくて、市民の要望もあるということであれば、例えばその市民の顔が浮かべば、多少何か言われても、いやどうしてもこれが欲しいんです、この図面をそろえるのでちょっと時間くださいとか、なぜその情熱がなかったのかなというのが、とても不思議なんですね。
 今後、十分な精査を行いながら、また整備を検討していきますということであるんですが、だったら今回きちんと説明をして、せっかく宝くじの予算ついたんであれば、やればよかったのにというふうに思うわけですけれど、今後取り組むに当たって、やっぱり同じようなテンション、情熱なのか、いや、これを反省し生かしてやっていくのか、その辺り、所管としてどのようにお思いなのかをちょっとお聞かせいただきたいなと思います。

駅周辺にぎわい創生課長)お答えいたします。
 村上委員ご指摘のとおりですね、先般の常任委員会の際に、図面等をちょっとご準備できなかったところにつきましては、ご指摘いただいた内容もですね、真摯に踏まえて、今後対応を考えていきたいとは思います。
 次年度以降の整備につきましても、現在、具体に有利な財源等が、こういうものが使えるというのが現時点ではっきりしているわけではございませんので、そういったところもですね、早期に検討した上で、今後の整備の方向性等が取りまとまりましたらば、いち早く常任委員会の皆様にはお知らせ、ご報告してまいりたいと考えております。
 今後そういった部分で、熱意が足りないというようなご指摘もございますので、鋭意業務に取り組んでいくよう、課員一丸となってですね、対応していけるように取り組んでまいりたいと考えております。
 以上でございます。

村上委員)今回、具体的に言いますと図面のことを言いましたが、例えば保育所の遊具をつけるとか、こういう遊具つけるっていうことであれば、あと駅周辺もそうでしたけど、公園造るときに、遊具がこういうものですっていう、私たち、図面と配置図見ているわけですよ。で、ほかの部局は当たり前ですし、逆に言うと駅周辺もやっていたものが、なぜこれだけできなかったのかが、とても不思議なんですね。図面があって、配置図があって、こういう段取りですっていうことであれば、何ら問題なかったと思いますし、9月の委員会のときにも、これを修正したからといって、間に合わないので取り下げますという説明もなくて、これを今通さなかったら、また次、有利な財源がもらえないかもしれませんという、その情熱性も全く感じなかったですし。
 9月、私たちの判断としては、図面も何もないのに1,500万近い予算をつけられて、はいそうですかというわけで通すわけにいきませんよっていう態度を表明したわけですけれど、そこから1か月足らずで、修正されたので、間に合わないので取り下げますなんて、そんなやわな気持ちで普段やってたんですかっていうことまでやっぱり思ってしまうので、ぜひしっかりですね、もちろん執行部の思いもそうですし、また市民とか要望があったことであれば、なおさら情熱を持ってやらないと、今度要望もらって、予算通しそうですよって言った団体の皆さんに今度どうやって説明するんですかってことになってしまうので、そうならないように、こういうことが二度と起こらないように、しっかり執行部では、各委員会説明するタイミングがあるはずなので、段取りよくやってもらいたいなというふうに思います。私たちはとてもこう、残念だなと、このやり取りはとても残念だなっていう、所見として持っていますので、しっかりやってもらいたいということです。よろしくお願いします。

高野委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ほかにございませんか。

川井委員)一言だけお話しさせてください。
 お二人の委員からご指摘があったように、ごもっともな意見だと思います。ただ、緊急的に出てきた案件のような感じもして、いろいろ部内では苦慮する部分もあったのかなということも感じられる案件ですが、そもそも2人の委員が言ったように、進め方には十分注意していただくとともに、そもそもこれ、造った後ですぐに改修ですよね。そうなってくると、造った時点でどれだけしっかり考えたかということにもつながってくるんですよ。先ほど言ってるように、予算って本当に大事で重要なものですから、人の金とは思わずに、自分のお金のような感覚で今後やってかないと、もう逼迫した財政運営の中で、予算づけして事業を進める、一つのことをやっていくということに対して、なかなかよそのこともできなくなってくるもとになりますので、造ったから直せばいいんじゃなくて、造る前の段階でしっかりと検討を重ねた上で、予算づけして造るということをまず進めていただかないと、今後ともこういうことは、造ったんですけどこれが足りません、ここを直しますの繰り返しになってしまって、無駄な予算になってしまいますので、その辺も十分考えた上でのご提案をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

高野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですのでね、委員長として一言申し述べさせていただきます。
 4番の今後の対応についてですが、ここに、次年度以降の整備に向け検討をしてまいりますというような文言が入っております。こういったことであればですね、今各委員さんからいろいろご質問もありましたけども、私が一番懸念しているのは、いつもなんですけど、報告です。報告の義務。早く報告していれば、やはりこの600万というのも活用できたのか。
 また、報告とともにですね、やっぱりその議案等々に出してくる場合には、準備が必要だと思うんですね。図面とか、委員各位が理解できるようなものですね。委員ばかりではありませんけど。大きなお金を使うわけですから、今回もそういったものができていれば、スケートボードですか、そういった整備もできたのかなと、残念な気持ちもございますけども、やはり次に向けて、ステップアップしていくのであれば、やはり我々委員会に対しても、報告の義務ですね、ここを、苦言を呈したいと思います。以上です。
 以上で本件については終結いたします。
 次に、上曽トンネル整備事業についてを議題といたします。
 本件について、執行部より説明を求めます。

道路建設課副参事道路建設担当)まず最初に、先月21日に開催いたしました上曽トンネル開通式典にご出席いただきまして、誠にありがとうございました。あわせまして、同日午後3時から上曽トンネルが供用開始されてございます。
 それでは、上曽トンネル整備事業について、現在の進捗と今後の予定についてご説明いたします。
 道路建設課資料、上曽トンネル整備事業についてをご覧ください。1ページ目につきましては、上曽トンネル開通に伴う各種イベントについての実施の報告でございます。1の合同防災訓練につきましては、9月17日、桜川市と合同で、両市職員、消防本部、所轄警察署など130人が参加し、訓練を実施いたしました。トンネル内での車両事故による火災の発生を想定し、人命救助訓練や消火訓練などを行いました。
 2の上曽トンネル開通記念プレイベント「トンネルウォーク」につきましては、9月20日、石岡市、桜川市による共催で実施いたしました。トンネル内を開放し、スタンプラリー方式の大きなイベントとしまして、石岡市、桜川市合わせまして約6,000人と、想定よりも多数の参加がございまして、盛況に実施できたものと感じてございます。
 3の上曽トンネル開通記念式典につきましては、9月27日、石岡市側坑口にて久寿玉開披、テープカット等の記念セレモニーを行った後、通り初めを行い、桜川市側の会場で記念式典を実施いたしました。石岡市、桜川市をはじめ、国、県、工事関係者、地権者など、関係者約220人の方にご参列いただきまして、開通を一緒にお祝いいただきました。
 次に、資料の2ページに移りまして、進捗についてでございます。1の令和7年度事業内容といたしまして、大型道路案内標識の設置が8基、また、トンネル掘削に伴い発生し、現在仮置きしております破砕岩の運搬処分が約2万5,000立方メートル残ってございます。
 事業費が不足となった理由といたしましては、建設労務価格及び建設資材価格等の高騰によるものでございます。不足分の事業費につきましては、令和7年第3回定例会において、補正予算により対応させていただきました。このことについて、令和6年度の補正予算または令和7年度の当初予算ではなく、この時期の補正予算となったことにつきましては、県の工事費精算を待っていたことにより、残事業の精査が遅れたためでございます。誠に申し訳ございませんでした。
 2の総事業費についてでございますが、石岡市の負担分といたしまして、これまでの85億円に2億4,000万円を合わせ、87億4,000万円となる見込みでございます。桜川市負担分の60億円と合わせますと、全体事業費は147億4,000万円となります。
 3の茨城県との仮契約についてでございますが、茨城県と、本体工事とは別に、昨日、10月7日に仮契約を締結いたしました。金額が1億5,000万円を超えることから、石岡市議会の議決に付する契約及び財産の取得又は処分に関する条例に基づき、議会へ議案として提出させていただくこととなりますので、その際はご審議のほどよろしくお願いいたします。委託契約の内容といたしましては、大型道路案内標識の設置及び破砕岩の運搬処分となります。なお、完了につきましては、できるだけ早急に進められるように取り組んでまいります。
 説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。

高野委員長)以上で説明は終わりました。
 ただいまの件についてご質問等がございましたら、挙手によりこれを許します。
 質問等はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上で本件については終結いたします。
 次に、その他の件として、何かご発言はございませんか。

川井委員)今のトンネルの件でお話しすればよかったのかとも思いますが、早くもあの、先日私、農協で集まりありまして行ったら、農協の集まりの中で、新たに土盛りした道路、要するに八郷中学校下の道路との新たな交差点で事故が発生したということを聞いたんですが、その件についてちょっと伺いたいんですけど、やっぱり地域でも、あの場所は危険だと言われた中で、もう早々に事故が起こっちゃったわけですけども、今後、あの場所に対する担当部としての考えとかがありましたら、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。

都市建設部長)ご答弁申し上げます。
 川井委員ご指摘のとおり、開通後、多分翌日にはもう、事故が1件発生しております。茨城県警、また石岡の地元警察署とも協議をたびたび重ねてるんですが、止まれという標識はついてるんですけども、もう少しつけてほしいということで、今回石岡警察署のほうからの要望もありまして、止まれの看板を新たに両側3か所ずつ、6か所を設置しております。ただ、これだけで安心安全かというと、まだいろいろな部分が問題がございます。
 そういった中で、茨城県警と石岡警察署と現在協議を進めてる中で、信号機の設置、こちらを早くしていただきたいということで要望しております。その中で回答いただいてる部分ですが、まだあそこの交差点改良の工事が完全に終わっておりませんので、交差点改良の工事が終わる見込みができれば、信号のほうを設置していただけるという話になってございます。今のところですが、年度内に設置してほしいということで要望しておりまして、警察のほうでも、こちらのほうは一応同じように認識を持っていただいておりますので、早い時期に信号が設置できるよう、今後も努力してまいりたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

川井委員)お聞きしました感じですと、やはり早急な部分は難しいとなると、あの部分ってなぜ事故が起きたかというと、やっぱり他市から来る方ってあの道路がメインだと思っちゃうんで、あそこは、一時停止は反対側の、相手側の、交差点の逆側のほうの方が止まるだろうという予測の中で通った事故だと思うんですよ。止まれも非常に有効ですけども、地域で言われてるのは、あそこにまず手っ取り早く段差つけたらどうだと。入り口によくある、横棒の3本とか4本、あのがたがたがあれば、やはり一番気がつくと。どうしても先を見て、看板幾つかあっても、考え事したり先に目線が変わると分からないけども、乗ってて凸凹があれば、あれっと思う部分があるんで、まずはその市道側のほうに……。市道側って言っても、どっちも県道じゃないか。新たな道路のほうにその凸凹をつけて、上曽から来るほうは特にね。それで事前の、今後の事故を、その信号配置までの間にできるだけなくすような手段は取ったらどうだという話も出ておりますので、その辺も加味した中でご検討いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

高野委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ほかに発言はございませんか。

櫻井委員)上曽トンネルにつきましては、石岡筑西線のある意味バイパス的な役割を果たすということで、整備を石岡市の桜川市の合併特例債を活用して実現させたという流れになってますけども、今後のそのトンネルの管理の所管といいますか、今後県道のほうへの移管はされる予定があるのかどうか、お尋ねしたいと思います。

都市建設部長)ご答弁申し上げます。
 トンネルで申しますと、朝日トンネル、こちらのほうも最初は石岡市と土浦市で施工しておりました。その後、開通後数年後には県のほうが管理をしていただけるような形となってございます。
 この上曽トンネルに関しましても、やはり管理費というのも莫大なものがかかりますし、両市で管理するというのはやはり難しい部分もございますので、今後も含めてなんですが、県のほうと協議をして、県のほうで管理がしていただけるような形になるかどうかというのは、今後調整を進めていきたいというふうに考えてございます。
 以上でございます。

櫻井委員)今朝日トンネルという話もありましたので、朝日トンネルが開通した直後にですね、県道を移管するっていう話が当然、その以前からですね、あって、開通後に実は、ジェットファンというんですかね、天井についてる大きなファンにトラックがぶつかって壊しちゃったという実例がありまして、土浦市がその費用を負担するに際して、県に怒りをぶつけてたという場面に、私たまたまその場にいたんですけども、本来県道にすると約束しておきながらなかなかやってくれないので、今回土浦市側のジェットファンが壊れてしまった、数千万円の費用は土浦市で持たざるを得ないっていう怒りの声を、当時聞いた記憶がございます。
 当然、今後石岡市が管理するトンネル、あるいは桜川市も同様ですけども、何らかの大きな破損が発生した場合は、それぞれの所管している市で持たざるを得ませんので、本来県が行うべき事業を、合併特例債ということで活用することで早期に完成させると、利害が一致したということで進めてきたわけですけども、早急にですね、県への移管に向けて、桜川市とタッグを組んでですね、動いていただければと思います。答弁は結構ですので、以上、意見として言わせていただきます。
 以上です。

高野委員長)ほかにございませんか。

川井委員)申し訳ありません。
 今のお話の中で、ちょっと気になった部分が1点あります。部長も一生懸命、今後、新たな部署替えで戻ってこられたんで、やっていただけるとは思うんですが、私聞いた中で、県のほうに要望するという話は、市長も含め、各部長さんって、県のほうになかなか来られないという話も聞いてるんですよ、石岡市は特に。であれば、やはりここで簡単に、議員の皆さんに理解を得るために言うだけではなく、本当にやはり予算立ても含めて、今後厳しくなってくる体制の中で、県の手助けというものは必要ですから、大変でも部長、お骨折りいただく。また、この点は、市長にも機会があればお話ししたいと思います。本当に石岡市って、なかなか単品というか、一市として要望とかお願いに来てる事例は少ないですよと私も聞いたもんですから、申し訳ないんですけど、その点はよろしくお願いいたします。

高野委員長)よろしいですか。

〔「はい」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ほかにございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ちょっと簡単に、1つだけ質問させていただきます。
 2億4,000万というようなね、先ほど聞けばよかったんですが、事業費出てきたわけですけども、この、何ていうんですか、看板はともかくとして、残土ですか。掘削した残土っていうかね、石っていうか。それがですね、このような形で、予算の関係とかいろいろあるんですけど、オーバーしてくるということは、今回、皆さんの話ちょっと聞いてみると、7月になって初めて県から出てきたということですね。課長さんに聞いてもね、全然分かんなかったという話でね、降って湧いたような話だと思うんですけども、このことはですね、新しく変わった人は引き継ぎがなされてない。本来は引き継ぎするべきであるでしょうけども、引き継ぎされていれば分かってたのかもしれません。
 それでね、皆さん職員は別として、市長。石岡市長は、これ5年度ぐらいから電気のところに石が積んであったり、残土がですね、あったかと思うんですが、こういう金額ですね、こういう残土の処理を石岡でせねばならないということを、市長は知っていたのかどうか。聞いていなければそれで結構ですけども、市長が分かってたのかどうか、これだけお伺いをいたします。

道路建設課副参事道路建設担当)お答えいたします。
 市長説明の件なんですけれども、今年度の7月4日に直接説明してございます。
 以上でございます。

高野委員長)もう一回ね。市長はですね、このようなことを、県の示唆ね、県から将来的に、土が処分されていない状況にあるわけですね、山に積んでるわけですから。そのときに、将来的に石岡で負担ですよね、石岡の負担になるというようなことを、市長が伺っていたのかどうか。そういう示唆を受けていたかどうか。分かんなきゃそれで終わりでいいです。

〔私語あり〕

高野委員長)分かんなかったら結構です。答弁要りません。
 ほかにございませんか。

川井委員)これ、今度こそ最後です。
 ちょっとお聞きしますけど、児童センター脇に造ってるトイレっていうのは、こちらの所管ではないんでしょうか。であればちょっとお聞きしたいんですが、新たに、地元の声も含めて反対・賛成がある中で、新たな手直しというか、考え直しというか……。手直しも含めて考えているところだということをお聞きしました。
 内容を私も聞いてみまして、地元の声がそういうふうな賛成があれば、造ってやるということは、市としては私はとてもいいことだと思います。ただ、予算でも出てきました、予算額が余りにも高額であって、中身調べますと、便器も6つぐらいあるような大規模なトイレだということですけども、そうなってくると、地域で出てる、簡易でいいから造ってくれという要望とはまた逆行してる部分もありますし、予算って、先ほども言ったように、もう財政が苦しい中で、今言った順序をつけながらどんどん一つずつ進めていく行政の中で、やはり無駄な予算であったり、やっぱり予算に比例した内容というものも今後必要になってくるので、今見直しをしているというのであれば、その中身についても、やはり必要最低限の部分で造っていただく。やはりそこに予算づけして、大きな予算つけてしまうと、ほかの事業ってなかなか、決まった予算の中でできなくなります。
 簡単に言うと4,000万って、私も家造ってるんですけど、1軒分なんですよ。幾ら資材高騰した、人件費高騰といっても、家1軒分とトイレ1か所同じっていうことは、やはり市のお金と考えずに自分のこととして考えた場合には、ちょっとこれは額が多すぎるから、もう少し小規模な中での、声を聞いてあげようという形で造ることは賛成ですけれども、そういった際立った大きな額で造るということは、やはりある意味、今後手直ししてるという情報もありますので、予算立て、やっぱり規模も縮小した中で、地域の要望に応えていただきたいと思いますけども、その辺のお考えをちょっと伺います。

都市建設部長)ご答弁申し上げます。
 現在トイレのほうを進めている中で、当初のときは、やはりそのトイレの設置場所についてのいろいろな要望がなされました。そういった中で、最初に考えていた、検討していた場所ではちょっと難しいという判断をいたしまして、現在設置場所を再度、公園内の場所を変えて、現在検討しているところでございます。
 そのトイレの内容についてでございますが、現在、一般的な公園のトイレといたしましては、男子トイレ、女子トイレ、また、そういったいろいろな方が使えますので、多目的に使えるトイレというのが、一般的に公園に設置する場合の主流となってございます。そういった中で、今回設置するトイレも、やはり多くの方、いろいろな方が使うという部分で、男子トイレ、女子トイレ、多目的なトイレ、こういったものを設置するという考えで、現在進めているところでございます。
 以上でございます。

川井委員)そうなってくると、もちろん利用頻度ですよね。そこに必要以上のものをかけるのも問題かと思います。今言ったように、安心安全に使える場所として、トイレは造るべきだというのは分かってます。ただ、トイレって造っただけじゃなくて、その後の維持管理、清掃も含めた中での、もうトイレがある限り、継続的にそこに費用かかるわけですよ。ですから、やはり最初に造る段階で、無駄な大きさであったり、費用かかるものを造ってしまったり、その後の維持管理費もかかるんであって、市の負担にならないような、そういったものを造るべきだと思いますので、ぜひとも縮小した中での、必要最低限の中で利用できやすいものを造っていただきたいと思いますので、今後そういったものは、予算・決算の中でも質問があれば聞いていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

高野委員長)ほかにご発言はございませんか。

〔「なし」と呼ぶ者あり〕

高野委員長)ないようですので、以上でその他の件を終結いたします。
 以上で、本日の産業建設委員会を閉会いたします。






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